現代人の俺が百獣海賊団で原作崩壊させるのは間違っているだろうか 作:鬼塚虎吉
インペルダウンに侵攻し内部を進む俺達百獣海賊団は次々と囚人たちを解放していく。
俺とキングとクイーンはさっさと下の階層に降りるために、刑場に行く。
だが、わらわらと出てくる看守や獄卒獣の相手なんぞしている暇などない。
俺は覇王色の覇気を放ち、看守と獄卒獣はもちろんインペルダウンに配備されている電伝虫を気絶させて外部はもちろん内部の連絡も断絶させる。
更に部下にはミノタウロス・ミノコアラ・ミノゼブラ・ミノリノケロスの四体の獄卒獣の収容もさせる、せっかくの
そうして、管制室を占拠し昇降機に乗ってLEVEL.6まで直行する。
「それでジョーカー、お前LEVEL.6の囚人共をどうやって従えるつもりだ」
「一癖も二癖もある奴らをお前に扱えんのかよwww」
「クイーンよりマシだ」
「んだとテメェ!?」
そんな会話をしながら俺達がLEVEL.6へ到着すると、囚人達が見てくる。
「なんだぁ、お前ら囚人ってわけではなさそうだなぁ…」
一人の囚人がそう言ってくるが、無視して話をする。
「この暗がりで一生を終える哀れな囚人共、お前らその檻の中で殺し合いをしろ」
『!!?』
俺の言葉に全員が驚くが、無視して話を続ける。
「生き残った奴らをカイドウさん率いる百獣海賊団に入れてやる。力さえあればいい、もう一度シャバで暴れる気があるならな!!」
俺の声を聞き、咆哮を上げる囚人達は殺し合いを始まり1時間続いた。
そして、殺し合いが終わり生き残ったのは…。
「早く上に行くニャア」
【悪政王】アバロ・ピサロ
「ムルンフッフッフ、楽しみだわぁ」
【若月狩り】カタリーナ・デボン
「トップトップ、酒飲ませてぇな」
【大酒】バスコ・ショット
「あぁ、地上に早く行きてぇなぁ」
【巨大戦艦】サンファン・ウルフ
「これも一つの運命か…」
【インペルダウン看守長】シリュウ
そして、…。
「おい小僧、俺はお前らの仲間になる気はねぇ。それに、海賊も海軍も俺の敵だ!!」
【鬼の跡目】ダグラス・バレット
「海賊団に入れてやるだと?むしろ、お前らが俺の部下になれ!!」
【世界の破壊者】バーンディ・ワールド
「ふざけんなテメェ、だぁれがテメェなんぞの部下になるかってんだぁ!!」
「身の程知らず共が」
ワールドの言葉にクイーンが噛みつき、キングはバレットを睨みつける。
「ふん、なら俺達の流儀でやるだけだ」
俺が臨戦態勢になった瞬間、バレットとワールドも臨戦態勢に入る。
「遅い」
そう言いながらワールドの懐を取り、武装色を纏った横薙ぎの鉄棒を食らわせ吹き飛ばし檻の壁を破壊しめり込む。
「ぐはぁあああっ!?」
ワールドは壁に叩きつけられてめり込みながら血を吐く。
振り終わりを狙ってバレットが拳を振るってくるが、独楽のように回転し鉄棒で拳を打ち払う。
「何ッ!?」
そのまま勢いのついた状態で武装色を纏った回し蹴りを食らわせてバレットをぶっ飛ばし檻の一つに激突させる。。
「ごはっ!?」
バレットは血を吐きながら檻に激突し破壊する。
鉄棒を肩に担ぎながらため息を吐く俺。
クイーンとキングは静観し、ピサロとデボンとバスコとウルフとシリュウは面白がりながら見ている。
「これがお前らの本気か?」
俺の言葉に、ワールドとバレットは戦意滾らせて襲いかかってくる。
「舐めるな、小僧!!」
「破壊してやる!!」
戦闘は激しさを増して行く、武装色を纏った鉄棒と拳の激突は暴風域と化す。
俺も何十発もバレットとワールドの拳を受けてダメージはデカい。
「モアモア100倍速散弾!!」
ワールドが距離を取り瓦礫を掴み、能力で速度を100倍にして投げ付けてくるのを躱して鉄棒で瓦礫を飛ばすも躱される。
「甘え!!」
「チッ」
ワールドが瓦礫を躱し、俺が舌打ちをする。
「どこ見てやがるッ!!」
そう言いながらバレットが拳を振るって来るのを片手で受け止める。
「何ッ!?」
拳を掴み、迫ってきていたワールドに叩きつける。
「「ぐはぁあああっ!?」」
叩きつけられた二人は地面にめり込む。
キングの電伝虫から部下が連絡してくる。
「どうした?」
『キング様、獄卒獣と監獄内の囚人は死亡者を除く船に乗せました』
「分かった、そのまま俺達を待っていろ」
『了解しました』
電伝虫が切れると、キングが俺にこう言って来る。
「おいジョーカー何を手間取ってやがる。さっさとしろ」
「分かっとるわ」
キングの言葉にそう返しながら立ち上がって向かってくるバレットとワールドに初めて発動させる。
【
右目を赤黒い炎が覆い、全身から赤黒いオーラを纏う。
「なんだありゃ、覇気とはまた違った感じだな!!」
「あぁ」
強制解放した後は覇王色の覇気を纏い、暴れまわる俺はバレットとワールドを圧倒し続ける。
「はぁ…はぁ…はぁ…っ!? 何だあの小僧は!!」
「ふざけるな、俺があんな小僧に…!!」
「その傲りが身を滅ぼすんだよ!!」
ボロボロの血塗れになったバレットとワールドにこの技を放つ。
「"威羅"!!」
覇王色と武装色を纏った鉄棒を強制解放状態で縦横無尽に振るい叩きのめした。
圧倒的暴力によってバレットとワールドの意識は断ち切れ、気絶する。
「またせた、すぐに撤収だ」
それを確認した後、強制解放を解除し二人を担いだ俺はそう言って艦へと帰還する。
バレットとワールドを下した俺を見て、ピサロ達は笑みを浮かべる。
それがどういう意味を含んでいるのかはわからないが、牙を向くなら叩き潰すだけだ。
こうして、俺達百獣海賊団は戦力の増強に成功するのである。