ここまで本作をお読みいただきありがとうございます。
この「あとがき」では本作を執筆するにあたっての裏話のようなものを綴っていけたらなと思います。
完全に私の吐き出し場というか、溜まっていた鬱憤をぶちまける場になりかねないので、読後の余韻をぶち壊すかもしれません。それでもかまわないという方はどうぞお付き合いください。
まず、本作を執筆しようと思った経緯ですが……
アニメ見る → ハマる → 原作買い漁る → ますますハマる → Amazonミュージックでアルバムエンドレスリピート → 手遅れ泥沼中毒者 → 二次創作読み漁る → 自分でも書こう
はい。誰もが通る道だと思います。
私が本格的にぼざろにハマったのが六月くらいで、その時はすでにブームは過ぎ去ってて二次創作界隈の熱も比較的落ち着いていた時期だったんじゃないかと個人的には思っています。
ブームが過ぎ去っている……人の目に触れる機会が少なくなる……逆に考えればどんな話を書いても罵詈雑言が飛んでくる確率は低い! 二次創作初心者にはある意味ありがたい状況!
と、安易に考えてハーメルンに登録した次第です。
で! どんなお話にしようか考えていたんですが……
ぼざろのオリ主二次創作を色々と読み漁って分析した結果、特徴として「ぼっちちゃんの幼馴染」「真っ当な原作沿い」のものが非常に多く、王道の設定だということがわかりました。
ここで私のひねくれ者天邪鬼精神が爆発し「だったらぼっちちゃんの幼馴染じゃなくて真っ当な原作沿いでもない話を書いたるわ!」と、私の性格の悪さが惜しみなく発揮されてしまいます。
王道設定の二次創作はすでに溢れかえっていて名作ばかり……今さらそんな名作達と同じ設定で書いても見向きもされないだろうなと判断したのです。
そして主人公の設定を考えていくことになるのですが……ここでいきなり大問題にぶち当たります。
「どんな主人公ならぼっちちゃんと仲良くなれるんだ!?」
というクソデカ問題です。
ぼっちちゃんという生物の面倒臭さは、みなさんもよくご存知かと思われます。そんな死ぬほど面倒臭いぼっちちゃんと仲良くなるなんて……同性ならともかく異姓でそんなことできる?
ああ、だから「幼馴染」という設定が強いのか……
幼馴染なら、物語開始時点ですでに関係ができあがっているので、
これはあくまで私の偏見です。むしろ「幼馴染が楽」という以外の理由を考えていらっしゃる作者様の方が多いと思います。
話はそれましたが、主人公設定の時点で早くも頓挫しかけました。ぶっちゃけ執筆を諦めようと思ったくらいです。
ぼっちちゃんのようなコミュ障で陰キャで面倒臭い生き物と仲良くなれる……そんな聖人なんて……
ここで私は閃きます。
結束バンドには、もう一人そんな面倒臭い女がいるじゃないか! と。
そう、山田リョウです。
山田のお世話をしている系主人公なら、ぼっちちゃんとコミュできるんじゃないか? と、私は考えました。でも、山田のお世話をしている……幼馴染枠には虹夏がいるからポジションが被る。それに、異性の幼馴染をあえて世話するっていう理由付けができない。
異性で、尚且つ山田のお世話をするのに納得のできる何の問題もないポジション……
家族でええやん!
しかも弟にすればぼっちちゃんと同年齢にできる! 幼少期からクソ面倒な姉のお世話をしてきているから、ぼっちちゃんともまともにコミュできる! 「姉と同じ学校に行きたくないから」という理由で秀華高校に進学することができる!
そして山田の弟ということは、虹夏の幼馴染かつ喜多ちゃんとも事前に知り合っている。つまり、ぼっちちゃん以外の結束バンドメンバーとすでに関係ができあがっている!
ぼっちちゃんの幼馴染だったらぼっちちゃん以外の三人と仲良くなる必要があるけど、山田の弟なら、ぼっちちゃん以外の三人とコミュして仲良くなる分の労力を全てぼっちちゃんに捧げることができる!!
要は、結束バンドの三人分にかける時間、労力、その他諸々のリソースを全てぼっちちゃんに注げばいい!!
