ゲマトリア(偽)(かぼちゃ)の青過ぎる空   作:それがダメなら走っていこう

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今日もブルアカ怪文書&与太話を製造してイクゾー!


時間列車カバラ・制圧戦3 死者の高校(☆)

 

【色彩の詰まった匣】

 

名無しのブルアカ民:

ムービー入ったけど『色彩』の一枚絵から

カメラ引いてクロコからクロナが睨んでるのに変わったー!!

色彩スチルは瞳って言われてたけど黒紫部分はクロナの瞳孔と光彩かよ!!

 

名無しのブルアカ民:

キヴォトスの赤い空の部分はクロナの真っ赤なお目目ですね。

クロナの呪いと恨みの深さとデカさが伺えますね(白目)

 

 

 

 

【Location:時間列車8i/指定車ケムダー】

 

「つーかよぉ、なんだってあのちび共はイカレちまったんだ……?」

「この神名文字を読み取れば何かわかるかもしれません!!」

 

アリスとネルががモモミドテラーの神名文字を読み取る!

滅びたあかぐろメモリアルアーカイブが再生され

どんどんネルの顔が怒り顔から真顔になっていく。

アリスの顔は(≧Д≦)になっていく。

「ンアーッ!!陰惨すぎます!!ブラッドアーカイブがデカすぎます!」

「ひでぇ……あまりにもひでえよ……!!こんなのってねえぞ!

責任取って死ぬ奴があるかバカ!!」

「あー、うん、こりゃチビ二人がイカレるわ……心がぶっ壊れても仕方ねえ……」

「一歩間違ってたらこの世界もこうなってたのかよ、ぞっとしねえな」

「見てるだけでもすっぱいものがこみ上げてきそうだ……

勝利しか残んなかったらあたしも耐えられたかはわかんねえ……

マジで反省部屋に入ってもらった方がいいんじゃねえか……?」

 

「頭にきますよ!!

ハイ!マフティーにはマスコットになってもらう必要があるかもしれません!

お前はもうこっから出れないんだよ!」

相変わらず語録汚染されているが不穏になってきているアリスと

「……知らなかったんですか……?責任からは逃げられない……!!」

どこぞの大魔王めいたセリフを吐くケイ!!

 

 

 

(◠ڼ◠;)

"まだ三両目なのに大分お腹いっぱいだよボクは!!"

 

“大分激重な感情を持たれていますね……”

 

(◠ڼ◠;)

"まさかとは思うけど生徒に手を出してないよねマフティー?"

 

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「そんなわけないだろう!!この件に関しては私はやっていない!!」

 

(◠ڼ◠;)

"……聞いてみてなんだけどマフティーの深い罪は淫行じゃない気がするんだよね"

"むしろどちらかというと……王の罪とか指導のしくじりの様な気がする"

 

“正しすぎて一周回って正しくない選択をしているかもしれません”

 

(◠ڼ◠;)

"口癖のようにマフティーはもう許してくれよと言っているけれど……"

"ただテラー生徒を鎮圧すれば済む問題じゃない気がする"

 

“プレイヤ先生は裏に秘められたテクストがあると考えているのですか?”

 

(◠ڼ◠;)

"これまでもそうだったからね……どこを間違い、何を間違えたのか"

 

"痛いところを見つめなければ反省できないから……"

 

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「……わかった、プレイヤ先生とプレナパテス先生がそう言うのなら」

 

マフティーは神経を集中して

ガバだらけの生の中で、強いて己の中に特に反省すべき原罪を見つめようとした。

 

(◠ڼ◠;)

"…………"

プレイヤ先生も、プレナパテス先生も神経を集中して

マフティーの原罪を見つめようとした。

 

【マフティーのしくじり】

 

なぜだか、リオとヒマリの顔とやり取りが思い浮かぶ。

 

 

アリスのヘイローは私の手で破壊する。

そんなセリフをリオが言った気がする。

 

₍₍(ง  ;)ว⁾⁾

「アリスを殺さなくてもまだ方法はあるはずだ」

――いつまでそんな寝言を吐き続けるつもりなの!!

