公安所属の性格反転半天狗のヒーローアカデミア   作:入魂ロフス

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アンケートの結果によりトガヒミコをヒロインとして一部変更しました。私はちょくちょく変更するこのスタイルでやっていくのでよろしくお願いします。


9話

緑谷視点ーー……

 

 初戦闘にして初勝利!!

 

 これが勘違いだった

 

 僕らの"力"が敵に通用したんだと

 

 錯覚してしまったんだ

 

 敵。プロの世界。僕らはまだ

 

 何も見えちゃいなかったんだ

 

「そんな……!」

 

 

 

相澤視点ーー…

 

ドスッ!

 

「…?ゴボッ…!」

 

「分倍河原ァーー!」

 

「対平和の象徴 改人"脳無"!」

 

 

 クソクソクソっ!分倍河原が腹を貫かれた!

 俺は確かに3人とも"見"てたハズだ

 見えなかった…素の力であの速度!オールマイト並みじゃねえか!

 不味い!分倍河原が死ぬ!

 

「"個性"を消せる。素敵だけどなんてことはないね。

 圧倒的な力の前では生徒一人救えない唯の観客だもの」

 

ゴリベリバキョッ!

 

 脳無が貫いた分倍河原の腹に両手を捩じ込み上下に引き裂く。

 捕縛布で手を引っ張っても止められなかった。

 

ドゴォォン!

 

 分倍河原の上半身と下半身が階段の方に投げ飛ばされた。

 …救えなかった。

 

「腕を折れ脳無」

 

ベキッバキ

 

「〜〜っ!!!!」

 

 …思考を止めるなイレイザーヘッド!

 一人でも多く救え!

 

 

隆鬼視点ーーー……

 

 腹を貫かれてすぐ体を上下に裂かれて投げ飛ばされた。

 

 …体が寒くなってきた。腹から下の感覚がない。

 

 

 冷たい。寒い。…俺はこのまま死ぬのか…?

 

 

 あのバケモンが他のクラスメイトに行ったら何人死ぬ…?

 

 

 …………死ぬ?

 

 

ドクンッ   ドクンッ

  ドクンッ     ドクンッ

 

 ……死にたくない。……死なせたくない。

 

 …………ドクン

 

 

 

 

 

緑谷視点ーー…

 

「緑谷ダメだ…さすがに無理だ……!」

 

「ケロ……」

 

「ーーーー…!」

 

 相澤先生が黒い大男に両腕を小枝のように折られている。 

このままじゃ相澤先生が…!

 

 …………?奥の方に何かある……?……っ!!!!

 

「あれは…分倍河原くん…!?そんな……!!!」

 

「ヒイッ!真っ二つになってる…!死んでるのか…!死んじゃうのか!?」

 

「ケロ…!うそ……!!!」

 

 クラスメイトが殺されて先生が負けた…。この事実に僕らは打ちのめされた。

 

 その時。真っ二つになった分倍河原くんが少し動いた気がした。

 

 

ゾッ

 

「「「ッ!!!」」」

 

「ッ!脳無俺を守っ!ガッ!?」

 

ザザンッ!!バリバリバリバリッ!!!

 

「クルルッ!?」

 

 瞬きの間に手だらけの敵の元に移動した大男の四肢が斬り飛ばされて

 奥にいた手だらけ敵が電撃と強風で吹き飛ばされた。

 

 あれは…いつもと少し姿が違うけど…!

 

「「分倍河原(くん)ッ!」」

 

「…っおい!あいつ殺したハズだろ!あいつも超再生持ちか!?チートが!っていうか増えてんじゃねえか!?マジでこのチートが!

 脳無!今度は肉塊にしろ!確実に殺せ!」

 

 僕らの前で次元の違う戦いが始まった。

 

 

隆鬼視点ーー…

 

 …思考にモヤがかかったみたいだ…。身体中がズキズキ痛い……。

 

 何でか知らんが下半身の感覚もある…。

 

「…おい起きろ…さっさと起きろ!」「おーいさっさと起きろー!」

「殴れば起きるかな…?」「今でも死にそうなのに殴ったらほんとに死ぬぞ!?」

 

「うるせえ…誰だ…?」

 

 宇宙空間のような場所で4人の俺が話しかけてきた…。俺の分身の誰とも違う感じだ…。……そうか。新しい分身か…。

 

「おう。そうそれ。さっさと起きないとマジで死ぬぞ。

 だから俺らの合体分身に名前をつけろ。ホラ早く」

 

 そうだったな…じゃあ…

 

「…愛剋天(あいこくてん)で」

 

 

 

憎)目が覚める。…そうだっ!脳無はっ!?