何より「山田の弟」っていうポジションの主人公は……ほとんどいない! はず。いや、私が知らないだけでどこかにたくさん生息しているかもしれませんが。
話はそれましたが、これで主人公のポジションが決まりました。
性格に関してはとにかく「山田と正反対」にしようと考えました。幼少期から山田のお世話をし続けているんだから、とんでもなく性格の良い聖人に違いない! そんな聖人ならぼっちちゃんと問題なくコミュできるし、お世話もできる。しかも山田家の遺伝子を持っているから必然的に顔面偏差値が高い!
勉強に関しては、一夜漬けタイプの山田と、コツコツ努力して好成績をキープする弟で対比になる!
しかも虹夏みたいな幼馴染は、絶対にレンくんに女心や女の子と褒め方、その他諸々を色々教育するに違いない! 鈍感系主人公も回避できる!
こうして、全方位甘やかしイケメン介護マンができあがりました。
うーん……山田を正反対にするだけでこんな完璧人間が出来上がるとは……山田は偉大なキャラクターですね。
でも、完璧すぎる主人公は地雷になりかねないから何か欠点が欲しい。
そこで、山田は絶叫系が苦手だけどホラー系は平気という設定を思い出しました。じゃあ、弟はその逆にしよう。
性格と面倒見の良い成績優秀な高身長イケメンが実はおばけが大の苦手でした。
……あれ? 欠点になってなくね? クソあざとい生き物になってない?
わかった。さらなる欠点を追加すればいいんだな!
じゃあ、どんな欠点にすればいいだろう?
ここで私は余計なことを思いついてしまいます。
待てよ? これだけイケメンならめちゃくちゃモテるし、中学時代に絶対彼女がいたよな? で、こんなイケメンを手放す彼女が果たして存在するのか?
お? これは恋愛関係で欠点が作れそうですねぇ! でも、性格が良いことは決定事項だからそれ以外……
よし! 「人から向けられる恋愛感情は察知できるけど、自分は恋愛感情を抱いたことがない」っていう欠点にしよう!
それなら自分が恋愛感情を抱いたことがないから、歴代彼女と感情のすれ違いで別れた理由を説明できるし、レンくん自身にそういう経験があるから安易にヒロイン候補達と恋愛関係にはならない!
いける!!
性格と面倒見の良い成績優秀なおばけ怖い怖い高身長イケメン全方位甘やかし介護マン「俺……恋をしたことがないんですよ」
あざとっっっっ!!!!!
なんやこいつ!! 欠点どころかあざとさが増しとるやんけ!! と、とんでもない怪物が爆誕してしまった……
こ、これ以上下手に欠点をつけるのはやめておこう。ドツボにハマる気がする……
まあ……ぼざろ世界で生き抜くためにはこのくらいのキャラ付けが必要だよね……うん。
という経緯で誕生したのが「山田レン」という主人公です。
「レン」という名前は適当です。姉が「リョウ」でカタカナかつ中性的な名前なので弟も同じ感じにしようと考えた結果です。
あと、主人公を設定する上で気を付けていたことがあります。
それは「絶対に結束バンドに加入しないこと」です。
山田の弟なので、山田に匹敵する音楽技能の持ち主系主人公なら絶対に虹夏に誘われるよな。でも、そうしたら喜多ちゃんもしくはぼっちちゃんが結束バンドに加入しなくなるんじゃないか? 原作メンバーのポジションを奪ってしまうんじゃないか? という懸念があったからです。
なのでレンくんは「山田の練習に付き合わされて多少はギターとベースができる程度」の腕前になってもらいました。その名残で多趣味なアウトドア派という設定をつけましたが、あまり活かせませんでしたね。反省。
さてさて、こうして無事に主人公設定が決まり、いよいよ本作を執筆していくことになるのですが……
今度は「真っ当じゃない原作沿いって何だ!?」という問題にぶちあたってしまいます。
でも、この問題は意外と早く解決できました。というのも、レンくんという存在を最大限活用して原作イベントを前倒ししまくって結束バンドRTAさせればええやん! という結論に至ったからです。
というか、レンくんが喜多ちゃんとすでに知り合いかつ山田の弟である時点で喜多ちゃん逃亡イベントが消失してしまいましたからね。だったらギターヒーローバレもぼっちちゃんの結束バンド加入も最速でやったるわ!!
よし、やるならとことんやろう! 結束バンドRTAに必要なのは一刻も早く「ガチ」になること! そのために必要な人員は……ぽいずんは無理。関わる理由を生み出せない。
あとよさげな人員は……ヨヨコ!! 大槻ヨヨコ!!
