ヴァルゴの力と、メテオの力。
その二つの相性は、以外にも、良かった。
「なっ」
それは、対抗するように変身したヴァルゴ・ゾディアーツへと変身した立神が実感していた。
瞬間移動を行い、無数の光弾を放つ。
だが、メテオは、それらを弾き、同時に瞬間移動し、接近する。
「ぐっ」
ヴァルゴ・ゾディアーツでは、行わなかった超接近戦。それを可能にしている。
「だが、我望様の為にっ、負けるつもりはない!!」
「俺だって、ライダー部の皆の為に! 負けない!」『ヴァルゴ! リミットブレイク!』
それと同時だった。
レオ・ゾディアーツへと変身した立神が、そのまま接近する。
しかし、そこには既にメテオの姿はなかった。
「なっ」
それは、メテオが造り出したワープゲート。
そのまま、メテオは幾度も通り抜ける。
速度は、凄まじく、高い動体視力を持つ立神は追いつけなかった。
「なっ」「ホワチャアアアァァァ!!」
そして、そのまま正面で、メテオのライダーキックが放つ。
「ぐっがああぁぁぁ!!」
それによって、立神はそれによって、吹き飛ばされる。
「ぐっ」
勝負は決し、そのままメテオは、膝をつく。
「後は、頼んだぞ」
それと共に、彼らの戦いもまた、最終局面だった。
「超新星」
その言葉と共に我望理事長の姿は大きく変わる。その黒い鎧のサジタリウス・ゾディアーツの姿は、シンプルな真紅のボディが目を引く姿になる。
それと共に、真っ直ぐと、素早くこちらに迫る。
「行くぜぇ!!」
同時に弦太郎先輩の掛け声と共に、俺達は真っすぐと走る。俺達よりも素早く、身体は小さい事もあり、素早く移動する事が出来る。
その為か、こちらの方が巨体である事もあり、その攻撃を喰らうとかなり痛いだろうな。
そう思いながら俺は走り出す。 そして、俺達が走っている間にも、敵は攻撃を仕掛けてくる。
だが、それを弦太郎先輩は拳で弾き飛ばして防御していた。
「くっそ! 速い!」 『うわぁああ!』 「あぁもう! 鬱陶しいですね!」
その攻撃に俺やユウキだけではなく、他のメンバー達も叫び声を上げていた。
さすがに、ホロスコープス最後の敵である事もあり、今まで戦ってきた奴らと比べても段違いの強さを持っている。
それでも、ここで倒す事が出来れば、この戦いを終わらせられる。 そんな予感を抱きながら、俺達はひたすら攻撃を仕掛け続ける。
しかし、やはりと言うべきか、向こうの攻撃速度の方があり、徐々に追いつかれ始めていた。
「このままじゃっ.」 『まずいな』 「くっ!」
このままではいずれ追いつかれると思ったのか、城島先輩は焦った表情を浮かべる。 それを見て、弦太郎先輩も焦り始めており、この場にいる全員の顔から余裕が無くなっていく。
だが、弦太郎先輩は。
「良いや、まだ、ここからだぜ!!」
その叫びが、俺達に聞こえる。
「理事長!」
そのまま弦太郎先輩は、我望理事長へと言葉を叫ぶ。
「俺達は、何度も何度も失敗した! だけど、誰かが挫ければ誰かが支える! そうやって人の思いがグルグルと渦を巻いていく! それも銀河だ!」『Nマグネット! Sマグネット!』
「あなたが作った学校は、明日を信じる希望の銀河になってるんだ! 天高は、私達の青春銀河!」『エレキ! ジャイアントフット!』
「私達の思いを受け取ってもらうぜ理事長!」『ファイアー! ドリル!』
「希望を、ずっと、仲間と! それが俺達の絆だ! だから今日、天高はあんたの支配から卒業する!」『コズミック! ロケット!』
その叫びと共に、全てのステイツの力が集結する。
それは、これまでは、考えられない程の力を持つ。
そのまま飛び上がると共に、真っ直ぐと我望理事長に向かって、ライダーキックを放つ。
それに対して、我望理事長はその蹴りを受け止めると同時に、地面を踏みしめる。 それにより、辺り一面には亀裂が入り、大きな衝撃が発生する。
それは、まさしく、互いの全力を込めた一撃だった。
「ぐぅ.おおぉおぉおおお!!!」
そして、それを受け止めている我望理事長は苦しそうな声を上げる。 おそらく、今の状況を維持するだけでもかなりの負荷が掛かっている筈だろう。 それでもなお、俺達が放った力に耐えようとしているのだ。 その光景を見ながら、俺は拳を強く握り締める。
それが、理事長が、どれだけ夢に真剣なのか。
「だからって、負けられない!!」
その叫びとともに、俺達も力を込める。 すると、その瞬間、周囲に光が溢れ出す。
「ライダー卒業キック!」
その光と共に、我望理事長を、貫く。
それは、まさしく戦いの終わりであった。
その瞬間だった。
「……君も、間違っていると思うか」
「まぁ、そうですね、やり方は間違っていると思いますよ」
それが、どこか分からない。
おそらくは、ここはコズミックエナジーによって、造り出された空間。
そして、これが、最後の会話になるかもしれない。
「けど、我望理事長は、真っ直ぐと、夢と向き合い続けたのは本当に尊敬します。何よりも、この場所を創ってくれたあなたに感謝しかありませんから」
「そうか」
それと共に我望理事長は、空を見る。
「出来れば、私自身が、夢を叶いたかった。だが、誰かに託すのも、悪くないかもしれないな」
それと共に、俺と理事長の最後の会話は、そこで終わった。
戦いが終わった。
それは、学園での、ゾディアーツに関する全ての事件は、確かに終わった。
だけど、全てが終わった訳ではない。
「ライダー部は、これからどうする?」
「ゾディアーツも、倒せたし、江本教授によれば、ゾディアーツ・スイッチもなんとかなると思うけど」
「けど、まだまだ、ゾディアーツになったのは、学園に色々と悩みがある人がいたからな」
「その人達を助けるという意味でも、俺達はまだまだやらなければならないな」
それが、新たなライダー部の始まりであった。
今回で、仮面ライダーセイザーを最終回を迎えさせてもらいました。
突発なアイディアで、当初は流星のロックマンを予定にしていましたが、グランセイザーとホロスコープスとの戦いを見て見たいという思いで、書かせてもらいました。
フォーゼ本編で、雑な所はありましたが、ここまで応援してくれて、ありがとうございました。
橘さん、出ちゃいますか?
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出る
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出ない
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ナズェミテルンディス!!