転生疑惑な破天荒の彫魂革命   作:スダホークを崇める者

23 / 112

グランサガ側は1章終了時点で結構な数なので別枠とします。
年齢は転天本編開始時=本作2章スタート時のものです。
気が向いたら随時更新していくつもり。
前後のネタバレも含まれるので閲覧注意、また話が進むほど加筆されていくはず。

2023/11/18:アニスフィアの項目追加
2023/12/16:ティルティの項目追加
2024/05/09:レイニの項目追加(多少仮組みなので後ほど追記)


設定とか
登場人物紹介(主人公・転天)


 

■マドラーシュ・リヴェ・パレッティア

年齢:15歳

誕生日:闇の下月 十九日

趣味:研究と考察、強敵との死闘

好きなこと:人生における刺激、偉志の大陸への外遊、固定概念や常識の破壊、ジャイアントキリング

嫌いなこと:魔法至上主義と精霊信仰、過度な秩序、素材の味が分からない料理、停滞

適性属性(顕魂術):全て(火=闇>光=雷>風>氷>土=水と適正差あり)

 

・経歴

パレッティア王国第二王子で、アルガルドとは双子の弟。

王位継承権を争うことを憂いた父により、断腸の思いながらもよほどのことが無い限り関わらせないようにと隔離される。

実質アルガルドのスペアのように見えることから『アルガルドの代替品』と周囲の貴族からは心無い言葉をずっと貰っている。

本人はまるで意に介していないというか、雑把の戯言程度としか思っていないが。

末っ子で且つ最初から王位を望まれなかったことからか、母・シルフィーヌからは少しだけ親バカが入った普通の愛情を向けられていたり(末っ子の教育係筆頭であり、彼女の親友デイジーの影響あり)

3歳の時に魔法を行使する光景を初めて目の当たりにしては得体の知れない怒りと失望、更には破壊衝動に似た何かを抱く

挙句『何か気持ち悪い』と一刀両断、

よって、5歳の時に隣で双子の兄が魔法が使えて自分だけ使えないという事態に対しても『あっそ、それで?』で涼しい顔で流すほど。

『己の不足に対して不貞腐れるどころか喜々として壁を壊しに行く』というのがデイジー談で、そのえげつなくも痛快な進撃っぷりは見る者を強引にでも納得させる切れ味を持つ。

しれっととんでも才能を見出されてからは一部の面々が面白がっては一気にスパルタモードに入る。

当人も一切嫌がらず、むしろ嬉々として臨んで教える側もますます楽しくなる無限ループで数々の技能や知識を得ることとなる。

兄貴分でありスパルタ教師筆頭のイグノックスとカルシオンに連れられ、6歳から外で魔物討伐に赴く早熟っぷりも発揮。

7歳の時には小規模とはいえスタンピードを単騎で鎮め、『無慈悲な七つ夜』(マーシレス・セブンナイト)という二つ名を頂戴している。

後のぶっ飛び従者であるセラを拾い、彼女に神格視されつつ下僕宣言されたのがこの時。

そんな苛烈な戦闘経験の裏では魔法の解剖も並行して行う。

ここは血の繋がりなのか、アニスフィアと似た流れや思考パターンで解析作業を進めていた。

とはいえ、その理由は『せっかくだから鼻っ柱へし折りたくなってきた』とこれまた無慈悲かつ自己中極まるもので姉とは大違い。

また、魔法が上手く使えない症例の聴取の際にティルティと知り合っては外れ者同士として意気投合してこれまた腐れ縁に。

魔法の解剖自体は思った以上にすんなり進むが、次の段階として『精霊を用いない魔法』に類する技術の模索を始める。

早い話、精霊の代わりになる媒体を探すのだがここで初めて壁にぶち当たることとなる。

ケルビムという偽名で冒険者登録も行い、イグノックスやカルシオンの同伴の元で色々な素材を集めてきたが『やべえ、詰んだか?』と珍しく弱気になりかけたりも。

8歳の時、シルフィーヌから親バカな無茶振り全開で偉志ノ大陸に外交大使として赴いては成果を上げていたりも。

魔法文明が皆無の偉志ノ大陸では隠す必要はないと、魔法至上主義が蔓延している世の中を変えたいと堂々と言い放ったら陽ノ花家当主・ヨシトラにその気質を買われてあれよあれよと流れを作ってしまっていた。

大陸の風土がかなり心地よかったこともあり、有力次世代に当たるオルタ、ミココロ、カイト、ユナと友誼を結んだり現地住民とも接しては交流を深めたりと王国の時とは別の意味でやりたい放題。

