桜と彼岸花の少女   作:暗闇水明

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はい、皆さんこんにちは。

今回なんとプリコネキャラ最後のキャラを出します!(唐突)

いや~そろそろ容疑者全員揃っといた方が考察がはかどるかなと思いますし書かせていただきました。それでは、どうぞ!!


Chapter13 This is my Ego

やぁ、みんな。俺だよ。零だよ。今、まぁた特急電車に乗っています。はい、あの楠木とかいう怖い顔をしている人に会いに行かなきゃいけないとか言うことで今、気分が悪いんです。

 

 いやね?SCとDAが超仲悪いから、それだけで、やばいオーラを出しまくってんですよ。その結果、いっつもいっつもお通夜かよと思うほど沈黙する時間も増える。下手すれば口論するよりきついっす。いや、口論のほうがやりやすいわ。脅しやすいし。きっとそれをわかってるんだろうなぁ~うちのボスも楠木さんも…

 

 こういうのがあると心地よいと思える特急電車の席が石のようにカッチカチになるんだよなぁ~

 

「…はぁ~いやだなぁ~」

 

「そういわないの、君が一番DAに近いんだから」

 

「でもよぉ~」

 

やっべ~ああはミカに言ったけどさぁ、あの人苦手なんだわ。何でも見透かしているような感じだしさ。

 

「まあ、落ち込まないで。キャンディ、食べる?」

 

「ああ、いただく」

 

ああぁ~しみるぅ~落ち込んでいる脳に糖分が送られると最高だぜぇ~

 

「あぁ~生き返るぅ~」

 

「ああ、食べ過ぎないでね、一応たきなのもあるから」

 

「結構です」

 

うーん、相変わらずツンツンやなぁ~まぁ俺が言えたことでもないけど。でもこいつ、マジで最近、無表情なことがさらに多くなったな、これ多分ター〇ネーターよりひでぇぞ。まぁ今はそれを気にするほどいまは憂鬱感でストレスがハンパないんだわ…やべぇ、思い出したらクソ胃が痛くなってきた。

 

「あー、クソ!トイレ行ってくる」

 

「それじゃあ私も」

 

「ついてくんなぁ!!」

 

「えー!?」

 

あーもう、最悪だぁ!!

 

◇◇◇◇

 

「…なんなんでしょう、あの人たちは」

 

少し、電車の中が静まる。正直、今はこの方が楽だ。あれからあんまり寝れていない。ようやく司令に会えるチャンスが来た。おそらくラストチャンスになるかもしれない。そう思うと寝れなくなった。まるで初めて、現場に行った時くらいだ。

 

(君はDAに戻れない)

 

「・・・・ッ!」

 

ああ、またあの時のフラッシュバックだ。どうして忘れたいときにあいつの言葉が浮かび上がるのか。本当に嫌になる。いらない心配が私の頭の中に駆け巡ると気持ちが重くなっていく。

 

 わからない、まだわからない。

 

そう思い続けていた。実際、有益な情報も得られた。ここまでの功績があれば自分はDAに戻れる可能性だってある。

 

そうでなければ…私は…ッ!

 

「大丈夫ですか?」

 

「・・・・ッ!?」

 

突然耳元から声が聞こえた。私はすぐに臨戦態勢を整えようとする。

 

「ちょっと、怖がらせちゃいましたかね?あ、もしかして人見知りでした?私、花の女子高生1年チエルんです!ちぇるーん☆」

 

…なんなんだ?この人

 

見たところ、一般人のようだがいきなり変なフレーズを聞いた途端私はなぜか後ずさりしてしまう。

 

「いや、人が心配しているのにそんな態度はないでしょ、マジ人の厚意をなんだと思っているんですか、せめてちょっとは乗ってくださいよ」

 

「その必要がどこに?」

 

「はぁー!なんだこいつ、トイレ行った後自分の席がある場所の真反対に行っちゃったから戻って来ようとしたら車なんか落ち込んでいる少女がいるなぁ~と思って心配したからわざわざ声をかけたのに、マジでむかつくわ!ありえないんですけど、ちぇるーんってふつう乗るところでしょまじ最悪、もう帰る!」

 

「勝手にどうぞ」

 

「いや、止めろよ、そこは。そこは青春マンガみたいに引き留めるタイプでしょ」

 

なんだ、この人。(2回目)どうやらめんどくさい人に絡まれているようだ。急にフラッシュバックしたから余計に気分が悪くなる。

 

「あー、もう。はい、そうですか!じゃあもういいです。私自分の席に戻るので!」

 

自分にとってはいまはそれでありがたいため無視をする。私には今は関係ない。

 

「はー、むかつきますが、一応言っておきますね」

 

…めんどくさい。こういうのはきっと気にしたら負けな方であろう。しょうがないから聞くことにした。

 

「…いうならさっさとしてください」

 

「…本当、むかつきますね。まあいいや」

 

そうして、女は私の元から離れようと立ち上がる。そして…

 

「人生ってあなたが思うほど、あっという間で…何が起きるかわからないんですよ。」

 

その話は一般でもよく聞く話だった。そう、人生は短い。それは自分が一番理解している。特にリコリスだったら途中で死んでしまうことなんて多々ある。だからこそ、この人生をDAにかけているのだ。

 

「でも…」

 

「なんです?」

 

「あっという間だからこそ、一回立ち止まってはどうですか?」

 

「は?」

 

正直、何を言っているのかさっぱりだった。短いから立ち止まる?あっという間だからこそ、立ち止まるわけにもいかないのに、この人はいったい何を言っているのか。不覚にも少々聞く耳を持ってしまった。

 

「話はそれだけです、それじゃあまた会えてら少しは愛想よくしてくださいね」

 

「ちょ…?どういう」

 

「さぁ?まぁもうむかつくので帰ります~」

 

そうして彼女は奥の車両まで歩くのであった。

 

一体何だったのか、DAに向かう途中で不思議な体験をした私だったのであった。




はい、最後のキャラクターはプリコネの第二の看板ギルド【なかよし部】のチエルちゃんが出ました。

この4人のうちどれかが敵サイドとして登場するので是非、考察してみてください。次回はちょっとサクサク進めるかな?とも思います。

それでは次回もお楽しみに!
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