【完結】カバネリ RTA 【金剛郭からの生存者】   作:神埼

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下侍達がくだらない話をしてるだけ


【小話】15歳

「最上様って寝顔は年相応だよな。」

 

「来栖と違って寝る時は熟睡してるから意外と起きないしな。」

 

「この間カバネが出た時、叩き起こされたけど寝ぼけてたのか、ロッカーにぶつかってた。」

 

「なにそれ。見たかった。」

 

「そんな15に俺たちはさ…。」

 

「やめろやめろ。その話題。」

 

「この間寝言言ってました。」

 

「そういうのが聞きたいんだよ。なんて?」

 

「563文って。」

 

「金勘定!菖蒲様と最上様に任せてるからな…。夢に見るほどしなくていいんだよ…。俺たちも手伝うか?」

 

「算学あんまり得意じゃないんだが…。」

 

「足すだけだろ!足すだけ!」

 

「この間2文合わなくて、計算し直して5文合わなくて、最上様がやってくれた。」

 

「うぐっ。」

 

「そういえば意外と眠くなるの早いよな。」

 

「こないだ艦橋であくびして、来栖に追い出されてた。」

 

「15だもんな。それに駅にいた頃は、汚れ仕事に奔走してた俺たちと違って、体力もそこまで必要なかっただろうしな。」

 

「堀川家ってさ。先代の奥「やめろ。その話題は駄目だ。」

 

「生駒って幾つだ?」

 

「17じゃなかったか?」

 

「最上様生駒より年下か⁉︎」

 

「巣刈は?」

 

「15だったはず!…仲良く友達にって感じじゃないな…。」

 

「巣刈は絶対侑那に気があるよな。」

 

「確かにそんな感じだな。15らしくて良いじゃないか。どんだけ斜に構えてても、好きな子がいるとか可愛いじゃないか。」

 

「最上様は?」

 

「好きな子?いるか?」

 

「小夜は懐いてるな。」

 

「ダメだろ。というか別に最上様が好きな訳ではないだろ。小夜が気に入ってるだけで。」

 

「鰍は?」

 

「無理だろ。絶対合わないわ。…というか最上様と合いそうな子いなくないか?」

 

「家柄だけで言ったら菖蒲様になっちゃう。」

 

「確かに家柄を忘れてたけど、好きな子ってそういうのじゃないじゃん!」

 

「好きな子に素直になれなくて意地悪しちゃうとか、照れて赤くなっちゃうとかさぁ。」

 

「最上様が意地悪したら大惨事になりそうなんだが…。」

 

「どんだけ壮大な意地悪すんだよ。」

 

「可愛い意地悪するの想像できなくて…。」

 

「わかるけど!好きな子にそんなことせんだろ!」

 

「この先どっかの駅で一目惚れとかしないかな。」

 

「したらどんな手を使っても甲鉄城に乗せそう…。」

 

「いや怖い。やめよう。この話題。」

 

「最上様ってちょっと背丈小さいよな。」

 

「確かに小さい気がする…けど巣刈もあんなもんだろ。…いや巣刈の方が大きいか?でも15ってあのくらいなんじゃないか?倉之助とか来栖って2年前どうだったっけ?」

 

「来栖はもう充分大きかっただろ。参考にならん。」

 

「倉之助は…。いや最上様よりは大きかっただろ。」

 

「将来倉之助くらいにはなるかな?」

 

「あのままってことはないだろ。」

 

「2年前の来栖くらい大きかったら15って忘れそうだわ。」

 

「今でもちょいちょい忘れてるだろ。」

 

服部と最上が戻ってきたのを見て武士達が一斉に黙る。

 

「…邪魔したか?いない方がよければ出て行くが?」

 

「大丈夫です!くだらない話してただけなので!」

 

「だが私がいたら続けにくい話題なんだろ?」

 

(最上様の話してたとか言えない。)

 

「好みの女の話をしてました。」

 

(雅客!よくやった!)

 

「へえ。」

 

「ちなみに最上様はどんな女性がお好きで?」

 

(雅客ぅ!)

 

「どんな?…うーん。」

 

(考えてはくれるんだ!)

 

「あまり賑やかなのは得意じゃないから、落ち着いた女性がいい。」

 

「甲鉄城で言うと?」

 

(掘り下げるのかよ⁉︎)

 

「…甲鉄城で…静殿?とか?磐戸駅では怖かったが…普段は落ち着いた方だろう。」

 

「年上好きということですか?」

 

「別にそういうわけではないが…甲鉄城だと殆ど年上なんだが…」

 

「それはそう。」

 

「菖蒲様とかは…」

 

「冗談でも来栖に睨まれそうな気がするからその話題はちょっと…。」

 

「ですね。」

 

(最上様もそういう認識なんだな。)

(来栖わかりやすいもんな。)

(15の配慮が凄い。)

(意外とこういう話題のってくれるんだな。)




先代の奥方(ホモ君のお母さん)?顕金駅にいるよ。^ ^
15歳の上侍の親が二人とも本編開始前に亡くなってる訳ないよね。お父さんは亡くなってますけど。

女の子の話ですが、一番歳が近くて条件を満たしているのは侑那です。
でもホモ君は自分の身分を弁えてるので、万が一侑那がタイプなんて噂を流されたら、お互いに不利益しかないので、相手として全く話題が盛り上がらなそうな静さんを出しました。
侑那は優秀なので運転士として気に入ってます。
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