ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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今日も頑張ってブルアカ怪文書&与太話を書いてイクゾー!!

最低SSにありがち、SEKKYOU回です。
最低SSのSEKKYOU回なので説教おじさんの過酷なぞ見たくない人は
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カボチャの説教おじさんはコユキに反省を促せるのか……



『因幡の白兎』に反省を促して踊らせよう。

 

 

「C&Cの先輩たちならともかくこんなところで捕まってたまるかー!!」

 

コユキがミクに羽交い絞めにされながらもマリ・ガンを乱射する。

 

 

 

その内一発がカボチャマスクを強かに叩き、俺はのけ反ってたたらを踏んだ。

ほんっと、カボチャマスクを防弾にしておいてよかったよ!

下手すりゃ再走だぞ!

後でむち打ちにならないだろうなこれ!!!

 

「ニハハハハ!!バーカバーカ!!」

 

はぁ……キレそう!!

 

「マフティー!!」

「ミク、私の事はいい! コユキの武装解除をしろ!

爆弾、ドローンコントローラー、無線LAN全てだ!」

 

コユキは周りのバニーガールやミクに取り押さえられ、武装を解除された。

 

 

一瞬このまま海に放り込んで放置しようか――そんな漆黒の意思がよぎる。

コユキは泳げない。そんなこと知ってるが??

……顔が可愛いから?女の子だから?子供だから?生徒だから?

無敵の少年法に護られているのでしょうか。

どこまで忖度しなくてはならないのでしょう。

忖度、もうたくさんだ。

原作キャラへのアイガー……透き通る悲惨な二次と剪定をご存じない?

教えてくれませんかねぇ、プレナパテス先生。

男なら無条件で女子供の為に死ねいってか?ふざけろ。

此処は男塾じゃねえ、ブルアカのキヴォトスだ。

腰抜けのアホ、で!それが何か問題!?!?!?

だいぶだいぶどうでも良くなってるし

どうせどうせ再走……持たざる者は持っているものも取り上げられる――

無敵の人でも、闇夜の怪物ゲマトリアでも――

ハサウェイに粛清される偽マフティーでも……

俺は一向に――

 

 

その時苛立ち切った神経を宥める声が――

プラナがアカン!と呟いてすっと頭を下げた。

プレナパテス先生の幻影が膝をついて深々と頭を下げた。

そして、コユキの前に立ち、俺に左の頬を差し出した。

そこをなんとか……殴るなら私を殴りなさい――

何卒……どうか、どうか……

――生徒たちをよろしくお願いします。

錯覚、幻聴なのだろうか……

ズルいぞお前ら。

ただし、俺のやり方で反省を促すからな、ガチで。

 

「……今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらコユキお前はもう死んでるぞ」

 

黄金の鉄の塊のセリフを借りてお道化る。

 

「オッサンロボットだったり貧弱一般犬猫だったら……慈悲は無い。

あまり調子に乗ってると裏世界でひっそり幕を閉じる

お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?」

 

神経を宥めていけ。

 

「ミク!アジトにコイツを連れて行け!このクソガキ白兎に

マフティーがガチで反省を促してやる!」

状況が呑み込めていないバニーガール生徒たちにも事情を説明する。

 

「手荒な真似はしない、ただ少し……元セミナーの肩書を利用し、勝手に債権を発行したこの小娘に少しお話とお説教があるだけだ……

ミレニアムの株主として、な……営利誘拐などではないので悪しからず」

「は、はいオーナー……」

 

「はーなーせー!はーなーせーよー!!」

 

「うわぁ……マフティー、滅茶苦茶怒ってません?」

「怒ってない、何処にマフティーがキレてるって証拠があるんだよ」

 

はあ……原作編纂コユキはC&Cにボコられ狙撃され海に落とされ

ユウカに反省部屋送りにされてようやく反省したが……

……そこまでやられないとコユキ反省しないのぉ!?

こっからオリチャー走んなきゃなんねえのぉ?

