3人の目指す未来
そして特別な力とは?
【日菜side】
「日菜ちゃんに聞きたい事があるの」
千聖ちゃんから呼び出されたから来たけど、聞きたい事?
心当たりが1つだけあるけど
日菜「いいけど、何を聞きたいのー?」
千聖「日菜ちゃん、どうしてこの前の放課後のトラブルを知ってるのかしら?」
私の予想は当たっていた
日菜「この前の放課後?よー君がデュエマで変質者を退治した事?」
千聖「変質者かどうかはわからないけど……どうして知ってるのかしら?」
日菜「?」
千聖ちゃんの言いたい事はなんとなくわかるけど
千聖「あの場に日菜ちゃんはいなかった、なのにあの場所の出来事を全部知ってる、いくらなんでもおかしいわ」
日菜「おねーちゃんから情報来たって言ったら?」
一応私は誤魔化してみる
千聖「それは考えたわ、でも紗夜ちゃんが来たのはデュエマが始まるタイミング、それ以前の出来事はわからないはずよ」
うーん…流石千聖ちゃんだね、これは誤魔化しきれないね
あまり言いたくない事なんだけど…私達にとって嫌な思い出だから
日菜「うーん…千聖ちゃん達なら教えても大丈夫かな」
日菜「まずはこれを見てほしいな」
私は目の色を変えた
千聖「目の色が変わったわね、それと関係があるのかしら?」
日菜「この目はおねーちゃんとよー君と私の3人が持ってるの、視界共有って言う奴?発動中だけだけどね!」
千聖「紗夜ちゃんも?にわかに信じれないわね…どうしてそうなったのかしら?」
日菜「うーん……生死を彷徨ったから?そこも踏まえて話すよー」
私は話を始める
──────────────────────
【8年前】
これは、彼とお別れする前の話
むしろ、あの事件のせいで私達は離れる事になったと言ってもいいのかな
日菜「今日も負けた―!!」
紗夜「日菜!いつも自分のデッキを使ってと言ってるでしょ!?」
日菜「だっておねーちゃんの作ったデッキが強いんだよー!一番しっくりくるし、よー君もそう思うよね!?」
耀姫「ああ、紗夜の作るデッキはおそらく日菜や俺に合ってるんだろう」
私達3人は幼馴染の3人だった、公園で出会った
家は隣同士で同い年
そして私達の共通点は……デュエマだった
私とよー君は同じ実力で毎回勝ったり負けたりの繰り返し
おねーちゃんは私達よりは強くはなかった、そもそもおねーちゃんはあんましデュエマに興味なかったんだけどね
おねーちゃんはデッキを作るのが天才だったから、私がお願いしてデュエマをやってもらった
おねーちゃんが相手に合わせたデッキを作って、私とよー君がそれを使って勝つ
こうすることによって、私達はチームで仲間だって思った
おねーちゃんは実際その事についてどう思ってるか聞いてみた
紗夜「私ではまだ貴方達に追いつけない、だけど、デッキ作りに関しては貴方達を超えたわ、いずれ同じレールに立つわ」
その日を境に私達は大会や、近所の人達とデュエマをして勝ち続けた
勝ち続けてるうちにこう呼ばれるようになった
完全無欠のデュエリスト達
無敗のチーム
私達小学生なんだけどね笑
だけど……いつからか周りからデュエマをする人が減った
理由は……
私達に勝てないから大会に出る意味がなく、つまらないと
それでも私達は楽しいからデュエマをした
そう……それが最後の楽しいデュエマだった
──────────────────────
私達の知らない場所である計画が実行されてた
それは……私達を街から追い出し、デュエマをさせない計画だった
正直、別の街に行ったり家でデュエマは出来るからあんまし関係ないと思った
だけど……それはほんの序の口だった…私達は……
交通事故に巻き込まれた
巻き込まれたって思ったけど、実際はその街の住人達が追い出す為に起こした事故だった
私達は緊急でその街じゃない病院に運ばれた
非常に危ない状態だったらしい、特によー君は
私達の両親も駆けつけてくれた
私達は許せなかった
私やおねーちゃん、よー君は何もしてないのに
この時、私は復讐したいと思った
だけど……彼がこう言った
耀姫「復讐は何も生まない。それに…日菜も紗夜は悪くない」
彼が言ったから私は考えるのをやめた
その時だった……医師から変な話をされた
医師「3人の命に問題はないね、だけど……君達の目は……」
そう、医師から言われたのは……私達の目が、赤くなっていた
その医師は様々な患者を診たり、オカルト現象にも詳しい医師だった※
※某と○るの医師に似てます
生活や命に問題はなかった……そして気になる事があった
日菜「せんせい、なんか目がおかしいの…」
私の目は別の景色も映していた
なんでなんだろう?