結束バンドと同年代で「ガチ」の実力者!! ヨヨコをさっさと登場させれば結束バンドにとっていい刺激になる!! じゃあ、どうやって登場させる? ヨシ、レンくんがヨヨコの路上ライブを観て声をかけて仲良くなったことにしよう!! ヨヨコも面倒臭い女だけど山田の介護をしていたレンくんなら大丈夫!!
こうして、大槻ヨヨコが第一話から登場することになったのです。
ヨヨコの存在には本当に助けられました。レンくんが音楽技能持ちではない上に、バンド関係については素人に毛が生えた程度なので、その世界に詳しいかつ同世代のポジションというのはものすごく貴重でした。
なので、ヨヨコには序盤から登場してもらい、レンくんを通して結束バンドについて色々アドバイスしています。レンくんもレンくんでヨヨコのメンバー集めに協力したり、ライブに呼んだり未確認ライオットを観に行ったり一緒に江の島に行ったりと、ヨヨコとのイベントもかなり多くなりました。
ここまでヨヨコを序盤から結束バンドと絡ませた二次創作はあんまりないんじゃないかな~と思います。
あと、結束バンドを「ガチ」にさせる要員としてきくりも早めに登場させました。結束バンドの前できくりとぼっちちゃんをセッションさせて「ぼっちちゃんの本気を引き出すにはこのくらいの実力が必要だよ?」っていうことをメンバー達に見せつけたかったのです。
こうすればきくりとぼっちちゃんが路上ライブをしなくても、きくりの実力もカリスマ()も見せられるので、このアイデアは我ながら中々よかったなと思います。
ぽいずんのようなヘイトを貯める「煽り」じゃないので、反感も買いにくいですし。その分ぽいずんの名台詞「ガチじゃないですよね?」が言えなくなったので、彼女には申し訳なかったかなと思います。その代わりヘイトのないぽいずんはただの有能なロリ巨乳っ子なので、出番が早くなりました。
その他にも色々と原作との差異はありますが……むしろ同じところを探す方が難しい。申し訳程度にイベントだけ発生させて……いやイベントの内容は全然原作通りじゃないんですけど。そういうお話を期待されていた方には申し訳ないです。
ここから先はキャラクター個人について綴っていきます。
・山田レン
本作主人公。恋を知らない高身長イケメンおばけこわいこわい酒弱い全方位甘やかし介護マン。ちょっと属性をつけ過ぎました。ただ、これはこれで良いキャラクターになったと思います。異性に限らず、他者からしっかり好感を得られる主人公になったと思うので。
「なんでこんな魅力のない主人公が理由なくモテてんの?」っていう漫画やアニメが割と多い(多大な偏見)気がしたので、そうならないように人から好かれる理由がはっきりわかる主人公にしたつもりです。
「年上の巨乳お姉さんに甘やかされたい」っていう性癖は実は虹夏対策です。虹夏のような幼馴染がいたら、絶対に好きなってしまう。そうなると物語開始時点でヒロインが確定してしまう。なので、レンくんには巨乳好きになってもらいました。
ただ、それだけだと弱いので虹夏に対する感情を親愛を超えたナニカという風に設定しています。
個人的にレンくんはものすごく動かしやすいキャラクターでした。コミュ力があって面倒見がいいので、色んな人と簡単に関われるし「恋を知らないけど自身に向けられる恋愛感情は理解できる」という性質のおかげで容易にヒロインが確定せず、かつ女の子を下手に傷つけることもなかったので。
彼が恋愛感情を自覚するのはいつになるでしょうか?
