「行くぜ、天馬!」
「あぁ、この姿だったら!!」
それと共に、俺はすぐにガルーダの飛行形態になると同時に、そのまま弦太郎先輩が、その背中に乗る。
「はぁ!」
そんな俺達に対して、ヴァルゴ・ゾディアーツが次々と攻撃を仕掛けていく。
だが、それらの攻撃を躱す事は、今の俺達ならば、簡単に行う事が出来た。
その理由としては、弦太郎先輩が、今、変身しているロケットステイツの力が大きい。
ロケットモジュールを両手に装備している事によって、その加速力は、これまでのステイツの中でも最大。
「ちっ、ここまでスピードが出ているとは」
ロケットステイツになった事で、弦太郎先輩の両腕のロケットモジュールによるスピード。
さらには、俺が弦太郎先輩を乗せている事で、そのスピードの制御を行っている。
これによって、本来だったら、コントロールが難しいロケットステイツも行いやすい。
その速さによって、本来だったら攻撃を避ける事が難しいヴァルゴ・ゾディアーツの攻撃を簡単に避ける事が出来る。
ヴァルゴ・ゾディアーツは両手から紫色の光線を発射するが、それを俺達は左右に飛んで回避した。
だが、接近すると共に、目を覆う程の物量のビームが襲ってくる。
俺はロケットの推進力を利用して、上空へと飛ぶ事でそれを回避した。
そして……そのままヴァルゴ・ゾディアーツに向けて突っ込む!
ヴァルゴ・ゾディアーツもこちらに向かってきたが、遅い! このままなら確実にこっちの方が速い筈だ!
―――と、そう思った瞬間だった。
「甘い」
ヴァルゴ・ゾディアーツは、瞬間移動をした。
やはり、あの能力を使われてしまったら、追いつく事は出来ないのか?
だけど、まだだ! まだ、諦める訳にはいかない!!
「こちらから、一気に仕掛ける!天馬!」
「これは?」
「賢吾が、開発したスイッチだ!一気に決めるぞ!」
「分かりました!」『ロケット!ドリルスーパースリー!』
それと共に、俺の身体は大きく変形する。
弦太郎が、巨大なロケットの腕の上半身、俺は巨大なドリルの脚となる。
「なっ」
「行くぜ、タチバナさん!これが俺達の」「ライダー部の絆の力!」『リミットブレイク!』
そのまま、真っ直ぐと、ヴァルゴ・ゾディアーツを貫く。
貫いたのは翼、そして、その壺を壊した。
そのまま、俺達は地上へと降り立つ。
「まさか、コズミックにならずに、ここまで」
「それは俺と天馬、そしてライダー部の友情の力だ」
「なに?」
それと共に俺達は、空を飛んでいたからこそ、分かった事もある。
「みんなが一緒にいなくてもいい。
それぞれが、それぞれの道を信じて進んでれば、俺は絆を信じられる。
タチバナさんは気づいていなかったようだけど、この戦いを行っている間、地上であいつらが俺達を見ていた」
「なに?」
「この姿になって、その思いが伝わっていた。
あの戦いで、ナデシコの思いが俺に力をくれたように、この戦いで、あんたに勝てたのは、地上で、俺達を見守ってくれたあいつらの力があったからこそだ」
ナデシコというのは、誰か分からない。
だけど、その言葉が、確かな言葉があった。
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!