恋する復讐者◆暗黒の7日間   作:ボブ・ニンジャ

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ブレーク・ザ・ブレード:ベッピン#8/10

 

……時は少し遡る。

 

「ハーッ、ハーッ」浮浪者クロスキは目を血走らせ、荒い息をしながら、手の中のリボルバーをもう一度改めた。何度見ても、弾倉に弾は2発しかない。売人から買ったとき弾は6発付属していたが、以前ヨタモノに襲われた時に3発、バイオスズメに襲われた時に1発使ってしまったからだ。

 

(ブッダファック……!そもそもなんで6発しか付属していないんだ。あと2〜3発つけてくれたっていいだろうが!)益体もないことを考えつつ、廃フォークリフトの陰から入口の方の様子を伺う。CRAAASH……。「危ない!ドアの向こうにお客様」と書かれたスイングドアの外から微かに破壊音が聞こえてくる。(こんなことなら、もっといい武器を買っておくんだった!)

 

クロスキがいるのは、渦中にあるオシガン・ラクイチ廃墟1階のバックヤードであった。周囲には金属製の倉庫棚が空っぽのまま乱雑に立ち並び、あるいは地面に倒されている。足元には腐った物流木箱などの大量のゴミが散乱していた。壁に貼ってある「地面に物を置くと邪魔になって良くない」のショドーも今や寒々しい。

 

CRAAASH……。また破壊音だ。さっきよりも近い。(ああ、ニンジャが来る……いや、ニンジャなはずはない。あれはヨタモノだ。この騒ぎはヨタモノの抗争だ)クロスキは内心で自分に言い聞かせた。一般に日本人はニンジャを深層心理で畏怖し、その実在を信じまいとする心理を持っている。クロスキもその例に漏れなかった。

 

(ニンジャなんているはずがない。さっき聞こえたカラテシャウトは幻聴だ。まったく人騒がせなヨタモノどもだ……俺の"宝"だけは必ず守るぞ!)然り。クロスキはこのバックヤードから逃げるわけにはいかない。彼の言う"宝"……大量の保存食が隠してあるからだ。

 

元々はオシガン・ラクイチの災害対策備蓄品だったものが経営会社倒産のドサクサで忘れ去られていたと思しい。クロスキがそれらを数年前に偶然発見して以来、彼の生活レベルはずいぶん改善した。持っていることが周囲にバレないよう売却は控えていたが、食費が浮いたことで天気や治安が悪い日はゴミ漁りを休めるようになったし、社会復帰のための通信教育も受けられるようになった。

 

クロスキはリボルバーを握りしめ、変わらず廃フォークリストの陰から入口の様子を伺う。今はドアの向こうはひっそりと静まり返っているが、油断はならない。さっきから派手な破壊を繰り返している見境のない連中であるから、ここに入られれば抗争の余波で宝を焼かれないとも限らない。発見されてネコソギされたら最悪だ。(資格試験は年明けすぐだ。今は……今だけはこの生活を失うわけには)CRAAAAASH!!!「アイエエエーーッ!?」

 

今度の破壊音は頭上から降ってきた。コンクリの破片と粉塵が雨のように打ち付け、「アッ!?」クロスキは驚いてリボルバーを取り落としてしまった。「グワーッ!」続けざま、大きな頭陀袋のようなものが苦悶の声とともに降ってきて足元に転がった。何かと見てみれば……ニンジャだ。銀色の装束をおびただしい血で汚した長身のニンジャである!

 

「アイエエエーーッ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」クロスキはNRSを起こして絶叫!しかしそれでも闘志を奮い起こして床のリボンバーへ手を伸ばす!「チクショ!ニンジャめ!俺の人生!邪魔させねェーッ!」

 

「アア……!?何だテメエ!」落下してきたニンジャ……ワイヤープラーは、そこにいた浮浪者が銃を拾おうとしているのを見て、とっさにカラテチョップで殺そうとした。その瞬間、後輩の少女、ミフデ・シュノンの顔が脳裏をよぎった。ニンジャに家族を殺された彼女。「……!」ワイヤープラーはチョップを止めた。

 

「アーッ!」クロスキはリボルバーを拾い、しゃにむに構えて引き金を引く。CLICK!撃鉄が落ちたが、高い金属音が鳴っただけだった。不発!「イヤーッ!」「アーッ!」SLAP!ワイヤープラーは十分手加減したビンタを放った。クロスキは床に打ち倒され、再び銃を取り落とした。

 

「ゼエーッ、ハアーッ……何でこんなところにいやがる?イクサの騒ぎが聞こえてなかったのか!とっとと失せやがれ!」ワイヤープラーは負傷の痛みに喘ぎつつ、浮浪者を怒鳴りつけた。「アイエエエ……俺の宝がここに……」「その宝とテメエの命とどっちが大事だ!5秒以内に失せなかったら殺す!5!4!」「アイエエエーッ!!」

 

クロスキは転がるようにして逃げ出した。ワイヤープラーは天井と、ついさっきそこに空いた穴を見上げ……「ウオオーッ!?」横へ倒れ込むようにして回避した。「イヤーッ!」CLASH!!直後、さっきまでいた場所に新手のニンジャが降ってきて、カワラワリ・パンチで床を砕いた。アブナイ!

