公安所属の性格反転半天狗のヒーローアカデミア   作:入魂ロフス

8 / 24
セリフの前にいちいちキャラの名前書くのめんどくさくなってしまいました。全部書き直しました。これからは名前書くのナシで行きます。


7話

 先にビルに入った俺は爆豪と轟の取るであろう行動を考えながら核を5階のビルの最上階の中心の部屋に配置する。

 二人とも見たところ協調性が低い。

 おそらく連携はしてこない…。二手に分かれて攻めてくるはずだ。

 先に合体しておくか…!

 

分裂!分裂!合体!憎珀天!

 

 

5分後ーー…

 

「5分経過!爆豪少年!轟少年!行ってこい!」

 

「ヘッ!ブッ飛ばす!」

 

ボボボォン!!

 

 爆豪が爆破を使って5階に潜入していく。

 

「…はぁ!」

 

バキバキバキッ!!

 

 轟がビルを氷結で凍らせてから警戒しながら下から潜入していく。

 

 

憎)うっひょー…さっむー!さっさと終わらせないと風邪引くぞコレ。

 む!やっぱり爆豪空から潜入してきたか。ドアから入ってきたところでハメ倒すぞ〜!

 

ギィィ…。

 

爆豪)それなりに音を出してきたのに奇襲を仕掛けてこないっつーことは核の前で待ち伏せしてやがるな…っ!核!来る…!がっ!?

 

バゴォォォーン!!!バリバリバリバリッ!!

 

憎)廊下側の壁と床から木龍を二体ずつ出し爆豪に不可避の「電撃」を浴びせる!

 

 核の陰から飛び出して「遠当て」で顎を打ち上げて「斥風」で床に叩きつける!

 

ゴッ!バァン!

 

「がっ…!?ゴバッ…!?」

 

憎)顎を打ち上げたことでおそらく平衡感覚を失ってる!

 

その隙に「タカ」で急接近して確保テープ!

 

爆豪)遠くから殴られた!?

 ここは核の部屋!大規模な爆発は起こせねぇ!クソッ…!不味い!避ける!無理!不味い不味い不味い!

 

「…確保!」

 

『敵チーム!爆豪少年を確保!』

 

「っ!?クソが!!」

 

 

 

モニタールームー…

 

「「「………!?」」」

 

「今何が起こった!?」

 

「目にも止まらぬ連撃…!」

 

「才能マンの爆豪がハメ倒されたぞ!?」

 

「複数の個性を一つの意志の元で操るとここまで高度な連携攻撃が出来るのか…!」

 

「分倍河原少年は公安で"個性"の扱いを訓練されているそうだ!

 こと戦闘に於いては3年生と遜色ない実力を持っているんだぜ!

 君たちには同学年で遥か先を行っている分倍河原少年を見て切磋琢磨して欲しいのさ!む、校長の口調が移った…」

 

「「「……っはい!!」」」

 

「あ!ムッシュ轟がムッシュ分倍河原に見つかりました!」

 

地上ビルーー…

 

「爆豪がこんなに早くやられたのか…!?」

 

バサッ!

 

「あ。みっけ!」

 

「!?はぁっ!」

 

 曲がり角で飛び出して来た3号とバッタリ会った轟は咄嗟に氷結を使う。

 

バキバキバキッ…バゴォーーン!

 

「「ガッ…!」」

 

 3号が氷漬けになるのと同時に轟の背後から凄まじい風が轟を打ち付ける。

 

「見つけたぜ!1号!3号を回収してやってくれ!」

 

「勿論だ!来い!3号!」

 

ヒュン!!ドサッ!

 

 1号の手元に3号が瞬間移動して床に落ちる。

 

「イッテテテ…、助かったよ。サンキューな!」

 

「…三体一か…全部凍らせれば関係ねぇ!」

 

バキバキバキッ!

 

 轟の氷結が3人を氷漬けにする。

 

「「「ガッ…!」」」

 

「…終わったか。…いや!まだ1人いたはず…!」

 

バゴォン!

 

 どこかからやってきた衝撃波が轟の氷を砕き割り、3人を解放する。

 

「不味いっ!!(砕けた!?何処から?いやそれより今は…!)」

 

「ありがとな4号!」

 

「「「「合体!憎珀天!」」」」

 

 4人が一つになり、脱皮するように新しい分身が現れる。

 

「…第二ラウンドだ轟!いくぞ!」

 

「…!!」

 

バゴォン!!バリバリバリバリ!!

 

 瞬間。轟の前後の通路から二体ずつ、左右の壁と天井から木龍が飛び出し轟に電撃を浴びせる。

 

「ガッ!?」

 

轟)反応できねえし動けねえ!

