ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空 作:それがダメなら走っていこう
ペラ回し多めでちょっと話の展開が鈍いかもしれんが勘弁してね!
新メンバー加入でゲマトリアも大分面白集団に……
デカペロロってなんか語感いいな。
黒ユウカ
ゴルヒフミ&デカペロロか……
ベ/ア ミカあるいはベア/ミカ
何だこれは、神経をつんざくような
身震いするような無邪気な邪気が膨れて……消えた。
ベアおばの霊圧が……消えた?
「ちょっとゴルヒフミとデカペロロ
今一瞬ベアおばの霊圧消えなかった?」
「えっ……?分かりません、マフティーさんほど神経が鋭いわけじゃ……
多分マダム生きてるとは思いますけど……」
「どういうこったペロ!?」
ベアおばの事を考える暇もなく
困惑を他所にカフェに騒がしく突入してくる部隊が来た。
どうなってるんだよぉ!!
おかしいよな、おかしい!!!
血の滴るヘイロー
狂気に満ち満ちたオリジナル笑顔
トリニティの戦略兵器剣先ツルギ。
加えて取り巻きのメカクレの黒髪姫カットで、EM-2で武装した
正義実現委員会のモブに取り囲まれている。
ツルギのショットガンブラッド&ガンパウダーを
カボチャヘッドに突き付けられています。
即座にホールドアップした。
「げっげっげっげっげっきひひひひひひいっ~~
きゃっはぁ!これってパパ活の現行犯ってことで良いのかぁ!?
とりあえず撃っちまってもいい奴かぁこのカボチャぁ?
私の引き金は軽りぃぞお、万が一勘違いでカフェの弁償代を払うのつまんねぇ……
正直に吐いた方が身のためだぜぇきひゃぁ!デストローイ!!」
「っ!!」
「ミク、動くな、話がこじれる!頼むヒフミ説得してくれ!
相手は正実委員、トリニティの正式な自治組織だ!」
ぎゃああああツルギだぁああ!!
怖すぎる表情とセリフとは裏腹に乙女の一面もあるが
それみせるの先生の前だけなんだよなあ!
現在、オリジナル笑顔でショットガンを突き付けられています……
「待ってください誤解ですツルギさん!お父さんの知り合いです!」
「そういうこったペロ!」
「あ~ん?」
意外にもツルギは……この見た目と言動で他者の静止は通じる……通じるんだ……
「この子の父親とは仕事上の付き合いと借りがあってな……
知ってるかもしれんがヒフミはペロロコレクター、父はオーパーツの熱心な収集家……
学費や食費も危ういってことで金の無心の相談を……
断じてやましい関係では……」
「あはは……恥ずかしながら……」
「そういうこったペロ!」
ツルギのブラッド&ガンパウダーの銃口が上を向いた。
「…………ふーん……けっへっへ。お前らも休め。
なんだ……破壊しなくてよかった奴か、運が良かったな、きひっ!」
正実モブも銃口を上向け射撃体勢を解いた。
ツルギは咳払いをして口調を切り替えた。
「あっ、あ~、うーん……早とちりして申し訳ありません。
こちらも正義実現委員会として、通報を受けたらパパ活など取り締まらざるを得ませんので……」
うわぁ!急に正気になるな!!
このテンションの落差がかえってマジモンっぽくてコワイ!
実際はそんなことはないって解ってるけど!
「いきなり銃を突き付けて……
なんかやっぱりキヴォトスって血の気多すぎじゃありません?
反省を促していきたくなるマフティーの気持ちも分かります」
ミクがちょっとむすっとしている。
「言うなミク……今回は絵面が悪すぎた……正実も仕事だ許してやれ……
治安維持組織として舐められるわけにもいかんだろ……
いきなり撃たれなかっただけマシだ……」
げんなりした。
何で外に出るたび命の危険があるんですかねぇ?
「きひっ……因みに仕事だから聞きますけどそっちの緑髪の子との関係は?」
「アイドルの卵とプロデューサーの関係です!今の所!」
ミクパイセンがちょっとぷりぷりしながらツルギに答えた。
「きひっ、邪魔して悪かった……それじゃ……あん?ナギサ?」
突然ツルギのスマートホンに通信が入る。
「否、だからパパ活じゃなくて……きひっ……パトロールもあるのに……」
通信中なのにメカクレ正実モブが息せき切って走ってきてツルギに報告する
「た、大変ですツルギ委員長、ゲヘナの奴がちょっかいを……!」
「きひっ!そうか、よし、殺す!!いやナギサじゃねえ空気読まねえゲヘカスがよぉ!