あと、山田に対して色々とぐちぐち文句を言っていますが、レンくんは姉のことが大好きです。
・山田リョウ
本作のメインヒロイン()にして山田レンというキャラクターを生み出した最大の功労者()にしてレンくんが全方位甘やかし介護マンになった戦犯。
本作で一番いい空気を吸ってる女。家ではレンくんが甘やかし、学校では虹夏が甘やかし、STARRYでは喜多ちゃんが甘やかし……こいつほんとに甘やかされてばっかだな。
家の中では察してアピール全開のかまってちゃん。ことあるごとにレンくんに甘えたがりますが「弟大好き! 結婚したい!」「お姉ちゃん大好き! 結婚したい!」っていう感じのブラコンシスコンじゃなくて、日常生活の中でさりげなく「こいつら仲良いな……」って思われる感じの姉弟仲を意識しました。
二人きりだと山田はベタベタ甘えますけどね。逆にレンくんが姉に頼ることはほとんどないです。姉に頼るくらいなら虹夏やヨヨコに頼ります。
ちなみに、山田の中での「レンくんの嫁にふさわしい女ランキング」は一位がヨヨコ、二位がぼっちちゃん、三位がぽいずん、四位が虹夏になっています。ただ、虹夏の激重感情が解消されれば文句なしの一位になるでしょう。
喜多ちゃん? 喜多ちゃんも普通に付き合う分には楽しいと思います。
・後藤ひとり
原作主人公。ぼっち詐欺。入学初日からイケメンに声をかけられて友達ができて夢だったバンドを結成することができたシンデレラガール。原作ぼっちちゃんが一番のアンチになるという感想は正直草。
ピンクジャージを着ておらず、ちゃんと制服で登校しています。さらに、二学期からは前髪を切って容姿デバフが解除されたので、口説かれまくりのモテまくり!! になるはずがレンくんがそばにいるのでそうはなりませんでした。
個別のヒロインイベントが多く、レンくんに知らない感情を芽生えさせるというファインプレーをやってのけるも、イベントで稼いだヒロインポイントを日々の奇行で台無しにしていくのでいつまで経っても仲が進展しません。
しかもいつの間にか「えちえち女からレンくんを守るムーブ」をし始めるし。これは完全に私の悪乗りです。ヨヨコが谷間全開の服装を着ているから、それについてぼっちちゃんがどんな風に思うかな? って軽い気持ちで描写してたらあんなことになりました。
おっぱいの大きさとえちえち度が比例するという「えっ
実は最終話のダイブの拍子にレンくんとキスさせようかと思いましたが、あの勢いで顔面同士が衝突したら下手したら歯が折れるし鼻血ブーになって大惨事でキスどころじゃなくなると思ったので断念。
ぶっちゃけ、レンくんの彼女の座に一番近い子です。ぼっちちゃんが「好きです」って言ったら勝負がつきます。でも、ぼっちちゃんも恋愛感情というものを知らないのでそういう展開にはならず。残念。
あと、個人的には「ぼ喜多」「ぼ虹」よりも「ぼリョウ」が好き。悪友みたいな関係でIQがものすごく低くなるのが本当に好き。でも原作でもっと見たい組み合わせは「佐々ぼ」とあくび×ぼっち。特にあくびにはもっともっと気持ちの悪いおぢ絡みをしてあくびを困らせてほしい。
・伊地知虹夏
激重感情持ち幼馴染系ヒロイン。レンくんが全方位甘やかし介護マンかつ女心をちゃんと理解できるスパダリになった戦犯。おっぱいが大きければ間違いなく完全無欠の勝ち確ヒロインだった。
虹夏とレンくんが「お互いにこんな異性の幼馴染がいたら絶対好きなるだろ!!」という展開を避けるために激重感情持ちになってしまった不運な女の子。でも、激重感情持ちじゃなかったらもっと影が薄くなっていた可能性大。
ただ、私は理由のない曇らせや原作キャラを不当に貶める展開は嫌いなので、虹夏には幸せになってほしいと願っています。そもそも、まだお互い高校生ですから時間が解決してくれるでしょうし、お互いに素敵なパートナーが見つかれば大丈夫なので深刻に考えすぎる必要もないでしょう。
ちなみに、作中でも描写しましたが、虹夏はレンくんに彼女ができたからと言って嫉妬したり拗らせたりヤンデレ化したり闇堕ちしたりは
ただ、虹夏もレンくんもお互いの幸せを心から願っているのは本当です。
序盤はレンくんを甘やかす描写がちょこちょこありましたが、話が進むにつれてレンくんが虹夏を甘やかすようになります。虹夏みたいな女の子は「私生活でしっかり甘えられる相手」が必要だと思っています。ただでさえ、バンドメンバーのお世話をしてるからね……
個人的に虹リョウよりも虹喜多の方が好き。もっと原作で喜多ちゃんといちゃいちゃしろ!! あとヨヨコと同じ大学に行ってヨヨコともっと仲良くなっていちゃいちゃしろ!!
