現代人の俺が百獣海賊団で原作崩壊させるのは間違っているだろうか 作:鬼塚虎吉
俺こと大垣竜仁はゴタゴタがあったものの無事にONE PIECEの世界に転生することが出来たのだが・・・、今雲の上もとい空島に立っている。
しかもだ、この空島がスカイピアではなくはぐれ空島であることが問題だ。
「いや、おかしいだろ!!」
最初転生したら雲の上で空の中にいたからスカイピアなのかと思ったらはぐれ小島の空島ってマジか!?
ここでカイドウが自殺しに来るのを待ってれば良いんだな~。
そうやって現実逃避すること二時間、そろそろどうにかしなければならないと思い動き始める。
そうして俺は足元に置かれている悪魔の実を手に取る。
濃紫色の林檎の形をした悪魔の実、これがリュウリュウの実古代種モデル・ティラノサウルスか。
思わず息を飲んでしまう、これを喰えば能力者となり一生泳げない身体になる。
今更躊躇する必要はない!!
その瞬間、俺は実に齧り付きそのまま味を感じないようにそのまま飲み込んだ。
「まっず~~~~~~~~~~~っ!!」
しかし、その作戦は功を奏さずちゃんと悪魔の実の味味わうことになった。
味の内容は伝えなくても良いか・・・。
こうして、俺は悪魔の実の能力者となった。
「よし、まずは能力の確認だな」
そう言って能力を発動させ俺は身体を変化させていく。
そうして獣型に姿を変えた訳なのだが・・・鏡所か水さえ無いので自分で確認することは出来ないが・・・。
そうだ、水がないから俺も死ぬじゃん!!
その事に気付いた俺は見聞色の覇気を使って下に陸地があるかを確認する。
そうして確認するとこの雲の真下に島があり、しかもそこはワノ国の白舞だった。
「よし、飛び降りよう」
とんでもないこと言っているように見えるがやるしかないのだ。
獣型から人型に戻りそのまま雲の上から飛び降りた。
「(やっぱ失敗だったかも・・・)」
蜘蛛から飛び降りると一直線に落ちていき地面に激突するのだった。
「痛てててっ、やっぱり六式とかも特典に入れておくべきだったかな・・・。まぁでも無事に生きてるから良しとしよう」
こういうのは切り替えが大事だと思い気持ちを前向きにしていくことにした。
「それにしても見渡す限りまだ汚染されるだけあって自然がいっぱいだ」
そう言いながら移動していると川を発見した。
「ラッキー、歩いて喉が渇いていたからな」
そう言いながら近付くと工業廃水が混じった川の水だった。
「マジか・・・」
OTLの状態になっていると後ろから声を掛けられる。
「おい、お前」
「アァン」
水が飲めない事で少し苛ついていた俺が後ろの人物を確認するとそこには若かりし頃のクイーンの姿があった。
「なんだ、クイーンか」
「反応薄っ!!ってか、少しは驚けよ!!」
俺の反応にツッコミを入れてくるクイーンは更に言葉を続けてくる。
「ガキお前ワノ国の奴等じゃないよな、どっから入ってきた」
「空」
「巫山戯てんのかテメェは!!」
俺が指で空を差しながらそう言うとクイーンが怒声を上げる。
「嘘じゃねぇ、ホントの事だわ!!」
「じゃあ証拠見せてみろよ!!」
「上等だ、着いて来い!!」
互いに喧嘩腰で俺の落下地点に行くのだった。
「どうだ、これが証拠だ!!」
「確かにテメェの言うことは本当のようだな、それでこのワノ国に何をしに来た?」
さっきまでとは違って海賊の幹部らしさを出すクイーンに対して俺はこう言った。
「百獣海賊団に入りたいと言ったら?」
「あっそ。んじゃあカイドウさんとこに連れてくぜ」
「あぁ」
百獣海賊団への加入だと伝えるとクイーンはさっきとは打って変わるが雰囲気からしてまだ警戒をされていると思った方が良い。
そうして、俺はクイーンと共に鬼ヶ島にいるカイドウの元に向かうのだった。