大蛇丸と自来也が雑談しながらゲーム実況するだけ 作:ナメクジ姫
前回は蘇生祭りを終えて木の葉の里に凱旋したところだったわね
これから猿飛先生と面会か……
ホムラ先生とコハル先生もいるわよ、ダンゾウは不在だけどね
うちは族滅の一件で謹慎処分を受けておるからのぅ……ミナトから良い感じに盛った話を聞いた先生達は涙を流しているな
彼らも火の意思を持つ忍ですもの、若葉のミナトが犠牲になった事に何の感情も抱いていない訳がないでしょう?……それはそれとして、コハル先生がミナトが本物かどうかを疑い出すわよ
損な役回りだが、それが仕事だからのぅ……ミナトは螺旋丸と飛雷神を披露したか
それが出来るから本物っていうのもおかしな話だけど、これ以上疑いたくない三人はミナトを本物だと認めるわよ
まぁワシの保証もあるし、何よりその二つが出来るのはミナト以外いないからのぅ……
猿飛先生もその気になれば出来そうだけどね……さて、話が一段落したところで、後ろで浮いてる六道仙人について尋ねられるわよ
失礼だが滅茶苦茶怪しい恰好しとるしのぅ……むしろ今まで流されていたのが奇跡に近いな
感動の再会だったし、みんな空気読んでたのよ……六道仙人が名乗りを上げるけど、そこまで驚かれはしないわよ
まぁ浮いてるし……輪廻眼だし……言われてみれば納得出来る気はするな
猿飛先生が恐る恐る何しに来たのか尋ねて来るから、火星に尾獣達とお引っ越しした事を伝えて貰いましょう
さらっと告げられた尾獣誘拐宣言に先生達が脊髄反射で起立しとるぞ
木の葉は尾獣に頼った戦い方をしてこなかったからあまりダメージは無いけどね……むしろ相対的にかなり有利になる筈よ
先生達もそれに気付いて椅子に座り直したが、忍界が確実に大混乱する激ヤバ案件に頭を抱えだしたな……
もしこの場にダンゾウがいたら即決で戦争を提案していたでしょうけど、猿飛先生はハト派だし、残りの二人は保守派だから戦争回避に向けて議論が進み出すわよ
やはり議論の中心は超タカ派かつ八尾を有する雲隠れをどう抑え込むかか
実際の雲隠れは木の葉が整備した火星に尾獣が大集結しているのを見ているから、木の葉に媚を売りたがっているのだけどね……
雲隠れは四里同盟を組む気はないのか? ワシが雷影ならたぶんそうするぞ?
話があまりにも馬鹿々々しすぎて他里に信じて貰えないのよねぇ、火星に刻んだ木の葉マークはこの前の引っ越し作業で消えてるし、雷影はちょっと行動が遅すぎたわね
書簡を届ける移動時間だけで何日もかかるんじゃし、発見から最速で同盟を呼びかけても間に合うかは微妙じゃないか?
ええ、まったくその通りね……ちなみに土影は雲隠れを全力で警戒中よ、尾獣を保有しているのは雲隠れだけだと思っているからね。たぶん今頃必死になって雲隠れ包囲網を構築しているんじゃないかしら?
ナルトの手のひらの上で壮大なすれ違いが起きていないか? ちょっと譜面がややこしすぎるな……
別に詳しく理解する必要はないわよ、面倒な事は全部猿飛先生達がやってくれるわ
はやく引退させてあげてくれ……先生達の話し合いを見守っていた六道仙人は満足そうに消えて行ったな……
子孫達が平和の為に努力しているのが嬉しいのよ……傍から見るとかなりイラっとする行動になっちゃったけどね
爆弾落とすだけ落として帰って行った訳だからな……その爆弾を作ったのもナルトだがな
ノリノリで尾獣の住居を作っていたしほぼ共犯者みたいなものでしょう、それよりミナトの再就任の日程が勝手に決まったわよ、中忍試験本選の三日後ね
……決定早くないか? まだ大名に顔見せもしてないだろ?
出来るだけ虚勢を張って雲に攻め気を起こさせないつもりなんでしょう、私達三忍にも招集が掛かるわよ
お前は呼んでないぞ
勝手に来るから大丈夫よ……さて、程良く話し込んだところで今日は一旦解散よ、思い出のうずまきハウスに帰りましょう
アパートだけどな
いちいち揚げ足取らないで頂戴、ここからしばらくはオートにするわ……七代目のナルト君が夢にまで見た光景を楽しみましょう
クシナの手料理か……
ナルト君の方が遥かに料理が上手な筈なのだけど……今日は作って貰いたい気分のようね
お前ならワシ以上に今のナルトの気持ちが分かるだろ?
