ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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今日もブルアカ怪文書&与太話を製造してイクゾー!

漸くカボチャの方にスポットライトが戻ってまいります。
この話は与太話時空&怪文書時空故
シナリオやらキャラやらいろいろぶっ壊れておりますので注意な。

Vol.3 エデン条約編
1章 永遠の補習授業、おしまい!
2章 神の計画不在証明(パーフェクトノープラン)
3章 私たちの文学
4章 ぶっ壊れた神々のためのキリエ

Vol.4 カルバノグ/インレの兎編
1章 ラプラスの匣争奪戦始動!
2章 We Were Laplace's!!


ラプラスの匣争奪戦、始動

 

時は現在に戻ってくる。

 

【Location:トリニティ・第三小会議室】

 

「おかしいよな、おかしいよな、おかしい!」

 

只管に書類を捌いていく。夜が更けても仕事が終わらない。

株価、トリニティとアリウスの再建。

暫定理事のマフティーの裁可を待っている書類が一杯ある。

頭を抱えて転がりたい気分である。

ぶっちゃけ血反吐を吐きそうです。

置かれたミルクティーと茶菓子のロールケーキにも手を付けられない。

 

 

アリウススクワッドは手持無沙汰だと不安になるとのことなので、ローテーションを組んで警護したり書類を手伝ってもらっている。

ふと、気になったことをサオリ達に尋ねてみる。

 

「アリウス生で死――いや、ヘイローが砕けたり

極端な選択をした生徒は居たか?」

 

ベアおばがやらかしていないか確認しないと……

 

「い、いや居ない……手酷く痛めつけられた奴は一杯いるが……」

「トリニティのサンクトゥス分派要人暗殺を拒絶したアズサが一時期危なかった……ずいぶん辛い目に……けどそれくらいですね……」

「リストカットしたり飛び降りようとしたけど止められた……」

 

 

ヒヨリの言ではセイア暗殺を拒んだアズサが死にかけてるじゃねーか!

自殺未遂のミサキ……うーむ、このアリウスの闇よ……

「そうか……死者が出ていないのならば……これからはなんとでもなるはずだ。

足りないもの、不満はあるか?」

 

「いや……理事の再編成にまだ慣れないし、戸惑っているが……

医療品や生活物資の手厚い支援には概ね感謝していると言っていいが……

こうなると逆に……いや、なんでもない、気にするな、交代の時間だしな……」

 

ん?サオリがちょっと言葉を濁したな……

 

ふう……大分、大分……決裁書類も片付いてきたな……

 

「これが当番……ちょっとやってみたかった……

理事、お疲れ様……此処に花を飾ってもいい?」

「ああ、構わない」

サオリと入れ替わりでアツコが入ってきた。

アツコが窓際に花の活けられた花瓶を置く。

 

すっかり冷めたミルクティーに口をつけようとする。

「聞きたいことがあるんだけど――子どもってどうやって出来るの?」

 

純粋な目で聞くアツコ。なんかメモロビかなんかでなかったかこんなの!?

危うくミルクティーを吹き出しそうになったわ!!

 

「スゥー……ぶっこんできたなぁアツコ!

それにはまず社会的な承認を受ける儀式である結婚が要る!

どう答えてもマフティーの株価が下がるし私が答えると語弊しかない!

生物学的な知識が欲しければ保健体育のBDをくれてやるからそれで学んでくれ!

更に詳しいことが知りたければそれこそハナコかコハルに聞いてくれ!」

 

「……そっか」

なんだかしょんぼりしたような空気がアツコから漂う。

好意というよりはこれは……

「……まさか解っててぶっこんでないか?

唐突過ぎて他に理由がありそうなものだが……」

 

「……上が変わるのが怖くて……まだ貰ったものを何も返してないし……

アリウスの立場の保証とか……えっと、その……いろいろ……」

 

そういうことかぁ……急に改善した待遇が気紛れで変わることが恐ろしかったと……

 

「あー、なんとなくわかってきたぞ、そんな身売りめいた真似せずともいいから……

タダでさえアツコはこのままいけばベアおばに色彩召喚の生贄にされかねなかった。

これ以上の苦役を押し付けたりはせんよ」

 

「………………」

 

「順当にいけばアツコがアリウスの生徒会長を務める事になるだろうな……

重ねて言うが状況が変わったのだ、それに清廉さや高潔さに欠ける真似をすれば、それこそシャーレの先生がアビドスとヒナを率いて殴りこんでくるから……」

 

 

「そっか……でも、私にこんなことをしてもらえる価値なんて……

頼みたいことがあるのなら何でも言って……」

 

なんだかぐいぐい来る。

掛かってしまっているかもしれません、冷静さを取り戻せると良いのですが。

 

「あー、アリウスの力を借りる機会ならそのうちにあるから……」

 

ん? 無邪気なプレッシャーが……!

ドゴォ!という轟音と共に、ドアに手刀が突き刺さった。

 

「ごめんね~☆ お客様だよ!聖園ミカ、ついに登場~☆って感じかな?

マフティーを困らせたかったわけじゃないんだけど……

女のカンってやつかな?」

 

ハイライトのない笑顔のミカが映画『シャイニング』のポスターの構図で

割れたドアの隙間から顔を出している。

 

「聞き捨てならない話をしてない?アツコ……」

 

「何やってんだミカァ!?いや謹慎中だろう!?」

 

おかしいだろ!おかしいよな!おかしい!!

