公安所属の性格反転半天狗のヒーローアカデミア 作:入魂ロフス
「…なあ!俺と組まないか?」
そう言って俺が話しかけたのは放課後に宣戦布告をして来た紫頭だ。
「………は???俺か…?」
マジで困惑してるっぽい紫頭に早速諸事情を伝える。
「おう!時間がないからさっさと話すぞ。
まず俺は分倍河原隆鬼。好きな食いもんはどら焼きだ!」
「おっ、おう…」
「なんでお前と組みたいかと言うと俺の個性は一人で複数個性を操れて自分一人で完結してるから攻撃系個性の奴らと一緒にやるとリズムが崩れる恐れがある。
そーこーでお前だ!」
「!?」
「障害物競争を見る限りお前は他の奴らを操って進んでいた。
なんかの条件が揃えば他人を操れる対人系個性なんだろ!?そうだろ!?
他の奴らには割れてない上にどんな奴にもワンチャン狙える個性!
素晴らしいね!公安にスカウトしたいぐらいだ!
というわけで一緒に組もうぜ紫頭!」
俺の勢いに全振りした説得に紫頭は頭痛が痛いみたいな表情をして悩み出した。
「まてまてまて…!一つずつ言わせてもらうぞ…!
まず俺は紫頭じゃなくて心操人使だ!
あと公安とか複数個性とか色々やばそうな話を俺にするな…!
…あとお前はもっと他に組めそうなやつはいなかったのか…!なんで俺なんだ…!」
「周りを眺めてる間にめぼしい奴らは皆組んじまったからな!ちょっと考え事しすぎたんだ!
あと普通科で予選を通過したのはお前だけだからな、お前大して鍛えてないのに通過できたのは強力な個性があるからだろ?
強い個性なのにヒーロー科じゃないのは勿体無いからな!
学校へのアピール手伝ってやるから俺と組もうぜ!」
「っ〜〜〜〜あー!もう!やれば良いんだろやれば!?」
困惑してるところにさらにたたみかけるように説得された心操はやっと頷いてくれた。
「それで?他には誰と組むんだ?」
心操が聞いてくる。そんなのもちろん…
「俺とお前だけだけど?」
「はぁ!?んなこと言ったって2人で騎馬組んでどうやって勝つんだよ!?」
「ダイジョブダイジョブ!俺は1人じゃないから!分裂!」
「「「「合体!」」」」「「「「合体!」」」」
「憎珀天!」「愛剋天!」
「「よっ!!」」
「はぁぁぁ!!!?」
目の前で8人に分裂した後2人の強化分身に合体した俺を見て心操が素っ頓狂な声を上げて驚く。
(((そらそーなるよね)))
…A組メンバーにツッコまれた気がする。
「俺憎珀天!前騎馬やるから騎手よろしくな!」
「俺愛剋天!後ろ騎馬やるから騎手よろしくな!」
「…もう無茶苦茶だよ…!」
俺ら2人の息の揃った挨拶に心操が胃の辺りを抑えていた。
〜〜〜〜
『15分経ったわ!それじゃあいよいよ始めるわよ!』
『さぁ起きろイレイザー!15分のチーム決め兼作戦タイムを経てフィールドに十二組の騎馬が並び立った!!』
『………なかなか面白ぇ組が揃ったな』
俺ら心操チームは俺が2位の205Pに心操が28位で75Pで合計280P!これを守り抜きつつ他のチームのやつを取りまくる!
『さァ上げてけ鬨の声!!血で血を洗う雄英の合戦が今!!狼煙を上げる!!!!』
「憎珀天、愛剋天、よろしく」「「おう!やってやるぜ!!」」
「…慣れないな」
作戦タイムーー…
「……俺の個性はこんな感じだな!」
「やばい個性じゃねえか……で?なんか作戦はあるんだろうな?」
「もちろんあるぜ!俺は翼と腕の触手で心操を支えるから憎珀天の両手と愛剋天の触手6本と尻尾がフリーになる!
前方を木龍と斥風と遠当てで荒らしまくって後方は触手と尻尾でなんとかする!あとは熱線とか心操の洗脳で隙を突きまくる!
おわり!!」
「…よーするに個性フル活用して行き当たりばったりでやるってことか。
そういえば…最初に言ってた電撃は使わないのか?」
「A組には対電気系個性最強の上鳴電気がいる。
あいつが戦場にいる限り電気系個性は吸われて使い物にならない!電撃だけは使えないんだ!
あと爆音波は単純に射程距離の問題で使いずらい!」
「遠距離攻撃の手段がこんだけ揃ってるんだ。
近づけないように立ち回り続けて近づいて来たやつは俺の洗脳で獲れば良いんだろ」
「そう!それそれ!…んじゃ!ぶちかますぞ!心操!
…あ!!今思いついた作戦があるんだけどよ!…ゴニョゴニョゴニョゴニョ…」
「…いいなソレ」
現在ーー…
『よォーし組み終わったな!!?準備はいいかなんて聞かねえぞ!!
いくぜ!!残虐バトルロワイヤルカウントダウン!!