更に調和の女神・パルヴァネに弟子入りすることで精霊を用いない新技術の方に進展を見せながら自身の魔力操作能力、精神や魂に関する感知・操作能力を大きく向上させる。

帰国してから一気に研究の詰めに入り、偉志ノ大陸に存在する特殊な武器『偉霊器』をモチーフとした『彫魂石』を開発。

そこを足がかりに、精霊ではなく自身の魂の分体を媒体にした『顕魂術』を遂に実現させた。

そのまませっかくだからと『とにかく気に入らないから魔法至上主義が蔓延する世の中をぶっ壊す』と密かに旗を掲げた。

グランナイツやごく僅かな身内という味方と共にこれまで通り自身を鍛えたり、時にデッドオアアライブな死闘を繰り広げながら顕魂術の可能性の枝をひたすら広げていく。

並行して停滞気味だった王国東部の開拓やら辺境の細かい問題の解決ついでに面倒を見たり、亜人種問題の好転の兆しを与えるなどやりたい放題はじわじわ幅を広げている。

自身の離宮に迷い込んだユフィリアを見ては『型に嵌り切った生き方しか出来てない半ば人形状態』と見抜くも、いきなり罵詈雑言をかますという原作完全破壊待ったなしをやってのけたのは齢12の時。

相手側も珍しく売り言葉に買い言葉で泥沼待ったなしの言い合いになるが、冷静になった後に互いに謝罪。

そこから何故か放っておけなかったということで、人間としての歪な在り方を部分否定して、与えられたものに対する義務感という鎖からの解放のきっかけを与える。

そこで『かつての人形然な生き方を壊した責任』なんて後の黒歴史を口走った結果、どこか奇妙な友人関係がスタートすることとなった。

同じく12歳時、東部の誘拐事件の調査の際にかつてのクーデターで処刑されたはずの貴族たちが『人と魔物を神の霊石を基に融合させる』という違法実験を行っている現場に遭遇、その暴挙を徹底的に潰す。

この時拉致未遂状態のクラマ族やミケ族を救出するだけでなく、囚われていた唯一の生き残りのプリシラを救出し、その後の生における道を照らす形で導く。

これまでの経験からこの事件が氷山の一角であることを即理解して、グランナイツと共に王国水面下の戦いに身を投じることとなる。

その一環で傀儡にされかけていたアルガルドを関係修復ついでに救い上げ、挙句同志として迎え入れたのが14歳時の出来事。

転天側原作突入時点で既に水面下やら裏事情などを色々と触れたり解決しており、端から見たら15歳にしてその貫禄はグランナイツと並んで尚劣らぬほど。

転天原作突入後も暫くは裏方、というかセリアードやら暗部関係のグランサガ側ストーリーにばかり関わっている状態。

晴れて王位継承権最下位に落ちてもまるで気にせず、たまたま再会したオルタを勢力に加えながら引き続き魔法至上主義過激派の目論見を潰す目的ついでに我が道を突っ走り続けている。

最終的には埒が明かないと、魔法省暗部の魔石略奪からの王位乗っ取り狙いのクーデターをあえて誘い迎撃するという大胆策に出ては大精霊相当に超絶パワーアップしたモーリッツを打倒。

色々なことが起こって漂う暗雲を切り裂く、文字通り時代を先んじる豪風筆頭となった。

 

・戦闘能力

自身の不足を受け入れ、あらゆる手段で現時点の己を昇華させる現状打破特化能力持ち。

グランナイツに幾度負けても再起して挑み直すという不屈っぷりも合わせて、存在上の格上に挑むことが当たり前という主人公精神もきっちり兼ね、結果とんでもない上昇志向に果てしない深淵を見つめ続ける狂人に。

そのヤバさは、8歳時点で災厄級とされる転天ドラゴンすらも歯牙にかけないほど。

作中でも空中近接戦で手玉に取り、魔法障壁への絶対的自信由来の驕りを見抜いての一点突破で圧勝してみせた。

グランナイツだけでなく、偉志ノ大陸の技術もきっちり会得しているので素の武力においてもひたすら技巧派。

剣を握り始めてからずっと二刀流をメインとしているが、千紫万紅を得てからは剣と刀を双方使うどこぞの鬼いちゃんスタイルに。

ミココロ率いる陰の鬼志との鍛錬の成果もあり、徒手空拳でも普通にヤバい。

使用顕魂術がとにかく幅広く、攻撃パターンもどんどん枝を増やしているので相手に次の一手を簡単に読ませない。

咄嗟の対応力の高さもとにかく悪魔染みており、どんどんアドを取ってメタを張りじわりじわりと追い詰めるリアリスト……と思いきや唐突の大火力を放つこともあるロマンチストっぷりも。

