龍玉これくしょん~タイムパトローラーと艦娘たち~   作:エルヤ

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このお話のドラゴンボールは少し独自解釈が入っています。


第九話 ドラゴンボール

 

大淀「みなさんお疲れ様です。」

 

アルス「出迎えありがとな大淀。」

 

鎮守府に戻ると大淀が出迎えてくれた。

 

アルス「川内達が戻ってくるまでまだ時間がある。天龍達は風呂に入ってこい。大淀は川内達の状況を教えてくれ。」

 

そういうと天龍達はドッグへ向かっていく。俺と大淀は執務室に向かう。

 

~執務室~

 

アルス「川内達はどんな感じだ。」

 

大淀「はい。さきほど敵中心艦隊を撃破しこちらに向けて帰投中です。全艦中破以上の被害を受けましたが全艦無事です。これにより鎮守府海域の解放に成功しました。」

 

どうやら勝てたようだ。気である程度は感じ取っていたがこうして報告を聞くと安心できる。

 

アルス「なら今日は勝利記念に宴でもするか!ここ最近はずっと修行ばっかだったしいい息抜きになるだろう。」

 

大淀「それはいい考えですね!」

 

アルス「なら間宮さんたちに頼みに行かないとな。あとこのことはみんなには内緒にしていこう。」

 

大淀「サプライズということですね。」

 

アルス「そうだ。」

 

これはみんなが頑張った結果だ。だからサプライズという形でみんなを驚かせたい。

 

アルス「さてとならさっさと仕事を終わらせよう。大淀手伝ってくれ。」

 

大淀「わかりました。」

 

さっさと仕事を終わらせて準備を始めよう。

 

 

 

 

 

アルス「ふぅ終わったな。」

 

大淀「お疲れさまです。」

 

やはりこういう書類仕事は疲れるな。普段は歴史の見回りと修行ばっかだったからなー。

 

アルス「よしじゃあ間宮さんたちのところに行くか。」

 

大淀「お供します。」

 

そうして俺と大淀は間宮さんたちのところに行って宴のことを話した。二人とも快く了承してくれ張り切って準備を始めてくれた。

 

アルス「そろそろ川内達が戻ってくるな。迎えにいくか。」

 

そうして俺たちはドッグへ向かった。

 

〜10分後〜

 

アルス「戻ってきたな。」

 

およそ10分後に川内達は戻ってきた。

 

川内「提督!艦隊無事帰投しました!」

 

アルス「ああよく無事に戻ってきてくれた。そしてよく勝利してきてくれた。これで現状は変わっていくはずだ。」

 

川内達があの強化深海棲艦を倒したことは今の海軍にとって大きな一歩になるだろう。まだこの鎮守府近海だけだが今後さらに海域を開放できれば深海棲艦の脅威を減るだろう。

 

アルス「みんな、強くなったな。」

 

夕立「夕立たち強くなったぽい!」

 

川内「でもこっちもぼろぼろにやられちゃたけどね。」

 

アルス「それでもいいんだ。前まで傷つけることすら難しかったんだ。たとえぼろぼろになっても勝ちは勝ちだ。」

 

そう言うとみんな嬉しそうに笑う。

 

アルス「特に時雨。君はすごいよ。ここからでも感じた。君の気の高まりを。」

 

時雨「提督のおかげだよ。提督があの技を教えてくれなかったらきっと僕達は勝てなかったさ。」

 

その言葉に俺は微笑む。

 

アルス「でもこんなもんで満足するなよ。君たちにはもっと上を目指してもらう。もっと強くなってあいつらぐらい余裕で倒せるぐらいにはな。」

 

その言葉にみんなの顔が引き締まる。

 

アルス「これからの修行はさらに厳しくなる。励めよ。」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

アルス「さてと長話をしてしまって悪かったな。みんな風呂に入って傷と疲れを癒してこい。」

 

そう言うとみんな艤装を外し出す。俺は執務室に戻ろうとすると吹雪が声をかけてきた。

 

吹雪「司令官!待ってください!」

 

アルス「ん?どうした?」

 

吹雪「実は敵旗艦を撃破したところにこんな球が落ちていたんですけどこのような物、今まで見たことがなくて・・・」

 

そう言って吹雪が何かを差し出してくる。その物を見た瞬間俺は固まった。

 

アルス「!なぜ・・・これは・・・。」

 

吹雪が差し出してきた物はオレンジ色の球で中に赤い星が一つ入っていた。

 

アルス「ドラゴンボール・・・」

 

吹雪「司令官?」

 

吹雪が声をかけてくる。ほかのみんなもどうやら俺の異常な反応に気がついたらしい。

 

睦月「どうしたのですか司令官?」

 

川内「なになに?その球ってなんかすごい球なの?」

 

白露「今『ドラゴンボール』って言ったよね。提督、それ知ってるの?」

 

アルス「・・・ああ、知ってる。だがここでは話せない。風呂から上がったら執務室に来てくれ。こいつについて話す。」

 

そう言い川内達を風呂に行かせる。俺は執務室に戻り始めた。

 

アルス「大淀、天龍達にも執務室に来るよう伝えてくれ。」

 

大淀「は、はい。」

 

そう言うと大淀は天龍達を探しに行った。俺の雰囲気が変わったことに驚いているようだった。

 

アルス「・・・どうやらこの世界の異変は俺にも関係があるようだ。」

 

〜執務室〜

 

出撃組の風呂が終わったあと言った通りみんなを執務室に集めた。

 

天龍「なんだよ提督、いきなり執務室に集めてさ?」

 

由良「なにかあったんですか?」

 

