黒龍を討ち損ねたリンク(厄災)が、ダンまち世界に出現したようです。 作:さぬきのみやつこ
ラウルが火の島で冒険をしている頃、リンクは何をしていたか?
普通の者なら、敵に囲まれている中で下手に動くことはしないだろう。
・・・・・・そう・・・リンクが、普通の者なら・・・
「ソウイエバ ウエノカイ ニ キタトイウ シンニュウシャ ハ ドウナッタカ キイテイルカ ? (そう言えば、上の階に侵入者が来たらしいけど、どうなった?)」
・・・・・・ワカリマセン (`・ω・´)
「アア ソウカ ! ヨロイ ノ イロ ガ チガウト デンタツ ガ デキナイ ダナ (鎧の色が違うと、テレパシーみたいなの使えないんだっけ?)」
ゴメンナサイ (・ω・)
「アヤマルコト ハ ナイ 。 ワルイガ シタノカイ ニ イル アオイ ノニ キイテキテクレルカ ? (下の階に、上にいるのと同じ青い鎧がいるから、聞いてきてほしい)」
・・・・・・リョウカイ デス! ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
「コレ ヲ ・・・ ドコカ ニ トビラ ガ アル 。 ソノ カギ ダ。(どっかに扉があるはずなんだけど・・・鍵は持ってるから、預けとくね!)」
アリガトウ! (╹◡╹)
「デハ タノンダゾ (頼んだ)」
ハーイ (・∀・) ・・・・・・・・・ (´・∀・`) ニチャア
ここからの、リンクの行動は早かった。
まず、歩き回っていた際に見つけていた鍵のついた扉で、貰った鍵を使用。
次に、扉の奥にあった宝箱からトライフォースを発見すると、リンゴをウルトラハンドして、ブループリントに保存。
そのまま、台座を見つけてプリントしたトライフォースでゴリ押し、下の階へ繋がる階段を発見していた。
下の階にも見張り達がいたが、仲間のフリをして突破した。
同様の手順を繰り返し、最下層へと到達したリンクは、
「よう・・・久しぶりだな?お前のおかげで、たくさん歩き回ったぞ・・・・・・・・・半日もだ!」
ベムラー) (うわぁ、何でコイツがいんの?)
この世界のラスボスに到達していた。
え?正規の攻略法?冒険で培われる成長?仲間との絆?
そんなもの、厄災(リンク)には、必要ない。
ゴールできれば、それが正攻法である。
➖メルカ島
リンクがベラムーと戦闘を開始した同時、ラウル、ラインバック、シエラ達は、火の島で救出した力の妖精“フーラ”を仲間に加え、メルカ島に戻ってきていた。
火の島で出会った予言師“フォーチュン”曰く、
探し人であるリンクは、フォーチュンでもよくわからないところにいる。(海王の神殿にあるけど、最下層にいるから見通せてないだけ。)
やっぱり有力なのは幽霊船だが、それを探すなら海図を手に入れた方がいい。
海図は海王の神殿にあると思うが、妖精の力で封印がされているので、囚われた妖精達も助けに行かないといけない。
妖精がいるのは各々の神殿だろうが、次の神殿を探すために海図が必要である。
なんともまあ、随分と振り回してくれると思いつつ、神殿に入るなら呪いをどうにかしなければならない。
ということで、この近海で1番の物知りだというシーワンに、助言を求めることになったのだ。
「フム、それで儂の所に戻ってきたというわけか・・・・・・フムフム」
「どうにかならないっすかね?」
「あるには、ある。・・・いや、あったというべきか・・・・・・」
「なんだよ?そんなのあるなら、教えてくれといたらいいじゃねぇか、ジーさん!」
「うるさいわ!人の忠告も聞かずに神殿に入りおってからに・・・それに、話は最後まで聞くもんじゃ!方法があった。と言うたじゃろう!今は、ないんじゃ!」
「なんだ、役に立たねえな。」
「言わせておけば、この若い者が!決めたぞ!お主が敬老精神を学ぶまで、儂は何も話さんからな!」
「ちょっと待ってよ、おじいちゃん!今は、それどころじゃないでしょ!」
「「・・・・・・・・・フン!」」
(どっちも、子供っす・・・・・・)
