ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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今日もブルアカ怪文書&与太話を製造してイクゾー!

メザニーン:中二階、踊り場(Mezzanine)

独自設定マシマシなんで注意な。
これは与太話時空のブルアカです。
文才がもっと欲しい……


メザニーンでそれぞれの事情の答え合わせ。(☆)

 

【Location:トリニティ・ティーパーティーのテラス】

 

 

正直過労でぶっ倒れそうです。

冷めきったミルクティーと乾いたロールケーキを掻っ込むとセイアがトリニティに到着するまでの間……仮眠を取ることにする。

 

トリニティの一室の備え付けソファは柔らかいなあ……

寝込みを襲う者がいないとも限らないのでサオリに見張りをしてもらう。

トリニティの女子寮? ないです。

巣にノコノコ入ったら二度と出れない可能性がある。

 

仮眠を取っている間に神経に変な電波を受信した。

 

何でアコがヒナのペット(ガチ)をやらされたかというと、柴関ラーメンを誤認で爆破した便利屋をとっ捕まえようと独断で部隊をアビドス自治区に展開したそうだ。

 

あわよくばエデン条約でトリカスに先んずるため先生を確保したい裏の思惑も……

ホシおじや上役のヒナちゃんに話通さずに。アウトである。

ゲヘナのやらかしを取り締まるでは済まない。

これにはヒナちゃんもげきおこ。まかり間違えばゲヘナに暁のホルスが出陣していた。

キキキ……アコ行政官、アウトっ……百万年ヒナと先生の犬……!

 

そんなマコト様の幻聴もあって後日改めてアコに謝罪をさせることになったおり、ドロッと濁った絶対零度の眼のヒナちゃんがリードもって独断専行と越権行為の詫びに首輪付けられたアコが先生の前で恥辱と何かで顔を赤くしプルプル震えてドゲザするスチルを幻視した……

 

その写真をホシおじ率いるアビドス組に見せて溜飲を下げて貰ったそうだが……

ゲヘナ風紀委員の序列と一緒に要らんものもアコに植え付けてないヒナちゃん!?

 

 

 

 

その微睡みさえもがヘリのローター音によって消し飛んだ。

幾らなんでも安らぎタイム終了が早すぎるだろ!?

それを迎えに行かねばならない……

 

 

シャーレのヘリのタラップからティーパーティーのテラスにセイアと……

アロナの落書きお面にシャーレの白制服の男が降り立った……

「セイアを送るとは言ったけど先生まで付き添いに!?」

(◠ڼ◠;)

"流石に案件が大きすぎてもう直接会った方が……

ヘリの中でちょっとだけ仮眠取れたよマフティー理事……"

「奇遇だな先生……私もロクに寝てないぞ……」

 

先生との挨拶もそこそこにセイアは私に向かって頭を下げてきた。

 

「マフティー先生……すまない……

私は、遂に……何もかも知った……

どうか背を向けず、目を背けず……最後のその時まで、しっかり見ていて欲しい。

なんて偉そうに口にしておきながら、誰よりも夢と予知に溺れた愚か者だった……

だがまずは、ミカとナギサにちゃんと謝って……やり直したい……!!

でなければ今も戦うレイサに顔向けできない……!!」

 

(◠ڼ◠;)

"そういうわけでセイアを連れてきたんだけど……マフティー先生!?"

先生が驚愕したような声色で叫んだ。

 

「私にセイアを咎めたてる権利など……あろうはずもない……

今はゲマトリアのマフティー・エリンだ……

キヴォトスの救世主(マフディー)には成れなかった腰抜けのアホ。

箱も大人のカードも失った成れの果て。

しくじり先生、muff teacher(マフ・ティーチャー)のマフティーさ」

"マフティー先生!?"

先生の脳裏に黒服のセリフが想起される。

"……黒服が大人のカードの使い過ぎは私と同じものになると警告したが……!"

『そのカードを乱用すれば――あなたは私たちと同じ結末を迎える事になりますよ、先生』 

"それって、そういうことなのかマフティー!?"