神経に戦慄が走るんだがぁ!?

 

「ごめんね~☆ ……確かに私はアリウスと和解したかったよ、うん。

あはは、おもしろーい!……散々エサを貰ってる躾の成ってない猟犬が、更に飼い主に噛みつこうなんておかしいじゃんね……お祈りが必要?」

 

 

どうして除湿をしたばかりなのにミカのハイライトが消えているんですか!?

どうして……どうして……!

先生ー!プレ先ー!プラナー!誰でもいい、マフティーを助けて!!

 

「そっか……なるほど……理解した……

ミカ、貴女の危惧したようなことにはなってない。

けれど、貴女にも遠慮はしない」

 

不思議と、アツコに怯んだ様子はない。

 

「アツコさん?アツコさん!?」

思わずマフティーも敬語になってしまう。

なんだか流れおかしくない?

 

「私はどうしてもアリウスの安定を手放したくない……

そしてトリニティのやり方も学んだ。耳を貸してミカ。

今ならばアリウスとトリニティも『和解』できるかもしれない」

 

ススッ、スッ……っと動いて何事かアツコがミカに耳打ちする。

 

 

「仕掛けたけど清廉さと高潔さで賺された」

「ヒヨリもどきの湿度がヤバい……でもアズサはいいことを言った……抵抗を諦める理由にはならない」

「アビドスのあの女面倒じゃんね……」

「わぁお……今度こそ建設的な話が……お互い脳焼かれてるジャンネ」

「目的は一致……軍事協定……何もかもマダムが悪い」

「お互い思う所しかないし傷つけ合ったけど水に流す……」

「私たちアリウスは今の生活が……」

「あはっ、こんな形でアリウスとの内通が今更成立するとか皮肉すぎ☆」

「ごめんね……ほんとに……いっぱい罪を犯しちゃった……」

「どうにかセイアちゃんもナギちゃんも説き伏せないと……」

「クーデターもエデン条約テロも未遂……序列……ボソボソ」

 

 

ボソボソと漏れ聞こえてくるだけでも……

なんだかすっごくロクでもない会話してない君たち!?

神経にビンビンに嫌な予感が走ってるんだけどぉ!?

 

そんな時、先生から緊急回線で通話が来る!

出ざるを得ない!

 

「あちらの流れも気になるがどうした先生!?なんだというのだ!?」

 

(◠ڼ◠;)

"……大変だよマフティー!セイアが目を覚ました!マフティーと話し合いしたいって!"

 

"それにユウカが居なくなってしまったんだ!!"

 

 "……本当はアコが前にアビドスを思い込みで危険視して風紀委員会で攻めた事のオシオキに反省させるためヒナのペット(ガチ)をやってもらったら、なぜかアコがボクのところに首輪とリードを持参してくるようになったことをマフティーに愚痴りたかったのに!"

 

 

 

 

「うっそだろ先生!?ユウカが居なくなった!?

セイアが目覚めたのは朗報だが……!!

あと最後のは知らん!知らんよ!!自分で何とかしてくれ!!」

アコが変な癖に目覚めちゃってるじゃねーか!

 

先生がゲヘナ組の情緒と脳髄を順調にぶっ壊してない!?!?

 

 

どういうことだと黒ユウカを問い詰めようとモモトークを見るとゲマトリアは解散しましたとの一文!!

なん……だと……

黒ユウカー!!突飛な行動のワケを言え――!

ゴルヒフミやマエストロもこんらんしている!!

 

 

「ええい、冗談ではないぞ!!お互い私事は置いておく!!

レイサはいまだ行方不明だし、これから起こるはずのRABBIT小隊壊滅とヴァルキューレ警察学校の汚職、カイザーグループの陰謀にも対処しなければならない!!」

 

 

(◠ڼ◠;)

"なんだって!?ヴァルキューレ警察学校とカイザーグループの汚職!?"

 

「スポンサーは神にも等しい!治安の維持にも武器が必要だと思い知らせてやればヴァルキューレもカイザーに靡かざるを得ないという算段だ!

こんなもの連邦生徒会の許可なくして出来るはずもない!下手人は恐らく防衛室長のカヤだ!

カイザーからすれば反発するSRT残党RABBIT小隊が鬱陶しくて仕方ないはず!」

 

先生に掻い摘んでカルバノグの流れを説明しなければ……!

 

「あ、セイアちゃん起きたの!?嬉しい…!!」

ミカの目にハイライトが戻る。

「……理事、朗報がある」

「ミカァ、アツコォ!いますごく忙しいんだけどぉ!?

本当に朗報だと良いんだがなあ!?」

 

「「私たち、トモダチ!!和解しました(じゃんね!)」」

 

歴史的なトリニティとアリウスの和解の光景とも言えなくもない……

ミカとアツコががっちり握手している割と新しい世界なのは確かなんだけどさぁ!

おかしいなあ、おかしいぞお、おかしい!

考えてみればこんなこと無かったんじゃないかなぁ!

でもさあ!!なんだろうなあ!!

 

ミカの満面の笑みも……

アツコの儚い笑顔も……

 

アツコのハイライトの薄い目も、ミカの金色の目もなんかドロッとしたものが宿ってない!?




面白いかどうかとか原作再現は置いてきた!書きたいものを書く!

あっちもこっちもみんなカオスでぐちゃぐちゃです。
いろいろおかしいというか何もかもおかしいけど赦してね……
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