仮面ライダー×仮面ライダー龍騎&鎧武開かれし鏡の扉と森への道 作:凌哉
突然耳鳴りが聞こえたと思えば契約モンスターに呼ばれ引きずり込まれるように鏡の世界に足を踏み入れた俺達はまず辺りを見回すと遠くから蓮と手塚がこっちに走ってきた
「城戸!」
「蓮!手塚!」
「お前も呼ばれたのか?」
「あぁ、さっきまで気絶してて目が覚めたらここだった」
「俺達もだ、たまたま手塚が近くにいて合流してあちこち見て回っていたところだ」
「どうだった?」
「間違いなくミラーワールドだ、俺達以外にもライダーはいるようだがまだ確認出来ていない。お前も探すの手伝え」
「わかった。と言っても一緒に行動するのか?」
「今は固まって動いた方がいい、3人で前方以外の周囲は警戒出来る」
「わかった」
そうして俺達は行動を開始した
しばらく歩いていると爆発音が聞こえた
「聞こえたな?」
蓮の言葉に俺と手塚が頷いた
「行くぞ!」
爆発音がした方向に走っていくとゾルダが王蛇と戦闘中だった
「あれ、止めなくて良いのか?」
「手を出すのは無粋だ放っておいて良いだろう」
そう言ってその場を後にしようとした時戦いに乱入者が現れた
漆黒の龍ドラグブラッカーと共に漆黒の龍騎ことリュウガが乱入した
「俺達の戦いは再び始まった!最後の一人になるために消えてもらう!」
「消えるのはてめぇだ!邪魔すんな!」
王蛇はベノサーベルで斬り掛かるが難なく青龍刀で受け止められそこにゾルダの砲撃が襲いかかる
そして距離をとり仮面越しに睨み合う3人の前に1人の青年が現れた
「楽しそうなことしてるね、俺も入れてくれない?その戦い」
「失せろ!」
「消えろ!」
「邪魔です!」
「じゃあ、勝手に乱入させて貰うね」
青年はドライバーを巻くと果物の形をした錠前を取り出し解錠した。
『グレープフルーツ!』
ドライバーにその錠前をセットする
『ロックオン』
ドライバーの脇に着いていたナイフで果物を切る仕草をする
『グレープフルーツアームズ!覇道!オン・ステージ!』
黄色と赤の装甲に身を包んだ鎧武者が姿を表した
「アーマードライダーグレン!俺の覇道の始まりだ!」
2本の刃を構えこちらにむかって来るグレンと名乗ったライダーに真っ先に王蛇が向かっていくが大振りな一撃を容易く躱され腹部に斬撃を入れられ
振り返り様に蹴り飛ばされリュウガの一撃をグレープフルーツを模した刃で受け止めもう一本の武器から銃撃を放ち怯ませると
2本の刃を振り抜き返す刀で更にもう一太刀浴びせ蹴飛ばす
そこにゾルダの砲撃が襲いかかるが跳躍して躱し背中に一撃いれる
「ちょこまかと!」
「消し去ってやる!」
「塵にしてあげます!」
『『Strikevent』』
王蛇の手には蛇の尾を模した鞭がリュウガの手には龍の頭を模した篭手が装着される
『shootvent』
ゾルダの両肩に巨大な大砲が出現する
「へぇ〜武器を変えられるのか!ならこっちも」
ベルトから錠前を外し新しい錠前を解錠する
『パパイヤ!』
錠前を再びベルトにセットする
『パパイヤアームズ!破壊!粉砕!爆砕撃!』
姿が変わりその手には柄の長い巨大なハンマーが握られた
「このアーマーはかなり装甲が厚いから大概の攻撃は効かないよ」
「おもしれぇ!」
王蛇はベノウィップを振り回し向かっていくが攻撃は効いていない
「君ちょっと引っ込んでて」
ハンマーを振り回して王蛇を吹き飛ばすとそのままゾルダに向かって歩き出す
ゾルダは砲撃を放つが止まる気配は微塵もない