この後、ラウルとシエラが2人を宥めるまで話は進まず、ひとまず移動しようと、再び海王の神殿へと移った。
「ここじゃ、本来ならここに宝具があったはずなんじゃ」
シーワンに案内されて登った階段の先には、日の光がよく当たる位置に祭壇らしきものがあり、よく見ると何かが置いてあった形跡があった。
「そういえば、前来た時はここまで上がって来なかったっすね。」
「まあ、ラインバックのせいで、ゆっくり出来なかったのもあるけどね。」
悪態をつかれた当の本人は、はー、へー、などと言いながら祭壇を舐め回すように見ている。
「俺としたことが、こんな目立つ場所にあった宝を見逃してたとわなー」
「お主・・・盗っておらんじゃろうな?」
「盗ってたら、とっくの昔にトンズラして帰ってきてねぇーよ!・・・・・・ここに何が置いてあったんだ?」
「砂時計じゃよ。」
「「「砂時計」」」
「うむ。“夢幻の砂時計”と言うてな、日の光を浴びて神聖な力を蓄えた砂がな、どんな呪いも跳ね返してくれる宝具じゃ」
砂時計、返しときますねー!(╹◡╹)
「そうそう、これくらいの砂時計でな・・・・・・ファッ!砂時計⁉︎」
ラウルー、帰るよー。 (╹◡╹)
「リンクさん!?今まで、どこにいたんすか!?」
多分この中・・・出れないから、ボスっぽいのしばいてた。 (*^_^*)
「ボスっぽいのって、ベラムーのことか!?あれ特別な剣じゃないと倒せないはずじゃが!?」
上から爆弾を落とすだけの、簡単な作業でした。 (°▽°)
「・・・・・・マジか」
「おい、ジーさん!なんが起きたんだ!」
「う、うむ、話す時が来「それいいから、早く帰して」・・・・・・今、送り届けよう。」
➖ロキファミリア ホーム
「・・・・・・て、感じです。・・・はい」
あれから、無事にオラリオまで帰還したラウルとリンク、帰ったらホームでは大騒ぎとなっており、すぐに何があったかの報告会となった。
「まあ、無事に帰ってきて良かったよ。」
「まったくじゃわい!ロキから恩恵が消えたと聞いた時には、随分と肝が冷えたわ!」
ラウルは、仲間達に心配させたことについて申し訳なさを感じつつ、改めて都市外での不思議な体験を振り返る。・・・・・・振り返るほど、思い出がなかった。
「で、ラウルよ。リンクの姿が見えないのだが?」
「え?あれ?一緒に帰ってきたはずっすけど?」
「なんか?背中に紙が貼っとるで・・・」
一緒にいたはずのリンクがおらず、それに気づいたラウルは嫌な予感がした。
背中に紙を貼ったのは、リンクの仕業だろう・・・改めて言おう、ラウルはとても嫌な予感がしていた。
➖リンクの手紙
『ラウルへ
大地の汽笛をしたくなったので、少し寄り道してきます。
ロキ達によろしく言っといて
リンクより
PS.お土産に汽車持って帰るから!』
「「「「・・・・・・・・・リーンクッ!!!」」」」
ロキだけは、それでそリンクだと、ケラケラ笑っていた。
ラウルと夢幻の砂時計 ➖完➖
➖リンクに質問コーナー!
Q.海王の神殿で迷子にならなかったの?
A.迷子になったが、ファントム達に道を聞いたりしていた。
Q.ステイタスは封印されてた?
A.されてたけど、元々身体能力高いし、ラウルの腕あるし、シーカーストーンあるしで、割とチートしてた。
Q.砂時計はいつ手に入れた?
A.結構前にメレンでベラムーしばいた時に。
Q.夢幻の剣なしで、ベラムーは倒せたの?
A.トドメだけ、黄昏の光弓で刺した。ビタロやモドレコもあったし、吹き抜けの最下層にいるなら、上から大砲のゾナウギアと爆弾落とすだけで弱らせられたし・・・・・・
「・・・・・・出鱈目すぎないっす?」
そう? (-_-)zzz
この作品は今話をもって、完全完結とします。
読み返してみれば、駄文に誤字も酷い作品でしたが、最後までお付き合いくださった方は、ありがとうございました。
アイデアが浮かば、単話完結になりますが、しれっと更新するかもしれません。
どちらかと言うと今は新作を作りたい感じです。
コメントと評価、お気に入りしてくださった方々、励みになりました。ありがとうございました。