相手の癖や思考を誘導やらなにやら含めて丸裸にして、挑発や細かい駆け引きで僅かな隙や死角を見抜き、適切手段で封殺するのが基本スタイル。

無慈悲なまでにえげつなく、それでいて舞台で主演を担うような戦闘スタイルから『無慈悲な主役』(マーシレス・プリンシパル)と呼ばれることも。

パルヴァネへ師事したことで得た魔力感知能力と制御能力の恩恵で、集団戦への適性もかなり高めでかなりリーダーユニット向き。

防衛戦や要人護衛も苦としない器用さも兼ねており、傍若無人な性格に反してチーム戦の適性がとんでもなく高い面も。

苦手とする相手は攻防速が全て整ったオールラウンダータイプ、要するに自分の完全上位互換。

特に対レオンは12歳時でようやく一撃を与えられたほどで、1on1で上回るのは相当骨と本人談。

適性属性は顕魂術の方では全属性だが、それなりの優劣が存在する。

メインは闇と火、次点で光、風、雷、氷と続き水と土は本人比で少々覚束ない(十分一流だけど)

魔石からイメージを抽出しては新たな術を思いついてはすぐさま試すどこぞのスパーダ一家風な側面も。

大半の身内からは『新たな魔石を1つ得るだけで1段階レベルが上がる』とまで称されるほど。

その圧倒的手数を全て網羅出来るのは、それこそ本人と専属侍女くらいのものだとか。

 

 

・詳細

どこまでも自分の魂のままに生きる破天荒気質、邪魔だては絶対許さん唯我独尊。

縛られることを嫌い、気に入らないと判断すれば迅速行動がモットー

基本天上天下唯我独尊だが、他者を顧みないというわけではない

アニスフィア同様、明らかにこの世界ではない言い回しが目立つが何か勝手に脳内で浮かんでくるとのこと。

偉志ノ大陸贔屓な辺りも転生者っぽいが、それも『何か風土が合うから』という本人談。

前世の記憶は存在しないので、転生由来のやりたい放題は現状存在しない。

容姿は髪の色は姉・兄と同じく白金色で瞳の色はネイビーブルー(変更しました)

身長は15歳時点でオルタとそう変わらず(177cmほど)

ルックスは整っている方……だが、苛烈な経験の影響でどこか険がある風にも見えるとか(バージル風)

