う~ん、これは次回はないかな?
って言うか、早く本編進めるべきですよね。遅いって定評もありますし(汗)
次はなるべく早めに出しますので許していただけたら……。
NEWS・HEAD・LINEです。
SAOのブリュンヒルデは本当の女の子!?
SAOプレイヤーの間では『SAOのブリュンヒルデ』事、チナツさんと言えば男なのにブリュンヒルデ(笑)と一種のネタになっていましたが、この度実は本当は女の子であった事が判明しました!
その証拠としまして、チナツさんが実質女性しか入る事のできないあのIS学園に入学している姿が目撃されています。
この事から、チナツさんは本当は女の子である、という説が正しかったという事になります。
以上、NEWS・HEAD・LINEでした。
~そーどあーと・おふらいん ― しゅっちょうばん ~
皆さんこんにちは、『そーどあーと・おふらいん しゅっちょうばん』のお時間です。
司会のアスナです。
「解説のキリトです」
この番組は、情報規制の厳しいIS学園で起きた出来事を可能な限り皆さんにお届けする情報バラエティ番組です。
では、早速ですがNEWS・HEAD・LINEでも話題になりました、チナツさんが本日はゲストとして来て下さっています。チナツさん、どうぞ!!
「……どうも」
あ、あれ? チナツさん? 何やら偉くご機嫌ななめですね。
「しかも、SAO時代のアバターだし。こりゃ、女の子に間違われても……」
「ケンカ売ってるのか、キリト?」
わわ、だ、だめだよ二人とも! こんなところで喧嘩しちゃ!?
「ったく。言っとくけどな、俺は正真正銘の男だっての。なんでIS動かせたかこっちが聞きたいよ」
「ん~、こればっかりは解説のしようがないよな」
まぁまぁ、そんな原因がよく分からない事は言いっこなしって事で……。
「今さら言っても仕方ないけどさ、誰か一人ぐらいIS学園来いよ。本気で」
「まだ言ってるのかよ、お前」
「箒の奴がいて本気で助かったけど、正直すっごい心細かったんだぞ」
「気持ちは分からなくもないがけどなぁ……。クラインは本当に羨ましがってたけど」
「キリトも入学しろよ。ドヤ顔で、スターバースト・ストリームとかやればいい簡単なお仕事だぜ?」
「簡単な仕事じゃないだろ」
って言うか、キリト君。適性検査受けてるよね?
「は? マジで?」
「あぁ。お前の一件があってから全国で男性向けのIS適性検査があったんだよ。まぁ、結局誰も動かすことができなかったわけだが」
それで、ますますチナツ君の価値が上がっちゃったって流れなんだよね。
「嘘だろ。全然聞いてなかったぞ」
「ぬか喜びさせないための処置じゃないのか? 実際誰も動かせなかったわけだし」
「くそ、リズ達も全員適性が低いって言ってたし、せめてチンクの奴が来てくれたらなぁ……」
「ノンさん達がいるだけマシだろ?」
「あの人達とはSAOでもそんなに話したわけじゃないしなぁ……」
実は私、適性ランクBだったけど、黙っておこう……。
~ユイちゃんのトリビア~
「ISは本来宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツでした。しかし、とある事件を境に兵器としての有能性が高く評価され、現在の兵器としての運用がされるようになってしまいました。
以上、そーどあーと・トリビアでした」
~プレイバック・コーナー~
「プレイバックってのはちょっと違うんじゃないのか? 別にゲームの中での出来事を振り返るわけじゃないんだから」
「まぁ、細かい事は気にすんなって」
コホン、このコーナーはプロローグから第十六話までの中からいくつかのシーンをセレクトしてゲストと一緒に解説していくコーナーです。
では、まずはこのシーンからです。
『私の現実での連絡先だが、お前も知っての通り少々環境が特殊でな? まずは……』
『『『あ』』』
……チンクちゃん。(ほろり)
「あ~、チンクの奴が連絡先を言いきる前にSAOからログアウトした瞬間か。懐かしいな……てか、ゲーム内の話だし。しっかりと、プレイバックになってるし」
「結局、まだ連絡取れてないんだろ?」
「あぁ。まったく、アイツ何やってるんだか……」
お姉さんに頼んで連絡してもらえないの? よく分からないけど、チンクちゃんって昔チナツ君のお姉さんにISを訓練してもらってたんでしょう?
「ん~、そうなんだけどさ。千冬姉にSAO時代の話をする気がおきなくてさ」
けど、アミュスフィアを買ってくれた上に、ALOのソフトも買ってくれているんでしょ?
