こんな僕の作品を読んでくれる方には感謝しかありません。またぼちぼち書いていくつもりではあるので、良かったら期待せずに見ていってください。
京都某所、月見家邸宅内にて。
どうやら、そこに転がっている父は、文字通り人生最初で最後のとんでもないプレゼントをしてくれたらしい。
現状を整理しよう。ここには今、生首だけとなっている父と、狂ったようにビルゲンワーズだの上位者だのと何か叫び続けている母。今必死に頭を回している私と、そして100%この惨状の原因になってる得体の知れない人物がいると。
詰んだかな、人生。
なんだか走馬灯のようなものが見える気がするな。血筋と伝統の呪術大好きなクソッタレ親にギャーギャー言われる私、オンボロ小屋の中で泣きながら眠る私、エトセトラエトセトラ。
うーん、今考えるべきじゃないんだろうけどなぜ私はこんなクソッタレな家で頑張ってたんだろうね。
『…ふむ。よりにもよって私を呼び出してしまったものはこれで始末したわけだが。残されたのは幼子一人というのも忍びない、貴公が望むのならば、できるだけ楽に殺してやろうと思うのだが…いかがかな』
目の前の惨状を引き起こした男がこちらに問いかけてくる。
どう考えても親を殺してから子に聞く質問ではないと思うのだけれど。
「はぁ。ご自由にどうぞ、としか」
『…ふむ? ほう、ただの幼子にしては珍しい事だ。てっきりなぜ殺した、とでもいうかと思っていたのだがね』
なんかもう別に死んでもいいやって思い、目の前の男に私がそういうと、男は心底以外そうにそういった。
そして男は少し考えてから、答えを得たように笑いながら言った。
『…ああ、もしや親の後を追おうというわけか。なるほど、それならば納得がいく』
「いや、別にそういうわけじゃないので。その人たちがどうなろうと興味ないですし」
少し前の私ならば男が言ったようにそうしたかも知れないけど、今の私にとってはその人たちはなんかどうでもいい人くらいの認識だ。どうでもいい人の後を追って死のうなんてバカな考えには至らない。
そんな想いを込めて目の前の男に言うと、男は少し驚いたようにこちらを見る。
…そして、何を言うわけでもなく突然私の目を覗き込み始める。
「…な、なんですか」
『ふ、ふふ…ははははははは!』
私が男を押し除けようとした時、突然彼が笑い出した。
驚いて彼の方を見ると、彼は私を見下ろしながら言う。
『ふふ…なるほど、妙に達観していると思ったら、どうやらすでに狂っていると言うわけか』
「はぁ……ああ、そうかも知れないですね」
少し自分の言動を振り返ってみると、確かにそうなのかも知れない。
珍妙な魔法陣っぽい何かで彼を呼び出す前まではこんなよくわからない思考しなかったし、今地面に転がってる底の人たちに対してこんな冷たい考え方はしてなかった。
今のような思考をし始めたのは、こうして彼と対話をし始めてからだ。つまりある意味では、私は狂っているのかも知れない。
『しかし、今まで数多の狂った哀れな人物を見てきたが…珍しい狂い方ではないか、興味深い。…なるほど、あのイかれた医学者が実験をしたがっていたのも、興味の対象があれだったからと言うわけか…』
「…えと」
よくわからないことをぶつぶつと呟きだすその男に、いい加減殺すなら殺してほしいなあと思って声をかけると、男はまるで私のことを忘れていたかのようにこちらを見た。
『ふむ……気に入った。しばらく貴公を観察することにしよう。少なくとも狂った馬鹿どもを殺すよりは楽しかろう』
「えっ」
『私を呼び出したと言うことは、私との契約、あるいは私の助力を求めていた、と言うことで相異ないだろう?』
そう言うと、彼の影の中から
その
『…特殊だが、それが私と君を繋ぐ儀式というやつだ。初めて試すものだから成功は保証できないがね」
握り潰されようとしている私に向け、男は可笑しそうに笑うと、そのまま私に背を向けてどこかに去っていった。
どこに向かったのか、それを私に知る術はなかった、
なぜなら、その男の言葉を最後に、わたしは
あっしというのは、案外苦しい死に方なんだなと思った。
小説から離れている間にダクソ3やってました。ぶっちゃけエルデンリングより洗練されてて楽しかったです。なんでフロムは最新作で火の巨人とか害獣みたいな捻くれたボス作ったんですかね。
0スタートか本編から入るか、どっちがいい?
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本編