予想外の結果に、驚きを隠せなかった。
それは、向こうのレオ・ゾディアーツも同じだった。
「まさか、ピスケスに覚醒する前にっ!」
「ならば、ここはやる事は決まっているな!!」『ファイアー!クロー!』
その言葉を合図に、真っ直ぐと、俺は突っ込む。
「まったく、先走りをするね、城島君、僕達はフォローに回る」
「えっと、フォローと言われても、どうやって」
「えっと、確か、先輩が言うには、これでしたね!」『カメラ!レーダー!』
同時に蘭が選択したのは、フォーゼの中でも、最も探知に優れた二つのスイッチ。
それを装着すると。
「あっ、そっか、だったら」『ランチャー!ガトリング!』
城島先輩も、また、新たな姿へと変わる。
「さて、僕も行くとするか」『ガトリング!ウォーター!』
鳴り響く音声と共に、杉浦先輩もまた、同時に攻め込む。
「例え、4人揃ったとしても、勝てると思っているのか!」
「さぁなっと!!」
俺はすぐに、そのまま手にあるクローで、斬り裂く。
レオ・ゾディアーツもまた、両手にある鋭い爪で、それに対抗する。
「だけど、隙は出来る!」
互いに威力が拮抗する最中で、真横に飛んだ杉浦先輩が、そのまま二丁拳銃ライガーライアットによる、水の弾丸を次々と、撃ち込んでいく。
「それは、既に読んでいる!」
その言葉と共に紙一重で、水の弾丸を避ける。
だが、水の弾丸の一部は、俺の炎の爪に当たる。
すると、当たった部位から、蒸発し、水蒸気となって、俺達を包み込む。
「視界がっ」
「今だっ!」
その叫びと共に、俺達は同時に飛び、そのまま、レオ・ゾディアーツに向かって、ミサイルの嵐が襲い掛かる。
「ちぃ!」
それを察した奴は、そのままキャンサー・ゾディアーツに姿を変える。
だが、それでも、その場で留まる事で、なんとか、その攻撃を受け止められる感じだった。
しかし、それは俺達にとっては、最大のチャンスだった。
『『『『LIMITBREAK!!!』』』』
俺達は、同時に真っ直ぐとキャンサー・ゾディアーツに向かって、ライダーキックを行う。
「ぐっ、があぁぁ!!」
それは、さすがに耐えきれなかったのか、そのままキャンサー・ゾディアーツは吹き飛ばされる。
「よしっ、これで「まったく、情けないな」っ」
聞こえた声がした方を向けば、そこには、校長がいた。
その傍らには、ハルを捕まえた。
「校長先生っなんでっ」
「最初は、君にゾディアーツスイッチを押して貰う為にやろうと思ったが、どうやら、その芝居も無駄だったようだな。だからこそ、この子には、もう一度、ゾディアーツになってもらうとしようか」
「あんたっ、まさか最初から!」
その企みを聞いて、俺は思わず、叫んでしまう。
「ハルをっ、離せっ」
そう叫び、校長に向かって、突っ込む。
だが、校長は、その手に持ったゾディアーツスイッチを、蘭に向かって投げる。
ゾディアーツスイッチは、そのまま蘭の身体に当たると、なんと、それは形を変え、校長が見せたホロスコープススイッチへと変わった。
「なっ、なんでっ」
「表裏一体と言ったな。グランセイザーは、その力は確かに強いが、その力が怒りなどの負の感情が集えば、またゾディアーツとなる。まさか、ここまでとはな」
まさか、グランセイザーとしての力が覚醒したら、こんな事になるとは。
それはさすがに予想外だった。
「よくやったね、リブラ」
同時に、聞こえたのは、我望理事長の声。
「我望理事長」
「まさか、ここまで上手く行くとはね、さて、これで目的は達成した事だが」
そのまま、彼は、そのまま俺の方へと向く。
「天馬君、良かったら、君も、私と共に来ないか」
「なに?」
それには、この場にいた全員が、驚きを隠せなかった。
「何を言っているんだ」
「君はグランセイザー、特に、私と同じ射手座の力を強く持っている。私も既に歳だ。ある程度の限界はある。だからこそ、君には、私の後継者としても、共に来て欲しいと思っている」
「後継者だと、何を言っているんだ!そんなのに、乗る訳ないだろ!!」
「さぁ、それはどうだろうか、私としては、君は乗ってくれると思うがね」
そのまま、我望理事長はこちらを見つめる。
「今の君の宇宙を造り出したのは、他でもない私だからね」
「なに?」
それには疑問に思った。
「君が青春を、友情を、全てを感じる事が出来たのは、この学園だけだ。それ以外に、君に心をときめかせたのは、グランセイザーという星だろ」
「っ」
その言葉に、俺は否定出来なかった。
俺は、この学園生活で、多くの大切な物を手に入れた。
それ以前の大切な想い出は、本当に、爺ちゃんとの想い出だけだ。
「君が持つ愛と正義と勇気の心は、私が育て上げた。ならば、君が行くべき道は、私と共にあるはずだ」
「っ」
「まぁ、いきなり言われても、困惑するだろう。この話は、また今度にしよう」
それと共に、何時の間にか、ヴァルゴ・ゾディアーツへと変わった奴が、我望理事長の近くにいた。
「君の返事、待っているよ」
そうして、彼らは、その姿を消した。
「んっ、何々、これは?」
あれから、20年の月日が経った。
「スマホでしょうか?」
奴が。
「うわっと、動き出したぁ!」
帰ってくる。
『君の気持ちを受信した!』
「・・・スマホが」
「喋った」
大晦日特別短編連載予定作品。
「オルフェノクが、既に社会に馴染んで、18年は過ぎましたから」
「オルフェノクによる差別は、未だに行われています」
「既に灰となった殺人事件が、何度も、起きています。これは、既にオルフェノクの仕業だと分かっています」
20年の時を経て、オルフェノク達の物語は、加速する。
そして、ファイズもまた、受け継がれる。
「・・・ねぇ、ファイズ」
『なにかね?』
「私のお父さんとお母さんって、どんな人だったの?」
オルフェノクの殲滅を目指す者達。
オルフェノクの繁栄を目指す者達。
そして、オルフェノクと人間の共存を目指す者達。
『君は、君だ。だけど、あえて言うならば、2人の良い所を引き継いだと思うよ』
「にひひっ、だったら、私は、戦うよ」『5・5・5!』
「人間として、ファイズとして、そして何よりも」『Complete』
「誰かの為にね!」
仮面ライダー555✕リコリス・リコイル『私の相棒の娘は自由本坊である』byファイズフォン20Plus
「それで、私のお父さんって、結局、どんな人なの?」
『猫舌でツンデレ属性だぞ』
「千束とは、正反対じゃないか」
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!