「黒服も、マエストロも、ゴルコンダ&デカルコマニーも……

フランシスも……この無限に巡る周回の中で……

あるいはベアトも、いつかどこかで先生だったのかもしれんな。

ゲマトリアはもしかすると生徒の敵のメタファー、生徒に叩き込まれる義務、教科で恐怖。

数学A数学Bの理数、美術&工芸、現国&古文&英文、公民、現代社会・歴史と政治。

倫理……音楽……情報、経済……

そうかそうか道理で、衒学的な事か現実の辛さしか言わぬわけだ……!

生徒にはちんぷんかんぷんだろうよ……!」

 

"まってまって情報の洪水を浴びせないで"

 

「ヒフミサン……ヒフミサン……」

「あはは……しっかりしてくださいナギサ様!

セイア様が目覚めて帰ってきたんですよ?

ティーパーティをやり直して、ミカ様を信じるんでしょう!?」

「ヒフミサン……アハハオトモダチゴッコ……オネガイヤメテ……ノウガ……ウウアタマガ……アタマコワレチャウ……」

ゴルヒフミがナギサ様に肩を貸してテラスにやってきた。

ナギサ様死にそうになってない?

 

「もう……夢なら十分に見た……!十分に……!!

ミカに謝るまでは、『今度こそ』倒れるわけにはいかない!!

全てを語り切るまでは……!!」

病み上がりの無理を押してセイアは床に落ちていたカップの鋭い欠片を拾い上げると、それを握って気つけとした。

 

 

「……ミカ、見ているんだろう、流石にこれから現実逃避するわけにはいかないぞ」

ミカを呼んだ。

ミカはその強さとは裏腹に、おずおずとテラスに入ってきた。

 

「ナギちゃん……セイアちゃん……ごめんね……

私が、バカだったから……!!」

 

「いや……君の所為ではないな、すまない……ミカ……

君の気持も考えず、言葉を砕くこともせず、理解を押し付けていた……

ミカを小バカにするような態度を取り続けていた……!!

そうすれば君が私を憎むのも道理だというのに……

それがトリカス仕草だと気づきもしないで……!!

それがすべての発端だったんだ……

頭のいいつもりで、予知と夢に溺れて何もしなかった……!」

 

「……私はミカさんを信じます……!

優しさから出た行いであったことを……!!

それが、今回の件で学んだ、唯一の事ですから……」

 

ミカとセイアとナギサが、三人でひしと抱き合った!

三人とも号泣!!

セイアとミカとナギサが赦し合った……

そして、ひとしきり泣き合った後、情報交換で困惑が広がる。

「このキヴォトスがループしているとかどういうことですか!

ヒフミさんにあはは……され続けるとか地獄ですよっ!!」

「ミカがトリカス達に水着を切り裂かれたりするいじめを受けるのは見たくない!!」

「えっ!あっ、そっかセイアちゃんはともかくナギちゃんにも説明しないと!」

 

あっちもこっちも大混乱に大狂騒である!!

 

「アリウスはとりあえずホワイトボードもってこい!!

状況を整理して統合しないとどうにもならん!」

「りょ、了解した!!!」

 

 

囧からモモトークで鬼電が来る!!

「うああああああ――!!ユウカ先輩が居なくなっちゃった!!なんで――!!」

「にはは……たしゅけてマフティー!たしゅけて先生――!!

リオ会長も引っ張り出してきてるけどセミナーの仕事が回らないよ――!!」

「コユキいいいい!!すまないヴェリタスを動かしてユウカ失踪の原因を探ってくれ!!」

 

(◠ڼ◠;)

"こっちもノアやリオから救援要請が……!!"

「いや、待て先生。ウカツに動くな!!

シャーレで陣頭指揮を執りたいのはわかるが、カイザーの手の物に襲撃されたら全てが終わるぞ!!奴らはクーデターを計画している!

これを機にカイザーがインフラに食い込んでいて潰せないのなら解体せねば……!!」

 

 

その時、セイアが叫んだ。

「いやまてマフティー先生!!SRTの壊滅も……レイサも助けてあげたいが……

これは詳細を省いて結論だけ言うとだね……

私は、アロナがループさせているこの永遠の青春を止めたい!!

