ご都合主義のキリノ推しヴァルキューレ生   作:りっくらっくろっく

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メモリアルと理不尽は唐突に。

突然だが皆んなは、仕事中や学校の時間でどうしても外したくない急用ができたらどうする?まぁ、こんな問いの真意を理解してもらうには、俺が先生が赴任した日まで遡る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「先生、モモトークってご存知ですか。」

 

"ごめん、よく分からないかな。"

 

「キヴォトスで普及しているチャットアプリです。今後の連携の為にも、連絡先の交換は必須だと思います。」

 

"それもそうだね。ちょっと待って...はいっインストールできたよ。"

 

「じゃあ、俺の連絡先と頼れる同僚の連絡先も入れておきます。」

 

"この生徒は?"

 

「その生徒は中務《なかつかさ》キリノ、同じくヴァルキューレの生活安全局にいる生徒です。」

 

"ありがとね。"

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして時は戻り、今朝キリノから送られてきたモモトークが

これ。

 

[今日は先生と一緒に、子供たちのヴァルキューレ見学のお手伝いをすることになりました。]

 

                   [頑張って〜^_^]

 

 

恐らくあの返信は、童貞の意中の相手に対する返信の悪い例だろう。まぁ、そんなことはどうでもいいか。現在の最重要事項は、俺があのメモロビのシーンに立ち会えるかどうかだ。てか早くね?先生ここに来てまだ1週間やぞ。どんだけキリノと親睦深めたんだよ羨ましいな。兎に角、記憶が正しければ割と長い時間やっていたはずだ。そうと決まれば、街の不良共が壊してくれた店や公共設備の始末書、修繕費の見積もり、請求書作成全てを昼になる頃には終わらせる。

 

 

「終わったぜ!バカヤローーー!」

 

 

自分でも驚くほどの集中力と作業効率で書類作成が昼前で終わってしまった。提出は事務所の他の奴に押し付け、脱兎の如く事務所を飛び出す。

 

「書類の提出は任せた!外回り行ってきまーーーす!」

 

「....なぜ彼奴は上機嫌で飛び出て行ったんだ?」

 

「ッ!カンナ局長、お疲れ様です!」

 

「キョウタロウさんなら、書類作成が終わったと同時に外回りに行ってしまいました。」

 

「そうか...ふむ。書類に不備は無いな。財務室長まで提出してくれ。」

 

「はいっ!了解しました。」

 

「にしても彼奴が書類仕事を午前で、しかも完璧におわらせるとはな。....中務絡みか?

 

 

 

走れッ、走れッ、走れッ、あの瞬間を見逃せば、悲しみの末に自らの死を選ぶだろう。何も考えずひたすらに走r

 

「は〜い、ストップ〜見つけたぞ喜悠凪キョウタロウ!この前は、舎弟共が世話になったらしいじゃねぇか。」

 

金髪の不良が率いる、7人程度の集団に通せんぼを喰らってしまう。

 

 

「わざわざフルネームまでご丁寧にどうも。てか今、ものすんごく急いでんの!お前達に構ってる暇は無い、どけ。」

 

「尚更、邪魔せずにはいられないなぁ...カッカッカッ。」

 

 

リーダー格の卑しい笑い声に釣られ取巻きも笑い始めた。

 

(コイツら、丁重に促してもこれかよ...)

「お前らにはどぎつい灸を据える必要があるな。」

 

 

右手に持ったランチャー[狼鉄門《ろうてつもん》]の砲門を左手のランチャー[虎鉄門《こてつもん》]の背面に連結させる。外見は単純に2本のランチャーを繋げただけだが、この武器の真価はキョウタロウのパワーが伴って初めて、100%発揮される。

 

「お前ら選べ。黒焦げか、スルメみたいにペラペラになるか決まった奴から来いよ。」

 

 

連結させたランチャーの砲門を握り締め背面を剣の切先かのように構える

 

「アタシがお前をスルメにしてやるよっ!」

 

おかっぱの様な髪形をした不良がショットガンを片手に突っ込んでくる。

 

 

「そうか、スルメがご所望か...だったら潰れてろッ!」

 

 

キョウタロウが構えたランチャーを素早く振り上げ、一気に振り下ろす。その一撃が直撃した不良は、上半身が完全にアスファルトに埋まり再起不能。2連の砲撃による中・遠距離の対応、連結させ火力と射程の底上げと、金棒の様に振り回しての近接戦闘、どれもキョウタロウの怪力があってこそ成せる戦い方である。

 

「さっきお前らに選べって言ってけど、撤回だ。この場で全員スルメじゃあ!!!」

 

 

その後、不良たちは蹂躙されるだけだった。銃撃を完全に喰らわせたとしても、キョウタロウは止まらなかった。そもそも一般的な9mm弾に怯むほど、柔な身体ではない。

 

 

「ま、ま、待って、私達が悪かったです。ヒィぃぃ」

 

 

ゆっくりとランチャーを振り下ろす素振りを見せる。

 

 

「たっく、情けねぇなぁ自分から喧嘩ふっかけておいて、

倒れてる奴ら病院にでも運んでやれ。死んじゃあいねぇよ、2度とこんなコトすんなよ?」

 

「は、はいぃぃぃぃ」

 

「ていうか、こんな事してる場合じゃねぇだろっての、走れ走れ走れ走れーーーー」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「先生、本日はご協力感謝します。これからも本官皆の模範になれる警察官を、目指して日々精進していきます。」

 

"キリノならきっと立派な警察官になれるよ。"

 

"....あれ?あそこに蹲ってるのって"

 

キョウタロウが公園の滑り台の下で身体を丸めている。

 

「キョウタロウではありませんか!どうしたのですか?」

 

「いや...全ては虚しいなぁって思って...」

 

「えっと...何があったのかはわかりませんが、安心して下さい。辛いことがあればいつでも本官を頼って下さい!」

 

"もしもの時も、そうじゃ無い時も私もいるからね?"

 

「2人の心遣いが荒みきった心に沁みる。」

 

 

メモロビのシーンは見れなかったけど、2人のとびきり笑顔が見れたからいいか。




そろそろメインストーリーに触れていきたい。
あと、カンナ持ってないから解像度が低い。
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