 

「グワーッ!」新手のニンジャは着地際にバランスを崩して転倒した。装束はすでにチミドロだがどうやら元は青かったものらしく、顔には一つ目模様のフルメンポを被っている……アイボリーカラスの相棒のザイバツニンジャ、ミーターだ!

 

「「ヌウーッ!」」ワイヤープラーとミーターは同時に立ち上がり、「「イヤーッ!」」同時にクナイを投げようとした。しかし両者とも、もはやクナイを生成する体力もなく、シャウトともに手を振っただけで終わった。

 

2人は「ステーキ荒野」でのカウボーイ人形やマザーワスプのドローンを混じえた戦闘の後も、延々とイクサを続けていたのだ。両者とも疲労と負傷を蓄積させ、もはや華々しいヒサツ・ワザでの決着は望むべくもなく、カラテ・ニュービーじみた単純なワザのぶつけ合いが続いていた。

 

ワイヤープラーとミーターは埃っぽいバックヤード廃墟でカラテを構えて向き合う。「キヒ、ヒィーヒヒヒ……潔く機密データのフロッピーを渡せ、ワイヤープラー=サン」ミーターの両足はブザマにガクガクと震えている。股間を砕かれたためだ。

 

「ニ、ニ、ニ、ニンジャスレイヤー=サンも、リファイナー=サンも、すでに爆発四散したぞ……さっき連絡があったんだ。もはや貴様に希望はない、イーヒヒヒ」ミーターは脅しをかける。これは実のところハッタリだ。

 

「ゼエーッ、ハアーッ……じゃあなんで、アイボリーカラス=サンもグレイシャス=サンもテメエの援軍に来ないんだ。途中で道にでも迷ってんのか、エエッ」ワイヤープラーはそれを看破した。彼の左腕はすでに折られているが、右腕一本でカラテを構える。「フロッピーが欲しけりゃ奪ってみたらどうだ……!」そして不敵にキツネ・サインを掲げて挑発!

 

「ほざけェーッ!イヤーッ!」ミーターが殴りかかる!「イヤーッ!」ワイヤープラーが前蹴りで反撃!一般に腕より脚の方がリーチが長い!「グワーッ!」ミーターは吹き飛び、背中から倉庫棚に激突した。ガゴーン!棚がドミノ倒しめいて連鎖的に倒れる!ガゴーン!ガゴーン!

 

「ゲホッ、ゴホッ!何がザイバツだ、数を頼んで押しかけてきやがって」ワイヤープラーは血混じりの痰を吐いた後、よろめきながらミーターに近づいた。敵は廃フォークリフトの近くに倒れてもがいている。「俺は凄腕フリーランス・ニンジャのワイヤープラー様……」ガゴーンッ!「グワーッ!?」

 

な、なんたる不運か!倉庫棚のドミノ連鎖がU字に引き返してきて、最後の棚がワイヤープラーを下敷きにした!「クソッ!ウカツ!」ワイヤープラーはかろうじてウケミを取って衝撃をやり過ごしたが、重い棚の下敷きになったまま動けぬ!

 

「キヒィーヒヒヒ……どうやらブッダは俺に微笑んだらしいな」ミーターが立ち上がった。たった今そこで拾ったらしきものを杖にしている……ナムサン!それはタケヤリめいて尖った鉄パイプである。この両者ボロボロのイクサにおいてはあまりにも強力なアチーブメント・ウェポンだ!「貴様を爆発四散させてフロッピーを回収!もって任務達成よ!」

 

「ウオオーッ!ヤメロー!ヤメロー!」ワイヤープラーはもがくが、今の傷ついた彼の力では重い倉庫棚はビクともしない!「バンザイ!ザイバツ・シャドーギルド!」ミーターは敵をキリタンポめいて突き刺すべく鉄パイプを振りかぶった!しかしその時!

 

「アアーッ!ニンジャ野郎ーッ!」浮浪者クロスキが駆け戻ってきたのだ!手にはいまだリボルバー!「宝は渡さねェーッ!」BLAMN!「グワーッ!?」闇雲にぶっ放した1発がミーターの右脚に命中!ミーターは倒れ込み、鉄パイプはその手を逃れて遠くへ転がる!

 

「シェラッシェーゾコラーッヒカエオラーッ!」ミーターは怒りのままに喚き散らす。「アイエエエーッ!」クロスキは銃がアウト・オブ・アモーとなったのもあって恐れをなし、今度こそ完全に逃走!

