公安所属の性格反転半天狗のヒーローアカデミア   作:入魂ロフス

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難産


17話

『攻防一体!ダークシャドウを従える黒きサムライ!ヒーロー科常闇踏影!!

 バーサス!分身!合体!個性のびっくり箱!ヒーロー科分倍河原隆鬼!!』

 

 常闇のダークシャドウは光が弱点!雷光で弱らせる!

 

『スターーート!!!!』

 

 分裂合体!憎珀天!かーらーの木龍!

 

ズモモモモ!!

 

「豪雷斥風!」

 

バリバリバリッ!ドゴォォォン!!

 

「ガッ!」

 

ギャリギャリッ!!

 

『おおっと常闇!分倍河原の開幕ブッパに耐えたァァ!!

 一回戦からなんやかんや対応されてるが普通初手ブッパでKOよ!?

 お前のクラスすげえなイレイザー!!どんな教育してんのよ!?』

 

『だからあいつらが勝手に火ィつけあってるだけだっつっただろ』

 

 すげえや常闇!ダークシャドウを手の周りだけに出して電光の影響を最小限にした上で爪をコンクリに突き刺して踏みとどまった!!

 

 俺の電撃は対人だと上鳴ほどの威力は出せないからギリ気合いで耐えられる!

 

「そうきたか!斥風最大出力!!オラああああ!!!」

 

 下手に木龍を近づけると取りつかれて火力が落ちる!

 電撃をちらつかせながら斥風のみに切り替えて吹き飛ばす!

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

 

「グウッ!!っうおおおおおお!!!」

 

ザクッ!ザクッ!

 

『常闇分倍河原の爆風の中雄叫びを上げて少しずつ接近していくーー!!』

 

 いくら電撃がないとはいえあの爆風の中這ってくるのか!?

 

『ダークシャドウの本体を体操服の中に隠して力を溜めているな…ったくあいつら俺の見ない間に…』

 

 どおりで電光に怯まないわけだ!?やばっ!!常闇がもうこんな近くに!

 

「うおおおおお!!黒影!」「アイヨォォ!!!」

 

メキバゴォン!!!

 

「ぐっ!!」

 

『エグいの入ったぁー!!って樹木でガードしてる!』

 

 一本残しておいてよかった…!ダークシャドウを出したな!

 

バリバリッ!!「ヒャンッ!!」シュン…

 

「黒影!!まずっ!「やってくれたぜ常闇ィ!!」

 

ゴンッ!「ガッ!?」

 

『あーー!エグいカウンター入ったあああ!!!』

 

 電撃でダークシャドウを引っ込ませて遠当てで常闇の顎を打ち抜く。

 

「吹っ飛べぇぇぇ!!!」

 

ギャリッ!バフゥゥゥゥン!!!

 

「黒影っぐっ!!」

 

 トドメの斥風で常闇は咄嗟にダークシャドウを出したが踏ん張り切れず場外に吹き飛ばされた。

 

『常闇くん場外!分倍河原くん三回戦進出!!』

 

ワアアアアアアアアアアアア!!!!!

 

「度肝抜かれたぞ常闇、楽しかったぜ!」

 

「フッ、これからも精進する所存。」

 

ガシッ!『うひょーーっ!青い!!』

 

 歓声の中の常闇と俺の握手にミッドナイト先生が叫んでいた。

 

 

ーー爆豪対切島ーー

 

『カァウゥンタァ〜〜〜〜〜〜〜!!!』

 

 今は爆豪と切島の対戦だ。

 飯田と観戦してると緑谷っぽい人影を見つけたので二人で駆け寄った。

 

「緑谷くん!」「緑谷!」「あっ!」

 

 見た感じ手術前に比べると大分辛く無さそうだ。手術は成功したらしい。

 

「手術無事成功したんだな!」「よかったぜ!」

 

 飯田と一緒に緑谷の手術成功を祝う。

 

「うん、ありがとう!それより二人はどうやって勝ったの?」

 

「機動力に勝るモノなし!開幕「レシプロバースト」で背を取り場外さ!」

 

「俺の試合は緑谷驚くと思うぞ!常闇が電光対策して来たからな

!」「ええ!あれ対策出来るモンなの!?」

 

「というか見逃した分は後にVTRで確認できるぞ。……ベスト4まで来たよ。君と轟くんの戦い糧にさせてもらうぞ」

 

「……うん。飯田くんと分倍河原くんの活躍。お兄さんも見てるかな?」

 

「さっき電話して来たんだが…仕事中だったよ。でも逆に良かった。ここまで来たらNo.1で報告しないとな」

 

「俺の方は保須の病院で医療の仕事だとよ」「何!兄も今保須で仕事中だそうだ!奇遇だな!」「マジかよ!奇遇だな!?」

 

「そうだ!分倍河原くん大会終わったらトゥワイスのサイン頼める?」

 

「ああ!いいz『ああー!!効いた!!?』

 

ババババババババァン!!!「死ねえ!!!」

 

『爆豪エゲツない絨毯爆撃で三回戦進出!!これでベスト4が出揃った!!』

 

 爆豪が勝ったのか…

 

「バッキャロオオオオオオオオオ!!!」

 

 …B組の鉄哲うるせえ、仲良くなるの早過ぎだろ。

 

「…よし!行ってくる」

 

ーー轟対飯田ーー

 

 飯田と轟の対決は轟がこれまで見せてこなかった小技で炎を見せずに決着した。

 

「飯田くん…」「轟か……」

 

ーー爆豪対分倍河原ーー

 

 爆豪とリングで向き合う。

 

『サクサク行くぞ!入試一位と二位の実力派対決だ!』

 

「ケッ!!」

 

 爆豪が二位のところで露骨に不機嫌になる。やめてくれプレゼントマイク先生。

 

『爆豪勝己!バーサス!分倍河原隆鬼!』

 

「…おい鬼ヤロー!」「…なんだ爆豪」

 

「分身まだあんだろ!全部出し切って負けて死ね!!」

 

 …あーそういうことね。舐めプに見えたわけか。

 

「一体の時が一番個性の出力高いんだよ。舐めプじゃねえ」

 

「……ケッ」

 

『問答は済んだか!?スターーート!!!』

 

 分裂分裂!

