ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

73 / 84
今日もブルアカ怪文書&与太話を製造してイクゾー!


先公のハサウェイ/憎しみの無限光

 

 

【Location:ミレニアム・忠臣にも承服しかねるものはある】

 

「本当にアビ・エシュフの前面装甲はいらないのトキ?

無名の司祭のデザインは武骨すぎるから改良してみたのだけど……

エリドゥの電力による相転移装甲や電磁バリア、演算補助による自動回避もないし……」

 

心配そうに語るリオ会長。

アビ・エシュフの前面装甲はアバンギャルド君フェイスのクソダサだった。

 

「いえ、お気持ちだけで……

まかり間違って戦闘でカメラをやられたら視認性がゼロに成りますし……」

 

「そう……」

 

トキが苦しそうに祈り過ぎたサクラコ様めいた表情で何のかんのと戦術的理由をつけ固辞!

後にリオ会長は語る。トキが逆らったり断ったのは後にも先にもあれだけだったと……

 

もしここにマフティーが居たらこういうだろう。

リオ会長は最新技術と無名の司祭の技術の両方に明るく、ヒマリと為を張る才色兼備で有能だが、リオにデザインを任せるということはモモフレンズのペロロイベント日にヒフミにテストをやらせるようなもの。

調理:ジュリ 味見:イズミ 試食:アカリ この組み合わせで料理をオーダーしたら失敗は明らかだ。

このような場合とだいたい同義、辞書に乗せたいほどの人選ミスであると。

 

いつかの周回でWelcome♡Hellと書かれた黒いオフショルダーTシャツを試しにリオ会長に送ったらやたら喜ばれた気がする。

 

 

 

 

 

 

【閑話・休めハナコ】

 

マフティーはハナコから人生相談を受けていた。

 

「思えば入学時に能力を見せつけてしまったのが失敗でした」

 

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「仕事は出来るやつの所に来るからな……」

 

「トリカスになんかなりたくない! トリカスになんかなりたくない!

ストレスも限界で、そう思っていたら、いつの間にか~……

全ての虚飾を脱ぎ捨てていたんです、物理的に」

 

ハナコの目は曇っていた。瞳のハイライトが休学していた。

しっかりと身構えているがこの瞳のくもりに湿度はない。

最近濁った眼と曇った目の違いが分かるようになってきたわ……

 

「トリニティでマシな連中はスイーツキメてるか本読んで引きこもってるか、覚悟をキメてお祈りと慈善活動し続けるか救護に走り回るか、正実や自警団でゲヘッパリ鎮圧活動に走るかだからな……」

 

「はい、スイーツ部は楽しそうでしたが体重が気になるし、サクラコさんの元だと派閥入りは避けられないし、医療の道に全振りや戦闘に明け暮れるのもキツイんです……」

 

やることがある人たちは陰湿な陰謀劇やってる暇は少ない。

 

「体重計と戦いながらスイーツ食べてるか、古書館でカーマスートラ読んで引きこもってた未来はありえました。

接点が無くてというかその前にティーパーティー入りを打診されてそちらに行けない空気が生まれてしまって……」

 

よく考えると恐ろしいな……スイーツ部や図書委員会ならハナコはそれなりに合わせて幸福な学園生活を送れたかも知れないが、それするとエデン条約で学力が足りずコハルとアズサとヒフミが順当にナギサ様に退学を食らう未来が見えるわ……

 

 

「大体の生徒の弱みは把握してますから……

やろうと思えば明日からでもティーパーティーになれます。

だけどそんな政治的で打算で動く自分がほんとうに嫌なんです」

 

「政治的な事ばかり考えてると良心があると心が死ぬよな……」

 

「やんわりとした皮肉もお追従も愛想笑いもマウント合戦も大嫌い!

もう脱ぐしかないじゃない!!」

 

ハナコは涙目だった!

