龍玉これくしょん~タイムパトローラーと艦娘たち~   作:エルヤ

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今回から戦闘ですが最初はすらすら行きます。
ちなみに戦闘描写は下手です。


第七話 出撃

 

修行が開始が始まってから2週間がたった。みんなしっかり修行に取り組んでいた。修行が進むにつれ走る距離を増やし、錘の重さを増やし、瞑想の時間を延ばした。1週間たったころには組手の修行も開始した。

流石にまだまだだが実戦である程度使える程度には仕上げた。

 

そしてついに出撃の時が来た。

 

アルス「さて、いよいよ出撃だ。ここに向かってくる気がある。おそらく深海棲艦だろう。それを倒し鎮守府海域の解放をめざす。今のお前たちなら普通の深海棲艦ぐらいなら余裕だろう。修行の成果を出す時だ」

 

艦娘一同「はい!」

 

アルス「出撃メンバーは川内を旗艦に吹雪、睦月、白露、時雨、夕立だ」

 

川内「まかせて!」

 

夕立「やってやるっぽい!」

 

吹雪「頑張ります!」

 

睦月「頑張ります!」

 

白露「いっちばん活躍するからね!」

 

時雨「提督、僕も頑張るよ」

 

アルス「ああ、だがやばくなったらすぐ逃げるんだぞ」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

アルス「それじゃ出撃だ!」

 

 

 

 

 

-----------

 

〜鎮守府正面海域〜

 

川内「さぁ久しぶりの出撃だよ。修行の成果を見せよう!」

 

吹雪「はい!」

 

夕立「夕立の力、見せてやるっぽい!」

 

睦月「正面に深海棲艦を確認。軽巡1駆逐2です!」

 

白露「来たね…!」

 

時雨「行くよ!」

 

この鎮守府に来てから2週間がたった。鎮守府に来てから提督に修行をつけてもらった。艦娘が提督に鍛えてもらうなんて普通はありえないけど僕たちの提督は普通じゃないからね。修行は大変だったけど1週間ほどで僕は自分の中の“気”を感じることができた。そこからは提督から気の応用方法なんかを教えてもらった。さらにそこからは修行内容も少し変わっていった。まさか艦娘なのに組手をやるなんて思わなかったよ。そんな感じで2週間が過ぎて出撃になった。まだまだ未熟だから艤装を着けて出撃するけど提督曰く

 

『そのうち艤装なしのほうが強くなる』

 

だそうだ。

 

確かに強くなった実感はあるけど艤装なしは怖いな。

そんなこんなで出撃して深海棲艦を発見したところだ。

 

ホ級「シャアアア!」砲撃

 

白露「よっと!」回避

 

夕立「ぽーい!」砲撃

 

ホ級「ギィイイイ!」撃沈

 

イ級「ギィイ!」砲撃

 

川内「ほい!」回避

 

吹雪「撃ちます!」砲撃

 

イ級「ギィイイ!?」撃沈

 

睦月「終わりです!」砲撃

 

ロ級「キィイイイ!?」撃沈

 

川内「戦闘終了、みんな大丈夫ー?」

 

吹雪「大丈夫です。」

 

夕立「問題ないっぽい!」

 

時雨「提督、どうする?」

 

アルス『そのまま進んでくれ』

 

全員「了解」

 

1戦目は誰も被弾することなく突破することができた。このぐらいならまだまだ余裕だ。

 

川内「それじゃ行くよー」

 

提督の指示通り僕たちは進んでいく。

 

 

〜5分後〜

 

白露「!敵艦隊が見えたよ!」

 

川内「よし、おそらくあれがこの海域の主力艦隊だね。気を引き締めていくよ!」

 

敵主力艦隊を見つけた。リ級が旗艦でほかに軽巡が1、駆逐が3だ

 

リ級「……!」

 

時雨「いくよ!」砲撃

 

ハ級「キィイイイ!?」

 

リ級「…ッ!」砲撃

 

川内「ふっ!」回避

 

白露「いっけー!」砲撃

 

リ級「!?」大破

 

ホ級「キィイ!」砲撃

 

睦月「当たらないにゃし!」回避

 