 

「リオとマフティーの何が嫌いなのか、今ハッキリわかりました」

 

「そっくりなんですよ、ドブ川めいた正しくないやり方が――

いえ、それを苦渋を飲みつつも行えるという点で

為政者としては満点回答過ぎて、正しすぎて一周回って正しくない」

 

「だれにも頼らず、アリスを犠牲にする苦渋の決断をもってミレニアムを救おうとしたリオ」

「己を犠牲に、キヴォトスを救おうとしたマフティーのやり口と被る」

 

「貴方にドブ川とさげすまれようと、先生が散るよりは遥かにマシだからよ、ヒマリ」

「そういうところですよ、リオ」

 

リオは高潔でありたかった。

 

トロッコ問題の話をしたことがあったわね、ヒマリ

 

(最初、私は……俺は、選べなかった)

 

「人生は絶え間なく続く問題集よ」

「そろって複雑、選択肢は酷薄、加えて時間制限まであるわ」

「一番最低なのは夢みたいな解決法を待って何一つ選ばないこと」

「迷っているうちに全てが台無し、一人も救えない」

「いつまでそんな寝言を吐き続けるつもりなの?」

 

マフティーの選択。

レバーを一人の方に切り替えて、その一人を突き飛ばした。

彼は選び、責任を負った。

 

 

「苦渋を飲んで小を捨てて大を生かす

その責任のやり方は――先生の在り方ではないわ」

 

「どんな手段や非道徳的な行為であっても、結果として

国家の利益を増進させるのであれば許されるという考え方」

 

「王や独裁者、為政者の在り方」

 

リオやヒマリに告げられなくてもわかっている。

 

じゃあ教えて頂戴

じゃあ教えてくれよ

この世界の仕組みの深さを破壊する方法を。

 

 

もっと深く、もっと深くへ。

 

 

リオ……私の……俺の教育の失敗、しくじり……

そしてコユキ……

 

エレガントさや清廉さや高潔さを説くつもりで……

実際教えたのはエリートによる社会システムのハッキング。

 

面白くはないのか?鍛え上げて身につけた強大な力で弱者を思うようにあしらう時、

気持ちよくはないのか?優越感を感じないのか?

 

鍛え上げた力で弱者を思うさまにあしらうこと。

どこぞの大魔王のように。

 

優れた頭脳と勉強によって愚者と社会を思うがままに操ること。

 

無能にも間抜けにも社会システムのハックなどできん。

捕まって仕舞いだ。

受けた教えを自分のために使う。自己の利益を最大化するのは当たり前だ。

 

自己の利益を最大化することだけしか教えてやれなかったこと。

愛や高潔さや清廉さやエレガントさを証明するつもりで……

 

リオやコユキ、ヒマリにノブレス・オブリージュを教え損ねた。

 

 

銀と金に盲学校の少年からカネでは得られない信頼を得た

元悪党の話があったが……

盲目の少年の全幅の信頼は、手を引いている者の目が見えるから、か。

能力への信頼で有って人格の信頼ではない。

手を引くものの目が見えなかったら不安で仕方ない。

弱いもの、技能技術持たぬものは師匠にはなりえない。

 

アホからはそのしくじりからしか教わることはない。他山の石にしかならん。

 

しかし……能力に対する信頼しかないのなら

全てを習ったらよくやった、用済みだ、とならないのかい?

 

赤子が成長したらおくるみやゆりかごが用済みになるように。

 

₍₍(ง  )ว⁾⁾

(マフティーが用済みならば……笑わせる……偽物は私の方だったか)

(よし、後は頼んだぞ!プレイヤ先生!!)

(◠ڼ◠#)

"待てや!!エヴァンジェめいた責任マルナゲは止めろ!"

“託した私が言えた義理ではありませんが天丼は止めなさいマフティー!!”

 

神経の中でもプレイヤ先生とプレナパテス先生にお叱りを受けてしまった……

 

とどのつまり、人はみな悪……

 

それで?その結論でキヴォトスは救えたかい?

 

真実や現実を突きつけたところで 

 

その発想が行き着く果ては、万人の万人に対する闘争。

 

 

そんな様で外の世界が滅んでいないのは……きっと。

人一人が壊せるのはせいぜい周囲。

世界を滅ぼすにはみんな力足らずだっただけだろ。

素手で鋼の巌に撃ちかかっても壊せるはずもなし。

みんな無力だったから廻ってただけ。

 

 

命が湧いてくる前提。

誰も世界を壊す力など持ちえないことが前提。

 

だが、その前提は――

キヴォトスでも本当に通用するのだろうか?