結果上の下辺りという評価で、見た目だけならそれなりに年長者に見えなくもない。

『王族らしさ?何それ美味しいの?』となるよう育てられたので、口は悪く捻くれつつも不敵、更に童心もきっちり残った雰囲気から結局年相応に見えてしまう。

軽薄だったり過激に見える面も多いが、誠実さも兼ねており結果的に人の為になることが多い。

『自分が気に入らなかったからやったまで』と断言するまでがセットで、そんな捻くれっぷりも苦笑で受け入れられつつ慕われることが多い。

童心を残しながらも自分のケツは自分で拭けるように水面下で大暴れする。

その影響範囲が想定外に広くて『ついやっちまったZE☆』になるのはご愛敬。

また、出来ることをどんどん拡大しているせいで自身のリソースをギリギリまで割いてまで為すべきことを為すことが殆ど。

ケルビムと言う偽名を用いて、更に髪色や髪型に服装と徹底的に変装して冒険者稼業に勤しんでいる辺りが姉との最大の違いか。

そのことから、大半の平民からも認識されておらず普通の貴族からの評価も『いてもいなくても変わらない王族』、『無価値な放浪第二王子』とされている。

その代わりに恩恵に与ったクラマ族やミケ族を筆頭に王国東部で相当評価されている。無論表沙汰にはなっていないが。

偉志の大陸での評価もかなりのもので、有力家門への婿入りなんて冗談のような冗談じゃないような話まで飛び交う始末。

挙句の果てには大妖怪や妖魔王とも親交があり、この過程があるお陰でヴィルジールという代わり者ヴァンパイアという大きな人脈も得ていたり。

教育係であるグランナイツには家族愛と共に純粋な憧憬の念を抱いており、いずれ超えて見せたい目標と定めている。

血の繋がった家族に対しては、自身の立ち位置もあってか傍観者のように振舞いながらも何だかんだで気は回している。

だらしない印象が先行しがちだが、自己責任の範囲は普段の生活から現れていてその実かなりのしっかり者という意外なギャップがあったり。

専属侍女のセラが外出していたとしても問題ないほどの家事スキル持ち、仕込んだのは主にデイジーやユナ。

グランナイツを筆頭に年長者との付き合いに慣れ過ぎているせいか、逆に同年代との付き合いがかなり少ないという意外な弱点もあったり。

特にユフィリアとの友好関係は距離の測り方に苦労している側面もある。

先達ぶったり弄ったりと上手いこと手玉に取っているように見えるが、その実ただの砂上の楼閣なので攻勢に出られたら意外と脆かったり。

そもそもの出会いなどがかなり特殊なケースに当たるからか若干特別扱いが見受けられる。

マドラーシュ本人は『面白いから目をかけている』風で誤魔化していることがしょっちゅうで傍から見たら凄いヤキモキさせられる。

こんな体たらくなのでオルタやカイトのことは言えないくらいには恋愛事情については弱い部類だったりする。

そもそも強敵との殺し合いに生きる意味を見出しているところがあり、そこから『こんなロクデナシについてくだけ不幸にするだけ』と一種の自嘲を展開しては自分から踏み込まないところも。

幼馴染のラスとやりたい放題仲間のキュイ、7年の付き合いの呪い大好き令嬢は普通に友人として問題なし。

セリアードは弟子兼妹分という感じなのでセーフ。

魔法至上主義に対しては3歳時の不意に起こった激情だけでなく、自身の家族であり最上級の尊敬を向けているグランナイツへの仕打ちも相まって憎悪すらも抱いている節もある。

それに類する下らない秩序が起こす理不尽に対しても憤怒の情を抱き、その手の被害者に対しては割と率先して導きの手を伸ばす。

ただ、依存させては同じことの繰り返しと断言してあくまで導き手で留まるように注意を払っている。

グランナイツや偉志ノ大陸、ラス達など身内を貶したり害なす存在が現れたら無慈悲かつ残忍な面を全開にして排除に回るダークサイドも当然のように完備。

また、対魔法至上主義の活動については自分が発端という自覚がとにかく強く頼ることはあってもその責任を全て自分で引っ被ろうとしている面も。

名前は何としてでもあだ名を『マッド』にしたかったことで何とかひねり出した結果、『マッド』+『ミドラーシュ』=『マドラーシュ』となった、違和感あるのは気にしたら負け。(ミドラーシュがヘブライ語で『探し求める者』でピンと来た)

特殊召喚メタのミドラーシュが名前の元だから本人のバトルタイプも封殺系であることは関係ない……と言い切れない。

ミドルネームはかのレースゲームナンバリング5作目の架空メーカーを略したもの。

彫魂石の色は全ての属性を扱える、すなわちあらゆる色が混ざるというイメージから虹……と見せかけての見事なまでの純黒。

これは体系こそ違えど同じ全属性適性持ちのユフィリアとのイメージ被りを避けるための措置。

 

 

■ユフィリア・マゼンタ

年齢:15歳

趣味:読書(ジャンル問わず)、マドラーシュの余裕を崩してやること(3章から?)

好きなこと:マドラーシュと過ごす時間、自己研鑽(3章辺りから)

嫌いなこと:かつての空虚な自分、マドラーシュに置いて行かれること

適性属性(精霊経由魔法):全て

適性属性(顕魂術):全て?

 

 

マゼンタ公爵家の令嬢で、第一王子アルガルドの婚約者。

厳しい教育に応える形で勉学から魔法、政治、武芸で常に『完璧』の評価を貰い続けてきた。

期待の需要と供給関係を次期王妃への義務感と使命感に殉ずる形で続けてしまう。

当然疲労を感じるも、持ち前の自制心で抑えていた時にマドラーシュに出合い頭の罵詈雑言風味の指摘を貰ってしまう。

そのあんまりな物言いに対して初めて怒りの感情を覚え、振り回されるがままに泥沼上等な口喧嘩を繰り広げる。

その後冷静になって互いに謝罪して和解しつつ、改めてこれまでの生の歪みを指摘され一度は道を見失いかけるも、マドラーシュの黒歴史発言混じりの導きから縁を手繰り寄せて奇妙な友人関係となる。

それからはマドラーシュのアホな行動に呆れたり、人の性質やら人生における格言やら諸々を教わって先輩風を吹かれたり弄られたりと何だかんだで3年の間マドラーシュの離宮に定期的に通い詰めている。

いくら婚約者の弟とはいえ、別の異性と会うと言う超絶危険行為だが慣れてきたら楽しむ余裕が起こるくらいの強かさも持つように。

対マドラーシュでも翻弄されてばかりではなく、過去の黒歴史発言を突いたりゴジラ的猛攻を発揮したりと反撃も結構出来ていたり。

連絡も無しに待ちぼうけが続けば静かに怒って問い質したり、自分の為とはいえ無茶な行動を取ったと知ればきっちり叱るなど原作合流前でそれなりに人間らしさが出せるように。