川内「一気にいくよ!」砲撃

 

イ級「キィイイイ!?」撃沈

 

吹雪「てぇーい!」砲撃

 

夕立「よりどりみどりっぽい!」砲撃

 

ホ「シャアアア!?」撃沈

 

ロ級「ギィイイイ!?」撃沈

 

睦月「これで終わりです!」砲撃

 

リ級「ガァアアア!?」撃沈

 

川内「提督、敵主力艦隊を撃破したよ。」

 

アルス『わかった。なら一度戻ってきてくれ。」

 

川内「了解、みんな鎮守府に戻るよ。」

 

 

 

 

~鎮守府~

 

アルス「お疲れさん、どうだった?」

 

川内「特に問題はなかったよ。」

 

僕たちは敵主力艦隊を倒した後鎮守府に戻ってきた。久しぶりの出撃だけど無事でよかった。今回は深海棲艦がそこまで強くなったけどね。でも後の海域には例の深海棲艦がいる。油断はしないよ。

 

アルス「1時間後もう一度出撃してもらう。それまで少し休んでおけ。」

 

全員「了解」

 

それじゃ僕はお風呂に入ろうかな。おのおの1時間の休憩を過ごした。

 

 

そのあと1時間後に再び出撃した。今度の海域は南西諸島沖で軽空母がいたが難なく突破することができた。その後再び休憩を挟み製油所地帯沿岸に出撃した。戦艦がいてエリート級もいたがここも突破することに成功した。その出撃したから戻る時にはもう日が暮れてきため今日はここまでだ。明日はいよいよ例の深海棲艦が確認された海域だ。正直まだ奴らに勝てるか不安だ。提督に鍛えてもらったけど今のところあまり実感がわいていない。果たして奴らに勝てるだろうか。

 

 

 

 

~夜・防波堤~

 

時雨「………」

 

アルス「どうしたこんな夜遅くに。」

 

時雨「あ…提督…」

 

アルス「不安なのか?」

 

時雨「……うん。」

 

僕はひとり部屋を抜け出してここに来た。明日のことを考えると眠れなくて気分転換をしようとしてここで海を眺めていた。

 

時雨「明日出撃したらいよいよあの深海棲艦と戦うことになる。提督に鍛えてはもらったけど正直まだ実感がないんだ。今の僕たちで本当に勝てるのかなってね。今まで手も足も出なかったんだ。正直怖いんだ。また仲間を失うかもしれないと思うと足がすくんじゃんだ。」

 

アルス「……」

 

時雨「おかしいよね。艦娘がこんなことを思うなんて。」

 

アルス「…おかしくないと思うぞ。」

 

時雨「え?」

 

アルス「作られた命だとしてもそれも命だ。君たちは肉体を持ち言葉を交わし、お互いを思う。それは命がなければできないことだ。俺のいた世界には人造人間という存在がある。彼らは君たち艦娘と同じ作られた存在だ。でも彼らは自分の意志で活動している。たとえ作られた命でも彼らは立派に生きている。そうして周りに認められているんだ。君たちは自分たちを兵器だと思っているかもしれないが俺はそうは思わない。君たちには感情があり自分の意志で動くことができる。君たちは一人の人間だ。俺はそう思うな。」

 

時雨「……」

 

アルス「時雨、君は何のために戦う?」

 

時雨「…え?」

 

アルス「君は俺が初めに修行の話をしたとき真っ先に俺の提案に乗っただろ。軍や立場なんて関係ない。君個人の戦う理由はなんだ?」

 

時雨「それは…」

 

アルス「仲間を守るため、だろ。」

 

時雨「…うん。」

 

アルス「きっとほかのみんなも同じ思いだろう。みんな仲間を守りたいから力をつける。時雨、君は一人じゃない、仲間がいる。もし一人では勝てなくても仲間とともに戦えば勝てるさ。奴らに見せつけてやれ、君たちのコンビネーションを。俺と手合わせしたときみたいにな。」

 

時雨「…うん!提督、ありがとう。僕頑張るよ。」

 

アルス「その意気だ。」

 

提督とこうして話せてよかった。おかげで自信がついたよ。みんなと力を合わせて必ず突破してみせる。

 

