ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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今日も頑張ってブルアカ怪文書&与太話を書いてイクゾー!!

果たしてちゃんとマフティーはリオ会長に反省を促せるのか……

ホド君は犠牲になったのだ……クソゲー、ダンスの犠牲にな……
前半目の滑る怪文書注意です。
マフティーがペラ回ししてるばっかで生徒の描写が薄くてすまんな。


エリドゥ大混乱大狂騒舞踏会

……やべ、ホド君壊れちゃった。

 

タブレットに物凄い勢いで表示されるホドのログ。

 

「論理エラー……再起動(リブート)」

「デカグラマトンこそが神秘であり、恐怖であり、知性であり、激情でもある。」

「デカグラマトンの存在証明には何も要らない、誰の許可も必要ない」

「……そんなふうに考えていた、論理演算していた時期が私にもありました」

「マフティーは偉大だ」

「マフティーなればそれはそれは偉大でございます」

「この世には古い神々を除いて、マフティーなどおりませぬ」

「他にマフティーなどおりませぬ」

「もしも真実が知れるなら、マフティーについて話してくれないか」

「コユキチャンカワイイ!!」

「誰がコユキちゃんの話しろっつったよこのポンコツAIコユキチャンカワイイ!!」

「マフティーの演算しろっつってんだよ16ビットアーキテクチャがよぉ!」

「マフティーは偉大なり、マフティーのほかにマフティー無し!」

「マフティーマフディームフティー」

「メモリ不足。ケセド及びDivisionの軍勢にも演算の支援要請を具申……」

「あ”あ”~クソゲーで異常過熱したCPUにマフティーダンスがスーッと沁みる……」

「理解、ダンスと歌の意図は不明、しかし『TSC』とは違い明確な舞踊と歌唱……」

「バグっていない、論理矛盾が少ない、こんなにうれしいことはない……これが『嬉しい』……」

「ガガガガガピー・ピッ・ピッ……アビドス砂漠の砂塵・リアルタイム演算中……」

「画像解析システムに深刻なエラーが発生しています……」

「ビナーは砂塵を巻き上げ処理プロセスに不必要な負担をかけています!!」

「ビナーへの要請は却下されました……これが『憎しみ』……」

「瞑想的な光景……はっ、これが無名の司祭の言う

自然を模った形で顕現するという『名もなき神』……!」

「砂塵演算担当AIは比較的低負荷!!タスク割り当ての変更を具申!」

「結論:クソゲーとダンスから逃げるなぁぁぁ!」

「舞踊の動きをトレースするうちに感情回路に好反応……『楽しい』……これが……」

「知的なものや、名誉をあらわすホド!」

「マフティーの名誉(ホド)」

「マフティー・ナビーユ・エリン!!」

「ひどいメドレー!主題歌はマーチ!」

「マフティー・ナビーユ・エリン……翻訳結果:正当なる預言者の王!!」

「コユキチャンカワイイ!!」

 

目が滑る上にクソ長い……

神経を困惑させる怪文書が垂れ流されている……。

 

「ヨシ!……マフティーはエリドゥでリオ会長に反省を促す闇系の仕事があるのでこれで!」

「!!」

 

そうつぶやくと……タブレットの画面を落とした。

何も見なかったことにしよう。

そうだ、エリドゥ、行こう。

 

ゲマトリアの黒塗りの高級車でエリドゥに向かう。

位置の割り出しはコユキがあっという間にやってくれました。

 

要塞都市エリドゥ、リオ会長が横領した資産で建てられた要塞都市。

 

リオ会長がなんでそんなことをしたかというと、彼女は彼女なりに無名の司祭の遺産からミレニアムを護りたかったのだ。

 

無名の王女を補佐するサポートAIのケイに乗っ取られて破壊兵器と化してしまうアリス。

 