 

 

 

 

 

 

 

 

安らぎの……安らぎのゲマトリアアジト……

俺のベストプレイスは……

 

「この状況ちょっとまずいかも!!アナログすぎて殆ど操れる電子機械もないし!」

 

現在、クソガキの悲鳴に満たされている。

神経が苛立つんじゃ!!

 

「無論、神経直結型無線LANの類は封鎖させてもらった」

 

「とりあえず指示通りコユキはお手洗いに行かせたあと、ガッチガチに椅子に拘束しましたが……」

 

 

「何する気だよぉ!ヘンタイ!」

 

未だ諦めず関節を外してでも脱出しようとするコユキ。

コイツ本当に諦めが悪いな……

 

 

「いやなに、ちょっと長いオペラや戯曲を鑑賞するのに、お花摘みに行っておくのは観客のマナーだろう?

自分ではマナーが守れそうにないからな、こいつは乙女の尊厳が漏れ出さない用の配慮だ」

 

 

「うわぁ……私もマフティーを撃たれてちょっとカチンって来てましたけど……

こんな怒ってるマフティーみたことなーい……

マフティーに反省を促されるというのは多分とてもしんどいですよ。

地獄を見ますよ、ここからが地獄ですよ!

いまならまだ間に合うかも……早く謝った方がいいです、早く謝って!!」

 

ミクパイセンにちょっと教えたブロント構文にちょっとクスッと来た。

 

「まずは改めて舞台挨拶から、黒崎コユキ嬢に申し上げる

私はマフティー・ナビーユ・エリンだ。

ゲマトリアの道化であり、投資家であり、神秘探求の舞踏家だ」

 

「げっ、なんかこのカボチャ絶対ヤバい!サイコ野郎!!

通信機器……!通信機器は……無いっ!

この際ネル先輩にボコられたりユウカ先輩に説教されたりした方がマシかもっ!!」

 

神経に何かノイズが……

(ヤバい)(アカン)(ぎゃああああ)(ヤメロー、ヤメロー!)(先生早くキテー!)

(コユキが絶対えらいことに!)(考察班に悲鳴を上げさせるガチの方のカボチャだ!)

神経を右から左へと言葉が流れて消えた。

 

 

「C&Cのネルにボコられてユウカに金庫みたいな電子製品一切なしの反省部屋に幽閉されるのがまだマシ、それが温情であったことに気が付くだろう……

ミレニアムの株主に損害を与えておいて何か言うことは?」

 

 

「えー、金は巡り巡るものですし、寝かせておく方がどうかしてます。

責任?なんですかそれ?」

 

 

カボチャマスクの下で神経がスンってなった気がする。

プレ先に免じて命までは取らんけど抉るからな、反省を促すからな。絶対に。

 

「そうか 前半は道理だ、だがお前はマフティーの金に手を付けておいて悪びれない。

だから、反省を促す――今宵の演目は、因幡の白兎だ。ミク、始めよう」

 

「あーあ……わかりましたー」

 

 

スポットライトが当たるミクが絵本の因幡の白兎を朗読し始める。

 

 

「昔々――因幡という国に白いうさぎがおりました」

 

「ある日、うさぎはサメにウソをついて海の向こう岸に渡ろうとしました」

 

「言葉巧みにサメを一列に並ばせて――」

 

「サメの頭を踏みつけながらぴょんぴょんと飛び石代わりに渡ります」

 

「しかし、だまされたことに怒ったサメに皮を全部剥がされ」

 

「毛を全部毟られて大けがをおってしまいました」

 

「そこでいったん止めてくれミク、道化の語りを挿れよう」

 

 

「童話とは神話に通じ――昔々あるところに、因幡の国にいる『八上姫』に求婚をしに行く道中の大国主という神様がいました。

大国主にはたくさんの『八十禍津日』という兄神、神様の兄弟がいました。

彼らはとても乱暴者で意地が悪く、優しい大国主はいつもひどい目に合わされていました。

ほかの神様たちの荷物を全部持たされていた末の弟大国主がよたよたと歩くのを尻目にすたすたと歩く『八十禍津日』は瀕死の『因幡の白兎』を見つけます。

そしてこう語りかけた。

助けてほしければいうことを―聞け、と」

 

 

また遠くから神経にノイズが走る。

(ヤバい)(アカン)(また考察班が)

さっきから何なんだ……

 

「うああああああ――!!