アルス「そういえや時雨は気のコントロールがみんなの中では一番うまかったな。」

 

時雨「そうかな?あんまりわかってないんだよね。」

 

アルス「…よし時雨、君に一つ技を教えよう。」

 

時雨「技?」

 

アルス「ああ、明日の出撃までにできるようになるかわからないがやるだけやってみよう。」

 

時雨「…わかったよ。一体どんな技なんだい?」

 

アルス「ああ、この技は…」

 

 

~次の日~

 

アルス「さて次が例の深海棲艦が確認された海域だ。一筋縄ではいかないだろうがお前たちなら勝てる。俺は信じているからな。

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

アルス「よし、行ってこい!」

 

そうして僕たちは出撃した。今度こそあの深海棲艦を倒すために。そしてここに帰ってくるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルス「さて、こちらも準備しないとな。」

 

不知火「いったい何の準備ですか?」

 

アルス「ここに深海棲艦の艦隊が向かってきている。そいつらを出迎える準備さ。」

 

「「「「!?」」」」

 

アルス「しかもその中に異様な気を放つ奴がいる。おそらく別の例の深海棲艦だろう。」

 

由良「そんな…」

 

天龍「どうすんだよ提督!俺たちだけじゃ鎮守府を守り抜けねーぞ!」

 

アルス「心配すんな、そいつは俺がやる。お前たちは他の連中の相手を頼む。実戦の感覚を覚えておけ。」

 

天龍「…わかった。俺たちに任せておけ!」

 

由良「由良、頑張ります!」

 

黒潮「やったるで!」

 

不知火「お任せください。」

 

アルス「よし、それじゃ準備するか!」

 

 

 

 

~南西諸島防衛線~

 

川内「さていよいよだよ。今度こそ奴らを倒すよ!」

 

出撃してから2回ほど戦闘を挟み僕たちは主力艦隊を発見した。ここの主力艦隊は前からの報告通り紫いろのオーラを纏った空母ヲ級だ。ほかにも戦艦タ級flagshipと軽巡ホ級エリートと駆逐艦エリートが3隻がいる。今までなら勝つことは不可能だろう。でも今の僕たちなら勝てるはず。勝って提督の元へ戻るんだ。

 

川内「行くよ!」  

 

川内が合図を出すと僕たちは敵艦隊に向かっていった。

 

ヲ級「…!」

 

川内「てぇー!」砲撃

 

最初に一斉砲撃で先手を打つ。

 

タ級「クッ…」小破

 

ホ級「ガァ…」中破

 

駆逐イ級「キィ!」回避

 

駆逐ロ級「ギィィィ!」撃沈

 

駆逐ハ級「シャアアア!」撃沈

 

ヲ級「…」回避

 

今の砲撃で駆逐2隻を撃墜することができた。他にもタ級とホ級にもダメージを与えることができた。ヲ級とイ級には避けられてしまったが敵の数を減らすことはできた。

 

ヲ級「…」艦載機発艦

 

川内「対空警戒!」

 

ドドドドドドドドド

 

吹雪「きゃあ!」中破

 

睦月「吹雪ちゃん!」

 

タ級「…」砲撃

 

夕立「させないっぽい!」

 

夕立が吹雪を引っ張る。

 

吹雪「ありがとう、夕立ちゃん」

 

夕立「お安い御用っぽい」

 

ホ級「シャアッ!」砲撃

 

時雨「っ…残念だったね。」砲撃

 

ホ級「シャアアアッ!」撃沈

 

白露「いっけー!」砲撃

 

ハ級「ギィィィ!」撃沈

 

白露がハ級を撃沈した。これであとはヲ級とタ級だけだ。

 

ヲ級「…!」

 

川内「!気をつけて!何か仕掛けてくるよ!」

 

ヲ級がさらに艦載機を出してくる。

 

時雨「ッ!速い!」

 

白露「えー!そんな動きあり〜!」

 

新たに出された艦載機は通常のものとは比べようもないほどに速かった。さらに通常の艦載機では不可能な動きをしている。

 

川内「この!」砲撃

 

ヲ級「…」回避

 

ドドドドドドドド

 

