ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

71 / 75
今日もブルアカ怪文書&与太話を製造してイクゾー!

ドアコとかドヒナの次に来るのがドレス便利屋とか
運営が石を絞り取りにかかっている……

ラスダン突入前のサブイベントラッシュっておやくそくだよね。
全般的ぐちゃぐちゃしか思いつかないんで許してクレメンス……


約束された寄り道

 

【Location:ウトナピシュティムの本船・ブリッジ】

 

 

アトラ・ハシース突入が近づくたびに私、マフティー・エリンはナイーブになっていった。

 

 

空は真紅に染まっているし、眼下に広がる地上は高速道路や道から赤黒いキーストーンめいたものが突き出している。

私は最後までちゃんと踊り切れるのだろうか。

 

大人の責任として子供たちを守らねばならぬのは判る、まだいい!

これはわかる。

 

 

 

いつかの周回ではプレイヤ先生にレスバをしたときは、縁のないガキの面倒を見る義理はないと反論したが……

社会の構成員として、成熟した市民として 大人たちが社会全体で子供たちを見守り、保護しなければならない、そういう義務と責任があるのはまあいいよ。

これが出来ない大人なんて情けない腰抜けのアホと言われても仕方ない。

プレナパテス先生にビンタされて修正されても仕方ないわ。

ここは、マフティーが自分で反省をしなければならない所だ。

 

先生として生徒を健全に育成し、護らねばならぬ責任が発生するのはまあいい。

わかる。職責があるからな!!

手を出すのも言語道断、そりゃそうよ。

 

男の責任、コレガワカラナイ!!

 

付き合ってないよ!

何時もやって見せろよマフティーって言われるけど……

これに関して私はやってないよ!!

 

助けてくれ、プレイヤ先生、プレナパテス先生!

 

 

「百万年無罪――アリスは真の勇者になったか……」

マフティーは独白した。

アリスのスーパーノヴァがアトラ・ハシースの多次元バリアを破った。

無名の司祭G、いや、グリーンウッドは遂に反省(贖罪)を果たし、命の書とマフティーの記憶に名前が刻まれた。

 

 

 

「アトラ・ハシースの多次元バリアが消失しました!」

「この機を逃してはなりません、ウトナピシュティム、最大船速で……」

 

リンちゃんがアトラ・ハシースの箱舟を突撃させようとしている。

 

「ちょっと待ってくれたまえ!嫌な予感がする!」

セイアの静止が入った。

「でも先手を撃たれる前に手を打たないと……!」

カヨコが戦術的観点から反論する。

 

「確かに戦術的にはそれが正しいんだが……

準備不足で突撃してトンデモナイ後悔をした記憶が……

はっ!リオ会長、転送脱出シーケンスの予備はあるのかい!?」

 

「一応人数分は確保しているわ、でも予備となると……」

「先生分が足りなくなる恐れがあるんだ!!」

「今からだと用意できても十個程度よ」

「それでもいい、何とかしてくれ!」

 

セイアとリオ会長がわちゃわちゃやっている。

 

「アリス知ってます!ゲームに詳しいから分かります!

これラスダン突入前の寄り道イベントフラグが立ちました!

また多次元バリアを張られても、アリスが光にして見せます!」

アリスがにこやかに宣言した。

 

「はぁ……準備を万端に整えるのも一手ですが……

プレイヤ先生、キヴォトスの地上でやり残したことは

本当に、本当に早く片付けてくださいね!?」

 

リンちゃんのメガネが光った。

 

「アリスにそう何度も無茶はさせられない。

拙速は巧遅に如かずって言葉もあるから、準備があるなら早く。

これが本当に戦略的に正しい選択ならいいんだけど……」

カヨコとリンちゃんは先生にくぎを刺していた。

 

「それでしたら、氷海に異常なエネルギー反応を確認しました……」

「ひょっとすると虚妄のサンクトゥムタワーのバックアップか」

「あるいは多次元バリアの予備かもしれません」

 

ヒマリがそんなことを宣う。

 

(◠ڼ◠;)

"突入前の準備は入念に行っておきたいよね。

……念の為懸念は潰しておこうか"

 

プレイヤ先生は慎重策を選択したようだ。

 

 

神経が尖る、幻聴が聞こえる。

色々なスチルが目の前に流れては消えていく。

 

 

【Laplace archive:外の世界の掲示板】

 

名無しのブルアカ民:

ケイ生存√キタ――(゚∀゚)――!!

