夏休みの最中、俺達は歌星先輩の誕生日パーティを行っていた。
そのパーティはかなり盛り上がっており、今回は特別に、食堂でパーティを行っている。
それと共に、遅れてきた城島先輩が渡してきたのは、なんとライダー部員のイラストがついたキーホルダーだった。
「ありがとう。こんな賑やかな誕生日は生まれて初めてだ…」
「素直にありがとうなんて言うなんて、あ~賢吾も変わったなぁ」
「そうねぇ~。最初はなんて生意気な後輩って思ったけど」
「人の気持ちよりも理屈先行って感じで!」
「なんか人間らしくなったと思う」
そう、各々の感想を、素直に言っていく。
「これだけ我が強いメンバーに囲まれていれば変化も必然だ。人間らしいっていうのも悪くない…」
それに対して、歌星先輩は否定しなかった。
だが、それは、先輩自身も嬉しそうだった。
「そう言えば、俺って、先輩達がどうやって出会ったのか、あんまり知らなかったな」
「そうだったな、けど、その話は、新入部員が全員揃った時にでもしようぜ」
「そうね、確か、ハル君ももうすぐに退院するんだよね」
「ライダー部も次世代になるのねぇ」
そう、これまでの事を振り返るように呟いた。
そんな事を言っていると。
「おぉ、賢吾君の誕生日か」
「えっ、理事長!?」
それと共に、振り返ると、俺達は驚きを隠せなかった。
同時に、俺は、密かにだが、江本先生から教えられた事がある。
『天馬君、おそらくは君は、この中で、最も彼に近い。それと共に、他のメンバーには伝えないで欲しい』
『どういう事ですか?』
『彼の正体を少しでも知り、動揺したら、それだけで怪しまれる。だが、君は、同じ射手座として、気に入られているんだろう』
『それって、一体、誰なんですか』
『・・・その人物の名は』
「我望理事長」
俺は、思わず呟いた。
それは、グランセイザーの力の中で、最も力を発揮する事が出来る、セイザータリアス。
それが、サジタリウス・ゾディアーツと共鳴している。
「おぉ、天馬君も、良かったら、どうだ」
それと共に、俺は理事長が造った野菜スープを受け取る。
「君にも助けられたからな。そして、私は君には、とても期待している」
「おぉ、天馬!良かったじゃないか!!」
そのまま、弦太郎先輩は、俺の背中を叩いた。
「はっはい、そうですね、俺も嬉しいです」
「そうか、それは良かった。何よりも」
それと共に、俺にだけ、わざわざ見せるように、その赤い目をこちらに見つめる。
「君は、もしかしたら私の後を継ぐのに相応しい人物かもしれないからね」
それが意味について、俺は困惑を隠せなかった。
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!