公安所属の性格反転半天狗のヒーローアカデミア 作:入魂ロフス
そして今。緑谷と轟の試合が始まろうとしていた……
「二人まだ始まっとらん?見ねば」
「うら…目を潰されたのか!!!早くリカバリーガールの元へ!!」
麗日の泣いた後っぽい目の腫れを見て驚く飯田。コレは違うだろ飯田。
「行ったよ、コレはアレ、違う」
「違うのか!それはそうと悔しかったな…」
「今は悔恨よりこの戦いを己の糧とすべきだ」「タシカニ…」
「うん…あの氷結デクくんどうすんだ…?」
「恐らく…轟は今回も初手で氷結を撃ってくる。
氷結の速さに対応するのは覚えたてのフルカウルじゃ無理。
そうなると…出来ることは一つに限られてくる…」
「…!っということは…!緑谷くんはあの自傷攻撃を使うと!?」
『今回の体育祭!両者トップクラスの成績!!
まさしく両雄並び立ち今!!緑谷バーサス轟!!』
「ああ…。今回の試合…かなり見ててキツくなる試合になると思うぞ」
『スターーート!!!』
バキバキバキバキバキィ!!!
「スマァァァッシュ!」
ドゴォォォン!!!ブワァ!!
「うわ寒っ!」「…えぐいな」
開幕轟の氷結を緑谷があの自傷攻撃を使って打ち消した。
…指がぐちゃぐちゃだ。
『おオオオ!!破ったあああ!!』
間髪入れず襲い来る轟の氷結をまた緑谷が指を犠牲にして打ち消した。
『まーーーた破ったあ!!!』
さらに畳み掛ける轟の氷結に緑谷がもう一本指を犠牲にして打ち消す。
…見てらんねえ。
再生能力が高くて怪我してもある程度は大丈夫な俺でさえ自らあのレベルの大怪我に飛び込むのには躊躇するってのに…!
あいつは何のためにあそこまでの激痛に飛び込める?あいつをそうさせる覚悟の源はなんなんだ?
…あ〜もうとにかくあいつ覚悟キマりすぎだろ…!!
「ゲッ!!始まってんじゃん!?」
切島がウンコから帰ってきた。
「お!切島ドンマイ!もう始まってるよ!」
「爆豪!次おめーとだぞ!」「ぶっ殺す」
「ハッハッハやってみな!…とか言っておめーも轟も分倍河原も強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからなー…バーっつって」「な」
「ポンポンじゃねえよナメんな」「ん?」
切島のポンポン発言に俺と爆豪が反論する。
「そうだぞ切島。筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、走り続けりゃ息切れる。"個性"だって身体機能だ。轟にも何らかの"限度"はあるハズだろ」「俺の言おうとしてたこと言うんじゃねえクソ鬼が!!」
「そりゃすまんな爆豪」「死ね!!」
爆豪キレててウケる。
「考えりゃそりゃそっか…じゃあ緑谷は瞬殺マンの轟に…耐久戦か」
そうこう話しているうちに轟が氷結を繰り出し緑谷が右手の最後の指を犠牲にして打ち消した。
そして轟が緑谷に向かって駆け出す。
『轟!緑谷のパワーに怯むことなく近接へ!!』
轟の猛攻を凌いだ緑谷に氷結が追い討ちをかけ、緑谷の右足が氷結に捉えられる。
ドォォォォォォン!!!
「うわっ!」「ひゃっ!!」
緑谷咄嗟に左腕を犠牲にした攻撃で轟ごと氷結を吹き飛ばすが後方に氷結を出されて対応される。
あーーー!!!緑谷両腕使っちまった…!!こりゃダメか…?
『圧倒的に攻め続けた轟!!
とどめの氷結をーー…』
「どこ見てるんだ…!」
バコォォォォォン!!
「っ!!あいつ!」
既に壊れた指で攻撃しやがった……!もう見てるだけで痛い!!
…?緑谷がなにかを轟に訴えかけてる…?
……ああぁ!!あの指で拳を握るとか正気じゃねえ!?俺もう怖えよ緑谷!!?
「全力でかかって来い!!」
啖呵を切った緑谷に轟が接近する。
…!緑谷あの負傷でフルカウルを使えるのか!?
ドッ!!ゴロゴロゴロゴロ!!!
突然俊敏な動きになった緑谷に対応が間に合わず、腹にモロにパンチを食らった轟が転がりながら吹っ飛ぶ。
『モロだぁーーー生々しいの入ったあ!!』
ザワッ!!!