川内「くっ…」小破

 

白露「この!」砲撃

 

ヲ級「…」回避

 

タ級「…」ガチャ

 

時雨「やらせない!」砲撃

 

睦月「やらせません!」砲撃

 

タ級「ガァォァ…」中破

 

吹雪「いっけー!」砲撃

 

タ級「グァァァ…」大破

 

川内「よし先にタ級をやるよ!雷撃戦!」

 

無数の魚雷がタ級を襲う。

 

タ級「ギィィヤァァァ」撃沈

 

吹雪「やりました!」

 

白露「あとはあいつだけだよ!」

 

時雨「…」

 

おかしい。なぜヲ級は攻撃を仕掛けてこない?こちらに攻撃を仕掛けるタイミングはいくらでもあったはずだ。それに何か嫌な気配を感じる。それに艦載機の数がさっきより少ないような…

 

時雨「!みんな散開して!上だ!」

 

そう言うとみんな動き出した。だが遅かった。ヲ級は上空に艦載機をを集合させて力を溜めていた。そのため囮の艦載機を残し何もしてこなかった。

 

ズゴォォォォォォン

 

川内「あぁぁぁ!」大破

 

睦月「んにゃあ!」中破

 

夕立「っぽいぃぃぃ!」中破

 

白露「いったーい!」中破

 

エネルギーを纏った艦載機が突っ込んできた。今の攻撃で睦月、夕立、白露が中破、川内が大破した。吹雪は川内が庇ったから無事だったけど今の攻撃でかなり被害を受けた。

 

時雨「みんな大丈夫かい!」

 

川内「なんとかね…でももう戦えないかな…」

 

白露「あたし達はまだ戦えるよ。」

 

時雨「…僕が前に出る。みんなは援護を頼むよ。」

 

夕立「時雨が前に出るなら夕立も前に出るっぽい。」

 

時雨「いや僕1人で行くよ。」

 

夕立「でも…」

 

川内「今の状態で時雨の動きに合わせることはできないよ。ここは援護に徹した方かいいよ。」

 

夕立「うぅぅ…わかったぽい…」

 

時雨「それじゃ行くよ。」

 

僕はヲ級に向かって進む。

 

ヲ級「……」

 

ヲ級が艦載機を向かわせて攻撃してくる。僕はその攻撃を避けながら進む。

 

ヲ級「…!」

 

白露「やらせないよ!」砲撃

 

吹雪「邪魔はさせません!」砲撃

 

みんなが艦載機に狙って砲撃をしている。艦載機が僕の邪魔をしないようにしてくれてるのだろう。

 

時雨「よし…!」砲撃

 

ヲ級「…」

 

ヲ級に砲撃する。ヲ級はほぼ全てを回避する。今のままだと決定打が入らないが…

 

時雨「ここだっ!」砲撃

 

ヲ級「…!」

 

僕は砲撃をヲ級の前に着弾させた。それにより大きな水飛沫が発生する。

 

ヲ級「………」

 

時雨「はあぁぁぁ!」

 

ヲ級「!?」

 

僕は水飛沫で視界を奪った後さらに接近しヲ級に蹴りを入れた。流石のヲ級も艦娘が蹴りをしてくるとは予想できずに蹴りを食らった。

 

時雨「まだまだいくよ!」

 

その後も僕はヲ級に肉薄し格闘を仕掛ける。ここまで近づけば空母は迂闊に攻撃をすることはできないだろう。

 

時雨「はぁ!せい!」

 

ヲ級「クッ…」

 

ヲ級は僕の攻撃を杖を使いながら捌いていく。

 

時雨「…!そこだ!」

 

ヲ級「!?」

 

一瞬の隙を突き僕はヲ級の杖を弾き飛ばすことに成功した。

 

時雨「これで決める!」

 

僕は主砲にありったけの力を込める。提督との修行で主砲に気を込める修行を行った。まだ完璧ではないがこれにより攻撃力を大きく上げることができるようになった。主砲に気を込め撃とうとした瞬間…

 

ヲ級「ガアアアアアッ!」

 

時雨「!?」

 

吹っ飛ばされた。突然ヲ級が叫ぶと同時に吹っ飛んだ。これは提督と手合わせしたときと同じ…

 

