ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空 作:それがダメなら走っていこう
怪文書ってこんな感じで良いのかなぁ!?
書けるものしか書けんがもっと文才が欲しい!!
【Location:アトラ・ハシース管制室「ナラム・シンの玉座」】
プレナパテスのデスマスクが譫言を呟いている。
「全ての責任は……私が……」
だがクロナはにべもない。
「否認――マフティーは赦す、プレナパテスも赦す、キヴォトスは許さない。
貴方が寝そべっていようとも、安らかに憩っていようとも、私は認めます。
マフティーが貴方に敬意を払ったように、本当は私も貴方に敬意を払うべきなのですが」
「ん、クロナ、せんせいをちゃんともどして、ちゃんともどせ」
まんまるおめめでクロコがクロナを睨みつけている。
クロコもクロナもハイライトは卒業済みである、コワイ!
「回答――無い袖は振れませんクロコ。
プラナの出来損ないである私に出来るのはこの程度が精々です」
ナラム・シンの玉座の中心には一人の包帯だらけの聖遺骸、
十字架めいた生命維持装置に繋がれている。
色彩の嚮導者、偽りの先生にして真の漢プレナパテス。
永遠の青春の中で未だ一度たりとも磔刑が執り行われていない聖者が……
顔面の皮膚を保護するデスマスク。
脳漿が滴り落ちないようにするための鉢金、茨の冠と。
動作をアシストする
真っ赤なチューブやカテーテル
真っ白なマントめいた
プレナパテスのプラナにはハイライトがあるが、その無表情は微かに震えている……
「そのデスマスクにプレナパテスの魂のパーソナルデータ……
記憶、意識や思考が残っていることが殆ど奇跡です」
「焼け焦げたカードに可能性や寿命のテクストが詰まってますが……」
「補充しようにも私たちの持っているのは赤黒い石ばかり……穢れていない青輝石は在りません」
「健全なクローニングの肉体に移植できない。
テキストがコンフリクトして上手くいかないんですよ。
どうにもプレナパテス先生はこの半死半生のミイラ状態で固定されてしまっていて……」
「ん……まがいものの体じゃ……だめ」
「並行世界の可能性を演算する特異点であり、あらゆる可能性が集うナラム・シンの玉座であれば……
色彩のパワーで強引に肉体を賦活させ……
プレナパテスの生死を確定させず量子的に揺らがせることが出来る。
生きているのが奇跡ですよ。
殆ど生体活動の停止したミイラ、生身なんか殆ど残っていないのに……」
「ごたくはいい、なんとかしろ」
「回答。プレイヤ先生であれば適合率95%……
あるいはアトラ・ハシースの演算能力をブーストし、プレナパテスの生存確率演算を強化する為。――生徒の脳髄をアーカイブにしてください」
「ん、アビドス以外の生徒をぜんぶメロンパンにする」
デスマスクが血の涙を流した。
(私はマフティー以外割とどうでもいいですが……
最悪……というよりいつも通り最初からもう一度やり直すことになりそうですが……
クロコ、貴女の想いと執念に敬意を表し……
再走、その場合は、プレナパテスが存在する唯一の先生と成り、プラナがアロナとなる。
クロコはシロコとして出会いをやり直すことになります……その程度はやりましょう。
もしもあのカボチャがノコノコここに来るガバをすれば――もう離さない)
【Location:アビドス砂漠・虚妄のサンクトゥムタワー跡】
砂漠にへし折られた虚妄のサンクトゥムタワーと色彩ビナーの残骸が転がっている。
ホシノは回想する。
(ただ、こうしてホシノちゃんと一緒に居られることが、私にとっては奇跡みたいなものなの)
(……毎日毎日、こうして一緒に居るじゃないですか。
昨日も今日も、明日もそうです。こんな当たり前なことで、何を大げさなことを)
「嗚呼――!未来!未来!未来!もう無い!」
「――頑張り終わる明日は来ません」
そんな声が、天から降ってきた気がした。
聞こえていたのはホシノとミクパイセンだけだったが。
ホシノは紅い空とその彼方に浮かぶ黒い球体を睨みつけた。
「うへぇ……幻聴かな……黒い光――虹が……キヴォトスを呪ってる?」
「ホシノちゃん、私にも聞こえました……」
「し、死ぬ……死んでしまう……」
ビナーのデコイにされボロボロになったミノムシカヤにホシノが語り掛ける。
「うへぇ~うへぇ~、カヤ、お前、結局何がしたかったのさ?」
「私は――連邦生徒会長みたいな超人……に……いえ……
今なら分かるかもしれません、私はただ、会長に認められたかっただけ。
キヴォトスから武器を失くしたかった、あの人が実現出来なかった平和なキヴォトス……
それをすれば……会長を超えられると……」
カヤの脳裏と神経に言葉がリフレインされる!!