……そうかもね……さて、ナルト君達は就寝したみたいだし、次の日までカットしちゃいましょう
ミナトは猿飛先生と会議か、ナルトはどうするんだ?
修行中の第七班に声を掛けて夕食会を開いちゃいましょう、両親を仲間に自慢するのよ
……
……何か言いなさいよ
すまん、最悪過ぎて絶句した……本当にサスケの前で両親の自慢をするつもりか? カカシはともかくサスケは……
自慢するだけじゃないわよ? 家族のぬくもりや優しさをお裾分けしちゃいましょう?
最早何も言うまい……第七班で乗り気なのはサクラだけだな
無邪気に押し切っちゃいましょう、みんなで玄関を開けるとクシナが出迎えておかえりを言ってくれるわよ
開幕からかなりキツイな……
まるでクシナの出迎えがキツイみたいな言い方はやめなさい、家族の団欒をしばらく楽しんでいるとミナトが仕事から帰ってくるわよ
……それでもサスケは意外と平気そうな顔をしているな
ここまでやっても、彼の中で一番大きい感情は純粋に友の幸せを祝福したい気持ちなのよ、湧き上がる嫉妬心に嫌悪感すら抱いているわよ
……サスケってこんなに良い奴だったか?
彼は愛されて育ったから根がとても良い子なのよ……私とイタチ君が焼きを入れなければ里抜けすら出来ないんじゃないかしら?
……それに、彼はナルト君の気持ちが嫌でも分かっちゃうからね、ともすれば本人以上に……もし今からミナト達を再殺すれば、ひょっとして万華鏡を開眼出来るかもしれないわね
直接的な激情ではなく、共感と理解による開眼か……やるのか?
そんなのオビトルート直行だからやらないわよ、ここは地獄じゃなくて楽園なのよ?
手のひらの上のな……
地獄よりはよっぽど良いでしょう? 夕食が始まると途中でサスケ君がトイレに行くから、火星にいる分身君の白眼で覗いちゃいましょう
おい!
あなたに文句を言われる筋合いはないわよ……ほら見なさい、幼少期を思い出したサスケ君が声を押し殺して泣いてるわよ
ナルトの前では泣きたくないのか……ライバルとしての意地か、それとも友として水を差したくないのか……
美しい光景ねぇ……白眼も役に立つでしょう?
まぁ物語として美しいのは認める……さらっと流したが惑星間感知したのか……
それぐらい出来ないと大筒木と戦争なんて出来ないわよ……さて、悲しみと共にサスケ君の写輪眼は三つ巴まで進化したかしら……やっぱりこの程度では駄目みたいね、サスケ君はちょっとメンタルが硬すぎるわ
まぁ月読であの日の夜を見せられても万華鏡を開眼しない男だからな……それよりナルトの眼球は移植しないのか? どうせもぎ取っても勝手に生えて来るんだろ?
雑に移植すればサスケ君が侵食されてナルト君になるのよねぇ……まぁ兄弟喧嘩は終わるし、ある意味ハッピーエンドなのかしら?
六道仙人が物凄く微妙な顔しそうだな……夕食会はもうおひらきか
玄関までお見送りした後はセカンドディナーの時間よ、互瞬回しで分身君と交代しましょう
セカンドディナー……見たことない建物だがどこだ?
イッシキと戦った時の異空間ね、あれからちょっと手を加えて整備したのよ
あぁあの……イッシキはまだ生きているのか?
人間道で魂を抜いて、肉体は分身と侵食融合させたけど、生きているといえば生きているのかしら? 彼のお陰でスクナヒコナや大黒天が使えるようになったから死体や物の保存がとても捗っているのよ
ああそう……これはチャクラの実か?
力を付けるならやっぱりこれでしょう? 大筒木印の兵糧丸よ
鹵獲品か……これ以上強くなる必要があるのか?
シバイクラスの大筒木が相手ならナルト君でも楽勝とは言い難いからねぇ……まぁ総力が大きすぎてチャクラの実ですらちょい足しぐらいにしかならないのだけど……塵も積もれば山になるでしょう
随分とデカい塵だな……
サイズもデカいわよ、スクナヒコナで小さく出来るから問題無いけど……普通の大筒木は食べるのに相当苦労する筈よ
モモシキは仙丹に加工して味変していたぞ
果実だからシャーベットやスムージーにするのが良いのかしら? 分身君にお願いして開発して貰いましょう
そんなに在庫があるのか?
一人で食べる分には困らないぐらいかしら……でも次かその次辺りでお店を開けるぐらい大量に手に入れる予定よ
何をする気だ……?
だからネタバレ強要はやめなさいよ、大して進んでいないけどそこそこ長くなっちゃったから今回はここまでね
中忍試験編が中々終わらんのぅ……