ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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さあて、今日もブルアカ怪文書と与太を量産してイクゾー!



千年王国ダンスフェス、午後の部

 

アビドスの方から強いプレッシャーを感じる。

怒らないから正直にいってくれなんて嘘やで。

ただの尋問です。

 

人は結局信じたいことしか信じないし

子供にだって忖度を求めるものなのだ。

 

だから、必要なのは常に、美味い言い訳。

ビビって逃げ散らかしても殺される。

 

命を乞うときのコツは二つ。一つは命を握る者を楽しませる事

もう一つはその人間を納得させる理由を述べる事だ。

ってロシアンマフィアの頭目が言ってた。

前者が難しい以上……

……むしろレスバ、ペラ回ししながら全力抵抗したほうが生きる目がある。

情報を薄くスライスしたり……出来ることはやらないと。

 

そんなことを考えていると訝し気に黒ユウカが話しかけてきた。

 

「……その娘の学生証も学生服もすぐ用意できるけど……

特異現象捜査部?」

 

「あー、リオ会長の直下の特務部だから……

この際だ、どぱーっとこの先の情報ぶちまけるから対応頼んだぞユウカ!

ミク、今から言うことを紙でメモ取ってユウカに渡せ!」

「はいっ」

 

「はっ、えっ、待って」

 

「無名の司祭の遺産絡みだ!」

 

「「ハブ」と呼ばれるミレニアムの通信ユニットAIが「ホド」と化したりな!」

 

あー!スーパーアロナちゃんこのタイミングでハブに接続してー!!

無敵のくしゃみで何とかしてくださいよー!

対ハッキングに於いてほぼ最強だからなシッテムの箱は!!

 

「ケテルなんかは水没した研究所の周辺地区を守ってる!

特異現象捜査部のエイミ単独でケテルを撃退できるが……

ヒマリのサポートありならの話だが……

……エイミ大分ヤバない?いや話がそれるな!!」

 

「なぜ……マジ……どうして……?」

 

「ケセドは任せる!

ミレニアム郊外にある軍需工場を制圧する予定!物量で攻めてくるタイプ!

適宜先生と協力して編成して撃退!」

 

「リオ会長はこれらの古代の遺産の暴走を危惧して

アリスの抹殺を企んだり

横領した資金でエリドゥ建設してるけど乗っ取られるだけで終わる!」

 

「なぜ なぜ……なんで……なんて?」

 

「ミレニアムの技術は古代の後追い!

多分ファミコンとスパコンくらい技術位差がある!

責任感じて退職しようとするから身柄を確保しといて!」

 

「ハッキングツールの鏡を押収してC&Cに守らせろ!」

 

「いやいやいやいや、 なぜ なぜ……」

 

「あと一連の騒動が終わった時期にタイミング見て

アリスの武装の弾を弱装弾かゴム訓練弾に変えとけ!

名目はメンテナンスあたりで!此れでモモーイの昏倒と重症化を防げる!

モモイの『ゲームガールズアドバンスSP』押収してーけど色々狂うな……」

 

「いやいやいや、やることがおおい、なぜがいっぱい出てくる」

 

「併走者の先生は……物凄く気になりはするが……

教科書のように丁寧に進めてるし……変なオリチャーしないほうが助けになるか?

どんな人物だ?ドスケベで生徒に粉かけてるか?」

 

並走する先生はマフティー的に気になるが……

 

「そんなわけないじゃない!

……生徒に手を出すようなヘンタイじゃないわ!

クラブふわりんの時もソシャゲで誤解だったし!

とっても紳士的で物腰穏やかで~それでいてミステリアスで……

イオリが通りたければ足を舐めろって言った時もエレガントだったって聞くし……

あ、でも金銭感覚はないかな、趣味にお金を使い過ぎて……

その辺はサポートできますし……完璧じゃなくてたまの誤答もあるのもステキで……

複雑で美しい千年難題みたいな……」

 

あ、黒ユウカがマシンガントークし始めた……

黒服が自分語りするみたいに自分の世界に入ってる……

 

「お前が先生大好きなのは分かった!紳士的な人物とわかればいい!

