桜と彼岸花の少女   作:暗闇水明

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はい、今回は2話のほぼラストまでです。

そろそろ3話に入りてぇ…

というか、敵キャラ早く明らかにしたいという気持ちでいっぱいです。(笑)

それでは、どうぞ!


Chapter9 Code

「・・・・今のところは、敵は見当たんないな…」

 

零たちはあれから、スーパーに入った後ウォールナットをできる限り、自分たちの近くまで寄せ同時に裏路地も警戒しながら進んでいた。

 

「計算すれば、5分で着くと思いますが…」

 

「ああ、あのハッカーが全部お見通しなら、下手に動けないからな…」

 

そう、彼女たちと同じようにハッカーはあちらもいる。ウォールナットよりかは至らないがそれでもプロ級のハッカーであることは明らかだ。何かしらの電子機器でこちらの情報を把握することはできる。

 

だからこそ、彼女たちができることは…

 

「ドローンがいたらすぐに迎撃、敵が来たらすぐに撃退。こりゃかなりの無茶ぶりだな…」

 

「ま、うちらなら楽勝じゃん?」

 

「気を抜きすぎですよ…」

 

「ああ、同感」

 

そうして、少しの休憩みたいなことがあったが…

 

「うて!!」

 

「・・・・ッ!!二人とも!!」

 

「ああ、わかっている」

 

瞬間、戦闘が始まった。零は手に持っているM4を片手に商品棚を障害物にし突撃する。

 

「クソ・・・・ッ!」

 

「おっと、よそ見してていいのかな?」

 

彼は笑みを浮かべる。そしてそれと同時に…

 

「アディオス!」

 

彼らに炎が横一線に光りだす。まるで一つの花火を見ているようであった。

 

「がぁああああああああああああああ!!」

 

瞬間、横にいた敵が目の前にいた敵数人が、血を流しながら倒れている。

 

「嘘だろ…?!化け物かよ!!」

 

驚くのもそのはず。彼はフルオートを片手でいなしている。しかも狙いを的確に。相当の力を持った人間でしかできないはずである。それが、ただの子供だと思っていた相手が余裕でできるのだ。

 

「…クソ、なら女を狙え!!」

 

「くそがぁああああああ!!」

 

同時に千束達の方角にも銃弾が飛んでくる。

 

「よそ見すんなよ!!」

 

しかし、零はそれだけではない。持ち前の黒い刀で彼らの首を狙いに走る。

 

「クソ…っ!!くらえええええ!!」

 

無論、男も黙っていない。手に持っているライフルをもはや狙いなんかも定めず撃ちまくる……

 

「おせぇな!!」

 

「・・・・ッァ!!」

 

一人の男が首と胴体が離れた。それはおそらく苦しみも与えないほどに…それが彼にとって恐怖の対象でもあった。すぐ隣に死神がいるかの如く

 

「…ッ!」

 

「零!!!」

 

「よし、当たった!!」

 

だがその恐怖心が功を奏したのか彼の横腹に当たった。彼からは血が流れる。

 

「おい、お前たち!あいつが…「わかっている!!」…ッ!」

 

しかし千束はその瞬間を見逃さなかった。同時に、男のそばには赤い粉末が飛び散る。

 

「零さん!!」

 

そこにたきなが駆け込んだ。すぐに応急処置ができるよう、治療しようとする。

 

「え…?」

 

だが、たきなは異変に気付く。確かに血は流れていた.それこそ致命傷であると思わせるほどに…

 

「傷が…ふさがっている?」

 

「あー、いたたた。やっちまった」

 

「!!」

 

瞬間、零が起き上がった。それも何もなかったかのようにけろりとした顔で起き上がったのだ。

 

「大丈夫?!零!!」

 

千束は任務なんて一瞬忘れるほど心配していた。すぐに彼のもとに駆け寄り血の量を見る。

 

「どれくらい?」

 

「あばらが数本折れただけ、もう治った」

 

たきなは意味不明だった。自分でもまともに動けないし、そもそもあばら折れたのならそれだけでも重症だ。しかも銃弾で大量に出血しているため、死んでもおかしくないはずである。

 

なのに彼は生きていた。それこそ、傷を負っていることを感じさせないほどなんともない顔を見せていた。

 

「はい、これ。飲めるうちに飲んじゃって!!」

 

「サンキュー」

 

千束はたきなが昼食に食べていたゼリー飲料のような袋を取り出し、彼に飲ませる。だが、途端に彼は自分の手で飲料パックを取った。

 

「千束、お前は自分の任務を忘れるな。俺は大丈夫だからウォールナットを守っていろ!!」

 

「分かった、たきな。いくよ!!」

 

◇◇◇

 

「なんなんだよ…なんなんだよ、あいつは!!」

 

僕は今信じられない光景を見ていた。錦木千束が化け物であることは知っていた。はっきり言って彼女の実力も予想外だったがそれよりも零の方が信じられなかった。

 

なんせ、銃弾を受けて死んだと思ったら、数秒で起き上がったんだぞ!!

 

しかも、こいつあばら折れてたとか何とか言ってたし…化け物だろ?!

 

ン・・・・?なんかこっちを見ているような…てか気づかれた?!

 

同時に彼のライフルがこちらに向けられてきた。同時に映像が途切れた。

 

「ああクソ!!あんな奴がいたなんて…ガキだと舐めていて油断していた」

 

多分、いや確信していえることは、あいつがこの護衛の連中で一番厄介だということだ。

 

これから先の依頼にあいつがかかわってくるとなればなおさら…

 

「霧島零…覚えたぞ」

 

だが今はウォールナットを殺すことに専念するしかない。

 

いつかは彼を殺すために…

 

◇◇◇

 

 

 

「ふぅーうまくいっているようだな」

 

俺は、あの後少しの敵を殺しながら建物内を見渡していた。というのも、俺はこのリコリコが建てた作戦の本当の目的を知っている。

 

というのもこの作戦は失敗することが大きな目的であるからだ。今、わざと殺さない程度の傷を負わせた傭兵を送るよう仕向けた。あいつなら、大丈夫だろうし何かあれば殺せばいいだけだしな。

 

あいつの性格上、絶対助けるだろうと俺は踏んでいたし、たきなも任務に忠実なタイプだからきっとうまくいっているだろう。

 

後はあのまま撃たれるところを見届けるだけなんだが…

 

「ちょうど終わったようだな…」

 

外からライフルの射撃音が響く。おそらく中に入っているミズキが撃たれたのだろう…となれば任務は終了となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()のは…

 

俺の出番はこれで終わりだが、なにも俺たちの任務が終わったわけではない。

 

俺たちの目的は半分護衛、半分は違う目的だ。

 

敵を逃がす?そんなの笑止千万。俺たちは敵を逃がしはしない。それが俺のやり方だ。

 

以前起きた爆発事故、実態は暗殺だったそうだが、もう一つ。同時刻に別のビル爆発した。そして…監視カメラ越しにあいつの姿も確認したのだ…

 

奴らに関係がある可能性が高い。

 

だとしたら俺のとる行動は一つ。

 

 

 

 

俺はすぐ手持ちにある、スマートホンに暗号を送った。

 

暗号内容はただ一言・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「作戦開始」と…

 

 

 

 




はい、今回はこれで終わりです。

次回はオリジナルストーリーも入ってくると思うので、よろしくお願いします。

感想、アドバイスありましたらよろしくお願いします。

それでは次回もまたお楽しみに!
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