色彩を、無名の司祭を先生と止めたい……!!

ラプラスの匣の底で、プラナにそうお願いされた……!!」

 

この無限の周回を巡らせていたのは……

 

「そうか、やっぱりか、道理で……やはりアロナの仕業だったか……」

 

(◠ڼ◠;)

"キヴォトスがループしている……!!……どういうことだい、アロナ"

 

「……ダメ、ですか?レイヤ先生……プレイヤ先生……

……悲劇を無かったことにしちゃ、ダメですか……?」

 

プレイヤ先生だと!?初めてアロナの落書き先生の名前を聞いたぞ!?

もう随分昔の事だったから記憶の彼方だが……

「プレイヤー」とデフォ名が素っ気なく置かれ、直ぐに名前入力画面に移ったはず……エンターやスキップでもタップしない限り……

 

 

 

捻じれて歪んだ終着点編、プレナパテス先生。

あまねく奇跡の始発点編、プレイヤ先生。

 

その時、神経に唐突に天啓が走った。

 

そうかブルーアーカイブは最初から、トロッコ問題だったのか。

 

始発点を選ぼうと、終着点を選ぼうと。

永遠の青春の記録(ブルーアーカイブ)を巡る環状線だから、終わりはない。

 

自然と舌が回っていた。

 

「法律も倫理観も欠如した微睡みのなかで、ひたすらにスパダリをやるか。

先生だけが、永遠に楽園に居てもいい」

 

それが歪んでいたとしても、ブルーアーカイブは学園ものと青春の話だ。

学園編に入るとエタる。止め時が掴めないから。

完璧主義者はエターナりやすい。

無謀な目標に真面目な性格が合わさった自己への過剰負担。

連邦生徒会長がアロナだとすれば……

いつまでもいつまでも。アロナのやさしさに甘えて。

 

赤子は、水浴びを喜ぶ。

何時までもさせてあげたい……

 

この青春がかけがえのないものだから、こんなにも愛しているから……

私は、マフティーは、叫んでいた。

 

「さあ どうする先生!今こそ決断する時だ!!評決の日だ!

死んでやり直す事を受け入れ、アロナに甘えて楽になるか!!

少しの犠牲を許容して永遠の青春を過ごすのか!!どちらも地獄だぞ!!

それとも……私と共に全ての悲しみと苦しみを粛清するか!

マフティーと同じ過ちを、しくじりをしないでくれ!!!」

 

(◠ڼ◠;)

"アロナに甘えてこのめんどくさい状況をすべて放り投げる"

"アロナがそんなことしなくていい、全ての責任は僕が負う"

 

捻じれて歪んだ終着点編

あまねく奇跡の始発点編

 

 

プレイヤ先生は、決断的に、力強く選んだ。

"今までキヴォトスを救ってくれてありがとうアロナ、頑張ったね、でも――"

 

「せんせー!せんせー!もう、抱っこしてくれないんですか……」

 

"――僕は永遠の青春が欲しいわけじゃないんだ、まだ見ぬ明日が見たいんだ"

 

"――生徒と……いや、キヴォトスのみんなと一緒に!!"

 

「でもっ、でもっ!!私はもう、生徒たちの死にも、特に先生の死には耐えられません!」

 

(◠ڼ◠;)

"――ボクの死が引き金に!?先生の立場辛くて重すぎない!?"

 

先生もツライ立場なのだなぁ!?

 

「それが時の引き金です!」

 

「サンクトゥムタワー……アレが私の銃、私の極端な選択。

せんせぇ、もう、アロナはっ……

エイミングデバイス、レーザーポインター出しちゃいましたぁ……!

アビドスでユメが死んだと報告を読んだ時に……」

キヴォトスでユメが死んだ時、既にループの撃鉄は起こされていたのか……

サンクトゥムタワーから延び続ける光。

そして超巨大な青いヘイロー。

ずっと見えてたあれが超巨大なレーザーポインターと照準だと!?

