真っ暗な暗闇の中から少しずつ光りが差し込んでゆく
やがて光りが一面を覆い...目を開けると...
「...ん?」
目を開けるなり直ぐにベットから起き上がり、カーテンを思いっきり開ける
「うん!今日も良い朝だ!」
カーテンを開けるなり寝起きとは思えない大声を上げる
名を天馬司、フェニックスワンダーランドの一角であるワンダーランズ×ショウタイムの座長であり、神山高校の2年生でもある一人の生徒だ
脳を活性化させた後は階段を降り、学校に行くための準備をしていく
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「それでは、行ってくる」
「行ってらっしゃい。お兄ちゃん」
妹である天馬咲希から送り出され、少し早く家を出る
「今日もこの天馬司!誰よりも輝いて見せよう!」
周りを見ずに高らかに宣言し、歩き始める
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歩いていると、目の前にお爺さんが歩いていた
すると...
カラン
「...ん?」
お爺さんのポケットからなにかが落ちた
お爺さんはそのまま気づかずに角を曲がってしまった
(まずい、見失う前に届かないと)
心が真っ白な司はその落ちた物を拾い、同じように曲がり角を曲がる...が
「....なに?」
曲がり角を曲がった先は、行き止まりだった
(今...確かにここを曲がったはず...いや、曲がらないと見失わないはず...だが...どこにも居ない...?)
不思議に思った司は怖く思いながらも、落とした物をどうするか考える
「とりあえず...少し遠いが、交番に届けるか」
司は歩き出し、交番へと向かった
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司が手に持っている何かを見ると、それは丸い貝殻のような物だった
(こんな物、見たことがないな...)
司は思いつつも、その貝殻を落とさないように握ろうとすると...
カチ、という音がした
(ん?今のは...)
聞こえたのは貝殻の方からだった
見てみると...貝殻が開いていた
「ん?」
中を見ようとすると...
中にあった物が突然司の親指を傷つけた
「っ?!」
驚き思わず貝殻を落とす
親指を見てみると横一列に傷が付いており、血が流れ出ていた
「まずい...どうすれば...?」
血を止めようとした瞬間
(...突然...視界が...)
司は倒れ込み、意識が強く離れそうになる
(っ...意識が...)
気合いで持ちこたえていると、少しずつ視界が明るくなってゆく
視界が完全に晴れ、周りを見るといろんな人達が駆け寄っていた
「君!大丈夫かい?」
「は、はい...少しくらついただけなので」
「はい、落としたでしょ」
「あ、ありがとうございます」
司は貝殻を受け取り、中を見ると、そこには何かの欠片のような物が入っていた
「これは...」
全体が黄金で所々何かは分からないが何かの絵が浮かび上がっていた
(見たこともないな)
見てみたが余り分からず、仕舞いそのまま交番へと向かった
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交番に届けた後、司は学校へと向かっていた
(少し急がないと、遅刻してしまうな)
少し早歩きになっていると、司はある異変に気づく
「ん?これは...」
気づいた時、目の前を見ると人が倒れかける所を発見した
「!まずい!」
咄嗟に動いた司は、必死に向かうが間に合いそうにない
(くっ!)
助けようと手を伸ばした瞬間...
「!?」
司は驚いた。なぜなら、倒れ掛けた人は、目に映っている限りだと、浮いていたからだ
そして、何故が司には、その人の下に、『黄色い手』のような物が支えていたと言うのも見えていた
「なんだ...これは...」
その人は特に無くそのまま別れ、司は再び学校へと向かった
「...すこし、走ってみよう」
何かに気づいた司は、学校へと走って行ったが...
(っ!?やはり、体が軽い...?)
司の体は絶好調と言う言葉だけでは表せない程に軽いなっていた
お陰で、本来ならバテる程の距離を汗一つ無く学校へと着いた
本当は短編にしようと思いましたが想像以上に長くなりそうなので話に分けます。一応すぐ終わる予定です。よろしくお願いします。