ああつれてこいってのかぁああめんどくせぇ……ヒフミと本人たちから
直接聞いてくれ忙しいんだ!……そっちに護送させっから、じゃ」
また面倒事の予感だよ神経が苛立つなあ……
「すまないがナギサが直接話を聞きたいとさ……
面倒かもしれねえがえーと……」
「私はマフティー・エリンだ……」
「初音ミクです……」
「一人正実の奴を付けて案内させるから直接ナギサの奴の誤解を解いてくれ……
いひひ……誤解だって言っても聞きやしねぇ……
すいません、どうもヒフミさんのことになると……
私はあっちのゲヘカスどもの掃除があるんだ!さあ!暴れる時間だ!」
ツルギはショットガンを引っ掴んで走り去っていった……
「面倒だがティーパーティのナギサにヒフミを交えて話すしかないか……」
「あはは……それしかないですね……
どうしてナギサ様は私の事なんか気にするんだろう……」
「まあそういうこったペロ!」
「なんだか妙なことになりましたねえ……」
ナギサ様に呼ばれるとか正直ご勘弁願いたい。
セイアやミカ……両方とも会いたくないんだけどなぁ!
エデン条約編にどんな狂いが起きるかわかんねーし!!
俺とミク、そしてゴルヒフミ&デカペロロは
正実モブに案内されて
ティーパーティーのテラスへと足を踏み入れた。
「……お待ちしておりましたわ、ヒフミさん……それに……」
トリニティの生徒会長、ティーパーティのホスト
桐藤ナギサにはなんか滅茶苦茶睨まれている。
「初めまして。トリニティ生徒会ティーパーティのホスト
桐藤ナギサ嬢に申し上げる。
わたしは、マフティー・エリンだ」
「初めまして、初音ミクです」
「あ、あら?ご丁寧な挨拶痛み入ります、私は桐藤ナギサ、お見知りおきを……
って騙されませんわよ!!ヒフミさんにパパ活をしかけるなんてどういう了見です!
事と次第によっては迫撃砲をぶち込みますわよ!!」
Time On Targetの迫撃砲は止めてくれ。
いくらなんでも死んでしまう、もう許してくれよ。
「あはは……ナギサ様、パパ活の件なら勘違いですよ
マフティーさんはお父さんの友人です」
「そういうこったペロ!」
「はい?えっ、勘違い?」
キョトンとした顔をナギサ様はした。
「あはは……お恥ずかしながらペロログッズに散財しちゃって学費も食費も……
無利子で貸してくれそうな人がお父さんの友達のマフティーさんくらいしか……」
「まあそういうこったペロ!」
ナギサはがくっとなってテーブルに突っ伏しそうになった。
「私の勘違い……
お金がなければヒフミさんならばいつでも貸しましたのに……
失礼しましたマフティーさん、ミクさん、どうぞおかけになって」
「あはは……ナギサ様には派閥とかいろいろあるじゃないですか……
頼れるけど頼りにくくって……自由な帰宅部から
ティーパーティの小間使いになっちゃいそうですし……」
「まあそういうこったペロ!」
「こいつに金を貸すのはよしたほうが良いぞナギサ嬢……
親と同じで金銭感覚はゼロだ、あればあるだけペロログッズに突っ込む」
「ああ~……なんとなく……分かりましたわ……
そういえばヒフミさんのご家庭については寡聞にして存じ上げませんでしたわね
いつも大体はモモフレンズと古典文学のお話に……
聞いてもはぐらかされて……マフティーさんはご存じですか?」
「……文豪で金はあるが娘をほったらかして日がな一日書斎にこもり
稼いだ金はパーッとオーパーツ収集に使ってしまう男だな……
才能には溢れているが碌でもない大人だ」
「あ……あはは……マフティーさん……だから黙ってたのにぃ……」
「まあそういうこったペロ!」
「それは……なんというかまあ……ヒフミさんのお父様らしいですわね……
マフティーさんはどうしてその……」
「ヒフミの父親には命を助けられた借りがあるからだよ
……おかしいよな、おかしい……」
当たり障りのない会話を頑張って回すしかないか……
「マフティーさんはずいぶんとその……ラフな格好ですがご職業は」
「……投資家だ、調べれば少しは出てくるかもしれん」
ナギサ様はスマートホンを弄って検索し始める……
「失礼、少々お待ちを……あら、確かにこれは中々……連邦生徒会長の失踪を機に
カイザーローンから多額の借財、混乱で低迷する株を底値で買い
シャーレの先生就任のV字回復とともに売り抜け……
カイザーPMCの不祥事で整理されたアビドス地方の地権を買い叩き……