「悲劇の時を貫く、キヴォトス全域に響く銃声、弾音(たまおと)それこそが……」

 

「永遠の青春の環状線、キヴォトスをフォーマットする……時間列車の発車を告げる警笛」

 

「先生の鼓動――それがやんだら、少しだけ間をおいて終わりがきます」

 

「ユメ先輩はミクとなったが……止める方法は無いのか?」

 

「無理です……一回出した照準を、時間回帰プロセスを引っ込めるのは……

アロナを止められるのは同じ処理能力を持つ存在だけなんです……」

 

「アロナを止められるのはプラナのみ……

マクスウェルの魔を止められるのは、ラプラスの魔のみというわけか!」

 

シッテムの箱の蓋が開きっぱなし…………

聖書曰く契約の箱の蓋が無いと神の怒りと天罰が溢れかえるという。

蓋が欠けたから十戒の石板もまた散逸した……

これはひょっとしてデカグラマトンか!?

「じゃあ、じゃあ……もう頑張らなくてもいいように……

頑張りを止められる……

誰も死なない明日をください!!」

 

"――任せて、アロナ"

それがさらっと出るから先生なんだよなぁ!

もうお前が主人公でいいよ!!マフティーは踊ってるから!!

「ああそうだプレイヤ先生!!それでこそだ!!」

 

「ふぇ……ふぇ……うわああああああん!!」

アロナ、ギャン泣きである。

 

(◠ڼ◠)

"泣かないでアロナ――ボクにもなんとなくわかってきたよマフティー。

生徒のやさしさに甘え切るのもダメで、先生が全部の責任を負うこともきっと正しくないんだ。

思いだけでも力だけでもダメで……先生と生徒、皆で楽しい青春を創れないのかな"

 

「素晴らしい……そこに、私の手助けは必要かね、プレイヤ先生?」

 

"もちろん、君も居て良いに決まっているさマフティー元先生"

(◠ڼ◠#)

"というか今更逃がすわけないだろ!トリニティやアリウスの理事は正式にやってもらうから!"

「その話はカイザーと色彩と無名の司祭に反省を促してからにするぞ!

シャーレの強権で全部決めると不味いだろ!!せめて信任選挙くらいはやらせろよぉ!!」

 

イカン、グダグダな流れになる。

 

「コホン……私、マフティー・ナビーユ・エリンは誰も死なない青過ぎる空が見たい!」

(◠ڼ◠)

"僕も――生徒たちと、キヴォトスに生きるみんなで新しい明日が見たい"

 

「誰も見ない道を行く……ここから地獄だぞ、色々とな!分かっているのか先生」

"覚悟の上だよ、僕も死んじゃいけないって判った、やるしかないんだろ?"

 

「……やってみせろよプレイヤ先生、何とでもなるはずだ!!」

"……やって見せろよマフティー理事、何とでもなるはずだ!!"

 

プレイヤ先生と、マフティーはがっちりと握手を交わした。

 

「これが――もう一つのエデン条約なのかもしれないな」




面白いかどうかとか原作再現は置いてきた!書きたいものを書く!

遂に明かされた先生の名前。
ブルーアーカイブに本来デフォルトネームは在りませんが……。
与太時空では「プレイヤー」とデフォ名が素っ気なく置かれ
特定のボタン以外をタップすると名前入力画面に直ぐ移ります。


おれが常にみせるのは代々受け継いだ秘伝の麻婆と熟成されたワイン!
人間賛歌と未来の影にひっそりと寄り添ってこびり付いて取れない愉悦魂だ!人類愛だ!
カヤ――!私の心を込めた麻婆とワインだぜー!
受け取ってくれ――!!
カヤは可愛いですね……愛です、愛ですよカヤ……
ええ、共に夜明けを見ましょう、カヤ……

萩野遊助さんからファンアートを頂きました。
素晴らしいゲマフティーのファンアート、ありがたや……

【挿絵表示】


あかさやさんからファンアートを頂きました。
もう一つのエデン条約のスチル……嬉しい……

【挿絵表示】
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