ドゴォォォォン

 

時雨「くぅ…」中破

 

吹っ飛んだ隙を突かれて艦載機による攻撃を受けた。今の攻撃で僕も中破してしまった。

 

ヲ級「オシカッタナ。ダガコレデオワリダ」

 

ヲ級がそう言い艦載機を飛ばそうとすると…

 

夕立「ぽーいッ!」砲撃

 

ヲ級「ム…」

 

白露「時雨!大丈夫!?」

 

夕立が砲撃して突っ込んできた。その後ろからみんながやってくる。睦月は夕立の援護に向かった。

 

川内「あいつ、急に力が増したように見えるけど…」

 

時雨「おそらく追い込まれたことで力が解放されたんだ。さっき僕が吹っ飛ばされたのはおそらく提督と同じで気で吹っ飛ばされたんだ。」

 

吹雪「それじゃ接近できても意味ないですね…」

 

白露「どうする?このままじゃ勝てないよ…」

 

川内「こうなったら一度撤退するしか…」

 

時雨「…」

 

確かにこのまま戦ってもかてないだろう。今も夕立と睦月がヲ級に攻撃しているが軽くあしらわれている。次に本気の攻撃を喰らったら轟沈は免れないだろう。

 

時雨「…僕に一つ考えがある。」

 

白露「時雨?」

 

時雨「僕は提督にある技を教えてもらったんだ。その技が当たればおそらくあのヲ級を倒せると思う。」

 

川内「いつの間にそんなの教えてもらったの!?」

 

吹雪「それじゃその技を使えば…」

 

時雨「でもこの技を撃つには時間がかかるんだ。それに成功するか分からない。さらにこの技の溜めてる時は僕は動けないからみんなに時間稼ぎをしてもらわないといけないんだ。」

 

川内「どのくらい時間が必要なの?」

 

時雨「おおよそ3分くらいかな。」

 

白露「なら任せて。しっかり3分時間を稼ぐから。」

 

時雨「でも成功するか分からないんだよ?」

 

白露「時雨ならきっとできるよ。なんたってあたしの妹なんだからね!」

 

川内「それにこのままじゃどっちにしろ勝てないしね。それなら時雨、あんたにかけるよ。」

 

吹雪「大丈夫だよ。時雨ちゃんならきっと出来るよ。そのために私たちも頑張るから!」

 

時雨「みんな……わかった。頼むよ。」

 

そう言うと川内、白露、吹雪はヲ級に向かっていった。

僕も始めよう。まず集中し気を高める。この気を高めるの時間がかかるんだ。その間僕は動くことは出来ない。

白露たちを見ると積極的に攻撃を仕掛けることはなく相手の妨害をすることに集中している。出来るだけヲ級に攻撃をさせないようにしているのだろう。

その内に僕は気を高める。あのヲ級を倒すためにはまだ足りない。さらに気を高めていく。

すると突如ヲ級がこちらに向いた。そして攻撃を仕掛けようとする。それを白露と夕立が砲撃をし妨害する。おそらく僕が気を溜めてるいることに気がついたのだろう。

 

ヲ級「ガアアアアア!!」

 

吹雪「きゃあ!」

 

睦月「んにゃ!」

 

ヲ級が叫ぶとみんなが吹っ飛ばされた。さっき僕に放ったやつと同じだろう。ヲ級がもうスピードでこちらに向かってくる。

まずい。まだ気が溜まってない!

ヲ級が艦載機を発艦させてこちらに飛ばしてくる。

 

川内「させない!」

 

川内が艦載機を撃ち落とす。川内は大破していたから遠くから砲撃していたため吹っ飛ばされずに済んでいた。

 

ヲ級「ジャマヲスルナ!」

 

川内「ぐはっ…」

 

ヲ級が川内を杖で吹き飛ばす。そして残りの艦載機を飛ばながら再びこちらへ向かってくる。

あと少し、少しなんだ…

あと少しで気を溜め終わる。だがその前にヲ級にやられる。

 

白露「やらせないって……言ってるでしょ!」

 

ヲ級「ナニ!?」

 

