「では、始めるとしようか」
その言葉と共にサジタリウス・ゾディアーツは、その腕をこちらに向けた。
腕がこちらに向けられた瞬間に感じたのは、周囲の熱が全て、その腕に吸収されるような寒気。
「っ!」
瞬間、ガルーダの姿ではあったが、俺もまたタリウスの武器であるファルコンボウを腕に召喚し、そのまま構えた。
「バーニング・ファルコン!」
「ふんっ」
瞬間、俺は真っ直ぐと、その矢を放った。
互いに放たれた矢は、そのまま真っ直ぐと激突する。
その力は確かに拮抗しており、そのまま空中で爆発した。
だが。
「避けろっ!」
江本先生の言葉を聞いた瞬間、俺達はすぐにその場から避けた。
それと共に、襲い掛かってきたのは、先程の、俺の技で相殺したはずの矢。
それも、見渡す限りでもかなりの量を誇っていた。
「ぐっ、がぁ!!」
その一つだけでも、威力はかなり大きく、先程放った必殺の一撃と同等の威力がある。
それが、見渡す限りに放たれた。
「ふむ、やはり、全力は出せないか」
「これで、全力じゃないだとっ」
確かに、グランセイザーの力によって、同じ正座のホロスコープスは弱体化する。
だが、その力があっても、目の前にいるサジタリウス・ゾディアーツの力は圧倒的。
「ならば、賭けるしかないか」
そう、江本先生は立ち上がる。
「賭けるって、何を」
「一か八かだ、この場で逃げる為に」
「ふっ、何をする気かね?」
そう尋ねている間にも、江本先生はこちらを見る。
「超星神ガンシーサーを身に纏ってくれ」
「けど、それじゃ」
今でも、かなりの攻撃力を誇るサジタリウス・ゾディアーツの力がさらに上げてしまう結果になってしまう。
だけど、江本先生の目を見る。
「分かりました」
今、この場において、逆転出来る手段はこれしかない。
俺はすぐに超星神ガンシーサーへと変わる。
「何をするかと思えば、それで何をする気だっ!」
それと同時に、サジタリウス・ゾディアーツがこちらに向かって、再び矢を放ってきた。
だが、江本先生は、その手にある杖を叩く。
すると、それらの矢をなんとサジタリウス・ゾディアーツの方へと跳ね返した。
「ほぅ」
それに対して、サジタリウス・ゾディアーツは軽く受け流す。
自身の攻撃でも平気で受け止めるけど、これは一体。
「どうなっているんだ、ヴァルゴ?君の力は上がっているようだが?」
「今の私は、彼らとの友情を信じた。それが、私自身のコズミックエナジーをマイナスからプラスへと変えた。
本来ならば、不完全になるが、この一瞬のみならば!!」
それと共に、江本先生は、そのままサジタリウス・ゾディアーツに向かって、巨大な光球を放つ。
それは、一撃でも当たれば、致命傷であるのは間違いない攻撃。
「これは、さすがに」
それと共にサジタリウス・ゾディアーツの身体が赤く光った。
それによって、必殺の一撃は防がれた。
しかし、同時に俺達は、そこから消えていた。
代わりに俺達が立っていたのは、ラビットハッチ。
「ここは」
「最後の力で、なんとかここまで辿り着けたか」
同時に江本さんの変身は解除されていた。
「江本さん、大丈夫ですか!」
「あぁ、こっちに来る前に、ゾディアーツスイッチを落としてしまったからね」
「どうして」
それに対して疑問に思っていると、江本さんはこちらを見る。
「最終的な作戦の為にね」
「作戦?」
それに関して、疑問と共に首を傾げた。
その後、江本さんから、今後の事も決めていった。
江本さんは、このままラビットハッチに住む事になった。
敵が、江本さんを狙う可能性がある為の考慮らしい。
「それにしても、こうして見ると、本当に久し振りだ」
それと共にラビットハッチの窓から見た地球を見た江本さんは、どこか懐かしそうに呟く。
それが、彼の過去と大きく関わっている事も、十分に知っている。
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!