今回ちょっと投稿が遅れましたが、3話らへんを初めて行きたいと思います。
それでは、どうぞ。
零「おい」
はへ?
零「雑過ぎない?」
いや~話題が…
零「ギルティ」
いや、チョイ待て!刀もって近づくな、やめ、やめろぉぉぉぉおおおおおお!
ぎゃああああああああああ!(チーン)
とある夜のリコリコ、通常なら閉店時間である。
たいていの喫茶店は居酒屋でない限り、静かであるが今夜は一味違った。
「よっしゃあ、負けねぇぞ!!」
「フフフ、望むところだよ!」
リコリコでは、週に数回こうやって常連客とボードゲーム大会をしているのだ。
このボードゲーム大会は、店員だろうが客であろうが店長であろうが関係せず老若男女問わず多くの人々でにぎわっている。
「Yeah~上がりで~す」
最近ではニノンさんもこちらに出向くようになった。よく遅くになると一緒にボードゲームをするようになった。
「ニノンちゃん強いな~」
「はい、シノビたるもの、悟られず、敵を出し抜く。それがジャパンのシノビで~す」
ニノンさんが来てからさらに盛り上がった気がする。ニノンさんは明るく誰にでも気軽に話せるし心を許せる存在だ。
たびたび、シノビについて語ると止まらないし、憧れがすごい。
なんかずれているような気がするが…
「零君もすごいで~す、私の次に上がりましたし、なかなか読みにくかったで~す」
「ありがと…」
ちなみに俺は負けている。やる気もないからどんな行動が来るか予想できないように見えてるがニノンさんが言うには俺がめんどくさいと早く終わらせようとしている癖がありそれによって読みにくいはずがニノンさんにとっては読みやすいポイントであったという。
なんか悔しい…
「もう一回やる」
「意外に負けず嫌いなのもキュートデス!」
「さっさと始めようぜ、まだ7時30分だが10時前には帰らないとだし」
「OKで~す」
「朝まででもいいじゃねぇか、いっそのこと。ばれなかったら犯罪じゃねぇし」
「あんたが言うな」
…正直、こういうのは嫌いではない。
「たきなちゃんも混ざらないか?結構楽しいぞ~!」
「いえ、結構です」
とある日の境に、たきなはさらに無機質になっている気がした。というより、なんか無機質というよりかは何かしらの感情が複雑に乱れているような気がするが…
「おじさん、おばさんばっかりでいやだったかなぁ」
「Mrアベ、それはgirlにはNoです」(プクー)
「ああ、すまん、すまん」
「阿部さん、それはさすがにねぇぜー」
「ちょお?!」
「・・・・・」
…千束?それにミカも…二人は気づいているようだな…
「ま、とりあえずは見守るしかないか」
「たきなさーん」
ニノンさん…ってか、あれって、やべぇ!!
「ちょ?!おーい!!」
マジかよ!!
◇◇◇
あれ以来、少し眠れない日々が続いていた。仕事には支障はなかったが、不安な気持ちは日に追うごとに強くなっていった。
(もし自分がしていることの目的がわからないんだったら、君に夢を見る資格はない)
今でも、あの言葉が響く…私は本部で結果を残してDAに尽くしてきた。そのためにやってきた。今でもそれは変わらない、それこそがリコリスが与えられた幸福だから…
「私は、DAに戻る…」
あれから私は鏡の前やロッカーの前でこの言葉を繰り返していた。そうでないと自分を維持できるか不安だったから。
(これから先、一生DAにはもどれない)
「・・・・ッ!!」
呼吸が荒くなる。今までこんなことはなかった。戦闘でも、多少は恐怖があったがそれでも乗り越えられた、そして徐々に恐怖はなくなっていった。
だが、今は違う。戦場と同じような恐怖心とそれに追従する何かが私の胸を締め付ける。それは何か…きっとこれまでの努力だろう。それもこの16年間の話だ。16年私はDAに認められるために努力をしてきた。それは司令にだって伝わっているはず…
「…落ち着きましょう、まだ決まったわけではありませんし」
そうだ、まだ決まったわけではない。幸いにも、銃器取引の写真はこちらにある。これをカードに戻れるチャンスを増やせれば…
「…そうです、まだ何も始まったわけでは…」
「ねぇ~先生の話なら聞いてくれるでしょ?楠木さん~」
「司令と会うんですか?」
・・・・私は何も考えず、更衣室の扉を開けた。きた、私がDAに戻れるチャンスが…ッ!
「うぁー!ばか、服ぅ!!」
・・・・そのとき何を考えていたかはわからない。私はただ、このチャンスを逃さまいとして必死になっていた。でもDAに戻れるチャンスがあるなら着替えることなんてすぐにする。
「早…ッ!」
それに千束さんは、少々驚きを見せていたのだろう、でも今は関係ない。
「司令に合わせてください、お願いします」
そうして私は深々と頭を下げる。一般の人から見たらこれは「誠心誠意」というのだろう。ただ、なぜか私はこれを「誠心誠意」とかの思いではなかった。
どうしてか、今の店長と千束の顔を見たくはなかった。
そんなことは、別に不必要なのではあるが……
「…どうしたんでーすか?たきな?」
「「・・・・・ッ!?」」
その時だった。突然ニノンさんがこちらにやってきたのだ。急なことだったので気が付かなかった。
「あー、すまん。ニノンさん、言っても聞かなくてさ、あそぼ・・・って」
「そうでーす、せっかくの同い年なのですから遊びたいでーす!!」
恐らく聞かれてはいないだろう。もしばれたら今度こそクビになる可能性が高い。そのせいか私は少し呼吸を荒げた。
「ニノンさん、少したきなは事情があるので今回はお引き取り願いますか?」
「…わかりまーした、たきなさーん、また遊びましょうね~」
店長がカバーに入ってくれた。そのせいで少し安心感が戻る。今のは危なかった…
「やれやれ、元気な子だ」
「ああ、まるであの時みたいだ」
…微笑みかける店長、その瞳はまるで千束を見ているような目であった。
「そういえば、たきなDA本部に行くの?
「はい…」
「まだ決まってないだろうがい」
「そうか…店長、DAの件、俺も用ができたから俺も一緒にいいか?」
「いいが、どうしたんだ?」
「いや、ちょっとバカどもがやらかしてしまってね…それでその愚痴を言うだけさ」
「…わかった」
何の話をしているのかは詳しくはわからなかった…
でも、ようやくDAに戻れる、これさえあれば…やっと…ッ!!私は絶対に戻って見せる…そのために…!!
「・・・・」
ようやく3話に入れた…次回から、いろいろやると思いますができる限り早く投稿したいと考えておりますので次回もお楽しみに!!