ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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日間ランキングの5位に居るとかさぁ……
目を疑ったけどみんなありがとう。
トンチキ長文多め&相変わらず生徒の出番は少ない……


記号と芸術家と踊ろう。

 

キヴォトスの何処かにある、ゲマトリアアジト。

 

時計仕掛けの花のパヴァーヌが始まる前に

 

やっておきたいこともやんなきゃいけないことも山ほど……

 

そう、好感度稼ぎとか!!

 

「お初にお目にかかるゲマトリア各位に申し上げる。

わたしは、マフティー・エリンだ」

 

両手をゆっくりと掲げるポーズを取る。

 

コートを纏い、ステッキを持った首のない男性が「デカルコマニー」

デカルコマニーが持つ写真に写っている後ろ向きの男性が「ゴルコンダ」

木製の双頭デッサン人形が「マエストロ」だ。

 

ベアおばと黒服は欠席だ。

 

「迷惑をかけてばかりだが、黒服殿にこのサークルに招待された。

新入り、下っ端かつ小物の道化だよ、宜しく先輩方」

 

『黒服は面白い人選をしたかもしれませんね』

【芸術のインスピレーションを刺激してくださればよいのですが……】

『まあそういうこった!』

 

ぶっちゃけ三人とも仲良くすることに越したことはない。

 

「まずはスタンスの紹介からだが

反省を促す――つまりは懺悔によって

崇高に近づくことが出来ると考えている」

 

「踊りや神への賛美を唱えることで神との一体感を求める

信仰形態および思想を神秘主義またはスーフィズムという。

世俗化・形式化を批判する改革運動であり、修行・舞踏によって

自我を滅却し、忘我の恍惚の中で神、崇高との神秘的合一を……」

 

「っと、失敬、先輩方の興味を引く話をせねば……」

「ミメシスのアプローチは正しい、全ての芸術は模倣から始まるのだから」

「先生がどんな解釈をするのか興味がないかマエストロ殿?」

「子供の落書きと名作の抽象画の違いは

きちんと意味が理解されることだと考えている

誰にも見せない、仕舞い込まれれば何の意味もない」

「棒が二つと渦と三角に極端に抽象化されてもカタツムリとわかるように」

「先生との邂逅は胸躍る美術コンテストのようだと思うよ」

 

【……これは期待の新人かもしれません】

 

カタカタとマエストロは双頭を震わせた。

 

神経が苛立ちはしないけど……

うん……

ゲマトリアムーブってこれでいいのぉ!?

ペラ回してるだけだけどぉ!?

 

今度はデカルコマニー&ゴルコンダが話しかけてくる。

 

『テキスト……文学的とは何か分かりますかマフティー?』

 

「えーっとだな……「戦死」は事務的表現だが

「玉砕」「散華」は文学的表現だ、こう認識しているが?」

 

『そういうこった!!』

超大声で肯定された後握手を求められた。

 

これ、パーフェクトコミュニケーションで良いの?

 

【黒服とマダムは何をしているか知っていますかマフティー】

 

「あー、黒服はアビドスの実験の後始末。

マダムはアリウスの奴らをいびって遊んでるんじゃねえの?

上下関係の教育って名目の。

前者は仕事だからわかるが後者は非合理的だろ……清廉さを感じないね。

領主気取るなら兵隊の士気も考えればいいのにさ」

 

【予知、予測の類ですか、便利そうですが】

『マフティー、言わぬが花もあります』

『そういうこった!』

 

ベアおば、皆に嫌われてると思うよ。

 

「わかってます、わかってますとも、計画には要るってね……

おしゃべりなのは道化の愚か者の粗相と見逃してください先輩方……」

 

「ああ因みに私のスタンスですが、都合のいい未来が欲しいだけです。

生徒の幸福を願うなら先生をやっている

生徒は崇高到達に利用したいだけで殺したいわけではない……

我々はマフティーに語らせるなら大人の社会の縮図!

ゲーム開発なら企画、アート、作家、事業部ガチャ、詫び石デバッグクレーム対応広報!

秘儀ならば 契約 宗教芸術 書の布教 儀式 懺悔!

学問なら 科学 芸術 哲学 社会学 神学・隠秘学!

組織なら 企画 製造 開発 営業 総務にコンプライアンス!」

 

なんだか神経が苛立つというより尖って……

長々とペラ回ししてるのに黙って頷いて聞いてくれる先輩方……

ありがてぇなあ……

 

「そして社長と神 『崇高』は空座……我々も所詮道化かもしれん……

いやどれほど上り詰めてもタラバガニとピラニアと黒豹が待っていそうだが……

日和見の臆病者の非透明主義者の末路はわかってます……」

 

偉大なるブルアカ創造主総括Pのお方の事を考えたら震えてきた……

 

「おっと、実務的話をする前に一個だけ……

えーっと視点はこのへんかな……?

此処だったらマエストロもゴルコンダ&デカルコマニーも私も見えるし……」

 

訝しがられると思うけど、気が付いたことがあるから……

そうだよ、この可能性除外しちゃいけなかったね……

 

「マフティーの思惑と予想を超えて、先生はマフディー(救世主)になってくれる……

……とマフティーは期待しているんだけど……」

 

おもむろにマフティーダンスを踊る。

ゲマトリア『以外』の観客には見えてるかなあ?

 

「いたなあ、宇宙的高次元の思索を夢の中に求めて……

夢から出られなくなった檻を被ってミイラになった男の話をする?」

一カメ

「汝は生徒なの?汝は生徒なのかい?それともマフティーの見てる幻なのかい?

マフティーとは、マフティーなんですね。

生徒よ、光の糸 蒼い青春の面影を見たことがあるかね?」

二カメ

「とても細く儚い。だがそれは、血と硝煙の香りの中で、ただ私のよすがだった。

真実それが何ものかなど、決して知りたくはなかったのだよ!!

ひっひっひっひひ……!」

三カメ

急に声のトーンを下げてみる。

 

「のぞき見は終わりだ、タダで情報を取ろうとするな敬意が足りん。

起きて友達と話をしろセイア、あるいは起きて話を聞きに来い。

高次元思索も結構だがね、夢に溺れるのはよせ。

ゲマトリアを舐めるなよ。マフティーはお前を知覚した、認識した。お前を見たぞ。

預言者嫌いマダムに見つかったらヘイローを直接砕かれて二度と夢から覚められんぞ」

 

脅かしすぎたかな……嫌でもこれしとかないとさあ……

 

エデン条約編に突入したらマダムにやられて昏睡せーへん?

 

なんか光の糸が……ヘイローの残光……かな?

あと光の猫耳? 狐耳かな?

どんがらがっしゃんっつーかドタバタバタバタ!

っつー擬音付きで去ってった気がするが……

 

俺の勘違いだったら完全に道化だよなあ……

 

まあ……いいや……他のみんなもスルーしてくれるし……

 

あ、なんも解決しとらん問題がまだあったわ。

 

おもむろに頭を下げる。

 

「ちょっと私の戦闘力クソ雑魚問題は解決してませんので……

デカルコマニーさん、マエストロさん、

ミメシスとかテクストとかお貸しいただけないでしょうか……」

 

ゲマトリアってこんなノリで良いんだろうか……

これからついていけるか不安で仕方ねえわ……

 




今回特にペラ回しと衒学的与太多めだぞ……
面白いかどうかは分からん……
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