 

ミーターは立ち上がろうとしたが、「グワーッ……!」ブザマにくず折れて再び倒れ伏した。下半身のダメージがもはや限界だ。(オノレ……!しかしワイヤープラー=サンも棚の下敷きだから移動はできないし、左腕は折れている。対して俺はまだ両腕が動く。這いずって奴のところに行って締め殺せば……)

 

……ウィーン!「キヒ?」ミーターは謎の機械音を聞いた。何かのヘッドライトが彼を照らす。眩む目で見返す。……フォークリフトだ。あちこち部品を剥ぎ取られて骸骨のような状態で放置されていた廃フォークリフトが、なぜか再起動している!「……キヒィーッ!?」

 

ウィイイーン!ガリガリガリ!フォークリフトは3つしかないタイヤで車体を床に擦りながら再発進!ミーターを轢きにくる!「オアアーッ!?」両腕で車体を押し返して堪える!「バカな!なぜスクラップ車両が……まさか!」

 

ミーターはワイヤープラーを見た。ワイヤープラーは棚の下から右手を伸ばし、フォークリフトの方へかざしていた。「オオッ……ウオオオーッ!」目を血走らせ、叫ぶ!ジョルリ・ジツ重点!「死ね!ミーター=サン!頼むから死んでくれーッ!」

 

ウィイイイーンッ!ガリガリッ!フォークリフトが馬力を増す。「キヒィーッ!畜生、俺はザイバツのエリートだぞ!こんなことで!こんなことで!」ミーターはそれでも堪えようとしたが、叶わぬ!「オアアーッ!スマン、アイボリーカラス=サン!しくじったーッ!」

 

ついにフォークリフトがミーターに乗り上げ、押し潰す。ゴキッ!ボギン!骨が砕ける音!「グワーーッ!!サヨナラ!」ミーターは爆発四散!

 

埃が舞い上がって降り注ぐ。爆発四散音は繰り返し反響し、やがて消える。10秒のうちに、バックヤード廃墟には冷たい薄暗闇と静寂が戻った……ミーターなどというニンジャは初めからこの世界に存在しなかったかのように。サツバツ。

 

「ハーッ……ブッダ」ワイヤープラーは倒れた倉庫棚の下で、ぐったりと地面にうつぶした。(フォークリフトがあってラッキーだった……いや、この棚の倒れ方やら鉄パイプやら、ラッキーだったのはむしろ敵の方か)ぼんやりと、浮浪者が投げ捨てていったリボルバーを見る。(結果的には、あの浮浪者を生かしておいたのがサイオー・ホースだった)

 

ワイヤープラーはもがいてみたが、やはり倉庫棚は彼を下敷きにしたままビクともしない。(クソッ、他の戦場はどうなった?ニンジャスレイヤー=サンは……ミフデ=サンは無事か?)「イヤーッ!」CRAAASH!!突如、天井に2つ目の穴が空いた!ワイヤープラーは体をビクリと震わせた。

 

瓦礫とともに新手のニンジャが降ってきて、連続側転で隙を消しつつ着地した。赤系統色の装束を着た、長身の成人女性ニンジャだ。(グレイシャスか!?)ワイヤープラーは絶望した。(奴はリファイナーが引きつける手筈だったはず……俺たちの作戦は崩壊したか!ナムサン!)

 

新手のニンジャはせわしげにバックヤードを見回し、こちらを見つけた。そして口を開いた。「センパイ!大丈夫ですか!?」「何?」ワイヤープラーは一瞬呆然とした。(こいつ今、俺のことをセンパイと呼んだか?グレイシャスじゃないのか?)

 

駆け寄ってくるそのニンジャをワイヤープラーは見上げた。赤黒い装束、「忍」「殺」のメンポ、それに隠された顔立ち、長いまつ毛の下のルビー色の瞳……やっと思い至る。「……お前まさか、ミフデ=サンか?」

 

「ハイ!」そのニンジャはワイヤープラーの近くにかがみ込み、メンポを外した。一挙に10年分成長したミフデ・シュノンが、困ったように笑った。「……なんか、大きくなっちゃいました」

 

【Avenger in love】

 

#OSHIGAN-MISSION:irresistible:件の地点でivorykaras_sanを発見。重傷。オタッシャ重点///

 

#OSHIGAN-MISSION:motherwasp:把握。まもなくピックアップ。それまで応急処置を///

 

#OSHIGAN-MISSION:irresistible:ヨロコンデー。ivorykaras_sanを後送し次第私とあなたで作戦続行方針?///

 

#OSHIGAN-MISSION:motherwasp:NOPE。グランドマスター御三方より撤退命令あり///

 

#OSHIGAN-MISSION:irresistible:bt我々すでにgracious_sanほか被害甚大。成果ないまま撤退?///

 