能力的にはトリニティでやっていけるが……

それはハナコのやりたいことではなかったのだろう。

 

「休め、ハナコ……卑猥なジョークも隠語も出てこないとか疲れてるだろ」

それで性癖拗らせてしまったんやなって……

 

「……全部をぶちまけてかなりすっきりしました。

そんなトリニティの校舎を物理的に半壊させたヒフミちゃんと校風に反省を促したマフティー理事には感謝しかありません」

 

「そうか……愚痴を聞くくらいしか出来て居ないが……」

 

「いえ……私の全てをさらけ出せるフラットな大人がどれだけ貴重か……

なのでマフティー理事、勝手に居なくなったりしないでくださいね?」

一瞬だけハナコの目がBADエンドスチルの様な漆黒になった。

「トリニティとアリウスが大混乱に陥るのは目に見えていますから……」

「ぜ、善処しよう……」

 

 

【Location:氷海】

 

ウトナピシュティムの本船は絶賛氷海に向かって航行中だが……

キヴォトスのあらゆるところで湿度が高まっている気がする。

マフティーは、ヴァルキューレ警察学校がおしまいになった気がした。

 

(なぜ、こんなことになってしまったんだ。

もう許してくれよ!!)

マフティーのそんな願いも虚しく本船は無事、キヴォトスの氷海に到着。

 

待っていたのは白ロリオートマタ三人組だった。

しかもこいつらパンツ履いてねえ。

「メーデー、メーデー、あーあー、聞こえますか?」

「違うってば!メーデーは救助要請」

「コホン、偽りの信号、失礼しました」

「先生には興味も恨みもありませんが――」

 

「皆様方、ご足労いただきありがとうございました――

それでは、ここで死んで頂きます。特に許されない罪を犯したアロナ。あと全知と露出狂。

理由はお分かりですね?」

 

カーパルス呼び出しならぬ氷海呼び出しである。

アロナの赦されない罪……?

そんなこと白ロリ三人から聞いてふと神経によぎったのは……

 

■■■■■

■■■■

呼び出しポイント 200

 

因みに青封筒9黄封筒1の並びは☆3生徒無し、ノーレアフィニッシュ、募集ガチャ爆死の証。

ピックアップキャラが途中で引けてたら、200まで回す必要はない。

呼び出しポイント 200 ……天井!

 

うっ、頭が……!

₍₍(ง  #)ว⁾⁾

「お金を渡しているのですよ……?アロナ?アロナぁ!」

と思わずマフティーもカヤのセリフが口を突いて出る有様。

アロナの募集ガチャのいたずら、これを許す先生などいない(断言)

(◠ڼ◠#)

"アロナぁ!青と金ばっかりで虹こねーんだけどこれ本当に確率上がってるのアロナぁ!!"

プレ先も墓から蘇って助走をつけてアロナにお説教するレベル。

₍₍(ง  #)ว⁾⁾

「連邦生徒会長時代のやらかしと最初の爆発オチは百歩譲って許すけど

この一件だけはマジで反省しろアロナぁ!!」

 

「それを許してくれるのってさり気に心広いですねマフティー!

キヴォトスの簒奪や独裁政権とか先生とマフティーに謝らないといけない私のミスは一杯ありますけど、人間関係の複雑骨折と募集は私のせいじゃありません!」

 

アロナに涙目で反論された。

 

「この件に関しては私の方が正しかったと悟るなんて……」

 

「親身になるのは良いんですけど生徒さんの脳を焼かないでくださいねって……

学園で役職についてる生徒さんは忙しいから都合もあるっていいました!

お金を積んで募集してもシャーレの当番に来てくれるかは当人次第だから、大人のカードの使い過ぎには気を付けてくださいねって!

先生達のミスでした!」

 

 

(◠ڼ◠;)

"……それにしたって確率渋くない!?"

プレイヤ先生もバツが悪そうだ。

大人のカードと人間関係は自己責任かよ!

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「くそっ、この件に関しては何も言い返せない!みんなガバってやがる!」

 

「ンアーッ!コントやってる場合じゃありません!彼女たちの敵意は本物です!」

「あの子たちは恐らくデカグラマトンか無名の司祭の関係者よ!」

 

アリスとリオが流れをシリアスに戻そうと頑張っている。

 

「高エネルギー反応を確認!」

「ここから多次元バリアや色彩デカグラマトンを再生されたらいたちごっこになります!」

ハナコやエイミからも真面目な発言と見解を述べている。

エイミはこんな氷海でも水着ってマジかよ。

 

 

「評価を超バカからバカに修正、あのままアトラ・ハシースに突っ込んでいたら

多次元バリアを再展開して並行世界の藻屑にする予定だったのですが」

 

白ロリ三人組がそんなことを宣っている。あぶねえ!