すまないが真剣に時間がないからな!ミク、取ったメモをユウカに渡せ!

学生証と株主証明が来たな、ヨシ!エンジニア部に行くぞ!」

 

「はーい……マフティーに付いていくと慌ただしいですねえ……

早くゆっくりしたいですね~

ユウカさんは安牌ってわかりましたし(ボソッ)」

 

もー!おかしいよな、おかしいよな、おかしい!

何でこんなスケジュールギッチギチなRTAみたいなことしてるんだよぉ!

 

 

 

 

 

 

「ンアーッ! 枕がデカすぎます!」

「アリス、もうやめなって!」

「キヴォトスでは淫夢は恥ずかしいことなんだよ!」

 

アリスとモモイとミドリのクソゲー開発部の三人発見、ヨシ!

クソゲー汚染のついでになんか汚染されてるがヨシ!癒されるなぁ!

構ってる時間がねえのがあんまりないのが惜しい!

 

「子供が下ネタ連呼するのはよくある!

嫌がらせて構ってほしい可愛らしい行為だ多めに見てやれ……

薄いリアクションをして反省を促すか遊んでやると良い」

 

「誰?カボチャのオバケと悪の女幹部っぽい人じゃん」

「カボチャAと謎の女性があらわれました!これもうわかんねえな コマンド?」

 

「一応ミレニアムの株主のマフティー・ナビーユ・エリンだ、お見知りおきを」

「悪の女幹部……そんなに……初音ミクです……」

 

「あー!マフティーってあれじゃん!妖怪足太女と一緒に

廃部の圧かけてきたモンスタークレーマー株主じゃん!!」

 

「エネミーですか、撃ちますか!?

撃たれたくなかったら廃部を撤回して、どうぞ!」

 

「光の剣を向けるな!これだからキヴォトス人は!」

「なんですか、何でも暴力で解決ですか、マフティー性に反します

ちょっと私ムッとしましたよ、やるんですか?」

 

「いくら何でも大人げないじゃん!クソゲーって評価を撤回しろー!」

「そーだそーだ!ユズなんかロッカー蹴られるAA張られてへこんでた!」

「インターネットと株主の悪意には屈しないじゃん!」

 

「よく喋る!お前らのゲームの悪い所は全部レビューに書いたし

クソゲーの所為で悪夢を見た、反省を促したい。

ミレニアムの株価を憂う被害者だ!」

 

「……いいんですか?暴力とか脅迫で株主を脅したり罷り間違ってケガさせたら

ホントに廃部になっちゃいますよ、護衛の私も黙ってませんし」

 

「うっ……ひどいじゃん……」

「クッソ汚いオーボーで質の悪い序盤の中ボスです!」

 

「アリスの定義でいうと俺たちは悪い死霊術師(ネクロマンサー)と

操られる死体人形(フレッシュゴーレム)と言ったところか……フフ、確かに中ボスだな」

 

うーん良い性格をしている……クソゲー開発部に反省を促してぇ!

暴力や脅迫じゃなくゲーム開発で勝負しろゲーム開発で!

 

「ユウカにも結果を出せと言われただろう。

ミレニアムプライスに出したゲームの出来次第では

廃部撤回の口添え、特別賞と金一封くらいはくれてやる!行くぞミク!」

 

「胡散臭いカボチャじゃん……」

「やることみみっちい!けど金一封はよこすじゃん!