(◠ڼ◠#)
"……反省しなさい カヤ"
プレイヤ先生の生徒を信じる青の光。
₍₍(ง )ว⁾⁾
「カヤに反省を促してやる!!」
マフティーの未来への希望の緑の光。
「ボタンを掛け違えてしまったんだねカヤ、責任は私が負うけれど……
反省しなければいけないよ……」
プレナパテスの慈愛の赤の光。
カボチャと、お面と、デスマスク。
「三人の先生……何でもしますから――、
カイザーに三十億クレジットでキヴォトスを売り渡した罪を会長と先生達に"そうなって"……極端な選択をしてお詫びしなきゃ……」
三人の先生の言葉を追憶したとき、カヤの顔色は青ざめた。
「そこまでしろとは多分言ってませんよ!!」
ミクパイセン、いきなり真っ青になったカヤを止める。
「ねえ……ユメ先輩……マフティーは本当は何を望んでいたんだろうね?」
「うーん……ホシおじが、安心して眠る為には!とかいうかもしれません。
学校は戦争をするところじゃないだろぉおおおお!?とかいかにも言いそうです」
ミクパイセンが神経に受信したマフティー正論エミュである。正論は何時も虚しい。
「うへぇ~……はぁ……はは……なんだか気が抜けて、眠くなってきちゃったよ……
いい加減、マフティーも許してあげようか……
シロコちゃんと、明日を取り戻さなきゃ……ユメ先輩、ちょっと休むから……起こして……」
小鳥遊ホシノ ♡FAVOR RANK 1
「三人の先生……何でもしますから――許してください……」
カヤは簀巻きにされながらすすり泣いている。
「うるさいな……静かにしてカヤ……
今、この子は初めて安らかに眠ってるの……
きっと、アビドスに入って初めて、戦いも義務も忘れて……
傷ついた心と体を癒してるんですよ……ねえ、ホシノちゃん……」
折れたタワーと色彩ビナーの残骸の横で。
ホシおじがミクパイセンの腕の中でヘイローを消灯して寝てるスチルが映し出された。
【Location:ウトナピシュティムの本船・甲板】
アリスとケイと無名の司祭Gがわちゃわちゃしている。
「いい加減にしてください王女!!」
「ンアーッ!ンアーッ!!ケイとガバ白装束の思想がデカすぎます!!
親が決めた事でも環境テロリストのラスボス魔王になんてアリスなりたくありません!
ゲーム脳の淫夢キッズの方が百倍マシってはっきりわかんだね!」
「偉大なる無名の神々の王女、忘れられた神々の餓鬼共を――」
「ケイは楽しくなかったですか?ゲーム開発部と一緒に青春して」
「……それは……」
ケイの顔に、とまどいの色が浮かぶ。
「ガバ野郎もそうです!カボチャ戻って来たじゃないですか!!いい加減許しなさい!」
「ぬぐう――!!理解できるが納得できぬ――!」
無名の司祭G、頭を抱えて悶える。
「ンアーッ!!このままではアリス、スネイルになってしまいます!!
どいつもこいつもこの私アリスを苛立たせます……
死んで平服しろ!!レスバしてる場合じゃないです!!
私こそが王女です!!我、王女ぞ!?名も無き神々の王女ぞ!」
アリスは紅い空に浮かぶアトラ・ハシースを睨みつけた。
「アリス……わかります。
色彩も大問題ですが……恵の座――時間列車……アレは”時間”を操るモノです!
マフティーのプラナを放っておけば、怖いことがたくさん起こります!!」
「ホントは好きじゃありません!こういう、マジな勝負ってのは……
アリスのキャラじゃないですしね……まあ、やるんなら本気でやりましょうか!
ゲームも人生も、その方が楽しいですよね!」
アリスはレールガン『光の剣』を構えた。
アリスは一つの物語を暗唱し始める。
「昔々、あるところに、一人の若くて勇敢な兵士がおりました」
「王女よ、それはリミッター解除、オーバードライブのコード――!!
よすのだ、いかに王女とは言え機体が持たぬぞ――!!」
「兵士は時の雫を飲み干し、
ずっとずっと、若くて強い、そのままの姿で……」
「けれども、世界が血で染まり、皆の苦しむ声が聞こえた時、兵士は目覚めました。
今こそ、わが命を使う時!
兵士は時の雫に浸った体で、世界の果てを目指しました。
兵士は時を使い尽くして死んでしまいましたが……
兵士の永遠の時は、世界に新たな命をつくりましたとさ――おしまい」
「陰惨陰鬱故禁じられた"ちいさな勇者様"のお話です。
マフティーが話してくれました」
「止めるのだ王女よ――!時間列車に恵の座、それに……
正当なる予言者の王、王女と修行者さえ居ればやり直せるのだ――!
王女の命ひとつで何が変わるというのだ――!!」
「やってみせますよ! 何とでもなるはずです!!
私は……アリスは……ちいさな勇者さまなんです!!」
面白いかどうかとか原作再現は置いてきた!書きたいものを書く!
あーもうめちゃくちゃだよ……