 

 ……腕を折られた相澤先生を見つける。

 

 瞬間頭が沸騰したような怒りが身体中を駆け巡って一周回って冷静になった。

 

 大男の主人はアイツ…!アイツを狙えば当てられる!

 

「…行くぞ愛剋天」「…おう」

 

愛)新しく増えた俺の個性は触手・手刀・爆音波・ラプトル・閃熱だ…。

 クソほど頑丈で再生もしやがるアイツに有効なのは触手と手刀!

 

 腕の触手と背中の3対の触手の先を刀に変えて四肢を斬り飛ばす!

 

ザザンッ!バリバリバリバリバリッ!!

 

 奥の手だらけ敵に憎珀天が電撃を当てた。

 四肢を斬り飛ばした脳無の肉が盛り上がって再生し始めた。

 

愛)血すら出ねえのか!?イカれてんな脳無の個性!?

 

「死柄木弔、無事ですか?」

 

 黒モヤの野郎が戻ってきやがったっ!不味いぞアイツの個性で逃げられたら終わりだ…!

 

「グぅぅっ!黒霧!13号はやったのか?」

 

「行動不能には出来たものの散らし損ねた生徒がおりまして……」

 

「…………は?」

 

 クソっ13号先生がやられただと!?だが誰かが助けを呼んでくれた!

 

「ゲームオーバーだ、帰ろっか」

 

 あとは俺が揉めまくっているこいつらを逃がさないようにすればいいだけだ!

 

 

 …っ不味い緑谷達の方に死柄木が向かった!

 

「クルルルルッ!!!」

 

 クソッ邪魔すんな脳味噌野郎!

 ついでに死柄木に爆音波!

 

ザザンッ!!バァン!!!

 

「ガッ!!!」

 

 俺の個性なら脳無はカモだがすぐには緑谷達を助けられんっ!

 

「先生!憎珀天!」「っ!!」「おう!」

 

「クソッ頭が痛え…!サッサと殺して帰るぞっ……?」

 

ヒタッ

 

「チッ!かっこいいぜイレイz「SMASSH!!」「おらよっ!」がっ!バッ!?」

 

ズドン!バボォン!

 

 こないだ見た攻撃よりだいぶ弱めの緑谷の拳が死柄木の腹に入り憎珀天の本気の斥風で死柄木が黒霧の方へ吹き飛ばされる。

ーーーーそして。

 

バァン!!!

 

「もう大丈夫。私が来た」

 

 ガチギレオールマイトが現れた。

 

「「「オールマイトーーー!!」」」

 

「あーー…コンティニューできるかコレ?」

 

 

 

 

 

「逃げるぞ黒霧」「良いのですか死柄木弔?」

 

「脳無を倒せるガキがいる時点でオールマイトは無理だ……ってイレイザー殺さないと帰れないじゃねえか!?」

 

「オールマイト!手が触れたら崩壊!モヤが霧でワープ!脳味噌が超再生!脳味噌めちゃ強!」

 

「ありがとう分倍河原少年!」

 

スカカンッ!ズドン!

 

「「ゴッ………!」」

 

 相澤先生に個性を消された脳無がオールマイトの一撃で天井ぶっ壊して飛んでいった!ついでに殴られた死柄木と黒霧は昏倒!すげえ……俺らがこれだけ苦戦した敵を一瞬で片付けやがった!!

 

 ……ああ。解決したのか…。終わった……!