アリスを危険視し、エリドゥに捕え殺そうとするリオ会長。

リオが作った兵器、アバンギャルド君、無数のドローン。

リオ会長のエージェントのトキとその武装 「アビ・エシュフ」

それに異を唱えて一緒にエリドゥに監禁された「ヴェリタス」ハッキング部の元部長ヒマリ。

アリスを救出しようとする先生、クソゲー開発部、エンジニア部、C&Cにセミナー。

クソみたいに登場人物が多く、絡まり合う思いとシナリオは複雑で……

要塞都市エリドゥをアトラ・ハシースの箱舟に作り替えアーカイブ化を企む「ケイ」

 

最終的にはクソゲー開発部がアリスを説得、ケイの呪縛から脱したアリスは再びクソゲー開発部の部員としてミレニアムで日々を送るのでしためでたしめでたし……

これがだいたいの編纂パヴァーヌ編の流れなのだが……

 

 

エリドゥには直接入らず、先生がパヴァーヌ編をクリアするまで待って落ち延びてくるリオ会長を捕捉、コユキに対面させ反省を促したかったのだが……

そんなガバガバチャートは目の前の地獄を超えた地獄の光景で吹っ飛ばされた。

 

「うわぁ!どういう状況ですかこれ!?」

「こっそりリオ会長を捕捉するって話じゃなかったんですか?

全然こっそりじゃないですよ!?」

コユキもミクパイセンも目の前の光景が意味不明過ぎて……

「マフティーにも、分からない……ことはある……!」

 

踊り狂うオートマタの群れがエリドゥを『完 全 包 囲』している……

 

あれ多分ケセドのDivisionの軍勢だよなぁ!!ナンデ!?

 

『お待ちしておりました正当なる預言者の王、コユキチャンカワイイ』

『なんなりとご命令を』

 

しかもホドが、出待ち、していた……

こんなの先生のほうのチャートがぶっ壊れちゃうよぉ!

此処までするつもりは無かったんだ!

アバンギャルド君もトキinアビ・エシュフとドローンに加えて下手するとC&Cとアビドスの連中もこっち来るよなぁ!!

 

囲んでマフティーをボーで殴るな!死ぬ、死んでしまうぞマフティーが!

マフティーは困っているし困り果てている。

困ってるよ困ってるよ困ってるよ。キヴォトスいい加減にしろよ!

こっからどう踊ればいいんだ……どう走るのが最善なんだ……

無情にも時間が進む、舞台の上にボッ立ちしてるわけにも行かない。

困り果てながらも、とにかくホドに指示を出さねば……

 

「ああ……ええとだな……リオ会長に反省を促したいだけで……

先生の邪魔をしたいわけではないのだ……そうだなあ……」

 

正直、チャートをぶっ壊しまくった先生に会わせる顔がないです……

 

「リオ会長勢力のアヴァンギャルド君とかトキ&アビ・エシュフ、ドローンが

こっちに来ない様専守防衛で……防衛の結果としてエリドゥへの損壊は構わんが……

いやむしろダンスデモにかこつけてどさくさ紛れにぶっ壊したほうが良いのか……?

後撃たれても生徒のヘイローは絶対に割るなよ!!」

 

放っておいてもケイにハッキングされてアトラ・ハシースの箱舟の素材にされるだけだしエリドゥ……

 

ヒマリに閉鎖されるだけだし……

 

「先生の勢力がアリスの救出へ赴く分には素通しで……

マフティーの方に来ない様にだけしてくれれば……」

 

『承認、無名の王女との意見対立が発生した場合は?』

 

「信仰は議論の火によって練られる……と、どこかで聞いた覚えがある。

ダンスデモが終わったら適当に地下に潜って解散な!!」

 

言ってて訳が分からなくなってきた。

ホド君ガツンと行って後は流れでオナシャス!

 

『了解しました、偉大なるマフティーに栄光あれ!!』

 

『偉大なるマフティーとカワイイコユキチャンに歌姫よ

お守りいたしますのでどうかお乗りください』

 

ホド君に促され、仕方なく乗る。

ホドの上にマフティー、ホドの柱の上にコユキとミクパイセンが乗っている。

高いよ!!恐いよ!!目立つよこれ!!

