黒川あかねのことが大好きな男は黒川あかねを惚れさせる話 作:ブラックマッハ
「助けに来たってどうするんだよ」
「それは……でこうすればいいんじゃないかな」
おいおいマジかよそりゃあ俺にとって理想だよ。でもそれでいいのかなんて思ってしまう。俺に託されたって何もいい事が起きるなんて。いや自分を信じないで誰が信じるんだよって話か。
「いいぜ覚悟は出来ているんだろうな」
俺は尋ねたらいいよと返事が返って来てびっくりした。
「大好きだぜあかね。改めて言わせてくれ。俺と一緒にデートをしてくれ」
「うん」
と頷かれて掲示板で会う約束をした。にしてもデート断られなくて良かった。まぁ向こうが誘ってくれたんだがな。嬉しいだろう。そして羨ましいだろう。黒川あかねのファンどもよ。俺が黒川あかねを惚れさせてやるよ。
そして遂にその日がやって来た。人生初めてのデートにワクワクする。ドキドキが抑えられない。だって相手は黒川あかねだぜ。俺にはもったいない相手。
……そして待ち合わせでしていた公演に辿り着いた。うんうん今日は水族館行ってカフェして帰るって感じだ。いつ来るんだろうか。幸せすぎて死にそうだけどあかねとデートするまでは死ねないぞ。
あかねが可愛い格好をして来てくれた。オシャレだな。さてとデートワクワクする。
「待った」
「いいや今来たところ。タイミングがあって嬉しいよ」
「うん」
あかねが笑顔で俺に接してくれる。笑顔で接すられるなんていつぶりだろうか。今までただのそこにいる一般人的存在だったし。黒川あかねがいないと俺はどうなっていたのか予想がつかない。
でも今は楽しもう。
「待ってどこ行くの?」
「水族館だいい所だろう。魚が泳いでいて綺麗だぜ」
人が多そうな場所を選んでしまった。あかねは今目立っているんだ。まぁ俺も注目の的であるのも事実だがな。
「うん、人がいっぱいだといいもんね」
「あああそう言えばそうだったな。目的を忘れていた。デートに誘われてウカウカしすぎた」
あかねにそう言うと顔が赤くなっていた。照れているあかねは可愛いなと思ってしまう。うん可愛いよ。
目的それは少しでも人に多く見られて俺の誤解を解くためのデートである。まぁ俺は全くそんなことを考えず欲望に従っているだけなんだけどな。
「さぁ行くよ。そろそろ行かないと時間がなくなるぜあかね」
「待ってよ。ついていくから」
ヤバい今結婚してくれといいそうになった。言わなくて良かった。振られていただろうし。まぁそんなこんなで水族館に着いた。着くとやはりってか
「あかねじゃん。それに気持ち悪いセクハラ男の海馬もいるじゃん」
俺が困っていると手を繋いでくれた。情けないな俺って何度も思ってしまう。
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