なんだ、なんだよぉ……わけわかんないお話なんか聞きたくないよぉ……」

 

「ちと文学的過ぎたか、じゃあ、利益と算数の話にしようか……?」

 

コユキの前にミレニアムの発行債券額の総額の紙を突き付ける。

 

「これを見ろ、ミレニアムの債券発行の負債額は数千億だな?

お前の居た時間と日数は?スロットの回転数は?

私は3時間ほどいて6000万クレジット程使ったが……

12時間居ても約2億4000万……これでも膨大な額だが……

コユキ、船に居た日数で掛けて、債権額と比べてみろ」

 

暫くコユキは紙を睨んだ後、すぐに声を上げた

 

「うそ……千億の桁になんていかない!!こんなに使ってない!知らない!!」

 

困惑したように悲鳴を上げた。

 

「こんな事ミレニアムの最高権力者の黙認無くして出来るものか。

リオ会長にハメられたんだよ、コユキ。

横領の罪を擦り付けられたんだ、悪い子にしすぎてな。

コユキだったらやらかしかねない――だから都合がいい。

リオ会長にそう思われた、怒っていたから捨てられた。体のいい生贄羊……いや、生贄兎か」

 

「なんで、なんで――!!リオ会長、リオ会長!!」

 

「なぜいい子にしなくてはいけないか知っているか?

誰も護ってくれなくなるからだ。

ピーターラビットのお父さんがどうなったか知っているか?

父親はパイになったよ。

ああ、因幡の白兎の方が適切かな。

お得意のハッキングで何でもできる白兎。

大人も生徒もお金を見えるところに置いといて、掏られても気づかないマヌケな猿にしかみえないだろう。

生徒も大人もひらりと躱しするりと罠を抜けるミレニアムの生きた厄災。

すばしこい不思議の国の白兎――”だったな”」

 

 

 

「余談だが……ヘイローは何処までやったら割れるのだろうな?

首吊りなどによる窒息なんか早いな。あれなんか窒息で持続ダメージが入り続けるから

降ろしてもらえなきゃ意識を失ったまま死ぬ。

極端な選択というやつだ。リストカットによる失血死――

後追い防止にミレニアムのネットからは執拗に削除、改竄されているだろうが……

持続ダメージというのなら溺死もありうるな?」

 

つらつらとヘイローの耐久性考察。

極端な選択があるから多分生徒は自殺は出来る。

 

「ヘイローはデカいダメージをカットしてくれる。死に辛い……

小さな切り傷、靴擦れは蓄積してくから、たとえばピラニアに集られたらゆっくりと死ぬことになるかもしれないな。

1ダメージは受けるからゆっくり死ぬ」

 

 

段々とコユキの顔が青ざめていく。

 

「嘘だよね、そんなことしないよね!!」

「ただ私はちょっとヘイローの耐久性について学術的な話をしただけだ。

知らない。ピラニアがやった。責任、なんですかそれ?

コユキ、お前の言い草だぞ?

お前の株価と価値は暴落し、マフティーの記憶から消し去られる寸前だ」

 

「マフティーはマフティーの道理で動く。

ヘイローを壊すのは禁忌?ゲマトリアだぞ?

アビドスの砂漠から禁忌を拾い上げた冒涜者に何を言うか。

お前さん達の理屈なんざ知ったこっちゃないのさ……」

 

 

「ユウカに捕縛を頼まれたが船から逃げられて、白兎は見つかりませんでした、と返信することになる」

 

「せ、せんせいは――先生なら助けてくれる……」

 

とりあえずテレビをつけてみる。

ミレニアムはそこかしこで爆発が起こっている。キヴォトスいい加減にしろよ……

 

