あの戦いが終わった後、俺は呆然としていた。
あの時、我望理事長が言った言葉。
それは、全てが正解ではない。
だが、間違いでもない。
俺が、この学園で得られた多くは、俺の人生に大きな影響を与えた。
それこそ、俺の世界を大きく広げる事に。
「だからこそ、どうすれば良いんだ」
未だに分からない。
俺は。
「迷っているのか」
「えっ?」
それと共に、俺に声をかけてきたのは、歌星先輩だった。
「歌星先輩、何時の間に」
「弦太郎から聞いてな、君があの時、悩んでいた事をな」
「あははぁ、その、情けないですよね、あの時の、我望理事長が言った言葉。
あれ、俺は間違っていない気がしたんです。俺が、ここまで歩んできたのは、確かに我望理事長のおかげだって」
「・・・それは、間違いないだろう」
それに対して、歌星先輩は、否定しなかった。
「我望が、どんな目的でこの学園を作ったのかは、既に知っている。だけど、そのおかげで、俺達がかけがえのない物を手に入れたのは、間違いない」
「・・・」
そこまで、言われたら、俺はどうすれば。
「そして、我望は、無意識だが、孤独を恐れていた。だからこそ、共に歩む存在を欲したんだ」
「共に歩む存在」
「あぁ、江本教授、闇のユウキ。
彼らを求めたのが、その証拠だ。
そして、我望が、今、最も、自分に近いと思っているのは、他でもない、君なんだ」
「俺が」
それと共に、射手座の輝きがより強くなる。
「だからこそ、我望の孤独を、本当の意味で止められるのは、俺達だけなんだ」
「俺達だけ」
すると、歌星先輩は、何か取り出した。
「これは」
「俺達の、全てをかけた最後のスイッチだ」
それと共に、俺もまた、頷く。
既に、俺には迷いはない。
そうして、俺達は、最後の戦いの場へと向かった。
向かった先、そこには、既に我望理事長達がいた。
「来たか、それにしても、ここまで勢揃いだとはね」
それは、俺達を含めた全メンバーが、そこにいた。
「それにしても、これでは、答えが既に決まっているようだけど、一応聞こう。
天馬君、君の答えは」
「我望理事長、正直に言うと、あなたからのお誘い、とても嬉しかったです。この学園で大切な物を多く手に入れたのは、確かにあなたのおかげです。だからこそ、俺は、それを裏切りたくないんです」
「・・・なるほど、ならば、仕方ないな」
同時に、我望理事長は、そのままサジタリウス・ゾディアーツへと姿を変わる。
それだけではなく、なんと、これまでのホロスコープス達も現れた。
「奴らは」
「ダミーか」
「君達を歓迎する為に、用意したんだ、さぁ、始めようじゃないか」
「あぁ、そうだな、俺達の、最後の戦いをな」
弦太郎先輩は、それと同時に取り出した4つのスイッチを、そのままフォーゼドライバーに装填する。
「あれは一体」「見た事のない、スイッチ?」
「変身!」
それと共に、弦太郎先輩は、そのまま変身する。
だが、その姿は、これまでのフォーゼとはまるで違った。
見た目としては、マグネットと、どこか印象を持つその姿ではあった。
しかし、これからが、本番だ。
「行くぜ、皆の絆で、宇宙を掴む!」『ガルーダ!ドルクルス!ガンシーサー!リヴァイアサン!』
その音声と共に、俺達もまた、変身する。
これまで、フォーゼシステムに共鳴していた。
そして、それもまた、この為だった。
コズミックエナジーによって、俺達の身体は本来ならばあり得ない変形をする。
だが、それも負担はなく、そのまま合体していく
「なっ」
「これこそが、俺達の、友情の大・合・体!仮面ライダーフォーゼ・ダイ・セイザー!!」
そう、宣言するように、大声が、その場で響かせる。
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!