今、奪還作戦書いてます。お気に召すかは分かりませんが。
雅客はふと気になったことを来栖に聞いてみることにした。
「最上様って普通に弱くはないよな。」
「そうだな。技術もある。速さなら己より少し速いしな。」
「えっ⁉︎お前より速いの⁉︎」
「速いぞ?全くついていけないほど速い訳じゃないが。」
「当たり前だわ。お前がついていけない速度出てたらもう人間じゃねぇよ。」
「だが速いだけだ。臂力がない。技術があっても、1合目からこちらが押し込んでしまえば、体勢が崩れる。最上は守勢に回らせれば押し切れる。いくら速くとも、体勢が崩れた状態からの攻撃は恐るるに足らん。先の先さえ取らせなければ、攻勢に回られることはない。最上は好戦的な質ではないし、並の相手なら後の先で充分だったからか先の先をとる戦い方はしないな。」
「なんだかんだ生駒と一緒にボロボロになってることが多いからどうなのかと思ってた。」
「生駒は技術がない。カバネリの身体能力と耐久力で戦っている。最近技術が追いつき始めてきたが。」
「生駒と最上様どっちが強い?」
「2人が戦うなら、殺すことが目的なら最上だな。制圧が目的なら生駒だ。己や無名は最上の攻撃を捌けるが、生駒は受け止めるまでだろう。最上は己と違い一刀で殺す剣術ではない。手数が多い。受け止めるのは悪手だ。捌く時にこちらの調子に巻き込まなければ攻勢には回れない。まあ制圧でも手足の腱をずたずたにして制圧出来るかもしれんが、長時間の拘束は最上には出来ない。最上の打突は軽いからな。昏倒させても短時間になるだろう。」
「へぇ。そういう感じなんだ。」
「本当なら、最上が生駒に戦い方を教えるのが一番いいのだ。生駒は身体で覚えるというより、理論で理解して身体の動かし方を覚える方が早い。己や無名より最上の方が理論的に教えられる。まあ最上は絶対に生駒には教えないがな。」
「忙しいから?」
「いざという時に、生駒を殺せる可能性を高くしておくためだな。」
「えぇ…。」
「己がいない時に、生駒がカバネにのまれれば、最上が殺すしかない。最初から殺す気でかかるなら最上は殺せる。無名も己もいない場なら、説得抜きで最短時間で殺しにかかるぞ。」
「狩方衆の瓜生は?」
「あれは己と最上の間くらいの能力だな。最上ほど速くはないが、最上より臂力がある。カバネ相手なら瓜生の方が安定して強いな。瓜生と最上ならば、同格くらいだな。瓜生は最上より臂力はあるが、最上の体勢を崩し切れるほど重い攻撃ではない。」
「なるほど。」
「まあ、カバネ相手だと最上は単純に臂力負けしやすいから、あっちへころころ、こっちへころころと転がされたりしてボロボロになるわけだ。本人も下手に力負けして叩き切られるくらいなら、吹っ飛んで距離を取ることを選んでるからよく飛ぶのもある。もう少し身の丈が大きくなって、目方が増えれば化けるぞ?」
「今でも俺たちからしたら充分強いけど⁉︎」
「今の最上の戦い方はあまり防衛や護衛向きじゃない。もう少し目方が増えて、安定して戦えるようになってくれないとな。とはいえあの戦い方だからこそ顕金駅で甲鉄城にたどり着いたんだろうが。」
「ん?」
「最上が臂力で勝てる相手など、上侍にも殆どいなかっただろうからな。そもそも回避や受け流すのが上手い。その上、擦り抜けざまに腱を切ったりする戦法は、カバネを殺す手段のなかったあの時は、最も有効な戦い方だっただろう。」
「ちなみに最上様が来栖相手に先の先をとった場合は?」
「一撃目で致命傷さえ負わされなければ己が勝つな。」
「待った!一撃目でお前が負ける可能性あるの⁉︎」
「ないわけではない。あれが負傷覚悟で先の先で狙うなら、間違いなく致命の一撃だ。というかあれが己を殺そうと考えた時点で正面から来るとは思えんがな。暗殺しにきそうだ。ただ最上は四方川家の利益を第一としている。己が敵対する理由がないから、特に警戒する必要もない。」
「暗殺…。まぁ確かに、いざ尋常に勝負!とは来ないだろうな。損害なく殺せる手段があるのに、なんでわざわざ相討ち覚悟の一騎討ちすると思う?とか言いそうだわ。」
雅客は大正解である。
対人間相手なら結構強いです。上侍で1、2を争う実力設定でしたので。
瓜生はハイパー捏造!海門では出せませんでしたが甲鉄城に乗ってます。普段はホモ君と物騒な軽口叩き合ったりしてます。別に喧嘩するわけじゃなく、皮肉に皮肉で返してくるのをお互い楽しんでやってます。
瓜生も吉備土あたりとは相性悪いと思います。
なので来栖もホモ君も、基本的に吉備土と瓜生は一緒に運用しません。
なにやらホモ君と爆速で仲良くなった瓜生に、雅客はちょっとギリィってしてますが、何かあれば普通に説得なしにぶち殺しに行く関係性です。
うちの甲鉄城前衛戦力ランキング(対カバネ)
1.無名、来栖
2.瓜生、生駒(むらっ気があるので上がったり下がったり)
3.ホモ君(不動の最下位)