とはいえ、これらの感情はマドラーシュとその専属侍女セラの前でしか出せていない辺り、未だ別の鳥籠の中と言える辺りがちょっとした不穏フラグ。

マドラーシュもそこを察しては危ぶんでおり、一旦距離を置けないものかと画策はしていた……結果的に婚約破棄扇動を機にそうなったわけだが。

同じく1章時点で色々ブレイク工業介入の結果、転天本編開始前で自発的にアルガルドとの婚約解消の方向に動いている。破棄ではなく解消であるところがミソ。

原作冒頭と同じく卒業記念の宴の場で謂れのない冤罪で糾弾されるもきっちり抵抗する。

話が通じないと分かるとアルガルドと阿吽の呼吸でアドリブに乗るなど、第六感と頭の回転の速さをいい具合に兼ね備えた強かさを見せるように。

気になってしょうがないお相手の裏のやりたい放題の一端をこの時ようやく知ることとなる。

本人の口からまるで出てくる気配が無かったことから、完全に一人相撲をやらかしていたのではという不安から『あちらはあっちこっち助けて功績を上げるほどなのに、自分は果たして彼の周囲にいるだけの資格があるのか』と完全に自虐モードに入ってしまう。(書籍2巻と少し似た傾向)

が、そこで的確に年長者且つ第三者の視点を持てるであろうイリアに相談するというファインプレーの下で『自身は所詮井の中の蛙、あちらがやりたい放題ならばそれに倣えばいいのでは』と開き直りを果たす。

マドラーシュに対しての感情は親愛、対抗心、憧憬の念が複雑怪奇に混ざっており、もはや彼抜きとか考えられない程には沼落ちしているとも言える。

その結果が2章ラストのいずれ肩を並べてみせるという宣戦布告だが、ある意味マドラーシュを対象とした攻略してやる宣言でもあったり。

そもそも誰かに執着を抱くことが初めてで、とりあえず置いて行かれっぱなしなのは癪だという後発的負けず嫌いと攻略対象から受けた影響も含めアグレッシブに、でもどこかズレた行動をするように。

当の相手も何だかんだ嫌がってはいないので、結果オーライ……なのか?

やたらマドラーシュと距離が近いオルタ、それはもう多大な対抗意識を燃やしている模様。

恐らくここからどんどん嫉妬対象は増えることであろう。

執着対象が脇目も振らず我が道を突き進むタイプなので、尚更追いついてやる(振り向かせてとも?)やるよう負けん気が強まっていたりも。

その追跡者っぷりは自力で顕魂術関連の情報まで辿り着き、挙句密かにグランナイツやティルティに協力を仰いで彫魂石を手に入れては簡易的な手ほどきを受けるほどでどこぞのロケランぶっぱスターズヲタクに引けを取らない程(誇張表現)

王宮人魔内戦の際にも即座にマドラーシュの動きやら意図も感知するなど、もはや破天荒限定の人間コンパス化待ったなしである。

更には改めて垣間見た気になる相手の狂気的部分の一部を垣間見ることにもなるが、『この破天荒、振り回すのいい加減にしろや』とむしろ対抗意識混ざりの変な突撃精神持ちに。

更には彼の天敵兼姉貴分のクリスティーナに師事、元々恋愛感情には疎いことも合わさって特化型暴走特急令嬢にランクアップを果たしてしまう。

その挙句に『責任取って欲しいので婚約してください』だから、もう何が何やらである。

 

 

■アニスフィア・ウィン・パレッティア

年齢:17歳

趣味:魔道具開発及び研究

好きなこと:魔法、魔学研究全般

嫌いなこと:婚約話、神学

適性属性:魔法はなし、顕魂術は不明

 

 