天龍達は集められた理由が分からず質問してくる。

 

アルス「みんなに話しておきたいことがあるんだ。」

 

吹雪「あの球のことですか?」

 

アルス「そうだ。」

 

球?と頭に?を浮かべている天龍達は置いておいて話し始める。

 

アルス「まず最初にひとつお願いがある。今から話すことはこの鎮守府外の人たちには絶対話すな。」

 

時雨「どうして?」

 

アルス「この球をめぐって争いが起きる可能性があるからだ。」

 

そうして俺は球・・・ドラゴンボールを見せる

 

アルス「この球の名前はドラゴンボール。この世界の物ではなく俺の世界にあった物だ。」

 

不知火「変わった球ですね。」

 

黒潮「球の中に星がはいっておるな。」

 

みんなが興味ある深そうにドラゴンボールを見る。

 

アルス「ドラゴンボールは全部で7個ありそれぞれ星の数が違うんだ。これは星が一つだから一星球という。」

 

へーという声が聞こえてくる。そして俺はドラゴンボールの秘密を話す。

 

アルス「そしてここからがドラゴンボールに関する重要なことだ。このドラゴンボールはこの地球上全域に散らばっている。そのドラゴンボールを全て集めると・・・どんな願いでも1つだけ叶えることができるんだ。」

 

「「「「「!?」」」」」

 

みんなが驚く。当然だろう。どんな願いも叶えることができる物が存在するなど急に言われても理解できないだろう。

 

川内「・・・提督。それって本当にどんなことでも叶えられるの?」

 

アルス「ああ、大金持ちにだってなれるし、一国の王になることもできる。さらには死者蘇生や永遠の命を手に入れることだってできる。」

 

みんなが黙り込む。

 

アルス「俺が最初に秘密にしろっていたのはこのためだ。もしこのことが他の連中に知られたらドラゴンボールを求めることだってあるだろう。それが世界ならまで広がりドラゴンボールをめぐって争いが起きる可能性もある。それほどまでの力このドラゴンボールは持っているんだ。」

 

俺の世界でもドラゴンボールをめぐって戦いが起きたことがある。一番大きな戦いはナメック星でのフリーザ達だろう。フリーザはドラゴンボールを求めナメック星へ行きナメック星人をほぼ皆殺しにしてしまった。

 

アルス「俺の世界でもこのドラゴンボールを巡って戦いが何度か起きている。中には星そのものが崩壊するほどの戦いもあった。」

 

天龍「星が崩壊ってそんなことできんのか!?」

 

アルス「できる。俺の世界でそんなに珍しいことではない。俺だってやろうと思えばできる。」

 

不知火「司令官の世界はなかなか物騒ですね。」

 

この世界もなかなか物騒だと思うがな。

 

睦月「でもなんで争いが起きるのですか?みんなで願いを一つずつ叶えればいいんじゃないのですか?」

 

アルス「ドラゴンボールは一度願いを叶えると再び願いを叶えるためには一年間のインターバルが必要なんだ。それに再び地球全域に散らばる。だから普通に探すとなるととんでもなく大変なんだ。それに願いを叶えてももう一度集まればまた願いを叶えることが出来るから独占しようとする奴もいるだろう。」

 

この世界ではドラゴンレーダーがないから簡単には集められないだろうがそれでもドラゴンボールは危険だろう。

 

アルス「俺はこの世界に散らばったドラゴンボールを集める。集めてこの世界からドラゴンボールをなくす。」

 

由良「でもどうやって集めるのですか?」

 

アルス「吹雪の話だとこのドラゴンボールは深海棲艦が持っていたそうだ。おそらくだが他のドラゴンボールも深海棲艦が持っていると思う。もしかしてドラゴンボールが奴らに力を与えてる可能性もある。みんなにはもしドラゴンボールを持っている深海棲艦がいたなら撃破してドラゴンボールを回収してほしいんだ。」

 

時雨「わかったよ。でも提督はどうするんだい?」

 

アルス「俺は深海棲艦以外がドラゴンボールを持っていないか調べてみる。」

 

それに少し気がかりなこともあるしな。

 

アルス「みんなには面倒をかけるがよろしく頼む。」

 

川内「いいよいいよ。それに私たちは提督に助けられたしね。そのくらいお安い御用よ。」

 

時雨「提督がいたから今の僕たちがいる。提督のお願いだったらなんでもやるよ。」

 

二人の言葉にうなずくみんな。

 

アルス「ありがとな。」

 

・・・俺はいい仲間を持ったものだ。

 

アルス「さて話は以上だ。・・・さてそろそろいい時間だな。みんな食堂に行くぞ。」

 

白露「なにかあるの?」

 

アルス「それは行ってからのお楽しみだ。」

 

その後食堂にて宴の準備を終えた間宮さんたちが迎えてくれた。みんな喜んでくれて宴が始まりみんなで楽しんだ。

 

 

 




もしドラゴンボールが現実にあったらこうなるんじゃねと思いながら書きました。
もしどんな願いも叶う道具があるなんて言われたらそりゃ欲しいでしょ!
(DB世界でもドラゴンボールをめぐってロクなことにならないことそこそこあるし)

さて今回でひと段落しましたので次回から新章に入っていきます。ある程度の内容は決まっていて次章からDB側の敵が出てきます。それに伴い主人公の戦闘も増えていきます。もちろん艦これ側との絡みも書いていくつもりです。あと新しい艦娘も出していくつもりです。

ここまで読んできて下さりありがとうございます。今後もこのような素人の内容が続くと思いますがそれでもいいという方は次の話までお待ちください。
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