桜と彼岸花の少女   作:暗闇水明

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こんにちは、今回はDAにやってきた零達。ようやくほかのDAとのメンツとの対面が来ます。(今回は少しだけ)

といってもサクサク行くとは言っても結構鈍いと感じた方、今回とてもキリがよかったので少々短めです。それでは、どうぞ!


Chapter14

 

拝啓、今は亡きお母さん、お父さん。僕はいま、とても嫌な人に会いに行きます。怖いし、何考えているかわからないし、なんかむかつく人に今、会わなければいけません。いつもの門が大きく感じます。いや、大体ここに来るときはろくなことがなかったわ。

 

しかし、年齢は若造でもこっちも立派な特殊部隊員、副隊長です。ここは立派な特殊部隊として覚悟をしなければいけません。ひとたび足を踏み入れ場戦い抜いたものしか戻ってこれない場所だとしても僕は、意を決してゆかなければいけません。だからこそ…

 

「【SC】特殊部隊、【Blood Demons】の霧島零だ。そちらの楠木司令に会談のも押入れがあったので来た。あの方は今、どこにいる」

 

 僕は司令官たちのため、今ここで胸を張って地獄の戦場へと走り出します!

 

 

 

 

「司令官は今、出かけていてお戻りになるのは少しかかります」

 

 

 

 

 

「ふっっざけんなあああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

その瞬間、俺は激怒した。

◇◇◇

 

 

 

大きな声が響いた。それはとても聞き覚えのある声でよく耳にしている。聞きなれていない子はおそらくびっくりするであろう。私はすぐに飛び出した。私はいつもここに来てくれるのはうれしいけど彼は機嫌悪そうで、でも会ったとたんこっちも楽しくなってくる子が…それに今回はあの子が来ていることも…

 

「ちょいちょい、落ち着いて」

 

「落ち着いてられるかぁ!俺がどんな思いでここに来たと思っている!?もう、気分は最悪だったんだぞ!外は雨だし、特急つかわなっきゃいけないし、この日のためにたくさん準備しておいて?!それで、そっちが要求した通りに俺が来たのに対し、出かけてるだとぉ?!ふざけるのもたいがいにしろ!」

 

「いえ、私はそこまでは…」

 

「ああ、もういい!適当に施設内をぶらついてる!帰ってきたらすぐ俺の元へ連れてこい!」

 

彼の怒号があたりに響く。外見からは子供がわがままを言っているようで普通だったら少々ほほえましいが、やはり声量のせいかクレーマーに見える。

 

その後ろに彼女はいた。

 

「たきな…」

 

あの銃取引事件の時、私がミスして人質を取られそうになったところ助けてくれた命の恩人の姿があった。

 

「ほら、あの子でしょ。味方殺しって」

 

ふと、悪意の声が遠くにいる私の耳から入ってきた。

 

「撃ったらみんな病院送りにするんでしょ?」

 

違う…悪いのは私なのに…なんで!その悪意の言葉が私の胸をえぐってきた。

 

「ていうか、SCとつるんでいるんだっけ?スパイなんじゃないの?DAと仲悪いし…確か、噂の化け物集団がいるんだよね…そこの司令官も化け物だったりして」

 

「ていうか聞いた?噂じゃ彼女もその司令官に」

 

やめて…それ以上、彼女を…彼を悪く言うのは…もう、やめて…

 

「少々黙ってもらおうか」

 

その瞬間、鋭い声と共に、その場の空気が凍った。

 

◇◇◇

 

「なんなのよ、このクソガキ」

 

なんでこんな最悪なことが立て続けに起こるんだろうな、俺は。

 

クソの木がいねぇ間に、周りのやつが俺にとってのNGワードを何度も何度もブチまかして。ホント、ここにいるやつらは俺のことをいいイメージを持っている奴なんてごくわずかだからな…ホント、最悪な場所だよ。

 

「言っておくが、手荒な真似はしたくないんだよね…今俺は機嫌が悪い」

 

それに…

 

「俺と…俺たちの仲間を侮辱した罪は重いぞ…ここで死にたいか?」

 

「ひっ・・・・ッ!」

 

思わず刀を抜いてしまった。と同時に、俺は少しだけ力んでしまう。まぁ今はむかつくし…いいよね。

 

「失せろ、俺がこの刀を振る前にな」

 

「ば、化け物ぉぉおおおおおおおお!!」

 

そうして彼女たちは負け犬のごとく逃げ去っていった。たく、陰口なんていうもんじゃねぇぞ。

 

「あれ?そういえばたきなは?」

 

後ろを見たとたん、たきながいなかった。というか、千束と彼女以外誰もいない、いや正確には後ろに受付の人がいるけど震えて隠れている。

 

「たきなは射撃場に行くって…」

 

「あー、まじ?」

 

「うん、大マジ」

 

「え、そこの受付嬢。マジでそう言ってたの?」

 

「はひぃ~~」

 

やっべぇ~怖がられた…完璧に怖がられていた。というか、まあ違うんだけどさぁ…やっぱりきついよなぁ…あいつの心は本当に…

 

「あの…」

 

と、ようやく来ましたか…なんつーか、久しぶりではあるかな?ほんの半年ぶりだけど…まぁ久しぶりか…時間たつのって早いんだなぁ…

 

でもまぁ、彼女だけが唯一心許せるんだけどね…だから俺はいつものリコリコのようにリラックスした。

 

そして、一言声をかけた。

 

「久しぶり、エリカ」

 

「うん…久しぶり。零」

 

 




今回はここまでです。

零は千束、たきな、そしてエリカなど一部を除くリコリスとは無茶苦茶仲が悪いです。

そろそろ零の過去にも触れようかと思いますので、お楽しみに!!
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