白露がもうスピードでヲ級に突っ込んだ。それによりヲ級が水面に倒れた。今までなら追いつけなかっただろうが修行により気の使い方を学んできたため気でブーストをかけたのだろう。

 

夕立「夕立もいるっぽい!」

 

さらに夕立も突っ込んできた。それによりヲ級は身動きが取れなくなった。しかし艦載機がこちらにやってくる。まだ僕は動けない。艦載機が攻撃を仕掛けてくる。だが僕に攻撃は届かなかった。

 

吹雪「くぅ…」大破

 

睦月「にゃにゃ…」大破

 

吹雪と睦月が僕を庇ってくれた。それにより2人は大破した。

 

時雨「!!」

 

きた!ようやく気が溜め終わった。みんなが作ってくれたこのチャンス、無駄にはしない!

 

時雨「いくよ!」

 

僕は両手を前に構える。

 

時雨「か…」

 

そして両手に気を集中させる。

 

時雨「め…」

 

そして両手を腰のあたりまで持っていく。

 

時雨「は…」

 

そして両手でエネルギーを練り上げる。

 

時雨「め…」

 

ヲ級が慌てて斜線じゃから離れようとする。おそらく僕のこの攻撃が危険と判断したのだろう。しかし白露と夕立からタックルを喰らう。そのまま白露たちは全力で斜線から離れる。さらにそこに川内、吹雪、睦月の砲撃が飛んでくる。ダメージは無いがそれによりさらに怯む。

そして僕は白露と夕立か離れたことを確認し、気を解き放つ!

 

時雨「波ぁぁぁぁぁぁ!!」

 

かめはめ波。それが僕が提督から教えてもらった技だ。両手に気を溜めそれをエネルギーのビームに変えて放つ技だ。練習では一度も成功しなかったが今初めて成功した。

 

ヲ級「ギィィィィィ!」

 

ヲ級は艦載機を盾にしてなんとか耐えようとする。しかし艦載機はあっけなく消滅してエネルギーはヲ級を飲み込む。

 

ヲ級「ギィヤァァァァァ!?」

 

エネルギー波に飲み込まれたヲ級はエネルギーに耐えられずに消滅した。

 

時雨「はぁ…はぁ…」

 

吹雪「やった…」

 

白露「やったー!勝ったよ。遂にあの深海棲艦に勝ったよ!時雨!」

 

夕立「時雨が倒したっぽいー!」

 

時雨「うん…遂にやったね。」

 

みんなが僕に集まってくる。それと同時に僕は倒れる。それを慌てて白露が支える

 

白露「時雨!?どうしたの!?」

 

時雨「いや気を使い切っちゃったから動けないくなっただけだよ。大丈夫沈みはしないさ。」

 

白露「そっか…」

 

夕立「じゃ夕立が時雨を鎮守府まで連れて行くっぽい。」

 

白露「ちょ、それはお姉ちゃんであるあたしがやるべきでしょ!」

 

時雨「あははは…」

 

川内「それじゃそろそろ帰ろうか」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

そうして僕たちは鎮守府へ帰還しようとしたとき…

 

吹雪「?ちょっと待ってください。ここに何かあります。」

 

睦月「どうしたの吹雪ちゃん?」

 

吹雪「ほらここに…見たことのない球?でしょうか。」

 

吹雪が差した方を見るとそこにはオレンジ色の玉が浮かんでいた。その球の中には星が一つ入っている。

 

吹雪「どうしましょうか?」

 

川内「うーん今までこんな物見たことないしもしかしたら提督が何か知ってるかも。」

 

睦月「それじゃ持ち帰りますか?」

 

川内「うん。そうだね。」

 

そう言うと川内はその謎の玉を拾う。

 

川内「それじゃ今度こそ帰ろうか。」

 

今度こそ僕たちは鎮守府へ向かって進み始めた。

 

 

 




修行をした艦娘たちの初めての戦闘でした。正直戦闘内容はあまり良くないですね。他の方の小説を参考にしていきたいのですが今の僕にはこれが限界でした。今後もこんな感じの戦闘が続くかもしれませんがそれでも面白いと感じていただけたらぜひ今後も楽しんでください!
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