 

 「タカ」で距離を取りながら「遠当て」で轟の鳩尾を殴る!

 気絶したら接近して確保!

 

「グッ!!」

 

 気絶した轟に確保テープを巻く。

 

『轟少年確保!これにより敵チームのW IーーーN!!』

 

 ふふっ…!楽しかったー!こんなに集中したの久しぶりだぜ!

 

 

モニタールームーー…

 

「今回のMVPは分倍河原少年だね!」

 

「「「でしょうね」」」

 

「…奇襲に不意打ちにハメ倒しに男らしくない戦法ばっかりだったけどよー…。

敵として来たら勝てねえって思っちまったよ…」

 

「行動の予測と連続攻撃の隙のなさ。相手に何もさせない、とても高度な戦いでしたわ…!」

 

「その通り!分倍河原少年の良かった点は2つ!

 2人の行動を予測して核や待ち伏せる場所の配置を調整したこと。

 終始自分のペースに相手を引き込みハメ倒したこと。

 それに対して二人でかかれば勝てた可能性のあった爆豪少年も轟少年も連携してかからなかったことがたった一つの敗因だね!

 今回の勝敗を分けたのは分倍河原少年の個性コントロールの高さと個性を知っているというアドバンテージによるもの!

 皆!今回の結果を糧にもっと強くなってくれよ!」

 

「「「はーい!」」」

 

 

「お疲れさん!!

 緑谷少年以外は大きな怪我もなし!

 しかし真摯に取り組んだ!!

 初めての訓練にしちゃ皆、上出来だったぜ!」

 

「相澤先生の後でこんな真っ当な授業…何か拍子抜けというか…」

 

「真っ当な授業もまた私たちの自由さ!

 それじゃあ私は緑谷少年に講評を聞かせねば!

 着替えて教室にお戻り!!」

 

バヒューン!

 

「?急いでるなオールマイト…かっけえ」

 

 

 

教室ー……

 

「いやーそれにしても分倍河原すごかったな!?結局お前の個性なんなんだ?」

 

「ん〜説明が難しいんだけどさ。

 分裂するのが基本能力でそれぞれの分身が別の個性を持ってるワケよ、あとは分身同士での合体とか…あと俺も含めて分身はけっこうな再生能力持ってるから簡単には死なないな。

 よくチートって言われるけど気をつけないと分身同士でも仲間割れするからな〜そうなったらもうデスマッチよ、デスマッチ」

 

「ヒエッ!自分同士で仲間割れとか怖すぎだろ」

 

「多重人格みたいな感じなのか?」

 

「いやー?全部ひとりの俺で記憶も経験も性格も同じ」

 

「どういう感覚なんだ…?」

 

ガラガラ〜

 

「「「お!!」」」

 

 とかなんとか話していると大怪我した緑谷が教室に戻ってきた。

 

「おお緑谷来た!!!おつかれ!!」

 

「いや何喋ってっかわかんなかったけどアツかったぜおめー!!」

 

「よく避けたよーーー!」

 

「一戦目であんなのやられたから俺らも力入っちまったぜ!」

 

「へっ!?」

 

 みんなが詰めかけて緑谷がめっちゃびっくりしてる。

 

「俺ぁ切島鋭児郎、今皆で訓練の反省会してたんだ!」

 

「私芦戸三奈!よく避けたよーーー!」

 

「蛙水梅雨よ、梅雨ちゃんと呼んで」

 

「俺!佐藤!」

 

「わわ…」

 

 皆の怒涛の自己紹介で緑谷がたじたじだ。

 

「騒々しい…」

 

「麗日今度飯行かね?何好きなん?」

 

「おもち…」

 

「机は腰かけじゃないぞ今すぐやめよう!!」

 

「ブレないな飯田」

 

 ザワザワしてると麗日が心配そうに緑谷に声をかける。

 

「あれ!?デクくん怪我!

 治してもらえなかったの!?」

 

「あ、いやこれは僕の体力のアレで…あの麗日さん…それより…」

 

 緑谷は爆豪を探しているらしい。

 

「皆止めたんだがさっき黙って帰ったぞ」

 

 緑谷が急いで正面玄関の方に走っていった。なんか話でもするんだろうな。

 

 

 

 

翌日ーー…

 

 正門の前にマスコミがうじゃうじゃといて登校する生徒たちにインタビューをしている。門塞いでどーすんだ登校の邪魔だろ。

 

「オールマイトの授業はどんな感じです?」

 

「新人教師って感じですね。」

 

「!そこんとこもっと詳しく教えてくれませんか!ってああ居ない!?」

 

 人混みを縫ってさっさと登校する。

 

 

 

「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった。

 爆豪。お前もうガキみてえなマネするな、能力あるんだから」

 

「………わかってる」

 

 …いやに素直だな…緑谷と話してなんかあったのか…?

