とある妄想の狂乱共演   作:enpitu

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第一話です。春日部防衛隊のほうの話です。
ねねちゃん視点ですので注意してください。


第一話(表)

 今思えば、なぜあの時気づいてあげられなかったのか。それは、今でも消えることのない後悔である。

 

 私たち、かすかべ防衛隊(この間の学園都市防衛隊は風間君のもう反対で結局、春日部防衛隊に戻った、私も本気で変えようとは思っていなかったのでよかったが)は、結構複雑な立場にいる。まー、うちの連中も私も特に気にしていないが。しかし、それなみにいろんな立場がある。私にもいろいろと立場ができ、ただの春日部防衛隊のマドンナ(自称)ではいられなくなった。ボーちゃんは研究者になったし、風間君としんちゃんは違う学校になってしまった。マサオも何かと忙しいらしく同じ学校なのに一日中会えない時もある。でも、今でも私たちは春日部防衛隊だし、これからもそうである、これだけはちかえる。

 そんな私たち、かすかべ防衛隊は今日は活動なしだ。私たちも毎回集まるわけではない。なのでいつものメンツ(主にマサオ)と珍しくボーちゃんの二人を連れて帰っていた。しんちゃんと風間君は、違う学校のため一緒に帰れる時が少ない。ボーちゃんと一緒に帰る日が少ないのは、研究者になっていこう研究が忙しいらしく、なかなか学校に来る時も少ないのだ(そして研究がやばくなるとマサオもつれていく、なんでも彼はあれでなかなか才能あるらしくよくヘルプの手伝いをしたりする)。そして今日もいつもと同じ一日が終わるそう思っていた。

「チェイサー」そんな声を聴いたのは帰り始めて5分ほどたったころか。見ると女の子が思いっきり自販機蹴飛ばしている。なんか厄介ごとそうな雰囲気だったので逃げようとしたら、それが見知っている二人だったのでどうしようか迷ったが仕方なく声をかけることにした。

「こんにちは、上条さん、御坂さん」

そう声をかけると彼らはこっちに気づいたように顔を向けてきた。

「あー、あんたたちか」

そういったのは御坂さんだ。彼女はしんちゃんの恋人(こういうと彼は否定するだろうが)の柊椿(ひいらぎつばき)通称つばきちゃんの先輩にあたる人だ。

椿ちゃんとはこの町に来て、ある事件を通して出会った。というか、再会した。昔、映画の中に入った時に出会った少女である。今では普通の中学生として、常盤台中学に通っている。出会ったときはそれはそれは大変な目に(主にしんちゃんのせいで)あったが、その話はここでは置いておこう。

 その椿ちゃん関係で彼女(御坂さん)にも出会った。非常にさっぱりした性格のため、結構仲がいい。

「えーと、こんにちは」

そう、なぜだか迷いながら答えたのは上条さんだ。彼は、神出鬼没というか、なんというかよく春日部防衛隊の活動中に出会う。不幸体質というやつで、よく不幸になっている残念な友人だ。だが、それでも人のために行動できる彼には、感心する。

「それでどうしたんですか」

マサオが聞くと

「あー、それがねここの自販機壊れてるじゃん」

確かにこの間あたしこの自販機にお金食われたし。そう思い、私がうなずくと

「それでね、ここのジュース固定してるばねも壊れてて、ちょっと蹴ったらジュース落ちてくるじゃん、それをこいつの前でやったらなんか怒られてさ」

「あー、確かにたまにしますよねそれ、私もたまにしますけど、何か落ちるかわからないのが難点ですよね」

そう二人で話してると

「お前らがそんなことするから自販機壊れたんじゃないか」

と上条さんが言ってきた

「そーだよ、それに壊れてるからって蹴っちゃだめだよ」

「ぼー」

なぜだか男連中につっこまれた。

「うるさいわね、あんたたち、もしかしてのまれたの」

そういうと、男連中がこれ見よがしに動揺した

「2000円」

上条さんが静かにそう言った

「ぼー、2000円」

ぼーちゃんもそういった。

「僕10000円」

マサオがそういった。

それを聞いた私たちは爆笑した。

「2000円と10000円てあんたたちバカじゃないの」

そういって、御坂さんも笑ってたが否定できないと思った

「じゃー、あたしがなんとかしたげる」

そういった御坂さんは何と自販機に電流流し始めた。当然お金は帰ってこなかったが、ジュースがばかみたいに出てきた。それを御坂さんが渡そうとすると、男連中は走って逃げた。

警報ごときで逃げるとは肝っ玉の小さい男だ。

 その後、彼らを追っていった御坂さんにやっと追いついた私がみたものは、なんと御坂さんが二人になっている光景だった。

「御坂2号」

そういっている上条さんだが、御坂2号は安直すぎだろ、と突っ込む前に

「妹です。御坂は答えます。」

とこれまた独特の喋り方で返事をしてきた。

 その後、突然元気のなくなった御坂さんが妹?を連れて帰って行った。私たちはそれを見送るしかできなかったが、今思えば、なぜだか、ぼーちゃんとマサオの顔が一瞬青ざめたように見えた。

 なぜだか、ぼーちゃんもマサオも用事があると帰ってしまったし、私一人で特にすることもないし、その日は帰った。しかし、次の日からぼーちゃんとマサオが学校に来ることはなかった。

 

 

 

 




やっと第一話です。
遅くなり申し訳ありません。
設定集は、もう少しお待ちを
それでは
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