パレッティア王国第一王女、主人公とアルガルドの実の姉。

奇天烈王女の名を欲しいままにしている、王国内における奇行が絶えない問題児。

5歳の時に唐突に前世の記憶というものが挿入される形で蘇るという、いわば記憶だけ転生系。

その前世が魔法などが存在しない(とされている)現代寄りなこともあり、魔法に強い憧れを持っている。

が、先天的に精霊が知覚できず、結果魔法が使えないと言う本人の希望とあべこべ状態と言う悲運状態。

しかしそんな現実にもめげず、前世の知識をふんだんに利用して魔法を疑似的に再現する魔学(魔法科学)を提唱して開発と研究に勤しむように。

研究に必要な素材や魔石の調達の為に冒険者になったり色々討伐したりと、マドラーシュと似たようなやりたい放題の側面もある。

ただ、あくまで名を偽りその活動は知る人ぞ知る状態なあちらとは違い、こちらは大っぴらにやっている。

この点についてはマドラーシュも同業者としてどこか違和感も感じている、というか何か裏に抱えているんじゃないかくらいまでは至っている。

王位継承権の問題やら一部の者からの心無い物言いのお陰で結婚を大層嫌がっている。

原作合流時点ではアルガルド及びマドラーシュとは疎遠状態にあり、その理由は先んじておくと原作と全く同じく。

その発端となる事件が起きるまでも原作通りで、対極の離宮で隔離されていたマドラーシュにも会いにいくくらいに姉弟仲は良好ではあった。

ふとした不慮の事故で原作冒頭と同じく貴族学院卒業記念パーティーに突撃をかまし、そこをきっかけに本作の流れの表面に合流する。

それから10年近く疎遠だった末弟、そして王国の裏事情の一端を知ることとなった。

更には末弟と友人兼助手の奇妙かつもどかしい関係性も知り、将来の義姉として応援する姿勢も見せていたり。

そして疎遠になっていた末弟とようやく顔を合わせては、互いのすれ違いに際する本音をぶちかましあって姉弟として和解も果たす。

長いこと接してこれなかった反動も相まって、ボケとツッコミを平然とこなしたり互いに弄り弄られという仲の良さを早速発揮している。

度が過ぎてユフィリアから絶対零度のツッコミを受けたりと、とばっちりだったり因果応報だったり。

とはいえ、ユフィリア×マドラーシュの成立に援護気味に動いているのは間違いない。

ちなみに、身長は平均より低いのでマドラーシュと並んだら完全にあちらが兄に見えるという笑えない事態が発生する可能性もあるとか。

ユフィリアやティルティと違い、王宮人魔内戦の予兆を読み切れず原作キャラではこの時点で出遅れている感も。

その前後ではどこか焦燥感を募らせているが、果たしてどうなることか。

 

 

■アルガルド・ボナ・パレッティア

年齢:15歳

趣味:超えるべき目標に向けて自己鍛錬や新たな知見を得ること

好きなこと:弟を弄ること

嫌いなこと:魔法、与えられるだけの道筋、魔法至上主義

適性属性(精霊経由魔法):水・氷

適性属性(顕魂術):水・氷・闇・火

 

 

パレッティア王国第一王子で、次期国王筆頭の立ち位置にいる。

ただ王としての才覚は並とされて、奇行が目立ちながらも輝く才を示すアニスフィアと何かと比較されてきた。

将来有望な婚約者をあてがわれるなど『良き王はこうあるべき』と道筋を与えられたが、自分の存在の意味がないと理解してしまう。

自分なりに評価を覆そうとあらゆる方面で足掻いて、それこそ泥を啜るような努力をしてきたがまるで状況が変わらないことにも更に絶望を抱くことに。

そんな時に学院で周囲から浮いて困っていたレイニに手を差し伸べる形で知り合い、少しずつ惹かれていく。

レイニとの時間が増えるごとに婚約者であるユフィリアのことが疎ましく感じてくる……と、この辺りまでは大体原作の過去部分通り。

しかし、ユフィリアの相談を受け思惑も兼ねたマドラーシュと対峙することで大きく運命が変わることとなる。

アニスフィアへのコンプレックスや与えられた道への足掻きを止めておとなしく従っていることをヒール全開で指摘され激昂、双子喧嘩に発展することに。

その最中でこれまで接することが出来なかった弟が密かに凄まじい研鑽の日々を過ごしてきたことを知り、世界の秩序に反抗する権魂術の存在も認知することに。

そのやりたい放題っぷりに高揚感を覚え、その底力を見極めんと喧嘩を再開。

敗北を喫するが、溜まりに溜まった鬱憤を認識した上で晴らせたことでこれまでの自分を見直す余裕が生まれた。

弟の起こす革命にも賛同し、顕魂術も授かることで対魔法至上主義の同志となった。

時間がある時はグランナイツ……特にデイジーとイグノックスに鍛えてもらっている。

マドラーシュの7割ほどとはいえ、英傑と呼ばれる存在を師としたことでますます技巧派として頭角を現す。

原作ではヴァンパイアの魔石を取り込んでようやく互角だったアニスフィアにメタを張りまくって勝利するほどにまで成長している。

マドラーシュとは憎まれ口を笑いながら叩き合うくらいには仲が良く、またいずれ超えてみせたい最大目標となっている。

結果凡夫である自身に対して徹底的に開き直ってみせては原作の色々捻れてしまったシスコンはきっちり解消される。

代わりに弟への表向きクール皮肉裏向き熱血憧憬対抗心を抱くように。

原作合流時点で最大のフラグ破壊である婚約解消の当事者間合意に至り、いよいよもって本流から外れることが確定。

原作冒頭と同場面では、自身にあえて泥を被せてユフィリアを逃がすなど冷静さが際立つように。

2章全体では謹慎でおとなしくしていたが、ここまでコケにされっぱなしでいるわけもなく後半戦の逆襲も末弟とともに画策せんと動き始める。

その足掛かりにと弟が色々改善した王国東部の視察を引き継ぎながら色々動き始めている。

また、3章メインイベントである王宮人魔内戦にもきっちり参戦していたり。

 