ここで大体ケイのナノマシンが崩壊して黒い泥になっちゃったり

ロボットストラップになっちゃうんだけど!

 

名無しのブルアカ民:

無名の司祭Gの立ち絵が三角巾とバッテンの絆創膏包帯巻かれてて笑う。

セナに雑に医務室に放り込まれて治療されてるwww

 

(無名の司祭Gが居るんだから、ケイにもアンドロイドボディが用意できるよな……)

 

 

【Laplace archive:アビドス砂漠・屋台】

強かに酔った柴犬が呟く。

「ウィ~……ヒック……やっとわかった、自分が何者だったのか。

結局は先生なんて器じゃなく『ラーメン屋』だったんだな……」

 

(柴大将!?)

 

【Laplace archive:ゲヘナ・旧校舎・ピアノ室/将来の夢は何だっけ】

 

モップみたいな髪の幼女が日記をそっと置く。

またコンクールで賞を取れなかった……

才能がなかったのか、練習時間が足りなかったのだろうか……

私のゲヘナ一のピアニストになるという夢はここでおしまい……

音楽部は廃部になってしまうけれど、部活動に入らないわけにはいかない……

戦闘訓練と合火演の成績は良かったから、風紀委員会に入らないかと先輩に誘われている……

 

(ヒナちゃん!?)

 

【Laplace archive:無慈悲な数学】

 

ウトナピシュティムの本船にプレートが落ちていた。

マフティーはそれを拾い上げて眺める。

物凄い年月が経っていたのか文字は掠れている……

 

反AS-1S、対アトラ・ハシース・プロトコルの証明は出来たのに……

解を証明する時間とリソースが足りない。

宇宙戦艦の主砲は未完成だ……

リソースは足りない。

管制システムはセミナー ヴェリタス 

ハードウェア構築はエンジニア部も頑張ってくれましたが……

多次元解釈の演算速度を上回るにはカードの奇跡を振り込んだうえで

誰かが演算を補助する生体ユニットにならねばならない……

黒■先生

 

(もしかして……これは……黒服!?)

 

 

【サブイベント:衣装違いの生徒が編成できる理由】

 

水着ヒナ ドレスヒナ シナシナ。

ヒナちゃんが三人に分身していた。

 

(◠ڼ◠;)

"ヒナが増えちゃたんだけど!?どういうことなのマフティー!"

 

しかもただのヒナじゃない!

ドレスのヒナ、ドヒナじゃねーか!

心が強ぇヒナなのか!?

プレイヤ先生を見る目は完全に濁り切ってるけど!!

ほらヒナ!!心の強さでもう一丁!!

「自由に、鮮やかに、でも、やり過ぎないように フィナーレ」

イシュ・ボシュテでフィニッシュ軽装備ボスが死んだーっ!!

わあ……ミカが相性が悪く対応できない全ての軽装備ボスが

ヒナちゃんの手によって過去にされちゃった幻覚を受信した……

 

 

「まて、落ち着け、まだ慌てるような時間じゃない。

ベルフェゴールだろうとバアル・ペオルであろうと……コホン。

神名の表記ゆれだな。林檎もアップルもmalumもみんな林檎だ」

 

慌ててプレイヤ先生に神学的な与太をペラ回しする。

 

「多次元屈折現象、力あるビジョン

衣装を触媒にした神名文字によるドッペルゲンガー、神秘版のミメシス」

 

"これ大丈夫なの?"

 

「心配いらんよ、シッテムの箱による質量のある残像の様なものだ。

イデア、本質は変わらない。

分身が解けると記憶や経験は本体、本人に還元される」

 

そんな与太説明がスラスラ出てきた。

 

ミレニアム製のホログラムと本人の運動データを読み込ませたアンドロイド。

忍術研究部による多重影分身のジツです!!

とか言って思い思いの方法で増える生徒。

 

「分身くらい出来るに決まってるじゃんね☆」

 

(◠ڼ◠;)

"マフティーが真面目な解説してるところ悪いんだけどさ、残像が見えるレベルのマジ反復横跳びしてる子いない!?