 

「王女と修行者がこうなるとは……残念ですが、司祭たちが蒔いた種です。

刈らせていただきます」

 

「まあ、そういうことです。どうせ、確信犯なんでしょう? 話しても仕方ない。

所詮は光輪持つ超バカなクソガキ共です、人の言葉も解さないでしょう」

「アロナ水没しろ お前の罪を数えろ!」

白ロリ三人組はげきおこである。

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「いやそれ以前にパンツ履けよ貴様ら、どういう教育を受けておあーっ!?」

 

マフティーは白ロリ三人の恰好にツッコミを入れる。

激しい振動がウトナピシュティムの本船を襲う。

下から砲撃を受けている!

 

流線形に鋭角の頭部パーツ

尖鋭なシルエットの脚部パーツ

レイレナードのアリーヤめいたデカグラマトンのセフィラ、ゲブラ!

 

 

(◠ڼ◠;)

"みんな、戦闘準備!!"

"流石に私の――ボクの大切な相棒、生徒を殺させるわけにはいかないよ!!"

 

 

 

【Location:キヴォトス・D.U.防衛戦】

 

「ん」

 

辛うじて息はあるが、ヘルメット団が紙切れのように吹っ飛ばされている!

 

「何これ……何が起きている!?」

 

死の神(アヌビス)が起きている。

 

「戦列崩壊!! 戦列崩壊!!これはもう戦いとは呼べません!」

「退却命令を、ラブ総長!」

 

「あ、あぁ、あ、砂狼……砂狼シロコぉ!!」

 

ナムサン!クロコワープ!!

色彩の力により、転移!!

しかも増援の無名の守護者を連れてきている!

 

実際ヘルメット団は常ならぬ力を発揮し、意気軒高で精強であった!

しかし相手が悪すぎる!!

 

「ん、私は一切の矛盾なく、お前の夢を打ち砕く。

ヘルメット団がいなければ……先生は砂漠で斃れなかった!

さよなら、カイザーの手先」

 

色彩と神秘が乗ったドローンがラブに向けられる。

 

 

「折角総長に成れたのに……こんな所で うちは……独りぼっちで死ぬの?」

 

「嫌だ……嫌だ ! 」

 

「助けて……ッ! 先生……ッ! マフティー先生ッ!!」

 

河駒風ラブが絶望の表情を浮かべた瞬間。

 

「ばにたす、ばにたーたむ……そのことを思い知れ!!」

 

場違いな、あまりに場違いな確定クリティカルばにたすがクロコのドローンを撃ち抜いた。

 

「総勢1名参陣! ヘルメット団の錠前サオリだ、よろしく頼む!」

 

「ん」

 

謎のオーラが強火クロコから発せられるがサオリは怯まぬ!

ヘルメット団は威圧だけで恐慌に陥るレベルの存在圧だが……!

 

「無駄だ、今気が付いたことだが、色彩の精神湾曲や精神汚染には耐性をつけさせられた。

すべては虚しい、無いものを歪めることは出来ない。

精神を無に近くすればそれはやりすごせる。

……元から我々は対色彩を念頭に教育された兵だ。

こんな形でマダムの教えが役に立つとはな……」

 

 

「キキキ!撃て、うてぇー!!そっちじゃない!?

イロハーっ!!誰を撃ってる!?ふざけるなバカぁー!!」

イロハの虎丸と迫撃砲がマコト様事、色彩クロコに砲撃!!

サオリはとっさに飛び退き巻き込まれることを回避!

 

「キキキ……やったか!?」

マコト様、アフロになりながらも無傷!!頑丈!!ギャグキャラ!!

 

「やってない、転移するのが見えた。

ドローンと手勢が潰されたので一旦引いただけだろう」

 

錠前サオリが冷静に解説する。

 

「しかし……アレが色彩……わずか数分の交戦でこの惨状か……」

 

ヘルメット団、負傷者多数!