医師「……やはりそうか。他の2人も同じ現象か、いいかよく聞きなさい」
医師によると、視界共有?って奴らしい
私とおねーちゃん、そしてよー君の3人が同じものを見てるらしい
医師「いいかい?これは現状あまり使ってはダメだよ、命に関わるから」
日菜「命……」
そして…退院したのは数週間後だった
──────────────────────
日菜「おねーちゃん、私達が悪いのかな…私達が皆の居場所を…」
紗夜「違うわ、日菜。悪いのは悪さをする悪人よ」
日菜「でも…!そのせいで…よー君が…!!」
耀姫「誰のせいでもない、日菜!俺は大丈夫だから」
そして私はある事を考えた
日菜「私達が悪人を全て倒せば…この街は平和になるのかな…?」
紗夜「…日菜?」
日菜「だって、悪人がいなければ私達は無事だったんだよ!?だったら悪人を倒して平和に…!!」
紗夜「日菜……」
耀姫「だったらこれから俺達は悪人狩りの決闘者になれば解決だ」
私の強い意志に
彼が提案をしてきた
耀姫「俺達にはこの目がある。それに俺達は仲間だ!」
紗夜「ええ、私達でこの街を変えましょう」
日菜「おねーちゃん…よー君。うん!私達で変えよう!」
3人「「「今日から、悪を倒す!正義の味方に!!」」」
そして…私達は……デュエマを本気で学び……身体トレーニングを始めるようになった
そしてその1年後……彼はこの街を出た。
いつか出会える事を祈って……
小学生だった私達にとっては嫌な事でもあり
とても小学生が体験するとは思えない事だった
──────────────────────3人が高校生になったタイミングで……
耀姫【お前、アイドルになったのか!?】
日菜【うん!オーディションに適当に受けて受かった!】
私は今、よー君と電話をしている
適当にオーディションを受けたらアイドルになっちゃった!
だからおねーちゃんとよー君には先に言っておかないとね!
耀姫【だけど、お前…いいのか?お前もそうだけど…俺達は…】
日菜【…うん、わかってる…でもパスパレのメンバーは違うの!皆面白いし!】
日菜【それに…私を私で見てくれる場所だから】
耀姫【…そうか、なら何も言わない。そっちに戻ったらお前の友達を紹介してくれよ!】
日菜【もちろんだよ!だから…待ってるね】
私はこの場所を守ると決めた
私も…おねーちゃんもあの時の事は知ってる
彼が私達を守るようにして私達より危険な状態で運ばれたのを
だから私は……大好きなおねーちゃんとよー君の為に
──────────────────────時は現在
日菜「はい、千聖ちゃんが知りたかった情報だよ!」
私は千聖ちゃんに全てを話した
普通だったら受け入れられない話だし、そんなオカルトありえませんとかなんだけどね
でも…千聖ちゃんは…泣いていた
千聖「日菜ちゃんに…そんな辛い過去があったなんて…辛かったわよね」
千聖ちゃんは私を抱きしめながら泣いていた
信じてくれるんだって
日菜「千聖ちゃん……」
千聖「日菜ちゃん、貴方がどう思ってるかわからないけど、私やパスパレのメンバーは貴方の味方よ」
「私も日菜先輩の味方ですよ!!!」
何処からか声が聞こえた…それは…私がいつも力を借りていたつぐみであった
日菜「つぐちゃん…千聖ちゃん…」
つぐみ「日菜先輩!もっと周りを頼ってください!!」
つぐちゃんは涙を流しながらそう叫んでいた
日菜「ありが…とう…!!」
私はこの場所を絶対に守ると決めた!
そして…今度は私が守るんだ!
3人の過去の話でした
まずは3人が特殊能力持ちでした
今後はいきなり能力が使える様になったりするキャラも現れます
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