 先に3号を突撃させる!

 

ヒュンッ!!

 

「オラァ!!」ジャキンッ!

 

「んなクソが!!」

 

バァン!!「ぐえっ!」

 

 急加速で接近した3号を爆破で迎撃する爆豪。コレまでと同じように初手ブッパでくると予想してただろう。爆豪の左腕に切り傷を入れてリズムを崩した。

 合体!憎珀天!

 木龍で囲って空中機動を封じる!

 

「木龍洞穴!」「クソがっ!!」

 

ズモモモモモモッ!!!

 

 六方から出した木龍で渦を巻くようにリングが覆われる。

 

『分倍河原の樹木で木のドームが作られたー!!中見えねーじゃねーか!?』

 

『爆豪の空中機動を封じる魂胆だろうな』

 

 ここまで来ればあとは計画通り………。

 

ーー爆豪視点ーー

 

 クソが!!!あいつが毎回轟みてーな単純な攻め方してくるワケねーだろ!!

 初動を潰されて大技の隙を作っちまった。このドームは全て鬼ヤローの個性!デクの時の対応から見るにどこからでもヘビトカゲを出して攻撃できる!さしずめ俺は腹の中ってことか。

 

「…っハッハッー!!コレで勝ったつもりかクソ鬼がっ!?」

 

バリバリッ!!ゴッ!!バゴォン!!

 

「ガハッ!!」

 

 …クソっ!やっぱり電撃と衝撃波と爆風の連続攻撃はキチィ!……溜めるか…

 

………………………

 

ゴッ!バゴォン!ゴッ!ゴッ!バゴォン!バリバリッ!

 

「ガッ!…なんとか言えやコラァ!!」

 

 

 攻撃をやめて回避に全集中を注ぐようになってから3分…………電撃以外避けれるようになって来た。

 リズムがわかって来た…。っこのタイミング!来たッ!!

 

ぶっ殺す!!!

 

「ハウザー………」

 

ドガァァァァン!!!!

 

「なにぃ!!」

 

『おお!!爆豪が木のドームをブチ破って空高く飛んでいくぅぅ!!!』

 

 居た!外からボコって高みの見物かクソが!!

 

「インパクト!!!!死ねぇぇぇぇ!!!!」

 

ドゴオオオオオォォォォォォン!!!!!!

 

「ガァァァァァ!!!?」

 

『麗日戦で見せた特大火力に落下速度と回転を加えまさに人間ミサイル!!っていうか死んでねえよな!?

 分倍河原は予想外の攻撃に反応できていなかったっぽいが果たして……』

 

 全力のハウザーで木の壁に叩きつけられた鬼ヤローの体が血塗れになって気絶する。

 こいつはUSJで体が真っ二つになっても死ななかったんだからこんくらいぶっ殺しても大丈夫だろう。

 

ゴォン…ドォン…メキ…トッ…

 

 鬼ヤローが気絶したことで樹木のドームが崩れ始める。

 

 ……??っ終了の合図がないっ!!!

 俺の視界に影が映る。

 

キィィィィィィィィィン

 

 …油断した。

 

 

ーー愛剋天視点ーー

 

 悪いな憎珀天。めちゃくちゃ痛いだろうが我慢してくれ。

 爆豪が憎珀天を半殺しにしてくれたおかげで想像以上に油断してくれた!

 触手とラプトルの高速移動で接近!溜めた爆音波を至近距離でぶちかます!

 

「クs」バッキュオオオオオオオオオン!!!!!!!!

 

『分倍河原沈mギャーーー!!!!?何コノ音!?

 ………終わったと思ったら新たな分身が現れて爆音攻撃を直撃させたァーー!!爆豪気絶!さあどーなる!!?』

 

 一度自分で試したが憎珀天でも至近距離で食らったら鼓膜が破裂する威力だ。

 コレで立ち上がってくるようなクソタフ野郎でも有利に第二ラウンドを始められる!

 

「…ガ…カッ……クソ…ガッ!ハァ…ハァ…」

 

 やっぱり立ちやがった!?予想してたけどスタミナエグい!!

 

ザッ…ザッ……バタン。

 

 爆豪が倒れた。……憎珀天の削りが効いたか。

 

 ミッドナイト先生が駆け寄ってくる。

 

『…爆豪くん行動不能!よって分倍河原くん決勝進出!』

 

 …勝ったか。うへぇー、これから憎珀天の半殺し状態を共有しなけりゃいかんのか…。

 

 

ピピー『人間は部品交換も出来ない下等生物』

 

 口の悪い救護ロボに爆豪が搬送されていった。

 

「…ミッドナイト先生。」「どしたの分倍河原くん?」

 

「個性の都合であそこで転がってる憎珀天と同じぐらいの傷を負うんで搬送してください」

 

「…ごめん。最後のインパクト強くて憎珀天くん忘れてたわ。」

 

 ……ひでえ。憎珀天頑張ったのに。

 

…個性解除。

 

「イダダダダダダぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 ギャァァァァ!!?爆破の傷バカ痛てぇぇぇぇ!!!!




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