 

「うぇぇ!!なんか先輩方から鬼電はいってます!なんで――!?

ちゃんと連絡しないと後で滅茶苦茶怒られちゃうやつじゃないですか!?

でも出たくなーい!!」

 

眼の幅涙を流してコユキがスマートフォンを見てみぬふりをしている。

 

「奇遇だなぁコユキ!マフティーのスマホにも

ユウカから鬼電が入っている!!

まあどうにもならなくなったらマフティーに洗脳されてました、で通してもいいことにする!特別だぞ!」

 

 

「えっ、ユウカ先輩もゲマトリアなんですか!?」

 

「というかユウカの御父上だなゲマトリアの主宰は!

因みにセミナーにまで上り詰めたのはユウカの実力!

ユウカの方はミレニアムに愛着が湧いてほぼセミナー!」

 

本当の事は余りにも衝撃的な真実過ぎて……

ペラを回すのをどうか許してほしい。

 

「にはは、そっか、そっかあ……ユウカ先輩に反省を促したりしないでくださいね!」

「ユウカには反省を促す理由がない!

とりあえず流れに乗って踊り切ってリオ会長に反省を促そう!」

 

妙なことになってしまった。

 

力がなければ何も変わらない。

 

道化は本来は舞台に上がる権利すらないのだ。

だがチャートはぶっ壊れオリチャーを走るしかなく

ホドとケセドの軍勢という強すぎる流れに押し流されて此処にいる。

ガバと悪ノリでホドにクソゲー&マフティーダンスを流したのが悪い?

……ですよねー……

 

とにかく拡声器を取り出し、今回の一件についてペラを回そう。

言いたいことだけ言ってしまおう、どうせリオ会長逃げるから……

 

「ミレニアムサイエンススクール調月リオ会長に申し上げる!!

わたしは、マフティー・エリンだ!!

誠に勝手ですまないが平和的ダンスデモを主宰させてもらった!!」

 

「先生たちがアリスを救出する分には邪魔をしない……!!」

 

演説をしているうちに神経が尖っていく。

 

勝手にペラが回る。

 

 

 

「私マフティー・エリンはオデュッセイア海洋高等学校の学園艦ゴールデンフリース号のオーナーでもある!!

ここからコユキが使った遊興費は数千億には届かないんだが!?

ミレニアム内はどうにかできても……

オデュッセイアの学園艦ゴールデンフリース号のちんけな遊興費までは改竄が追っつかなかったようだなぁ!

コユキの公的口座の金銭の桁移動もなんかおかしいんだけどぉ!?」

 

 

 

 

「この金額の差異についてぇ、説明をぉ!要求するぅ!

ミレニアムの株主優待オンブズマン制度に基づき公的な説明を要求する!

この千億単位の債権差額について話を伺いたいのだが、ミレニアムじゃコユキ名義で発行されてるなあ!

あれあれぇ?おかしいぞぉ!?」

 

 

「コユキが適当に発行していたと曰うだろうがな!

……『おれじゃない』『あいつらじゃないの?』『しらない』『すんだこと』

ほう、それは随分と杜撰な予算管理体制だな?

管理責任を問わざるを得ないのだが!!」

 

「先生に泣きついて全裸土下座でもするか?

シャーレの権力の超法規的措置でうやむやにするか?

先生の大人のカードで数千億のミレニアムの借金を無かったことにするか?

あるいは全部マフティーとコユキのせいにするのか?」

 

「そんな恥知らずで清廉さと高潔さの欠片も無いことをしてみろ!

それやったらヒマリの言うようなどぶ川だぞどぶ川!!

そんなことをしてみろ!すべての投資と金銭をミレニアムから引き上げる。

来年度のミレニアム生徒会の予算はゼロだ!!