3!!!2!!1…!スタート!!!』
「実質それの争奪戦だ!!!」「はっはっは!!緑谷くんいっただっくよーーーー!!」
始まりの合図がなった途端に他の奴らはみーんな1000万の緑谷のところへ襲い掛かる。
みんな気が早いなぁーー!
「心操!B組の奴らは全員俺らの個性を知らん!今なら初見殺し行けるぞ!奥の手は使うなよ!」「おう!」
「「オラァB組の奴らビビってんのか!?さっさとかかってこいや!!」」
「ヒーロー科はこんな臆病ばかりなのか?幻滅しちゃうなぁ!!」
心操と分身二人で全力で他の奴らを煽る。
「「「げ!!」」」
A組の奴らには間違いなく罠だと気づかれたな。
「ナニィーー!!?許せませんぞ!」「ん!!!」「ウラメシ!!」「めっちゃムカつくノコーー!!」「切り刻んでやるぜぇ!!」
「…よし集まったな!木龍4体最大規模!無間業樹!」
ズドドドドォォン!
メキメキメキメキ!!!
「「「……あ」」」
俺の個性は予選から翼と暴風と分裂とでも思ってるだろうからこれは度肝抜いただろ!!
…どっちにしろびっくり箱なのは変わらんかも。
『おーっと!?心操チーム巨大な樹木の壁を出してB組4チームをフィールドの端に隔離したぁー!』
「何っ!まずいB組を狙い撃ちか!?」
「「あ!!心操!作戦の時の発言やっぱなし!ここならアレ使える!捕まれ!」」「っ!おう!」ガシッ!
「豪雷!」
バリバリバリバリバリバリッ!!!!
「「「あばばばばばばばっ!!!!???」」」
「今!」
俺の電撃でB組の騎馬4組を狙い撃ちしてスタンさせたところで速攻!
触手でハチマキを奪い取る!
持ち点の280Pに奪った225P・125P・165P・70Pで今の合計ポイントは865点!よし!囮は十分集まった!行けるぞ!
「「あばよっ!」」
「「「まてこらーーー!!!?」」」
『席の位置によっては見えないだろーから解説するぜ!!
木の壁で分断された4チームに心操チーム電撃を浴びせてスタン!!
速攻で4チームからハチマキを奪って樹木の壁を操りすり抜けて1000万争奪戦に参戦したぁーーー!
樹木の壁の向こうに取り残された4チームは樹木を破壊しようとするがなかなか突破できない!
完全に隔離されてしまったーー!』
『ルールでは悪質な崩し以外はアウトにならない。
だがこうやってフィールドから隔離されてしまえば実質アウトにされたのと同じ。
競争相手を完全に潰しやがった。あいつ考えたな。』
爆豪が騎馬から離れて空中戦してたり障子が一人で騎馬をしてたりと色々想定外が多いが心操の個性はまだバレていない!行けるぞ!
「分倍河原くんやることエグいな!!」
「シカトしてんじゃねえぞクソデクがぁ!!」
『やはり狙われまくる1位と猛追をしかけるA組の面々共に実力者揃い!
現在の保持Pはどうなってるのか…7分経過した現在のランクを見てみよう!………あら!!?
ちょっとまてよコレ…!A組緑谷と普通科心操以外はパッとしてねえ…ってか爆豪あれ…!?』
「B組がこんだけやられたら本気出さないとマズいよね!」
「んだてめェコラ返せ殺すぞ!!」「やられた!」
「あ、あとついでに君有名人だよね?「ヘドロ事件」の被害者!
今度参考に聞かせてよ!年に一度敵に襲われる気持ちってのをさ!
おっと!ちょっと煽りすぎたかな!?ヒーローらしくないか。
よく聞くもんね!恨みを買ってしまったヒーローが"敵"に仕返しされるって話!」
爆豪のハチマキを獲ったB組の物間が爆豪を煽りまくる。あいつ死んだな。
爆豪は一見ブチギレててもめっちゃ冷静に行動してくるし煽りは逆効果なんだぞ。
「心操!こっそり使うぞ!あのチームだ!」
「おう!スゥーー…なあ!おいそこの金属ヤロー!他の奴らはなんの手応えもなかったぞ?お前らザコなんじゃねえか!?」
「なっ!?なんて非道いことをおっしゃるのですk」「ああ!?拳道達を馬鹿にすんじゃn」「あんだとコr」
カクン…。「…!?どうした3人とも!?来るぞ!早く動け!」
「「酷いこと言ってごめんな!」」
心操の洗脳で棒立ち状態にしたB組の騎馬からハチマキを奪い取る。
…705Pと420Pで1990p!一気に千を超えたぞ!
「「んじゃあ俺たちは轟と緑谷たちの方に参戦するぞ!次の準備しとけよ心操!」」「…わかった!」
「待てA組ぃーー!!!」
『さァ残り時間半分を切ったぞ!!
緑谷チームと心操チームの2トップの中果たしてーー1000万は誰に頭を垂れるのか!!!』
編集しました。
鉄哲チームは峰田チームの得点も手に入れてましたよね。
騎馬戦のチームどれにする?
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緑谷チーム
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心操チーム