#OSHIGAN-MISSION:motherwasp:命令遵守重点。コンコルド効果を克服するこれは完璧な損切判断///

 

通信終了。走行するハイテク装甲車の中で、マザーワスプは腕組みした。(((この大晦日のイクサは我々ザイバツの敗北だ。リファイナーが乱入してきたのがケチのつき始め。分断されてもたついている間に、ニンジャスレイヤーがなぜか急激にパワーアップ。アイボリーカラスは一蹴され、グレイシャスは殺され、先ほどミーターのバイタル反応も途絶えた)))

 

「カーッ、ペッ!」運転席でクローンヤクザが携帯タン壺に痰を吐く。マザーワスプはうなじの生体LAN端子からケーブルを伸ばし、車内UNIXに直結した。(((ニンジャスレイヤーは10年前の伝説に違わず恐ろしい敵だ。しかしニンジャは神ではない……カラテすればするほどに疲労は溜まる……ましてアイボリーカラスたちはいずれも今回のような秘密任務を任される精鋭。1人倒すごとに奴にも相応の消耗があったはず)))

 

昼間のうちに地区内に分散配置しておいた監視カメラ群にアクセスする。……すると、カメラの一つが、疾走する兵員輸送トレーラーを捉えた。路上にたむろするバイオ生物や薬物中毒者を跳ね飛ばしつつ、ラクイチのある方角へ向かっている。車体には暗黒メガコーポ「クダラ・マイナー」のエンブレム。

 

マザーワスプは知っている。かのクダラ社を実質的に支配しているのは、ザイバツ・グランドマスター、ルストレスなのだ。今までその戦力を投入しなかったのは、企業が大がかりな戦闘行動を行うことによる株価への影響……あるいは他のアッパー級グランドマスターに何かしら咎められることを考慮してのことか。

 

(((とにかく、あのクダラ社部隊は実質的にザイバツの増援部隊。ニンジャスレイヤーたちはすでに相当消耗しているはず。逃れることはできまい……結局、厄介ごとは年を越す前にカタがつく。我々の手で終わらせることができなかったのは驚きでもあり、クヤシイでもあるが。さて、次の問題は誰がこの失敗の責任を取るかという……)))

 

CABOOOOM!!「「グワーッ!?」」突如、車外で爆発!装甲車はスピンしながら地面を滑り、CRAAAAASH!!!道路に面したビル廃墟のショーウィンドウに激突!汚れた大ガラスが粉々に砕け散って空中を舞う!

 

「イ、イヤーッ!」マザーワスプはとっさに助手席から車外へ跳び出し、空中で3回転してから路傍に着地した。スリケンを構えて周囲の様子を窺うが……爆発があった場所が燃えているほかは、変わらず廃墟の街が静かに夜の闇の中に沈んでいるだけだ。追撃が来る様子はない。

 

(((ニンジャスレイヤーたちが攻撃してきたのではなかったのか?……さては、この地域の現住ヨタモノが通行車両を停止させて略奪するために設置していた地雷か何かに、偶然引っかかったものか。とんだトラブルだ)))

 

マザーザスプはスリケンをしまい、ひとまず車に戻ろうとする。頭上からチラチラと雪が降ってきた……否、雪ではない。ヒラヒラと舞い散っているのは、薄い特殊加工金属片だ。(((……これは、通信妨害チャフ!?やはり敵の攻撃!)))

 

「イヤーッ!」背後からカラテシャウト!同時に殺意の刃が冬の冷たい空気を切り裂いて襲い来る!「インシデント対応-ッ!」マザーザスプは鋭敏に反応!振り返り、両腕ブレーサーで防御!ガキンッ!ハイテク装甲が刃を弾く!

 

しかし、おお、どうしたことか!?「グワーッゴボボ……!」マザーワスプは喉を深く切り裂かれ、大量出血し始めた!防御できたはずでは!?

 

「イヤーッ!」襲撃者は用心深くバックジャンプして間合いを取り直す。その右手には長剣、左手には短剣……二刀流だ!先ほどのアンブッシュはその実、左右の剣で2撃同時に繰り出すものだった。マザーワスプは1撃目を防いだが2撃目は防げなかったのだ!

 

「ヒューッ、ヒューッ……ドーモ、ゴボッ!マ、マザーワスプ、です」マザーワスプは片手で喉の傷を抑え、血を零しながらもどうにかアイサツした。「ドーモはじめまして、マザーワスプ=サン……」襲撃者がアイサツを返す。紫色のニンジャ装束のフードの下から、危ういばかりに曇りのないまっすぐな視線が敵を見据える。「……ムゲンダイ・コミュニケーション社のワーシップです」

 

【続く】




最終話は全9話の予定でしたが全10話に延長させていただきます。
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