仮面ライダーセイザー   作:ボルメテウスさん

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「本当にやる気なのか?

あいつは、ホロスコープスの1人なんだぞ」

 

そう言いながら、これからの戦いに対して、警戒するように歌星先輩が言う。

 

「確かにそうですね、正直に言うと、怪しさしかありません。だけど、同時にホロスコープスなのに、どうしてという疑問もあります」

「疑問?」

「まぁ、どちらにしても、この戦いで分かるかもしれないだろ」

 

そうしながら、俺達は、その場所へと辿り着く。

そこには、既にヴァルゴ・ゾディアーツに変身していたタチバナさんがいた。

 

「既にルールは説明した。

ならば、始めるぞ」

 

その言葉を告げると共に、ヴァルゴ・ゾディアーツは、その背中から生えている翼を大きく広げる。

そこから放たれたコズミックエナジーは、俺達の元まで来ており、どれ程の強さなのか、理解出来る。

 

「それじゃ、やるぞ!」「えぇ」

「「「変身!」」」

 

それと同時に、俺達は瞬時に変身する。

前回とは違い、杉浦先輩がいない事。

そして、コズミックステイツになれない事もあり、苦戦するのは目に見えて分かっている。

それでも、この戦いで何かを得られる。

それを確かめる為に、俺達は戦う。

 

「まずは、これだ、行くぜ!」『N Magnet!S Magnet!N S Magnet On』

 

その音声が鳴り響くと同時に、弦太郎先輩はマグネットステイツに変身する。

それと共に、俺の方にNマグネットスイッチを渡す。

俺もまた、それを素早く、ベルトに装填する。

 

『『聖撃砲ブルキャノン!Sマグネットスイッチ!マグネットタウロンキャノン!』

 

鳴り響く音声と共に、俺の両肩には、マグネットステイツの超電磁砲を模した装備が現れる。

 

「行くぜ、必殺の!」『リミットブレイク!』

「Wライダー超電磁」『リミットブレイク!』

 

それと同時に、俺は如月先輩の前に立って、同時に叫ぶ。

すると、如月先輩のマグネットキャノンと、俺の超電磁砲から出るエネルギーが合わさり、巨大な球体エネルギーへと変わる。

 

「「ボンバー!!」」

 

その叫びと共に、放った。

それに対して、ヴァルゴ・ゾディアーツは、その手に持った杖を叩き、瞬時に受け止める。

 

「これは」

 

だが、すぐにブラックホールを作り出し、攻撃を別の場所へと受け流した。

 

「以前よりも威力が上がっている。

まさか、タウラスの力を吸収して」

「余所見をしている場合か!」

「っ」

 

それと共に既に接近していたメテオによる攻撃が、ヴァルゴ・ゾディアーツに襲い掛かる。

手に持った杖で、それを受け流しながらも、余裕の表情であった。

 

「タチバナさん!あんた、ずっと俺達を騙していたのかっ!」

「騙していたのではない、ただ、話さなかっただけだ」

「どちらにしても、騙していたと変わらないじゃないか!」

 

そのまま、拳による連続攻撃を、放っていく。

 

「コズミックが使えない今は」

 

それと共に、弦太郎先輩はスイッチを取り出す。

それは、俺にはあまり見覚えがなかったスイッチ。

 

「それは」

「俺の、一番大事なスイッチだ。

今は、これを使う」『Rocket Super!Rocket On!』

 

鳴り響く音声。

それと同時に、フォーゼの姿が、大きく変わる。

それは、フォーゼが最も使うスイッチであるロケット。

それを全体的に使ったような姿である。

 

「えっ?」

 

同時に俺の姿も何時の間にかガルーダへと変わっていた。

 

「これは、一体」

「分かりません、けど、この感じ」

 

俺が知る限り、初めてコズミックエナジーを感覚で理解出来た時と似ている。

 

「これはっ」

 

瞬時に俺の体内にあるコズミックエナジーが何かに共鳴した。

同時に流れ込んでくるのは、記憶。

 

「これは」

 

まるで、切り取られた映画のように。

様々な場面が見られた。

俺が初めて仮面ライダーへと変身した場面。

メテオが初めて姿を見せた時。

弦太郎先輩が、見た事のないライダーと共闘した時。

様々な場面が、俺の目の前で見える。

それと共に見えたのは、見た事のない男性が、後悔している場面。

それは、月で、誰かを押してしまい、見捨てた所。

それによって、後悔した事。

 

「僕はっ、絶対に阻止してみせる」

 

その声と共に、その男性はヴァルゴ・ゾディアーツへと変身した。

その腕には、赤ん坊がいた。

そして、そこからまるで時が再び進み始めた。

これまでの、フォーゼの戦い。

その裏では、全て彼がいた。

 

「今のは」

「どうしたんだ、天馬」

 

俺の変化に、弦太郎先輩は首を傾げる。

 

「タチバナさん、あなた」

「なんだ」

「ずっと後悔していたんですね、友達を、殺した事を」

「っ」

 

それを聞いて、ヴァルゴ・ゾディアーツは明らかに動揺した。

 

「だからこそ、殺してしまった友達の為に、戦う為に」

「ロケットステイツ、どうやら、コズミックステイツとは別の意味で厄介なようだな」

「どういう事なんだ、タチバナさん!天馬の言葉は」

「真実だとしたら、どうする?それによって、私はこの力を得た」

 

そう、タチバナさんは言った。

だからこそ。

 

「弦太郎先輩」

「あぁ、これは、本当に負けてられないよな!」

 

その言葉と共に、俺達は真っ直ぐと、ヴァルゴ・ゾディアーツに突っ込んでいく。

橘さん、出ちゃいますか?

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  • ナズェミテルンディス!!
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