命が湧いてくるのは自然環境あってのもの。

 

 

力なき正義は無力

正義なき力は暴力。

 

思いだけでも、力だけでもダメなんだ。

 

社会とシステムの蚕食は教育を受けたエリートによって行われることの証明。

マフティーの、原罪。

 

私の……俺の死を重んじられないのは

若さゆえの過ちのツケが、消えなかった。

当然のごとく、教育の失敗、そのツケが大人に回ってきたのに過ぎないことを

心のどこかで分かっていたからかもしれない。

 

実際安いインガオホー。

シロコテラーの責を負い、罪を背負ったことで死を賜ったプレナパテス先生のように。

いや、プレナパテス先生ほど高潔でも清廉でもないか。

プレナパテス先生は託しきった。

マフティーのガバにふさわしい実際安いインガオホーだよ。

 

マフティーのガバは淫行ではない

教育失敗の罪を当然のごとく死と犠牲、血で贖わなければならなくなっただけ。

 

その代償を、恵の座にぶちまけて死んで償うことになった。

 

キヴォトスの深すぎる仕組み。

 

わたしよりも優れた方が、後から来られる。

 

 

すまなかったな、リオ、ヒマリ、コユキ。

私は育て方を誤った。

 

何のために勉強するのかという問いに対する身も蓋もない答え。

上に立つ為のメソッドとノウハウしか教えてやれんかった。

 

ノブレス・オブリージュは教えられなかった。

 

正しくないマフティーのやり方。

マフティーの、預言者の王のマキャベリズム、帝王学。

 

社会とシステムの蚕食は無知な大衆より

むしろ教育を受けたエリートによって行われることの証明。

それを行ったのは、それをマフティーから最も学んだリオとヒマリ。

そしてコユキ。

ミレニアムでは結果が全て、ただそれを勉強と科学を用いて結果を出した。

 

もう許してくれよキヴォトス。

もう赦してくれよ。

 

それでも……愛しているんだ君たちを……

 

いつかは……いつかは……

いつかは、先生と生徒の健やかな精神がこのキヴォトスを守ると信じている。

 

(◠ڼ◠;)

"……なんてこった、どうして勉強するのかそのものは教えられても……"

 

“……勉強したことでみんなを幸せにすることを教え損ねたのですか……”

 

(◠ڼ◠;)

"……思えばリオもヒマリも……優しさや高潔さ、清廉さがなんというか……"

人に頼れて優しいヒマリ、でも倫理観はない。

一人で大抵何でもできてミレニアムを救う志は高潔だったリオ、でも人には頼れない。

 

 

(◠ڼ◠;)

"……でもわかってきた、わかってきたよ"

"……マフティーの血が、いや、誰かの血が"

"恵の座にぶちまけられた時点で世界が巡ってしまう"

"死で罪をあがなうテクストを断ち切らなきゃ……"

 

“……割と三人で歌って踊ってカードを翳せば何とでもなりそうな気がしますが”

“例えるのなら、カラオケにいっぱい歌が入っていてマフティーの順番が回ってこない”

 

プレイヤとプレナパテス、先生たちの考察は途中で打ち切られた。

 

「にはは……感心しないですね。

匣に秘められた忌まわしい黒歴史、人宛ての遺言を暴こうなんて」

 

 

「でも、分かります。秘密は甘いもの。私が、そうでしたから……」

 

「こんなんリオ会長とヒマリ先輩が知ったら極端な選択待ったなしですよ」

 

「私はさしずめ自殺防止ウサギって言ったところですか……」

 

「だからこそ 秘匿が必要なんです。愚かな好奇心を忘れるように、ね?」

 

 

 

【Location:時間列車7i/動力車ツァーカム・崩壊ミレニアムデータセンター】

 

ひび割れて黒く染まったヘイローと

喪服の黒ワンピースのコユキ*テラーが 足を組んで椅子に座っている……

時計塔のマリアめいて。

 

 

(消えた 光と影 最後の言葉)

(望んだのは ただ明日だけ この現実はどこにある?)

 

(潰えた今を見つめ 赤い雨の中を走った 迷わず)

(崩れる 風景を超えて 何を知る? 何を聞く? もう見えない)

(儚い ひとつの未来を ただ無言に 目の前で 選び続けよう)

 

 

 

「あらゆる惨劇を黒兎が隠す。露わにすることなかれ。

発狂物の啓蒙的真実は、誰に理解される必要もないものです」

 

 

 

 

「には……は……誰か。誰か……私の……四葉のクローバー」

「一緒に探してくれませんか……」

「落としちゃったみたいなんです」

「ここはずっと、赤黒いんですよ……」

 

 

 

 

愛用品 T2 四葉のクローバーの押し花

攻撃力+ 1000

PS ミラクルを信じてますか?+ 攻撃力を14パーセント増加。

 

だが彼女は、ある時、愛する「四葉」を捨てた

暗い井戸に、ただ心弱きが故に。

 




面白いかどうかとか、原作再現は置いてきた!書きたいものを書く!


あかさやさんからコユキ*テラーのAI作成支援絵を頂きました。

【挿絵表示】




HIGHSCHOOL OF THE DEAD
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