無事と言えるのは錠前サオリと河駒風ラブの二名。

 

「……相手に殺意があったらこの程度で済んでいない。

恐らくは生体ユニットにする為手加減していたか……

だが、ゲリラ戦に徹されるだけでキヴォトスが終わるぞ……」

 

どうにかこうにかD.U.防衛戦を成功させたが……

河駒風ラブを救助するサオリの背中に冷たい汗が過った。

 

 

【Location:氷海】

 

「あれ?」

「あれれ???」

 

余りの瞬殺ぶりに白ロリ三人衆、困惑。

氷海を突き破ってカッコよく登場したゲブラはあっという間に擱座した。

 

(◠ڼ◠)

"バリアが硬かったけどゲブラはなんとでもなったね"

 

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「重装甲ボスなのが悪い。ミカを助っ人で借りれてアコヒマリも正月フウカも仕上がってるならそらこうなるよ……」

マフティーはメタなことをいう。

「戦術指揮は難しくないのか?」

 

"戦術指揮?そんなに難しいことはないよ。

やりようは幾らでもあるさ。

生徒達はみんな優秀だからね、事前準備が八割さ"

 

"指示はマクロ化して、シッテムの箱タップしただけで通信で指示が行って誰と何処狙うかとか決めてあるし。

武器や装備はちゃんと強化珠とオーパーツ、スプリングや撃針で改造済み"

 

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「良く混乱せずに指示出せるな……」

 

"頭煮えるなんてことは全然ないね。射程範囲とか頭に入ってるし指示のタイミングとか完全に練習だよ。

むしろ生徒の装備をココデビル以上ハルピュイアでそろえたり、ヴォルフエックス鋼鉄でイロハの戦車を強化したり……教育費のクレジットや設計図なんかを集めるのが大変"

 

"指示に従う戦術的意義なんてとっくに最上級レポートと事前の訓練で共有してあるし"

 

"生徒の士気と神秘・弾薬残弾管理(スキルゲージ)や戦場の統制?弾道計算?目の前のハコがあるよね。"

 

どうやら、プレイヤ先生にとって戦場の霧なんて高度情報化された自軍においては完全に晴れてる。

後は指揮官の迷いという霧を晴らせばいい。

理屈はわかるが……!

 

₍₍(ง ;)ว⁾⁾

「この男俯瞰ドローン一機とタブレットさえあればアロナ無くても戦術指揮出来るんじゃ?」

 

一人だけ戦場の霧がない状態で指揮してやがる……!

この分だと迷いすらないな……!

全て択をレスポンスするかしないかも決めてあるだろう……

 

"重カラサワカラサワイザナミイザナミアラキデアラキデ"

"重逆バトバト範サブオックスオックスタンクアンチ"

「ケー」

「レディー」

「ケー」

 

プレイヤ先生の生徒への指示はACのボイスチャットの

スラングにしか聞こえん、圧縮言語で会話してやがる……!

 

貧弱な奴が鎧着ても転んだら起き上がれないけどムキムキマッチョ戦士なら例外だ。

それと同じように素人には難しくても卓越した軍師になら出来る、そういう話なのだろう。

プレイヤ先生にとって複雑な戦術指揮の難易度はゲームくらいにまで下げられるようだ……

 

 

₍₍(ง ;)ว⁾⁾

「プレイヤ先生には戦術指揮に関しては何も教えること無いわ……」

(◠ڼ◠;)

"政経ではマフティーには全然及ばないよ……確定申告とか金銭の計算とか苦手だし……"

 

「ぐぬぬぬぬ……こうなったら……」

「ゲブラの炉心を暴走させて道連れに…………ってあー!!」

 

なんか白ロリ三人がこっち見てる気がする……

「「「無名の司祭とマフティーいるじゃん!!」」」

 

「どういうことだ無名の司祭G」

「え?マフティーはロリコンではなかったのですか――!」

 

「マフティーはロリコンでもオモチャじゃないんだよ!!

それは宇宙世紀の情けない紅い三倍のロリコンの話だ!!」

 

 

「どうでもよくありません、認知してください!」

 

白ロリ三人から目を逸らし、ゲブラを見る。

ACめいたデカグラマトン……というかACだこれ!

「スタンニードルランチャーにとっつきに分裂ミサイル!素晴らしい、神か!?乗りたいなぁこれ!」

「なんで私たちほっといてゲブラのほうにご執心なんですか!!」

「いや履けよ!!お前らに言えることはそれだけだ!!

反応したら死刑囚だろぉ!?秒でカンナとキリノとネムガキのお世話になるわ!」

 

なんだか状況がさらに混沌としてきたような気がするぞ!!

 

おかしいだろ、おかしいよな、おかしい!

 




面白いかどうかとか原作再現は置いてきた!書きたいものを書く!

本編原作の方だと白ロリ三人組は特に名も無き神に忠誠心はなくて
オーパーツと技術を利用しているだけなんで独自設定である。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。