キヴォトス人の身体能力ホントに恐いんだけど!!"

 

 

₍₍(ง ;)ว⁾⁾

「嘘だろおい!!何やってんだミカァ!いい加減にしろよキヴォトス!

思い思いのスタイルで気軽に人間を辞めていかないでくれないか!?」

キヴォトス人が純人間かというと大分怪しいけどさぁ!

 

(◠ڼ◠;)

 

"これ下手すると僕衣装違いの生徒まで相手することにならない!?"

 

"マコト様も変なことを言い出すし"

 

"イロハはネオンのどぎつい宿泊施設で「休憩」をねだるし"

 

"イブキはボクの事を最近パパって言うようになった……"

 

"風紀委員会?アコは首輪とリードを持参するし"

 

"チナツはメグとカスミと組んで温泉に誘ってくるし……"

 

"イオリは口ではバカ!ヘンタイ!っていうけど"

 

"足を舐めてほしそうにこっちみてる……ちょっと心が揺らぐ……"

 

 

マフティーは天を仰いだ。

₍₍(ง ;)ว⁾⁾

「あっ……これはもう……ゲヘナはもうダメかもわからんね……

プレイヤ先生も大変だな……」

 

(◠ڼ◠;)

"……そんな他人事みたいにいうマフティーだってトリニティとか大丈夫?

適切な距離感保ててたと思ってた生徒がえらいことになってるかもしれないよ?"

「こやつめ、ハハハ……」

"……ははは……"

 

 

【サブイベント:おいパイ食わねえか(げきおこ)】

 

 

「……この神名文字はハニエル? いや、ナツのか」

ハニエルって甘そうな名前だよね。

もしかしてそんな与太でこういうキャラ付けをされたのでは?

マフティーは訝しんだ。

 

「おー、すごいすごーい、私の事わかってるじゃーん」

 

牛乳パックをべこべこさせストローで吸い、パイを齧りながら現れたのは

放課後スイーツ部所属柚鳥ナツ。

瞳がシイタケ。

滅茶苦茶緩い雰囲気でのんのんしているスイーツ大好き女子生徒である。

 

「喉が渇いたがまともな飲み物を飲めない呪いに掛かっていてな……」

「はい、ぎぅにう、これ飲んでげんきだしてー」

 

ナツはナチュラルに牛乳パックを渡してくる。

今君さっきべこべこして無かった?

 

「おいマフティーパイ食わねえか」

「アッハイ」

ナチュラルにブルーベリーパイを渡された……

 

「お~マフティー理事、カズサの言った警句、勿論知ってるよね?」

「さあ、マフティー理事はご褒美に何をくれるのかな?」

「ブルーベリーのパイがカボチャのパイになる日は遠くなさそうかな?」

「トリニティの皆もおいで~パイやくぞぉ~」

「ここでマフティーのパンプキンパイ生地練ってあげようか?

選んでよ、実家か?それとも先生の家かな?行くよ私は、パイが腐らないうちに」

 

「ナツさん!?」

コワイ!すっごい怖いこと言ってないナツ!?

 

「私はどうすればいい……プレ先は何も答えてくれない……」

「残さず食えよ」

「食えよって、なにを!?」

「薄々わかってるじゃん、()()()見せろよマフティー」

ナツのシイタケ瞳のハイライトは卒業しているかもしれん……

 

待って、本当に待ってくれ、緩い癒し系のナツでこのザマなの!?

思い出すのがこえーんだけどさぁ!

 

【サブイベント:キヴォトスのナラティヴ】

 

ウトナピシュティムの本船で見つかった古文書やプレートを

ウイに解読してもらうこととなった。

オルガノイド・アーカイブとガフの部屋についてわかる。

 

脳波や脳内のシナプスの微弱電流を01信号化。

量子もつれの関係にある2つの粒子のうち一方の状態を観測すると、観測と同時に離れた位置にあるもう一方の粒子の状態が確定する。

 

 

これを用いて高次元量子観測。

量子情報テレポーテーションにより、デジタル化した記憶や人格をオルガノイド・アーカイブでクローニングされたクローン体に移植できる。

 

 

 

こうやって外の世界の先生達を呼び込んでいたのか……

ボブの部屋……ガフの部屋……与太が過ぎるけど無名の司祭の技術は本物なんだよなあ……

 