「そうなんだけど……」
「まぁ、そこら辺はチナツの踏み込んだ話だ。あまり深く聞くのはよそう」
うん、そうだね。けどね、チナツ君。何かあったら、すぐ私達に連絡してね。いつでも助けになるから!
「あぁ、サンキュー。アスナ、キリト」
うん! それでは、次のシーンです!!
『プレゼントは当然―――』
『う、うわぁあ!!?』
『美女の弾丸だ』
シノのんとチンクちゃん大活躍だね!!
「おいこれ、番外編じゃねぇか。未来の話だし。しかも、またちゃんとプレイバックになってるし。」
「まぁ、シノンは親友で、チンクを妹みたいにアスナは思ってたし、仕方ないんじゃないか?」
「そこで、アスナの肩を持つあたり、さすが夫婦と言うべきか……」
やだ、もう! チナツ君ッたら!!
「いたい!? 背中叩くなよ!?」
「しかし、この二人って意外に仲良いよな」
そう言えばそうだね。シノのんがSAO入りたての頃、キリト君が攻略で忙しかった時チンクちゃんが短剣の使い方教えていたよね?
「あぁ。攻略から戻ったら、シノンの構えが映画で見た軍人みたいになってて、正直本当に驚いた。って言うか、ビビった」
「なんか、昔の自分に似ているから放っておけなかったとかチンク言ってたっけ。確かに、チンクって初めて会った頃は愛想なかったな」
「始めの頃と言えば、アスナもそうだったけどな」
もう、キリト君!!?
「はは、悪い、悪い」
「(ナチュラルにいちゃつくなよ)」
次だよ、次!!
『そん……なっ!!?』
『届いたぞ、オルコット!!』
セシリアさんとの戦いのシーンだね。チナツ君がヴォーパル・ストライクを再現してレーザーを切り裂くシーン。
これはなんだか、意外だなぁ。
「何がだよ?」
「だって、お前。SAOじゃ、あまりこのスキル好んで使わなかっただろ」
「そりゃ、そうだけど。けどそれは、SAOでの俺のステータスが関係しているのもあるぜ」
そうだね、ヴォーパル・ストライクは体勢からして他のソードスキルよりも隙が生じやすい。キリト君みたいに一撃が重くなる筋力重視のキャラと違って、チナツ君は手数で攻める俊敏性のキャラ。手数で攻める分、隙の少ないソードスキルを好んで使っていたからね。
私も、細剣だったからちょっと気持ちわかるな。
「あぁ。だけど、俺のIS・白式の能力は零落白夜っていう、早い話一撃が必殺になる能力だ。SAO時代とは違って、多少の隙ができてもヴォーパル・ストライクが有効な技に感じて使ったんだ」
「さらに言うのなら、これはあくまで再現であってSAO世界でのソードスキルじゃない。必然的にスキル後の硬直なんかも発生しないから隙も少ないんだよな?」
「そうだな」
へぇ、じゃぁ現実世界ならバンバンソードスキルを使えちゃうんだね。
「そうでもないさ。確かに、ISを使う事で生身じゃ考えられないような身体能力になるから一見何でもできそうだけど、それでもシステムアシスト無しじゃキツイものだってあるしな。何より、やってるのはただの模倣だし」
「そこら辺は、ISを使えるチナツしか分からない事だな」
とにかく、まだまだ初戦! 今後のチナツ君の活躍に期待って事ね!
「うまくまとめたな、アスナ」
以上、プレイバック・コーナーでした!!
~ユイちゃんのトリビア~
「チナツさんが使用しているIS・白式の武器の名は雪片弐型。かつてチナツさんのお姉さんが使っていた武器の後継武器です。
また、SAOでチナツさんが振るっていた武器の名も雪片でした。カーディナルが生成した武器と予測されますが、本来世界中の伝説、伝承を元にしているカーディナルが何故現実に存在している武器をモチーフにSAO内で雪片を作ったのか今でも分かっていません。
以上、そーどあーと・トリビアでした」
~悩み相談・コーナー~
このコーナーではIS学園の生徒さんから送られる、様々な悩みを解決していくコーナーです。
専門的な悩みはお答えするのは難しいですが、私生活の悩みなどを解決できたらいいと思います。
「IS学園の生徒か。完全に俺の知らない人達だよな」
「一応言っておくけど、俺だってクラスメートと何とか話ができる程度だからな。第一、入学してまだ一ヶ月もたってないし」
お葉書やメールで来てるから、そんなに気にしなくても……。それでは、まず一つ目の相談です。
え~と。
『出番が、出番が欲しいのよ。そりゃぁ、おりむr……上からは対象者がある程度生活になじむまで接触がを控えるようにって言われてるけど……。
かんざs……妹は、なんか早期接触フラグ立ててるし、一応私も原作ではヒロインなのよ!?