それをシャーレに売り抜け……
更にミレニアムに部費のスポンサーとして投資、手当たり次第に発明や特許関連株も……
それがことごとく当たり、株主となりミレニアムプライス審査員にも……」
ナギサは眉根を寄せた。
「経歴は控えめに言って剛腕というレベルではありませんわね。
キヴォトスの個人投資家筋では有名なハロウィンの怪物なんて仇名が付いておりますわよ」
「お褒めにあずかり光栄だ」
「そちらの……初音ミクさんとの関係は?」
「浮いた関係ではないよ。
アイドルの卵とプロデューサー、レッスン代替わりに護衛バイトと言ったところだ」
「そうですねー、今はまだボソッ」
なんかミクパイセンが紅茶を飲みながらつぶやいた気がしたが……
深く気にすると吸い込まれそうな気がしたのでペラを回していく。
「私のような成金は大したものではないよ、偶にいる時流に乗れただけの道化に過ぎん……
それよりゴ……ヒフミ嬢とナギサ嬢が親密な方が気になるな」
「あら、ヒフミさんにはとても助けられていますよ
アビドスの一件では榴弾砲を率いてカイザーを相手取って
先生と対策委員会に上手く貸しを作ることが出来ましたし……」
「あ、あはは……買いかぶり過ぎですよナギサ様……
もっとうまくできる人は一杯いるでしょうし……」
「そういうこったペロ!」
「シャーレの先生……連邦生徒会長が居ない今キヴォトスの最高権力者だからな……
恩を売っておくに越したことは……優秀な手足は誰でも好き……ああ」
ちょっと神経が尖ってきた、多分それだけじゃない。
なんとなく、ゴルヒフミ&デカペロロとナギサ様の関係性、解ってきた。
「ヒフミはペロロが絡まん時は結構協調性に溢れているよな。
父親も同じくオーパーツの絡まんときはかなり付き合いやすい」
「ええ」
「解ってきた、解ってきたぞ……ヒフミは政治利用するには不適格だ
ペロログッズに散財する趣味人、自己評価は低い癖にフリーダム
かといって、付き合ってもトリニティ生徒から後ろ指を刺されるほどでもない」
「…………」
ナギサは薄く微笑みながら黙ってマフティーのペラ回しを聞いている。
「私マフティー・エリンがヒフミの父親からおべっかや陰口を聞いたことがないように
アイツは衒学的で難解な話しかしないが……
ヒフミも口を開けばモモフレンズと文学の話しかないだろう?」
「そうですわね」
「トリニティの人間関係は政治、打算、足の引っ張り合い
お
神経が苛立って仕方ないんじゃないか?
同年代の友達もいるが、同格のものは派閥を率いるが故に、腹を割って話せない」
ゴルヒフミ&デカペロロにはトリカスのダメなところゼロ。
無縁でオーパーツ収集とペロログッズ収拾に血道を上げてるからな……
「…………」
「故に、このペロロ狂いは真の意味で木陰……友達となりうる、そんなところか」
「ええ……他愛のないモモフレンズのような女の子っぽい会話と……
他愛なく趣味の古典文学のお話に相槌を打つティータイムが……
トリニティの派閥政治に疲れた私のどれだけ癒しとなったか……」
しみじみと、噛みしめるようにナギサ様は語った。
「私はヒフミさんのことをとても大切に思っています。
だからこそ、周囲の人が悪い虫でないか確かめたくなるでしょう?」
「なるほどな……安心しろ、マフティー性の高潔さと清廉さに反する。
それにこいつの親父に殺されたくはないし友情に罅を入れるようなことはしたくない
私はこのどーしようもないペロロ狂いにちょっかいをかけるメリットがないのだ
安心したか?」
「…………」
まだちょっと不審な顔をしているナギサ様。
「あ、言っとくけどヒフミ、学費は建て替えるが……
お前に一気に金を渡すと即使い切るのが目に見えてる!
小遣いは一日ごと、特定時間に少額ずつ振り込まれるようにしてやるからな。
お前らの金銭感覚に反省を促してやる!」
「そんなぁ!マフティーさんお慈悲を!
こんな少額でどうペロロライブに行けっていうんですかぁ!!」
「どういうこったペロ!?」
「ふうっ……ふふ……疑いすぎでしたか……どう見ても親戚のおじさん……ですね。
セイアさんも何か不眠気味らしいですし
ミカさんはお茶会への集まりが悪いですし……」
ナギサ様はようやく少し微笑んだ。
面白いかどうかは分からんし保証はできねー!
脳破壊の為に力を貯めてるのは多分気のせい。