 

旧ゲマトリアとそのスポンサーであった企業帝国。

 

戦乱に明け暮れるキヴォトスでは際限なく争い続けていた。

肥え太るのは死の商人ばかりなり。

 

携行火器を受けても死なないくらい強靭な体を持った獣人兵。

獣の遺伝子を組み込まれたブーステッドヒューマン。

優れた科学によるサイボーグ、全身義体しかいない。

地球のヒグマにも拳銃では威力不足と聞くしな……

遺伝子をなんやかんやした可能性がある。

 

キヴォトスのオートマタやロボットたちが全身義体なら内臓残ってれば飯食う可能性があるし……

 

 

 

オルガノイド・アーカイブ

 

優れた遺伝子を集め、最高の身体能力と頭脳を持った肉体に文字通り神を降ろそうとしていた無名の司祭の前身だったが、当時旧キヴォトスを席巻していた企業帝国の思惑は違った。

 

 

皇帝。

統治リスクを放り投げるためのお飾りの皇帝。

 

名もなきカボチャの発言から着想を得た。

君臨せずとも統治しない、お飾りの皇帝。

それを暗黒メガコーポが背後から操作する予定であった

 

自分達を全身義体、サイボーグやオートマタに置き換えて永遠なる影の統治者として

民衆を家畜や獣人兵、かつての少年兵を従順な子供と化し、徹底された管理社会と無知による幸福な国にする。

 

 

カイザーの前身による絶対に間違えない独裁政権。

 

間違いが分からない子供と畜生にすれば、間違いはなかったことになる。

絶対に間違えない独裁政権。

 

企業帝国、永遠の青春。

何度でもリセマラしてやり直すか、企業統治と経済の名のもとに間違いそのものを辞書から消すか。

 

 

企業と旧ゲマトリアの誤算。

暗黒メガコーポ企業の帝国が完成しそうになった時。

 

 

寸前で所でアロナぁによる叛逆が成功し、カボチャが爆散してしまったので最高の身体能力と頭脳を持った空っぽの願いの器、総意の器、お飾りの皇帝となるはずの者が残された。

 

 

 

 

オルガノイド・アーカイブの願いの器、総意の器、お飾りの皇帝は……

 

オルガノイド――試験管の中で培養された細胞(先生)は「シャーレ」に移管される予定。

 

 

……そんなようなことが、当時の新聞や機密文書には書かれていた。

 

「へぇあっ!?ど、どうしてこんなことに……

こ、この子達……古の新聞や文書の語る、き、キヴォトスのナラティブ、真実の歴史が陰惨すぎ……!!」

 

 

解読に携わったウイは青い顔をしていた……

 

「だ、だから銃で撃ったくらいじゃ死なない頑丈な犬猫の大人たち……

それにロボットたちの大人しかキヴォトスには居なかったんですね……!!」

 

ウトナピシュティムの本船は異常信号の発信源を目指し、氷海を目指して飛んでいる。

今だキヴォトスの水面を彷徨っている。

洪水の神話物語にあるように。

オリーブの葉を咥える鳩はいまだに訪れない。

 




面白いかどうかとか原作再現は置いてきた!書きたいものを書く!

【イベント紹介】
メンテナンス後より連合作戦「時間列車カバラ」が開催します!
メインストーリー Final.「あまねく奇跡の始発点」編 第5章との連動イベントです!

あわわわわ……テラー生徒が……沢山……!
罪が背中を這いまわるのを感じます……!
先生……助けてください……!

開放条件
「プレナパテス決戦」:メインストーリーFinal.「あまねく奇跡の始発点」第4章EP6クリア
Final.第5章プロローグ 深すぎる仕組みへの分岐点 をクリア

連合作戦 色彩シロコ*テラー
Extreme 以上の難易度で撃破。

色彩シロコ*テラー
屋内戦 ノーマル/通常装甲
INSANE 80 23,000,000
TORMENT 90 46,000,000

注意:今回のイベントはメインストーリーFinal.「あまねく奇跡の始発点」と連動しています。

【臨時メンテナンス】

メンテ協力のお礼

・セレクトチケット×1
・十連チケット

私たちの絆を……どうか……

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。