「轟に…一発入れやがった!!」「どう見ても緑谷の方がボロボロなのに…」「あいつ土壇場でフルカウル成功させやがった…!」
緑谷の突然の攻勢に観客席にどよめきが走る。
フルカウルの俊敏な動きで轟の氷結を躱す緑谷。
だが体の痛みでふらついた瞬間を狙われ氷結が迫る。
ドォン!!
「ゔゔっ!」
ひっ!あいつ頬を起点に自傷攻撃撃ちやがった!?下手したら頬が無くなるぞ!?
轟に二度目の緑谷のパンチが打ち込まれる。
「君の!力じゃないか!!」
ヨロヨロと立ち上がる轟に緑谷が叫ぶ。
ゴオッ!!!!
『これはーーー…!?』
っ!轟が炎を使った!?あんだけ絶対使わねえって言ってた轟が!緑谷マジでなに言ったんだ!!?
その時ーー…
「焦凍ォオオオ!!!」
っ!?なに!?エンデヴァー…!?
「やっと己を受け入れたか!!
そうだ!!良いぞ!!ここからがお前の始まり!!
俺の血をもって俺を超えて行き…俺の野望をお前が果たせ!!」
「「「……………」」」
…………轟が炎使わなかった理由がわかった気がする…。
『エンデヴァーさん急に"激励"…か?親バカなのね。付き合いねーから意外だぜ』
轟ん家なんか複雑そうだな……っっっっ!!!!!
やばい!!分裂合体憎珀天!!!
「っ!障子切島瀬呂八百万!!皆を守れ!!」
「「「!?」」」
木龍最高硬度!!6本前方防御!!
ズモモモモモモっ!!
緑谷と轟の大技で皆が怪我しないように木龍で壁を作る!!
「轟…!緑谷…!無事でいてくれよ…っ!」
ドゴオオオオオオォォォォォォン!!!!!!
「何コレェエ!!!」
っ!ほんとマジなんなんだよコレ!!?瓦礫が吹っ飛んでる!
「木龍!!瓦礫から観客を守れ!無限業樹!!」
ズドドドドドドドン!!
ガプッ!ガプッ!
木龍の壁から出した小型の木龍が観客席に到達しそうだった瓦礫を防ぐ。
いくつかカバーしきれなかったが見る限り観客のヒーローが対応してくれたっぽい!!危ねーーー!!!
『何今の…お前のクラス何なの……』
『さんざん冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ』
へー!っていうか緑谷と轟はどうなった!!
『それでこの爆風てどんだけ高熱だよ!ったく何も見えねーオイこれ勝負はどうなって…』
……緑谷が会場の壁からずり落ちていた。
『緑谷くん……場外。轟くんーー…三回戦進出!!』
緑谷がロボに保健室に連れられていった。
「っ!緑谷無事なんだろうな!?」「そうや!見に行かなきゃ!」「まさか…!死んでたrブベッ!?」「ダメよ峰田ちゃん」「早く見舞いに行かねば!!」
飯田と麗日と峰田と蛙吹と一緒に保健室に急ぐ。
バン!!「「「デ緑ク谷くくん!!!」」」
急いで入った保健室にはボロボロで包帯だらけの緑谷とリカバリーガール、そして知らんガイコツの先生がいた。
「みんな…次の試合…は」「びっくりした…」
「?はじめまして…心配できました」
「ステージ大崩壊の為しばらく補修タイムだそうだ」
「怖かったぜ緑谷ぁあれじゃプロも欲しがんねーよ」
ドッ!「塩塗り込んでくスタイル感心しないわ」「でもそうじゃんか」
「緑谷お前あの爆発でよく生きてたよ。マジで心配したぞ」
俺らが次々に話しはじめた所でリカバリーガール先生がこっちに駆け寄ってきた。
「うるさいよホラ!心配するのは良いがこれから手術さね」
「「「ええ!?シュジュツー!!?」」」
リカバリーガール先生に急いで追い出された。手術って…!どうなっちまうんだ緑谷!?
そしてー…
飯田が塩崎をレシプロバーストで一気に場外に押し出し進出。
…次は俺と常闇の番。
「じゃ!行ってくる!」
「勝てる気がしないが…プラスウルトラだ、全力で言ってくる」
「頑張れよ常闇!!」「頑張れ常闇くん!」「頑張れリューくん♡」「のわぁ!?今度はいつからいたんですか!?」
相手は常闇。弱点を知っているとはいえ油断は禁物!全力でブチかます!
フルカウル使用によって轟くんの氷結の回避回数が増加し、空気がさらに冷えたことで爆風の威力が上がりました。
職場体験どこ行く?
-
ラビットヒーローミルコ
-
ウィングヒーローホークス
-
シールドヒーロークラスト