「どうやら、キヴォトスの『大国主』の先生は

八上姫ならぬ無名の王女のためにパヴァーヌを奏でている真っ最中か。

キヴォトスの現時点での最高権力者で生徒を見捨てることのない大変な人格者だが……

彼にも体は一つしかない。

無名の王女・勇者アリスを救うために頑張っている最中のようだな。

悪い子にしすぎて先生の目に映らず、ミレニアムの庇護からも外れ、ノコノコと道化の罠に飛び込んだ運の悪い白兎を救っている余裕はなさそうだ……」

 

 

 

「僅かばかりの才を鼻にかけ、敬意を払うことを忘れ、仲間に見捨てられ、マフティーを何とかできそうな大国主はミレニアムを救うのに夢中。

運が尽き果てているのに……

備えてどうにかなるとでも?諦めなければどうにかなるとでも?

運命とは性格の中にある、人の縁を切り捨てる悪い子は運が尽き果てるのは自業自得というものだろう」

 

 

「マフティーは反省を促すものだ

生徒は利用したいだけで殺したいわけではない――が

コユキ。おまえは この無関係のマフティーの『富を侮辱した』っ!!」

 

「ひっ……!!」

 

コユキの乙女の尊厳は空っぽだ。

 

 

「争いは実にくだらんバカのすることだ。

……だが、『侮辱する』という行為に対してだけは命を賭ける。

殺人も神は許してくれると思っている!――と、デブのマフィアが言ったな。」

 

「閾値を超えるとどうも――マフティー性の粛清となるらしい

敬意を払わねば払われることはない。ちょっと清廉さや高潔さ、というものを棚に上げたくなるな?」

 

「キヴォトスの深淵、最も暗く深い所に居るゲマトリアのマフティーのお金に……

ぜひ、ぜひ、深く、深く、敬意を払ってほしい。

さもなくばマフティーの『記憶』から永遠にコユキという少女は消え去ることとなる。

マフティーの記憶から消えたことが原因でキヴォトスから存在することを止めてしまうものがあるのは哀しいことだ……

コユキ、君は賢い子だと思っているよ?」

 

 

「許してください、ごめんなさい……言うこと聞きますから……」

 

顔をくしゃくしゃにしてガチ泣きを入れてきた……

やっとだよ……

 

「あの――マフティーその辺で……」

 

「はあ……とは言ったものの、ミレニアムの神秘を勝手に粛清したとなれば

ユウカの御父上が面倒だな……

あいつはアイツで実験室にはご執心のようだし、なんだかんだあれで娘に甘い。

それに友達が消えて娘のユウカが騒ぎ出したら面倒だな……

ゲマトリアの和に亀裂も入れかねんか」

 

少し考えたそぶりを見せ、コユキに問う。

 

「此処から価値を示せるかな?」

 

「お、おかねなら……ハッキングとかで……」

 

コユキは震えながら申し出た

 

「連邦生徒会に睨まれても面倒なんだぞ?

金の流れを追われてアビドスの連中が来たら責任とれんだろ。

息を吸うように異能を行使する故ラプラスの匣の鍵の候補は面倒くさいな……」

 

「ああ、そうだ――ゲマトリアの役に立ってもらおう」

 

オリチャーを思いついた。

 

「デカグラマトンのパス(Path)小径(パス)」

 

「デカグラマトンのパス(PASS) 管理者(admin)

アカウントの“パス”ワードを割らせてみよう」

 

「『天路歴程』……オーバーレイ・ネットワーク上のノードを掌握しろ

……ふん『天路歴程』か、たかがオーバーレイネットワークに大げさに仰々しい名を付けたものだな、無名の司祭も……

驕りが透けて見える!水をくれ!