 

■プリシラ・ソーサラー

年齢:18歳

趣味:マドラーシュの身の回りの世話(意味深なことはない、はず)

好きなこと:主のやりたい放題っぷりといい笑顔、主の困り顔

嫌いなこと:実家、魔法至上主義、主の障害足り得る存在

適性属性(精霊経由魔法):水

適性属性(顕魂術):闇・風・雷・水

 

 

ソーサラー伯爵家の娘。

母がアーイレン帝国から秘密裏に買われた奴隷なので庶子に当たる。

認知することなく母がこの世から去ってからは、代わりにとばかりに伯爵と伯爵夫人に虐待を受けることとなる。

『瞳の色が気に入らない』と目をくりぬかれそうになったことをきっかけに母の存在を認知して、知らずに見殺しにしていたことへ強烈な罪悪感を抱き忌まわしい血は自分にも流れていると完全に自己否定に走ることに。

流されるままに伯爵が密かに支援していた『人と魔物の融合』の実験素体として送り込まれるが、間一髪でマドラーシュに救出される。

その際に血の繋がりと自分の気質は関係ないと自己嫌悪を否定され、挙句面倒だからと『奴隷は拾った』と言わんばかりの強引に弟子入りさせられる。

自分のためとはいえ清々しいまでの強引さを発揮したマドラーシュの姿に呆れながらも笑みを零しながらもその結果を受け入れた。

そこから2週間で顕魂術の基礎から適性上の徹底スパルタが施され、探知においては既にエリオですら舌を巻くほどの腕前を見せるほどに。

その際に初めて期待をかけられ、どんどん応えていくことで自己嫌悪を矯正していく。

その後にその褒美と言わんばかりに、本人曰くクソッタレ親父とクソ義母への復讐の機会と、更に母を故郷に帰したいという願いをマドラーシュからプレゼントされる。

生きる手段の獲得としがらみからの解放により、マドラーシュには一生かけても返せないほどの恩義を抱き、心の底から忠誠心すら抱くように。

彼の傍付きになれるだけの人材になるべく『V3社』に出航を決意する。

時が来たら必ず馳せ参じると誓いを告げ、師と一時別れることとなった。

その後の2年半ほどの期間で多様かつ濃密な経験を積みながら、ケルビム=マドラーシュという裏事情に独自に辿り着く一種のガッツも見せたり。

更に原作合流手前ではラインヒルト伝手で王宮付きの侍女として手始めに潜り込み、機を見て崇高たる(本人比)マドラーシュの元へ馳せ参じることとなった。

そこからはセラ共々『マッド様尊し!』で大暴れ、侍女としてもそうだが陣営の裏戦力としても申し分ない動きっぷりを見せてくれる。

やりすぎることも多々あるがそれも尊き主への敬愛が故、お仕置きも甘んじて受けるどころか滅茶苦茶嬉しくなるそういう気もきっちりあったり。

web版でも第2部、書籍でも7巻登場とかなり後発キャラのはずがまさかの過去編登場と盛大フライング。

web版の設定から更に悲惨な扱いになるも、色々な意味で救いと導きを得たことでこれまた凄まじいことに。

トラップ設置や師と同等の感知能力を用いての戦闘補佐能力もかなり原作からかけ離れている(書籍版で判明している部分での話だが)

 

 

■ティルティ・クラーレット

年齢:21歳

趣味:呪いに該当する現象の観測、呪詛・呪術研究

好きなこと:呪い、マドラーシュのやりたい放題、また共同研究

嫌いなこと:魔法、魔法至上主義、既得権益とそれに縛られるもの

適性属性(精霊経由魔法):闇は確定だが他不明(水辺り?)