 

「オールマイト…。ありがとう」

 

ドチャ

 

「…っ!分倍河原少年!少年っ!」

 

「分倍河原くん!そんなっ体が…!?」

 

 緊張が解けた俺は個性を解除してしまい、その場に上半身と下半身が別の場所に崩れ落ちた。

 

 

 ………ここで俺の意識は暗転した。

 

 

USJ前ーー…

 

「16…17…18……指の骨折の彼と重体の彼を除いて……ほぼ全員無事か」

 

ずーーーーーん

 

「……ムッシュ分倍河原はどうなるんですか……?」

 

「全身に軽度の骨折と胴体の分断…幸い彼の個性は高い再生能力を持っていて胴体は繋がったそうですが…正直明日を迎えられるかどうか……」

 

「そんなっ!」「ケロ…」「…………っ!!」

 

「…怪我を負った教師の二人と生徒一人は保健室で間に合うレベルの傷で済んだそうだ」

 

「…生徒のメンタルケアとセキュリティの大幅強化が必要だね」

 

「…ワープなんて個性ただでさえものすごく希少なのによりによって敵側にいるなんてね…」

 

 オールマイトが倒した脳味噌敵が見つかったという報告と共に刑事さん達が急いで走って行った。

 

 

病院ーー…

 

ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…

 

「……ん…?んだここ…?」

 

「っ!リューくん!起きた!リューくん起きた!」

 

「…?被身子…?」

 

「リューくん……!生きててよかった…!」

 

「……!心配かけてすまない…。っ!他の奴らはどうなった!?」

 

「リューくん以外はほぼ無傷だよ!とんでもない無理して…!」

 

 起きた時に隣にいた被身子によると俺は丸1日寝込んでいたらしい。

 母さんと父さんはついさっき帰ったらしい。

 

 心配させたお詫びに血を結構な量持ってかれた。

 

 急いでやって来た先生によると体が上と下に分かれてたのにこんなに早く治って傷跡が残るだけで済んだのは異常だってドン引きされた。

 異常っていうなってブチギレた被身子に必死で謝ってて哀れだった。

 

 そしてなにやら仁兄さんが俺のコピーを作って輸血してくれたらしい。

 

 …っていうか俺のベット横の机の上に俺の遺影と線香があるんだが!?

 おそらく俺のコピーの遺影だろうけどそれにしても置き方悪意あるだろ仁兄!

 

 後から来たオールマイトと相澤先生とか青ざめてたぞ!?

 俺が声かけたらオールマイトが悲鳴あげてて可哀想だったんだからな!?

 

 今回の事件で捕まった死柄木一行だが、タルタロスへの輸送中に突如クッサイ泥と共に消えたらしく、現在警察も公安も大騒ぎらしい。

 

 …まあ。とりあえず誰も死ななくてよかった…!

 

 

 

USJ襲撃から2日後ーー…

 

ずーーーーーん

 

 クラスは正にお通夜そのものの空気だ。クラスメイトが現在生死不明なんだからそりゃあそうなるだろう。

 

ガラガラー

 

「おはy「「「えええええええええええ!?!?」」」うるさっ!?」

 

 さもいつも通りかのような雰囲気で入ってきた隆鬼にクラス中が叫び声を上げる。

 

「めっちゃピンピンしてるじゃねえか!?死んだかもってお通夜状態だったわ!」「無事でよかったわ……!」「無事でなによりですわ…!」

「分倍河原君!俺はっ!俺はそれはもう心配したんだぞ!?」「分倍河原くん…!よかったぁぁぁーーー!!!」

 

ザバーーー!!

 

 みんなが騒ぐ中緑谷の涙がガッツリ制服にかかる。

 

「ぎゃー!?緑谷涙すごっ!?びちょびちょになったぞ!?」

 

「ゴッごめん!」「私が乾かしますわ!ドライヤーをどうぞ!」

 

「俺が電源になるぜ!」

 

「ありがとう八百万、上鳴。ところで相澤先生は?」

 

 八百万が作ってくれたドライヤーを浴びながら緑谷に質問する。

 

「まだ来てないみt「お早う」ガラッ

 

 緑谷の言葉を遮って相澤先生が教室に入ってくる。

 

「相澤先生お早うございます!」

 

「なに気を抜いてんだお前ら。まだ戦いは終わってねぇ」

 

「戦い?」「まさか…」「まだ敵がーー!!?」

 

 

「雄英体育祭が迫ってる!」

 

「「「クソ学校っぽいの来たあああ!!」」」

ヒロイン誰にする?

  • 光堕ちレディナガン
  • 光堕ちトガヒミコ
  • 葉隠透
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