遊戯王GX─やっていいことと悪いことあるだろぉ!? 作:某MDプレイヤー
主人公のデッキ候補今のうちに挙げときます。
・エルドリッチ。
まぁこれは候補というかほぼ確定です。黄金卿を見てると厨二心が……いい召喚口上考えよう。
・帝王。
カードパワーは他の比べて控えめなのでマトモなデュエルが書けるかなぁと。ワンチャンジェネレイド行けるか?
・ウィッチクラフト
こっちは持ってないので勉強中です。出るとしても結構後になると思います。
・○○
これはMDで自分が使っていた安く組めるデッキです。ヒント。これを作ったのはティアラメンツ実装当初です。
今回からデュエル場面に突入しますので簡単な印だけ。
■=モンスター、リバースカード有り
□=空
主人公はOCG民ですがGXの世界なんで先攻ドローがあります。
フィールド魔法は貼られない限り書きませんのでご了承ください。
効果の適用。“出来る”“場合”etcの処理が間違っていた場合修正します。
デュエルの流れに影響するようなモノは報告。確認出来次第修正します。
コンマイ語めんどくせぇぇぇ!
時間を少し戻して現在、デュエルアカデミア入学実技試験。
遊戯王GXの主人公。我らが遊城十代がこの時はただただムカつくキャラでしかなかったクロノス教諭に勝利したところを彼方はウズウズしながら見てる。
デュエリストの血でも騒いだのか落ち着かない様子に弟を見るような目で隣に座ってるエクレシア:愛称エレンが声をかける。
『ふふっ。マスターもデュエリストの血でも騒ぎましたか?』
聞かれた彼方は様子を波が止まったように戻り溜め息をついた。
「いや全然。なんでzero*1立てないかなぁって……ヴァイオン*2とシャドミ*3使えば揃うだろ」
そんな爆アドカードは持っていません。そしてある意味思った通りの返しにエレンは肩を落とす。
『マスターがデュエルを楽しい時って思う時あるんですか?』
「俺が気持ちよくソリティア出来る時が楽しい時」
ニビル*4が出てきたら○すけど。
ガックリを超えてげんなりしてるエレンを他所に遂に彼方の受験番号が呼ばれ、出番が来る。
「受験番号1011番!」
「はい!」
事前に調整したダイノルフィアデッキをデュエルディスクにセットして彼方は観客席からデュエル場に上がる。
「対戦お願いします!」
「うむ。礼儀正しいな。だがデュエルは別だ。始めよう!」
違うんです試験官。コイツのコレはただのOCGプレイヤーとしての癖です。デッキの中身は礼儀正しくありません。
「「デュエル!」」
試験官:LIFE:4000 手札5枚
彼方:LIFE:4000 手札5枚
「先攻後攻は君が選びたまえ」
「……よろしいのですか?」
「ああ。これは試験だからね。君の全力が見たいんだ」
「ありがとうございます。それでは先攻で……ドロー……あ……」
勝った……そう思わざるを得ない手札。
魔封じの芳香*5
ダイノルフィア・テリジア*6
ダイノルフィア・ドメイン*7
強欲で謙虚な壺*8
神の宣告*9
ダイノルフィア・フレンジー*10
「勝った……」
思わず小声呟く彼方だったが試験官は手札事故と解釈する。
「君、大丈夫か?」
「あ……はい。お待たせしました。では手札から魔法カード。強欲で謙虚な壺を発動します。デッキの上から3枚めくってその内の1枚を手札に加えます」
「ドローソースか。うむ。強欲な壺は引けなかったか」
「ねぇよ。そんな爆アドパワカ。効果処理します。神の宣告を手札に加えて残りはデッキに戻します。続いてダイノルフィア・テリジアを召喚します」
彼方の目の前に四肢が恐竜の女性が召喚される。
ATK:1500
DEF:0
「召喚成功時効果。デッキからダイノルフィア罠カードをフィールドにセットします」
デュエルをしながら彼方は毎回のように思う
──うららや増G、抱擁が飛んでこないなんと平和な世界かと──
「そしてカードを4枚伏せてターンエンド」
彼方 手札:1
盤面::□□□□■
■■■■■
「ダイノルフィア……聞いたことのないカードだが初手に全伏せとは……悪いが全力でいくぞ。私のターン。ドロー!」
試験官:手札6
「ではスタンバイフェイズ時に永続罠。魔封じの芳香を発動します。魔法カードは伏せてから発動して下さい」
「ならその発動にチェーンだ!速攻魔法サイクロン発動!魔封じの芳香を破壊する!」