・喜多郁代
本作のギャグ枠。レンくんが恋愛学習マシーンになってしまった戦犯。よりにもよって「僕の初恋を君に捧ぐ」を見せるとは……もっと甘酸っぱい青春恋愛映画だったら問題なかったのに。
山田関連で暴走するので、大体いつもレンくんが被害を被っています。山田の弟という設定を存分に活かしたギャグ回では無敵の強さを発揮しました。
ただ、喜多ちゃんは面食いなのでレンくんに一目惚れしてもおかしくないなと思ったんですが、原作の描写を見る限りレンくんのような完璧超人より、山田のような欠点のある人間の方が「私が支えてあげなくちゃ!」という気持ちになるのではないかと考え、一目惚れルートは消滅。
その代わり色々なところでヤバさが目立ったしまったので、純粋に可愛い喜多ちゃんを期待していた人達には申し訳ないことをしたなと思っています。私としては場面をしっちゃかめっちゃかにしてくれるので、描写しててすごく楽しいキャラクターではありましたね。
あと、喜多ちゃんも恋愛をしたことがないという設定なので、レンくんと「お試しで付き合う」のに一番近いキャラクターだと思っています。「お互い恋愛を学習するために試しに付き合ってみない?」「喜多さんだしいいいかー」みたいな感じで。
で、最初は勉強のためだったけどそのうち二人ともお互いに対する恋愛感情が芽生えてくる……なんて展開もありですね。
惜しむらくはおっぱいが小さいこと! でも私はそんな板ちゃんが大好きです!
ちなみに、レンくんと同じベッドで添い寝した女は幼馴染の虹夏、山田を除けば喜多ちゃんが初めてです。快挙。
こうしてみると、結束バンドは戦犯ばっかりだな!!
・大槻ヨヨコ。
本作のMVP。作者の救世主兼贔屓枠。
ヨヨコの存在にどれだけ助けられたかわかりません。結束バンドを成長させるアドバイザーとしての役割をほぼ一人で担ってもらいました。ヨヨコがいなければ結束バンドRTAは不可能だったと言い切れます。
ただ、アドバイザーとしてだけだと寂しいからちょくちょく登場させていたらいつの間にかヒロイン候補に成り果てるという私の想定外の存在になった少女。
「おっぱいがそこそこ大きい」「なんだかんだ面倒見が良い」「ツンデレ」「年上」レンくんの理想がかなり詰め込まれていますね。実際、相性だけなら最高だと思います。
谷間全開のステージ衣装のせいでぼっちちゃんから「えっちな女」とずっと思われることになってしまいましたが、ヨヨコはそんなことにはこれっぽっちも気付いていません。
ヨヨコにとってレンくんは初めての友達ですが、話が進むにつれてそれ以外の感情を抱くようになり、最終話ではその感情を自覚する寸前までいっています。ただ、ヨヨコも長年ぼっちだったので恋愛なんてしてこなかったでしょうから、それがどういう感情なのかを理解することができませんでした。
……恋愛感情を知らないキャラが多すぎる!! いや、きらら作品だから仕方ないんだけどね。
ぼっちちゃんと同じく、レンくんに「好きだ」と言ったら勝負がついてました。それくらいレンくんからの好感度も高いです。作中で何度か描写したように、レンくんが無条件に甘えられる年上はヨヨコくらいなので。
個人的な原作ベストヨヨコは六巻の「ぼっちちゃんとロインを交換したくてスマホでツンツン攻撃するヨヨコ」です。あのヨヨコは可愛すぎた。もっとぼっちちゃんと絡んで色々盛大に空回りしてほしい。
・SIDEROSっ子
原作よりも登場がかなり多めになりました。ただ、人が増えるとその分一人当たりの描写が薄くなって、割を食ったキャラが出てしまったのが無念。たくさんのキャラクターを動かすのは楽しいですが、全員に平等な描写を与えるのは本当に難しいです。
個人的な贔屓枠はあくび。ああいう常識人をレンくんが甘やかしてデロデロにさせる展開を書きたかった。
・SICKHACK
イライザとかいうレンくん特効生物。レンくんがSTARRYじゃなくて新宿FOLTでバイトしていたら確実に付き合っていたであろう枠。妹系アニメ好きカタコト金髪巨乳外人年上お姉さん。ちょっと出禁ですね。
志麻さんはあくびと同じ枠です。常識苦労人ドラマーなのでレンくんの甘やかしがよく効くんだ……こういう人をデロデロにさせたいね。
きくりは結束バンドをガチにさせる重要な役を担ってくれましたが、それ以外は原作と同じ酔っ払いベーシストです。ただ、ぼざろファン界隈を激震させた「素面きくり」の登場で私も彼女に対する印象が一変しましたね。
・その他キャラ
ぽいずんは「ガチじゃないですよね?」発言でオリ主とレスバしがちですが、天邪鬼で性格の悪い私はそういう展開を真っ向からぶち壊す……というより、レスバする必要のない展開にしました。
下手にレスバして敵対するより、最初からぽいずんの有能さを有効活用する方が結束バンドのためになると思ったので。
十四歳に見える自称十七歳の二十三歳毒舌ロリ巨乳メスガキ。属性が玉突き事故を起こしてますね。もうちょっと彼女の出番を増やしてレンくんと絡ませたかったな。
ささささんはぼっちちゃんの奇行にも動じない理解ある彼氏くんポジかつ喜多ちゃんのお友達なので早めに登場してもらいました。
ささささんはビジュアルが良過ぎるからもっと人気が出てもいいと思うんですけどね。こういうサバサバしてるけど面倒見がいいキャラほんと好き。もっとぼっちちゃんのお世話してほしい。
次に本作を執筆しての正直な感想ですが……
長いわ!!!!
