お待たせする可能性もございますのでその場合はよろしくお願いします。
「1つお願いなんだけどさ」
「俺に叶えられるのであれば」
「私のこと、抱いて欲しいな」
…やっぱりか。
そう思った俺は見えないようにため息を吐いた。予感はしていたし超直感でも感じていた。
アイは恋愛の意味を知ることができた。だが、幼い時のよくない記憶がまだ頭の中にあるのだろう。そして今の関係からさらに進めて確固たる繋がりが欲しいと考えている筈だ。
身体を大事にしてくれ。そう言って断る事もできるだろう。だが、それをしてしまうとアイは壊れる。これは確信と言ってもいい。
だからこそ悩む。
「今、アイはアイドルとしてもタレントとしてもうまく行っている。そして、もしもだがアイを抱いて妊娠をしていたらどうするの?B小町としての活躍は出来なくなるし。斉藤社長やみやこさんにも迷惑をかけてしまうかもしれないよ?それでもいいの?」
「うん。B小町のメンバーや佐藤社長にも謝るしもし子供ができたら私一人でも育てるつもり。だからお願い!」
もう、アイは覚悟を決めて俺に告白してくれているんだ。だったら俺も覚悟を決めないとダメだね。
「分かった。でも絶対に守ってもらう条件がある」
「条件?」
「俺も責任は取る。そして一緒に怒られよう。一緒に子供を育てていこう。俺とアイで幸せな家族を作ろう。これが俺から言える条件だね」
これを聞いた瞬間にアイは大粒の涙を流し俺に抱きついてきた。
抱きついてきたアイに対して俺は優しく唇を落とすのであった。
寝室にて俺とアイは服を着ていない状態で抱きしめ合う。
「行くよ?」
「うん。来て」
こうして俺たちは肌を重ねるのであった。
翌朝、俺は早めに起きたので隣にいる可愛い彼女の髪の毛を優しく撫でていた。
それにしてもだらしない顔で寝てるなぁ。俺にしか見せない、俺だけの知っているアイの寝顔。うん、嬉しいね。
「ん…」
「おはよう。アイ」
「んー。おはよ、ツナ」
「大丈夫?痛みとかはない?体調も平気?」
「うん。少しだけ違和感はあるけど大丈夫。でも、もう少しだけこのままでいたいな」
「分かった。少ししたら起きるけど朝食は何がいい?俺が作るよ?」
「じゃあ、お言葉に甘えるね。朝はジャムの乗ったパンとアイスカフェオレがいいな」
「分かった。あとで作っておくね」
「嬉しいなぁ」
「ん?何が嬉しいの?」
「ツナと一つになれた事。そして、もしかしたら本当の家族になれるかもって思うとドキドキするしワクワクもしてる」
「そっか。だったら俺ももっと仕事をこなさないとね。将来の妻のためにも。そして、あり得るかもしれない新しい家族のためにも」
そうだ。今回はアイのワガママで避妊に関しては何もしていない。本当に新しい命が宿るかもしれないし宿っていたら愛してあげる責任も義務もある。
その為にはまずはお金が何よりも必要になってくる。養育費、家賃、ガスや水道代。食費諸々。世の中金とまでは言わないがやはりあるに越したことはない。
「俺、頑張るから」
「うん。私も頑張る」
数ヶ月後のある日の事だ。
「ねぇ、ツナ」
「どうしたの?」
「もしかしたら出来たかもしれない」
「…本当に?」
「うん。それっぽい症状が出てきてる」
「分かった。じゃあ、検査してみてもしそうであったら一緒に斉藤社長の所に言いにいこう。そして一緒に怒られよう。俺も事務所の方には伝えておく」
「分かった。ワガママでごめんね」
「大丈夫。今はしっかりと検査してその後のことはそこから考えればいいからさ」
検査結果はやはり妊娠をしていた。
俺は急ぎ事務所の社長に連絡を入れて、案の定怒られた。それでも何とか説得をして認めさせることはできた。
苺プロの方でもアイはとても怒鳴られていた。二人で謝り今後のことについてもしっかりと話し合いを進め数週間後からアイは長期休暇。B小町としての活動も小休止することとなった。
B小町のメンバーはいずれこうなる事が分かっていたのか苦笑をされてしまったけどね。
話し合いの末、斉藤社長が信頼できる病院を何個か紹介してくれた。
アイはその中の一つを手に取りここにすると言っていた。
その病院は
宮崎県
次回から原作に突入していきます。
今まではツナ視点で書いていましたが次回からは別視点も入れていこうと思っていますのでよろしくお願いします。
また、別視点の場合は☆などでわかりやすくする予定ですのでよろしくお願いします。
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