適性属性(顕魂術):闇以外は現状不明(光以外全部じゃねえか説も)

 

 

クラーレット侯爵家の長女。

魔法行使の際に精霊と波長が合いすぎては魔力を吸われ過ぎるという厄介な体質を持ってしまっている。

魔法訓練で散々な目に遭った過去も相まって、魔法を呪いと同義と称しては魔法至上主義を毛嫌いしては嘲りを向けるようになった。

その際に開き直っては精神乱調からの加虐性を見せてしまい、そのせいで別邸に半ば隔離される。

本人としてはやりたいことも普通に出来るから、色々せいせいしているとのこと。

マドラーシュとの馴れ初めもなかなか過激なもので、殺意満々で魔法をぶっ放すなど別の意味でR指定待ったなしな怒涛の展開が巻き起こった。

事前にその症例及び原因も理解していたマドラーシュがデイジー仕込みの無血鎮圧で事なく済ませ、その後打倒魔法至上主義という側面で即座に意気投合。

グランナイツとラスに次ぐ顕魂術のテスターでもあり、魔物・魔石由来の呪いの研究の第一人者という形でマドラーシュの共同研究者となる。

呪いの症例を見極める為に医学を嗜んでは薬師という顔も持ち合わせており、しれっとマドラーシュの専属をやっていたりも。

マドラーシュの同年代女子(ユナとミココロの例があるのでそういうことにしている)では最も付き合いが長く、彼とその周囲の裏事情をほぼ網羅しているほど。

ただし当人同士としては、もう一人の腐れ縁を差し置いての疑似姉弟だったり共犯関係だったりなドライ寄りな関係と称している。

ただ、踏み込んだ関係なんて断固拒否かと言われたら互いにそうでもないというこれまた絶妙な距離感とも。

マドラーシュの抱えている呪いや闇をきっちり理解していながらも踏み込み過ぎない、クリスティーナとは別方面の姉貴分をやれている。

アニスフィアとの関係はきっちり原作通り、むしろ末弟のことも含めるとよりドライ寄り・

マドラーシュからの好感度は信頼信用含めてかなり高く、逆も同じくなのできっちりサブヒロインとしての体は為しておりまさしく美味しいポジションに立っていたりも。

ちなみに最大のネックが顕魂術で克服できているので、戦闘面でも大幅強化。

オルタやキュイに入り混じってもむしろ存在感を示すほどで、3章時点の実力はグランサガキャラ混じりでも上位陣に食らいつけるほど。

 

 

■レイニ・シアン

年齢:15歳

趣味:これまで無かったようなものなので……(3章時点)

好きなこと:出来ることを増やす(3章終了時点)

嫌いなこと:変に言い寄られること(かつての無自覚魅了のせい)

適性属性(精霊経由魔法):水は確定だとか

適性属性(顕魂術):水・闇は確定

 

 

元々は平民で、母親が亡くなってから孤児院で育った孤児。

後に血縁関係が発覚してシアン男爵家の令嬢となり、急なことから貴族としての心構えやマナーが不完全なまま貴族学院に入ったりなかなか波乱な人生を過ごしてきた。

原作ではアルガルド含む多くの有力なご子息を魅了してしまい、ユフィリア弾劾のきっかけとなってしまう。

本作ではマドラーシュが色々裏で動いたお陰でその流れに捻れが起こり、この時点で間接的に救われている側面も。

ヴァンパイアの魔石を宿しているのだが、まるでそのことを知らず自身にとって危険が生じると魅了能力を制御出来ずそのまま発動してしまっていた。

その無自覚な能力発動のせいで人間関係が拗れてばかりで、すっかり悲観的になってしまい人生そのものに無気力になりかけていた。

そんなところに魅了がまるで通用しないマドラーシュとアニスフィアと顔を合わせては保護され、自身の異能を知ることになる。

その際に純粋な人間でないことを知ってショックを受けるが、もっと洒落にならない人外と交流してばかりのマドラーシュから『その精神性は人間そのもの』とお墨付きを貰って何とか踏み止まる。

そこから魔石の制御その他を教わり始め、『マッド先生』と呼び慕う形で新たな弟子となった。

適度に調節されてるとはいえ彼のスパルタ気味の指導にも平然とついていき、急ごしらえとはいえ最低限戦闘をこなせるレベルに短期間で至るほど。

マドラーシュとセラ曰く、なかなか素直で吸収もなかなか早いから教え甲斐があって楽しい弟子らしい。

原作通りイリアに弟子入りするような形で侍女志望だが、こちらでは結構色々な強化もあったりする……?

 

 





こうして並べると原作とまるで違いますねえ……過去改変しまくってるから当たり前なんですが

Youは何を求めてこの作品を?(要するに需要調査です)

  • 転天キャラでのNLとか他絡みを所望
  • グランサガの二次がレアすぎて
  • バトルハードモードに釣られた
  • ちらほらある(?)デビルメイクライ要素
  • その他(そもそもの作風とか)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。