 

「で。緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か。

 "個性"の制御…いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通させねえぞ。

 俺は同じ事言うのが嫌いだ、それされクリアすればやれることは多い、焦れよ緑谷」

 

「っはい!」

 

「さてHRの本題だ…急で悪いが今日は君らに…「!!」」

 

(((なんだ…!?また臨時テスト…!?)))

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

「「「学校っぽいの来たーー!!!」」」

 

 先生が言った途端に皆がテンションブチ上げになって騒がしくなる。

 

「委員長!!やりたいですソレ俺!!」「ウチもやりたいス」「オイラのマニフェストは女子全員膝上30cm!!」「ボクの為にあるヤツ☆」「リーダー!!やるやるー!!」「やらせろ!!」

 

「静粛にしたまえ!!」「!」

 

 皆が言いたい放題言ってゴチャゴチャしてる中響き渡った飯田の一言で皆が静まり返った。

 

「"多"を牽引する責任重大な仕事だぞ…!

 「やりたい者」がやれるモノではないだろう!!

 周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!

 民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票で決めるべき議案!!!」

 

「そびえ立ってんじゃねーか!!何故発案した!!!」

 

「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」

 

「そんなん皆自分に入れらぁ!」

 

「だからこそここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間という事にならないか!?どうでしょうか先生!!!」

 

「時間内に決めりゃ何でも良いよ」

 

 相澤先生が寝袋に入ってモゾモゾしながら答える。

 

 俺は委員長ならなくても良いか。上手くまとめた飯田に投票しよ。

 

 

 

 

 結果。緑谷に3票、八百万に2票で他は1票か0票だった。

 

「僕3票ーー!!!?」

 

「なんでデクに…!!誰が…!!」

 

「まーおめぇに入るよかわかるけどな!」「あ!?」

 

「1票……!!一体誰が……!」

 

「他に入れたのね……」

 

「おまえもやりたがってたのに……何がしたいんだ飯田…」

 

 飯田は多分緑谷に入れたっぽいな。ザンネン。

 

「じゃあ委員長緑谷、副委員長八百万だ。」

 

「うーん悔しい…」

 

「ママママジでマジでか…!!」

 

「緑谷なんだかんだアツイしな!」

 

「八百万は講評の時のがかっこよかったし!」

 

 

 

昼時ーー…

 

「お米がうまい!」

 

「3人とも、隣座っても良いか?」

 

「障子くんと分倍河原くん!良いよ!」

 

「それにしてもいざ委員長やるとなると務まるか不安だよ……」

 

「ツトマル」「大丈夫さ」「緑谷ならやれるさ」「ガンバレよ」

 

「緑谷くんのここぞという時の胆力や判断力は"多"をけん引するに値するだから君に投票したのだ」

 

 やっぱ飯田は緑谷に投票してたか。

 

「でも飯田くんも委員長やりたかったんじゃないの?メガネだし!」

 

「俺だって飯田がやりたそうだったから投票したのにびっくりしたぞ」

 

「そうだぞ、何故自推しなかったんだ?」

 

「僕に投票してくれたのは分倍河原くんだったのか!それは申し訳無いことをした…。

 だが"やりたい"と相応しいか否かは別の話…僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」

 

「「「「僕…!!」」」」

 

「ちょっと思ってたけど飯田くんて坊っちゃん!?」

 

「坊っ!!!………そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだが…」

 

 話によると飯田はヒーロー一家のインゲニウムの弟らしい。すごいな。

 

「あ。それなら俺も『ウウウ〜〜〜〜〜〜!!!!』

 

「警報!?」

 

『セキュリティ3が突破されました』

 

『生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難して下さい』

 

 なんか警報が鳴って人混みに揉まれた。何が起こってるのか分からんが俺の個性だとどうしようもない!

 とにかく近くで人が倒れないようにするしか…!飯田が浮いてる!?

 

「大丈ー夫!!

 ただのマスコミです!なにもパニックになることはありません!

大丈ー夫!!

 ここは雄英!!最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!!」

 

 ……すげえな飯田!流石だな!

 

 警察が到着し、マスコミは撤退。

 

 結局緑谷の推薦で飯田が委員長になった。

 

「私の立場は…!?」

 

 八百万どんまい。




白神紫音さん、誤字報告ありがとうございます。

編集しました。
隆鬼がトゥワイスのこと話そうとする描写を入れました。

ヒロイン誰にする?

  • 光堕ちレディナガン
  • 光堕ちトガヒミコ
  • 葉隠透
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。