最初は二十話くらいで終わって未確認ライオット編突入かなーとか思ってたんですが、終わってみれば五十一話ですよ!!
しかも一話平均が一万字以上ってあほか!! 気軽に読める文量じゃない!!
色々詰め込みすぎました。反省。でも描写したいことがたくさんあったから許して……
あと、お話のコンセプト的にかなり人を選ぶ内容だったかと思います。
原作の流れを完全に無視してますので、そういうところを重視する人にとっては面白くないお話だったかと……
ただ、個人的にはオリ主という異物をぶち込む以上、何らかの変化があってしかるべきだと考えています。
オリ主が原作のイベントにただくっついていくだけで過程も結果も何も変わらない……それだとオリ主がいる必要がなくなってしまうので。
そういう展開を避けるために、自分なりに理由付けできる範囲で原作とは違った流れにしました。無理矢理な部分はたくさんあったと思いますけどね。
でも私はこのお話を執筆していてとても楽しかったです!
正直、時期が時期だったのであんまり反応がもらえないだろうなーって思ってたんですけど、想像の百倍くらい反応があってビビりました。
もちろんすごく嬉しかったですよ!
ぼざろ人気がまだまだ顕在だということがわかりましたしね! 来年の劇場版も楽しみです!
では最後に、今後の予定ですが……
未確認ライオット編までやります!!
というのも、元々結束バンドRTAで行くと決めた時点で、未確認ライオット編のオチまで決まっていましたし、レンくんの恋愛フラグが中途半端なままで消化しきれていないので。
じゃあ、なんでわざわざ一旦完結扱いにしたかというと……
疲れたから!!
だからちょっとだけ……ちょっとだけ休みと書き溜めする時間をください。
ここまでかなりハイペースで更新してきましたが、初めての執筆活動ということもあり想像以上に疲れました。
でも、必ず続きを執筆します! 十月中には新章という形で未確認ライオット編に入れたらな~と考えています。
その前に番外編でもやろうかな……
今思い浮かんでいるネタは「激重虹夏と愛の重力逃避行編」「もしもレンくんが山田並みの甘えたがりボーイだったら」「さささとあくびとおっぢさん」です。
全部やるかどうかは未定ですが。
とりあえずまとめると……
休憩期間 → 十月中に番外編投稿 → 未確認ライオット編開始
という感じになります。
今後も見てくださる方がいらっしゃいましたらどうぞお付き合いください。
あと、サブタイトルはBUMPの曲名や歌詞をもじったものですが、すべてわかった人は生粋のBUMPファンです。もしもこのお話を読んでBUMPにちょっとでも興味を持ってくれた人がいたら嬉しいな。
初心者は4→3→1→2→5→6……という順番でアルバムを聴くのがベスト!! ぜひBUMP沼にハマってください。
ではでは、本当に最後になりますがここまでお読みいただきありがとうございました。
また、たくさんの感想や評価、誤字報告、ここすき等ありがとうございました!
みなさんの応援が本当に執筆の励みになりました!
また次回……いつになるかわかりませんがお会いできればと思います。
本当にありがとうございました!