仮面ライダーセイザー   作:ボルメテウスさん

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思いが伝わり

 未だに慣れない炎に包まれている感覚と共に、俺達は真っ直ぐとゾディアーツへと向かっていく。

 ゾディアーツは、その身体を数えきれない程の大量のハエに変えて、俺達に襲いかかる。

 

「けど、それじゃ、止められないぜ!」

 

 俺はその言葉と共に展開したのは、炎の爪。

 こちらに襲いかかるハエに対して、俺は周囲を切り刻むように斬る。

 爪に付加されている炎を本能的に恐れているのか、ゾディアーツは逃げるように、上に飛ぶ。

 このままでは、逃げられる。

 そう、考えている時だった。

 

「これを使え!」

 

 聞こえた声。

 見ると、そこには先生がいた。

 先生から、投げ渡されたのは、スイッチだった。

 

「これは」

「それをベルトにっ」

 

 歌星先輩の声も聞こえ、俺はセットする。

 

『ネット』

 

 その音声と共に、俺の胸元が開き、そこから放たれたのはビームだった。

 放たれたビームは、そのまま逃げるゾディアーツを完全に捕まえ、そのまま地面に叩きつける。

 

「ぐぅ」

 

 暴走するゾディアーツ。

 同時にそこから沸き上がる感情が、こちらに伝わる。

 

「そうか、お前、自分を変えたかったのか」

「もしかして、聞こえるのか?」

「えぇ、なぜか」

 

 それは俺自身も分からない。

 

「フォーゼと似ているが、星座の力を使っている点ではゾディアーツと似ている。だから、彼の声が聞こえるのか」

「まったく、誰にも頼らない強さも必要だ。けど、その力を欲しかった理由を忘れていないか」

「チカラガホシカッタリユウ」

 

 俺の言葉が伝わったように、ゾディアーツは、ハルは、黒木を見る。

 それは、彼自身がなぜ、力を欲したのか。

 それを思い出したからだろう。

 

「オネガイシマス」

「あぁ、任せておけ」

 

 それと共に、俺は如月先輩を見つめると共に、その手にある武器にスイッチをセットする。

 

『リミットブレイク』

「ライダー爆熱シュート!」

 

 それと同時に如月先輩の後ろには射手座、獅子座、牡羊座の3つが現れ、そのまま銃口に集うと共に炎の弾丸となって、ハルを撃ち抜く。

 そして、ゾディアーツから出てきたスイッチを先輩が押す事で、事件は終わりを向かえた。

 事件が終わった後、二人は仮面ライダー部に入部を希望。

 だが、ハルのゾディアーツスイッチの後遺症が治るまでは仮入部となった。

 そして、大杉先生は密かに生徒を守る仮面ライダー部に心を動かされ、自ら仮面ライダー部顧問を志願するようになる。

 そう、全てが、丸く収まった。

 それでも、未だに多くの謎が、残っている以上、決して油断する事は出来ない。




「始末はしないんですか?報告を見る限りでも、奴の存在は脅威です」
「あぁ、確かに脅威だろう。だが、同時にその強い力はより強い力を引き寄せる」
「どういう事ですか?」
「彼の力が強くなれば、それはより多くのコズミックエナジーが、集う。それは覚醒を促す力にもなる」
「これもまた、星の導きだ」

橘さん、出ちゃいますか?

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  • ナズェミテルンディス!!
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