仮面ライダーセイザー   作:ボルメテウスさん

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初めて

「はぁ、どうしたら、良いんだろう」

 

その言葉と共に、城島は思い悩んでいた。

自分を取り返す為には、グランセイザーの力が必要である。

それは理解しているはずだが、それに答えてくれない。

だからこそ、城島は、その顔が次第に白い仮面になっていく事に恐怖していく。

 

「このままじゃっ」

 

それと共に、画面に映し出されているのは堀口と朔他の2人が、戦っている映像。

だが、それはあまりにも無謀であった。

 

「2人共」

 

そこにはサジタリウスの他にも、レオ、リブラ、そして何よりも城島を苦しめているジェミニ。

4体のホロスコープスがいる。

その状況で、数でも、そして戦力的にも劣勢状況だった。

 

「どうしたら「待たせたな」えっ」

 

同時に、ラビットハッチを開くと共に現れたのは弦太郎だった。

 

「弦ちゃん、今までどこに行っていたの」

「ちょっとな、もしかしたら、きっかけが必要だと思ったら、俺が思い出したのは、これぐらいしかなかったから」

 

それと共に弦太郎が取り出したのは、子供の落書きで作られたチケット。

だが、それを見ると、城島は目を見開いた。

 

「これって、あの時の」

 

幼い頃、宇宙からの声が聞こえた。

そう、誰も信じてくれなかった話を、ただ1人信じてくれた。

そんな、友達である弦太郎に渡した城島の手作りのチケット。

 

「グランセイザーが、どう力を貸してくれるか分からない。

けど、もしも行けるとしたら、お前が、あの時のように不可能じゃないと信じる心。

それがきっと答えてくれるんじゃないのか」

 

それと共に、城島もまた頷く。

 

「そうだね、最初から、諦めちゃ駄目だよね!!」

 

それと同時だった。

これまで、無反応だった、星座が輝いていた。

 

「えっ、これって」

「もしかして!」

 

同時に、城島の耳にも、また聞こえた。

それは、懐かしくも、そして、決して、忘れられない声。

 

「弦ちゃん、もしかしたら、グランセイザーって、私が聞いた声の人達が送ってくれたかもしれない!」

「えっ、本当か!?」

 

それには、弦太郎も驚きを隠せなかった。

あまりにも突拍子もなく、そして、信じられるかどうか分からない内容。

だが。

 

「だとしたら、グランセイザーは、俺達を、宇宙のダチと繋いでくれる力かもしれないな!」

「だから、私もっ立ち向かうよ!自分の心にも負けない!そうしないと、あの空の向こうで待っている人達に笑われるから!」

 

同時に、ラビットハッチの前に現れたのはドルクルス。

 

「よく考えたら、これって、宇宙船だよな、つまり、これがある意味、デビューという訳か」

「あっ、そうか、なんか想像していたのとは全然違うけど」

 

そう、城島はそれでも、少しは笑みを浮かべる。

 

「初めての宇宙船、少しワクワクするかも」

橘さん、出ちゃいますか?

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  • ナズェミテルンディス!!
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