いずれその驕りに反省を促してやる!」

 

 

「ニューロンを焼かれることもない。

端末が爆発したりもしない。子供のお遊び電脳戦とは一味違う……」

 

 

「一つ落としても他の10の電脳が、すぐ22のオーバーレイネットワークを再構築するだろうが……出来たらマフティーの負債は免除しよう。

もしかしたら、ミレニアムを救い、先生の役に立つことが出来るかもしれん」

 

 

コユキは必死にキーボードをタイピングしている。

 

「はぁ…はぁ…む、むずい……」

 

「思ってたのと違う~…!!」

 

「頭ではわかってんのにぃ!!指が追っつかない!」

 

「うわぁああ!?」

 

コユキが使っている情報機器のファイアウォールが過負荷に耐え兼ね爆発した。

 

デスクトップ型のPCを十台も並べて

ミレニアム最新のハッキング機材を使い潰しながら

頑張ってハッキングをしている。

 

「ミレニアムのハブは0.00000031秒しか耐えられずホドと化してしまったからな」

 

「本当は計算好きじゃないのも知っている

息を吸っていることを褒められてもバカにしているようにしか聞こえんのだろう。

だからマフティーが歯ごたえのあるものを用意してやった」

 

2048ビットのRSA暗号は、現在の最高性能のスパコンを使っても解読に1億年以上かかると試算されている。

 

 

 

コユキはこれを10秒足らずで解ける量子コンピューターのような脳髄を持つ天然のニューロマンサーだ。

 

 

 

故に無名の司祭の遺産、デカグラマトンのハッキングも行けるかも……

と思って試させているのだが……

 

 

「ちょっと……これはやり過ぎじゃないですか……?

もう少し何というかこう……手心というか」

一応、困ったようにミクがエアロブラスターをコユキに向けている。

「痛く無ければ覚えない、返済のための仕事をしてもらっているのだ、何か問題があるか?

マフティーにやらかしておいて女子供は泣き喚けば許されると思っている。

神経が苛立つを通り越してキレそうだよ……

あの泥臭い死闘……期待外れの可能性もある」

 

「私が……期待外れ……」

 

「モモミドのクソゲーはマジでどうやって無名の王女をハッキングしたんだ……

アレはあれですごいよな」

 

「セミナーの私が、クソゲー開発部以下……!?」

 

まあ思い付きでデカグラマトンをコユキがハッキングできたら無名の司祭対策でだいぶ楽になるよねって……

 

 

「確かに借金を返済するってとっても大変ですよね……

かわいそうだけど……」

 

借金返済に思うところあるミクは困りつつもコユキに手を貸し切れず、一応コユキにエアロブラスターを向けている。

 

 

「私はっ、期待外れなんかじゃない!

うああああああ――!!!!!」

コユキのタイピングがブースト!

キャバァーン!!デカグラマトンのオーバーレイネットワークパスの一つの掌握率進捗バーが100%に!!

 

 

「ううっ……やっ……やった……やった……やりました……マフティー

だから……許してください……反省します……ごめんなさい……

殺さないでください……いい子になります……には……には……は……」

 

鼻血と涙を流しながらハッキングを終え、PCの前に突っ伏すコユキ

それを背後で困ったように空気砲を突き付けるミク

遠くの方にマフティーが立っているスチルを幻視した気がする。

 

「まさか本当に成し遂げるとはな……よくやった。

見くびっていたことを謝罪しよう、二度と期待外れなどとは言うまい。

ミク、介抱してやれ」

「はーい……いやでもこれ本当にやり過ぎですって……」

 

ミクが救急箱をもって駆け寄る。

 

 

ハッキングの過負荷か、ゲマトリアアジトの照明が落ちてしまった。

神経を右から左に撫でていた

ノイズのようなささやきが途絶えた。

 

 

「脅しが効き過ぎて必死でしたよあの子……」

 

俺もそう思う、なんかゲマトリアムーブは出来ているし……

何だかんだで無名の司祭の遺産に対抗する手段の足掛かりは得た気がするが……

まさか鼻血を出すまでコユキが頑張るとは……

 

「そんなに怖かったか?多少強い薬を与えないと反省を促せないと思ったが……」

「いやいやいや、滅茶苦茶怖かったです」

 

これくらいやらないとコユキの倫理観に反省を促せないと思ったんだが……

 

よくよく思い返すと

……原作を改変して好き勝手やる転生者ムーブだな……

また一つ罪を重ねてしまった……

 




面白いかどうかは分からん。今回は説教回だし特に自信がないし保証外です。
絶対に賛否分かれる。
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