絶対すごいゲームを作って見返してやるじゃん!」

「勇者アリスには気合が入ってきました!悪のネクロマンサーには負けません!」

 

「甘々な対応ですねえ……」

「筋を通すのがマフティー性の清廉さや高潔さというものらしいからな」

 

というかホントに時間ねえんだよぉ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジニア部のウタハとヒビキとコトリに金を積んで

必要な装備を作っていく。

 

「ミレニアムプライスの準備中で申し訳ない。

私はマフティー・ナビーユ・エリンだ。防弾防爆性能を優先した

全身タイツ、ジャージ、カボチャマスク……

それにカボチャヘルメットを量産していただきたい

急ぎの仕事ゆえ金に糸目はつけない、自爆機能や音楽、

クリエイターの遊び心を発揮して構わないものとする、ただし……」

 

カボチャヘルメットの量産は今後を見据えてのものだ。

 

 

「エンジニア部の驚異的な技術力、しっかり目に焼きつけるといい」

「やった!大口の依頼ですね!」

「与えられた時間と予算内でベストな結果を出す……」

 

「私、マフティー・ナビーユ・エリンの嫌いなものはいくつもある。

最たるものがデザイナーの独りよがりだ。

デザイン性を優先しすぎて子供が読めない高さにある本棚。

カベに溶け込むAEDや消火器。

人の命を預かる自覚のないエンジニア気取りに激しく反省を促したい。

自爆装置はロマンだ、悪の華だ。だが外部の衝撃やハッキングに弱いのでは話にならん。

ミリねじインチねじ混同するエンジニア扱いしてやるからそう思え」

 

 

「あっ、この人滅茶苦茶気難しい人です!」

 

「子供のころ凄まじく残念な十徳ナイフを買って後悔したことがあるのだ

チャチなドライバー、切れないナイフ……

自爆装置、遊び心、綿密だが長大すぎるマニュアル……

それらが悪魔合体し、干渉しあうただのゴミを高い金を払って買う気はない

肝心の防弾防爆機能がゴミなら訴えてやるからな、反省を促すからな?」

 

さっと眼をそらした三人組の天才エンジニアに反省を促したい。

こちとら命が掛かっとるんじゃ!!

 

「頼むから……ユーザーの命に敬意を払ってくれ……

天才エンジニアとして敬意と評価を貰いたいのなら……」

 

「私の指先で成り立つ奇跡が

ミリねじインチねじを混同するダメエンジニア扱いされるのは避けたい……」

「半端な整備が出来ない仕事だね……自重したほうが良いかも……」

「簡潔なマニュアル……ううっ……頭が……」

 

出来上がった代物は音楽視聴機能、通信機能が付いたカボチャヘルメット

任意で七色にゲーミングに光る黒い全身タイツ

材料から詳細に解説した長大なマニュアルが付いた代物だったが……

一応、冒頭に要約が付いていた。

 

「……自爆機能を付けなくてよかったのか?」

「流石にああまで言われて……これはロボットじゃない。

カボチャマスクにタイツにジャージ……それにヘルメット……

ロマンが……でもミリねじインチねじわからないポンコツエンジニアの不名誉は嫌だ……」

 

なんだか頭を抱えてえらい葛藤をしているエンジニアが居たが……




面白いかどうかは分からないが少なくとも楽しんで書きたい。


メンテナンス後よりイベント
M.N.E 前哨戦 「グラン・ギニョール前奏曲」
今回のイベントはメインストーリー
Vol.2 時計じかけの花のパヴァーヌ」編第一章と連動したイベントです。

普段シーズナルイベントで
チョコを買い占めて値段を200倍にして
生徒やワカモに商品を強奪されたり
クリスマスをぶっ壊そうとカボチャヘルメット団と暴れたり……
下らない悪戯しかしないゲマトリアの道化M.N.Eですが……
今回のイベントはどうも毛色が違って……ガチのようです。

ミレニアムプライスの裏で静かに開幕する残酷人形劇。
ミレニアム幹線道路を占拠するカボチャヘルメット団。
高額報酬につられた便利屋68。
アビドス高校はミレニアムの音楽ホールにたどり着けるのか。

ミレニアムハイウェイ第4区域 カボチャヘルメット団
ミレニアムストリート     カボチャヘルメット団(赤)

INSANE TORMENT

Challenge
ミレニアム音楽ホール前     便利屋68  
ミレニアム音楽ホール      偽りの歌姫・冥府の女王オシリス
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