「この距離で良いかな」
グレンがそう言うとハンマーを振り回し自分を中心に広範囲を薙ぎ払うとハンマーでゾルダを殴打する
そしてゾルダが怯んだ隙をついてベルトのナイフを傾ける
『パパイヤスカーッシュ!』
「破砕の殴打!」
ハンマーを下から上へと振り上げゾルダを宙に放った
そしてグレンも追うように跳躍しハンマーを振り下ろし
地面に叩きつけ更にバットを振る容量で壁に叩きつけた
「ガハッ!」
ゾルダはそのまま変身解除され気絶した
「次だ!」
グレンは更に錠前を付け替える
『ブルーベリー!』
『ブルーベリーアームズ!ササッと!見参!』
両手に小太刀が握られる
「まだまだ終わらせねぇぞ!もっと楽しませろ!」
王蛇はベルトからカードを引き抜き杖に読み込ませる
『Finalvent!』
紫色の蛇が現れ王蛇がその蛇に向かって跳躍し加速し連続蹴りを放つがグレンはその場から動かない
「死ね!」
グレンがその攻撃を受けた時果汁が弾けるようにして王蛇の視界から消えた
『ブルーベリースカーッシュ!』
「瞬閃斬撃!」
王蛇はグレンの小太刀に切り刻まれ変身解除に追い込まれた
「最後は君だね」
グレープフルーツに姿を戻し両手に持った武器を連結させベルトから錠前を取り外し武器にセットする
『ロック・オン!一・十・百・千!』
「いくよ!双刃斬撃!」
リュウガもファイルベントを発動し蹴りかかるが一の太刀で力を削がれ二の太刀をまともにくらい変身解除に追い込まれる
「君達中々だったよ!またやろう!」
そう言って青年は去っていった
そしてそれを見ていた蓮達3人はすぐに後を追って青年を呼び止める
「おい待て!」
「俺に何か用ですか?」
「お前はライダーなのか?」
「アーマードライダーグレンです。」
「お前の名は?」
「葛葉優太!鎧武になれなかったものです」
「どういう事だ?」
「そのままの意味ですよ!それでどうします?戦いますか?」
「今はやめておこう!」
「下手にお前を刺激するのは得策じゃない」
「俺も賛成だ!」
「そうですか、次あったら戦いましょうね仮面ライダーナイト
ライア、そして龍騎さん」
「なんで俺達の名を…」
「それはまたの機会に」
そう言って青年は煙のように姿を消した。
「なんだったんだ?」
「さぁな、なんにせよまずはこの世界の何処かにいるだろう神崎士郎を探す」
「あいつなら何か知ってるかもしれないしな」
「あぁ、探し出して何が起こっているのか聞いてみよう。」
そうして行動方針を決めて俺達は動き出した。
???
薄暗い場所に2つの影が並ぶ
「どうだった?俺達の側のライダーは?」
「なかなか楽しめましたよ、そっちも楽しめましたか?」
「まぁ、全員とは戦えなかったけどな!」
「それは俺もです。出来るなら龍騎やナイトと戦いたかったですよ!サバイブの力とやり合ってみたかった」
「俺もゲネシスつったか?その力とやり合ってみたいけどなこの世界に持ち込めてないからどうなるか分からない」
「どっちにしろ俺達はイレギュラー!存在していられるうちは楽しみましょう!」
「だな!」
2人は同じ方向に目をやるとチャックのような裂け目の先に広がる森とその先に実る謎の果実があった。
それが意味するのは2つの異なる世界が繋がり鏡の世界への扉と森への道が開かれた事を意味していた。
龍騎中心に書きました1話目も2話目もメインライダー変身してませんが次回はグレンVSバロン・ナックルを鎧武・斬月・龍玄VSムラクモを書きますのでお楽しみに