いいじゃない早めの登場したって。そんなのは二次創作の特権なんだし……
謎の会長X』
……このあとは永遠と長い愚痴が続いてるわね。う~ん、これはどういう風に答えたらいいのかな?
「よく分からないけど、出たければ出ればいいんじゃないか?」
「あのな、チナツ。この人も言ってるだろ? 上から止められてるって」
「ん~、けど欲しい物は無理やりでも勝ち取る物だろ?」
「いや、なんだよその脳筋思考」
「アスナだって、そうやってキリトをものにしたんだろ」
な、ななな何言ってるの、チナツ君!?
「い、痛い痛い!? だから背中叩くなよ!?」
「あ~、相談者の人。果報は寝て待てって言葉もあるし、焦ると碌な事にならないぞ。……って、感じでいいのか?」
結局、そう言った答えになっちゃうよね。謎の会長Xさん、チャンスは絶対めぐってくるから焦らずじっくり待ちましょう!
それでは、次の質問です!
『私、ある方が気になってしまって仕方ないですの。ですけど、その方に決して許されない発言をしてしまいました。その方は許して下さっているのですが、どうしてもその事が頭から離れずうまく話しかける事ができません。どうしたらいいのでしょうか?
とある貴族』
これは深刻な悩みだね。
「そうだな、自分を許すことって難しいもんな。俺だって、そうだ」
「そう、だな」
二人とも、色々思う所はあると思うけど、悩み相談だよ。この相談に私達なりに答えてあげないと。
「ん~。経験者の視点から言うと、その人に自分ができる事を見つけることかな?」
「どういう事だよ、チナツ?」
「嫌な言い方かもしれないけど、それが免罪符になるんだよ。自分でも何かできれば、許された気分になれる」
けど、それって根本的に解決してないよね?
「あぁ。だから、これはあくまできっかけにするんだ。そこから少しずつ絆を紡いでいけば良い」
「なるほどな。相手がまだ身近にいてくれるのなら、そう言う方法もありだな……」
う~ん、なんだかこのままだと逆にこっちが相談したい雰囲気になっちゃいそう。とある貴族さん、そう言った方法もあるという事です。もし、まだ気になるようなら、遠慮なくまたご相談ください!!
以上、悩み相談コーナーでした!!
それでは、そろそろお別れのお時間です。チナツさん、今回初ゲストという事でしたが、いかがでしたか?
「色々言ったけど、久しぶりにこのアバターになってちょっと懐かしかったな。けど、なるべく早めにALOにログインできるようにするから、待っててくれ」
キリトさんはどうでした?
「まったくひどい目に合わなかったな。やっぱりゲストが男だといいな。うん」
ちょっと反応に困る発言だけど……私も、久しぶりにチナツ君に会えて嬉しかったかな。
まだ本編じゃ回想シーンしか出てないし。
チナツ君、もし良かったらリアルでも一緒に料理の話で盛り上がろうね!
「素直に頷くか悩むよな、その発言」
「お前の事は信用してるし、気にすんなよ。今度、俺にも旨いの作ってくれよ」
「おう、任せろ」
キリト君の発言には素直に頷いちゃってる!? やっぱり二人って!!?
「「ち、違う!!?」」
息もぴったり!? キリト君のばか~~!!!
「あ、アスナ!? ま、待ってくれ!!?」
「あ~あ。二人とも行っちゃったよ。え? 何? 俺が提供先言って終わり? え~と……」
この番組は、未来あるIS操縦者を安全に育成していく、IS学園の提供でお送りしました!!
「って、IS学園の提供かよ!!?」
はぁ~、休憩のお茶の一息は最高ですね。
いえ、別に今のお仕事に不満があるという訳ではないのですが、何と言いますか生徒に
どうにも舐められているような気がして仕方ないんですよ。
私だって、先生なんですからね!?
え? ここって、そう言う愚痴を言うコーナーではない?
って!?か、カメラ!? どうして撮ってるんですか!? だ、駄目ですよぅ!? 私生活を撮らないでください~!!?
モッピー今日は理解したよ。ヤマヤマは私生活ジャージのだらしない奴だって事を。
たまたま洗濯して服がなかっただけですから!!?