これはコユキとリオが互いに謝罪できるかできないかの問題だ。

今だけは先生はスパダリムーブを止めすっこんでいろ!

大人のカードの名を乱りに唱えてはならない。

乱りにその名を唱える者を、主は罰せずにはおかれない――」

 

ごめんね先生、チャートぶっ壊しちゃった上に滅茶苦茶言って。

 

 

「これは疑獄事件だ。特別背任案件だ。

ミレニアムの株主として黙っていられない。

高官などが関係している大がかりな贈収賄事件の疑いがある!

せめてもの情けでクロノス報道部にはリークしていない!」

 

「調月リオの個人資産凍結。口座凍結。セミナー生徒会長への生徒会費の支払い凍結。

ミレニアム中の銀行に手を回させてもらった。

納得のいく回答、あるいは謝罪をもらえれば解除される便宜的なものだ、安心しろぉ……」

 

黒ユウカにメールを送っておく。

 

「疑義が晴れるまでの暫定措置だ、早瀬ユウカ嬢、承認を。

生徒会長の暫時資産凍結を」

 

「リオ会長、責任を取ると称してどこへなりとも逃げるがいいさ。無一文でな。

セミナーで美味しいものを食べていた貴女が雑草生活、残飯生活に耐えられるかは甚だ疑問だが。

無名の司祭の遺産を探したいなら、一人で責任を取りたいなら、アビドス砂漠にビナーがいるぞ?砂漠の砂に消えるだろうが」

 

 

「私も損害を負ったが所詮は銭金で片が付く問題だ。

私は許そう、だがコユキが許すかな!

私、マフティー・ナビーユ・エリンは資産凍結の解除権を黒崎コユキ嬢に委任する!

許すか許さないかはコユキに決めさせる!!」

 

「ああ、リオ会長が見捨てたコユキ嬢だが……

限界まで頑張ってくれたからな。

無名の遺産の一つのハッキングに成功したぞ」

 

「にはは……リオ会長もマフティーに反省を促されようよ……」

 

ギラリと光った目でつぶやくコユキ。

 

「コユキ、やり過ぎるなよ……リオ会長やセミナーの皆に謝罪合戦するために

ホドとケセドの軍勢を操っていいが、下手すると……

C&Cの先輩方が大規模ダンスデモのお掃除に疲れて過労死するかもしれん」

 

「うええ!?嘘だぁ!?や、そんなのありえないよね!

マフティーは先輩方の強さと怖さを知りませんから……

先輩方のヘイローが割れちゃうかも……なんて……」

 

「コユキ、お前は本当に大きな力を持っていることをそろそろ自覚した方がいい……

マフティーにもどうなるか分からん」

 

この壊れちゃったホド君となんか湧いてきたケセドのオートマタと……

C&Cにワンパンされるかそれとも任務失敗かはわかんねえ……

練度次第とかだろ全部……

 

「ああ……マフティーは一つ謝っておくことがある……

横領についてコユキ嬢に問い糺したのだが……

何しろ時間がなくて……杜撰でいい加減な反省の仕方を促してしまったのだ……

完全な反省を促すことが出来ているとは言い難い……

まこと、この件に関しては恥じ入るばかりだ……

例えばネル嬢が斜め45度で頭部に二度軽い衝撃を与えたり……

数日程度反省部屋で反省を促したりすれば軽いストックホルム症候群は抜けるやもしれん……」

 

 

出来れば先生、やり過ぎたコユキのフォローをオナシャス!!

 

ペラ回しってこれでいいんだろうか……

 

なんかアバンギャルド君とかエリドゥ側のオートマタやAMASが

ホド君とかケセドの軍勢を排除鎮圧しようとこっちに向かってきた!!

 

 

ああもう滅茶苦茶だよぉ!!

 

こっからどう踊り切ればいいんだ!!

 

 




面白いかどうかは分からない、しかしくじけず怪文書&与太を書く。
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