「此方もチェーンします。カウンタートラップ、神の宣告発動。ライフ半分をコストにサイクロンの発動を無効にして破壊します」
彼方:LIFE4000→2000
「む……むぅ……罠主体のデッキか……だが2ターン目からライフ半分は痛いのではないか?私は切り込み隊長を召喚!」
切り込み隊長。地属性:星3:戦士族。ATK:1200 DEF:400
効果:召喚成功時。手札からレベル4以下のモンスターを手札から特殊召喚出来る。
このカードがフィールド場表側表示で存在する限り相手は自分の他の戦士族を攻撃対象に選択出来ない。
「切り込み隊長の召喚成功時効果発動!手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚する「ならソレにチェーンでリバース罠。ダイノルフィア・ドメイン発動します。ライフ半分をコストに手札、フィールド、デッキからダイノルフィア融合モンスターによって決められた素材を墓地に送って融合召喚します」
「デッキから融合だと!?」
試験官のみならず会場全体がざわつくが、彼方は意に介さない。あくまで淡々とデュエルを進める。
「チェーンは?」
「な、ない……」
彼方:LIFE2000→1000
「では逆順処理で自分から。ダイノルフィア・ドメインの効果でデッキからもう一体のテリジアとダイノルフィア・ディプロスを墓地に送って融合召喚。召喚条件はカード名が異なるダイノルフィアモンスター2体。ダイノルフィア・ケントレギナを融合召喚します」
ダイノルフィア・ケントレギナ星6。闇属性。恐竜族。
ATK4000 DEF:0
彼方のフィールド。テリジアの隣りに別の。四肢が恐竜。しかし身体つきは女性のモンスターが現れる。
「こ、攻撃力4000」
「ケントレギナの効果。このカードは自分のライフポイント分攻撃力がダウンします」
ケントレギナ:ATK:4000→ATK:3000
「しかし攻撃力3000……アタッカーとして十分か……」
違うんです試験官さん。コイツはただの仲介役なんです。もっとヤバいのがすぐ後ろで待ってるんです。もうアップして待ってるんです。
「では次に私の切り込み隊長の効果を処理する。私はもう一体の切り込み隊長を召喚!これで攻撃できないが……さてどうする?」
「守備でだせよ、アホではその切り込み隊長の召喚成功時にトラップ発動。ダイノルフィア・フレンジー。ライフ半分をコストにして自分のデッキ。エクス……融合デッキから融合素材を墓地に送って融合召喚を行います」
「融合デッキから素材を墓地に送るだと!?ライフ半分をコストにしてるとはいえ……恐ろしい効果だ」
彼方:LIFE:500
恐いのはコイツじゃありません。これから出てくる奴です。
「融合デッキからダイノルフィア・ステルスべギアともう一体のディプロスをデッキから墓地に送って融合召喚。ダイノルフィア・レクスターム」
そうして会場のどよめきを踏み潰すように現れたTーレックスに似た恐竜はフィールドに出現し咆哮を上げる。(あーあ、出ちゃった)
「レクスタームの効果により俺のライフ以上の攻撃力を持つモンスターの効果は発動出来ません」
「何!?……この為にライフを減らしたのか……くっ……カードを2枚伏せてターンを終了する」
彼方:場
■□■□■
「ドロー……」
コレがOCGでのデュエルなら彼方のライフはまだ倍はあり、ケントレギナ自身の効果で攻撃力も低くまだ相手もやりようはあった。が、ここはアニメの世界で初期LIFEは4000。つまりOCG民がちょっとソリティアすれば吹っ飛ぶ。
「それではこのままバトルフェイズで。テリジアで切り込み隊長を攻撃」
「チェーンしてトラップ発動!聖なるバリア─ミラーフォース!相手の攻撃宣言時相手攻撃表示モンスターを破壊する!「チェーンで神の宣告。無効にして破壊。チェーンはありますか?」
「な……ない……」
「では続行で」
試験官LIFE4000→3700
「レクスタームでもう一体の切り込み隊長に攻撃します」
彼方の攻撃宣言で動きだしたTーLEXことレクスタームは後ろ足をズンズンと響かせて切り込み隊長に走ると、そのまま頭突きで吹っ飛ばし爆散させた。
試験官LIFE3700→1900
「最後にケントレギナでダイレクト。対戦ありがとうございました」
彼方の隣でデュエルを見てるエクレシアもどこか気の毒そう。
これがカードパワーの暴力です。