「最上様って寝顔は年相応だよな。」
「来栖と違って寝る時は熟睡してるから意外と起きないしな。」
「この間カバネが出た時、叩き起こされたけど寝ぼけてたのか、ロッカーにぶつかってた。」
「なにそれ。見たかった。」
「そんな15に俺たちはさ…。」
「やめろやめろ。その話題。」
「この間寝言言ってました。」
「そういうのが聞きたいんだよ。なんて?」
「563文って。」
「金勘定!菖蒲様と最上様に任せてるからな…。夢に見るほどしなくていいんだよ…。俺たちも手伝うか?」
「算学あんまり得意じゃないんだが…。」
「足すだけだろ!足すだけ!」
「この間2文合わなくて、計算し直して5文合わなくて、最上様がやってくれた。」
「うぐっ。」
「そういえば意外と眠くなるの早いよな。」
「こないだ艦橋であくびして、来栖に追い出されてた。」
「15だもんな。それに駅にいた頃は、汚れ仕事に奔走してた俺たちと違って、体力もそこまで必要なかっただろうしな。」
「堀川家ってさ。先代の奥「やめろ。その話題は駄目だ。」
「生駒って幾つだ?」
「17じゃなかったか?」
「最上様生駒より年下か⁉︎」
「巣刈は?」
「15だったはず!…仲良く友達にって感じじゃないな…。」
「巣刈は絶対侑那に気があるよな。」
「確かにそんな感じだな。15らしくて良いじゃないか。どんだけ斜に構えてても、好きな子がいるとか可愛いじゃないか。」
「最上様は?」
「好きな子?いるか?」
「小夜は懐いてるな。」
「ダメだろ。というか別に最上様が好きな訳ではないだろ。小夜が気に入ってるだけで。」
「鰍は?」
「無理だろ。絶対合わないわ。…というか最上様と合いそうな子いなくないか?」
「家柄だけで言ったら菖蒲様になっちゃう。」
「確かに家柄を忘れてたけど、好きな子ってそういうのじゃないじゃん!」
「好きな子に素直になれなくて意地悪しちゃうとか、照れて赤くなっちゃうとかさぁ。」
「最上様が意地悪したら大惨事になりそうなんだが…。」
「どんだけ壮大な意地悪すんだよ。」
「可愛い意地悪するの想像できなくて…。」
「わかるけど!好きな子にそんなことせんだろ!」
「この先どっかの駅で一目惚れとかしないかな。」
「したらどんな手を使っても甲鉄城に乗せそう…。」
「いや怖い。やめよう。この話題。」
「最上様ってちょっと背丈小さいよな。」
「確かに小さい気がする…けど巣刈もあんなもんだろ。…いや巣刈の方が大きいか?でも15ってあのくらいなんじゃないか?倉之助とか来栖って2年前どうだったっけ?」
「来栖はもう充分大きかっただろ。参考にならん。」
「倉之助は…。いや最上様よりは大きかっただろ。」
「将来倉之助くらいにはなるかな?」
「あのままってことはないだろ。」
「2年前の来栖くらい大きかったら15って忘れそうだわ。」
「今でもちょいちょい忘れてるだろ。」
服部と最上が戻ってきたのを見て武士達が一斉に黙る。
「…邪魔したか?いない方がよければ出て行くが?」
「大丈夫です!くだらない話してただけなので!」
「だが私がいたら続けにくい話題なんだろ?」
(最上様の話してたとか言えない。)
「好みの女の話をしてました。」
(雅客!よくやった!)
「へえ。」
「ちなみに最上様はどんな女性がお好きで?」
(雅客ぅ!)
「どんな?…うーん。」
(考えてはくれるんだ!)
「あまり賑やかなのは得意じゃないから、落ち着いた女性がいい。」
「甲鉄城で言うと?」
(掘り下げるのかよ⁉︎)
「…甲鉄城で…静殿?とか?磐戸駅では怖かったが…普段は落ち着いた方だろう。」
「年上好きということですか?」
「別にそういうわけではないが…甲鉄城だと殆ど年上なんだが…」
「それはそう。」
「菖蒲様とかは…」
「冗談でも来栖に睨まれそうな気がするからその話題はちょっと…。」
「ですね。」
(最上様もそういう認識なんだな。)
(来栖わかりやすいもんな。)
(15の配慮が凄い。)
(意外とこういう話題のってくれるんだな。)
先代の奥方(ホモ君のお母さん)?顕金駅にいるよ。^ ^
15歳の上侍の親が二人とも本編開始前に亡くなってる訳ないよね。お父さんは亡くなってますけど。
女の子の話ですが、一番歳が近くて条件を満たしているのは侑那です。
でもホモ君は自分の身分を弁えてるので、万が一侑那がタイプなんて噂を流されたら、お互いに不利益しかないので、相手として全く話題が盛り上がらなそうな静さんを出しました。
侑那は優秀なので運転士として気に入ってます。